フランスの大統領選挙に立候補するには国会議員や市町村長ら500人以上の推薦が必要で、第1回投票で過半数を得票した候補者がいれば当選となるが、過半数に達する候補者がいなければ上位2人が決選投票へ進み、1票でも多く獲得した候補者が当選する。1965年から今回まで7回行われてきた大統領選で、いずれも決選投票にもつれ込んでいる。選挙権は18歳以上に与えられており、大統領の任期は5年。
1995年から約12年間大統領を務めてきたジャック・シラク氏の任期満了に伴う大統領選挙は今年4月22日に第1回投票があり、保守系与党の国民運動連合(UMP)のニコラ・サルコジ党首、社会党の女性候補のセゴレーヌ・ロワイヤル元家庭担当相、中道フランス民主連合(UDF)のフランソワ・バイル議長、極右の国民戦線(FN)のジャンマリ・ルペン党首ら12人が争ったが、過半数に達する候補者がいなかったため、ともに大統領選挙に初めて挑んだサルコジ、ロワイヤルの上位2候補が5月6日投開票の決選投票に進んだ。