日本政府は2003年12月、米国で牛海綿状脳症(BSE)の発生したのを受けて米国産牛肉の輸入を停止。2003年度の輸入量は輸入牛肉の約4割に当たる約20万トンと、オーストラリアに次いで多かったため、米国産牛肉を使っていた牛丼チェーン「吉野家」が牛丼の販売を休止するなど影響が広がった。
米国から輸入再開を求める声が高まったため、日米両政府が協議。昨年12月に、生後20カ月以下の牛に限り、脳や脊柱(せきちゅう)といった特定危険部位を除去するとの条件を付けて約2年ぶりに輸入解禁した。だが、今年1月20日に成田空港で、米国から輸入した牛肉に脊柱が付いたままなのが見つかったため、政府は再び輸入を停止。