レバノンで活動しているイスラム教シーア派の民兵組織で、イランの指導によって1982年結成された。ヒズボラは、アラビア語で「神の党」の意味。イランやシリアの影響下にあるとされて反米・反イスラエルの傾向が強く、レバノン南部を中心に支持されている。レバノンで政党を持ち国会議員を擁しており、昨年夏から連立内閣に参加して2人の閣僚を出している。また、学校や医療機関を運営するなど社会福祉活動も手掛けているため、貧困層の支持を集めている。
1985年からレバノン南部を実効支配していたイスラエルを攻撃し、イスラエル軍が2000年に撤退後も国境を挟んで交戦を繰り返してきた。また、1984年にレバノンの首都ベイルートで駐レバノン米国大使館への自爆テロを起こすなどしており、米国はヒズボラを「テロ組織」に指定している。