東京都と北海道、神奈川県など13都道県知事選と、札幌市、静岡市など4政令市長選が4月8日投開票された。現職で立候補した9人は全員当選し、東京都知事選で自由民主党と公明党の支援を受けた現職の石原慎太郎氏が3選、北海道の高橋はるみ氏、神奈川県の松沢成文氏、福井県の西川一誠(いっせい)氏、三重県の野呂昭彦氏、徳島県の飯泉嘉門(かもん)氏、大分県の広瀬勝貞氏、佐賀県の古川康氏がいずれも再選を決め、福岡県の麻生渡氏が4選となった。初当選を決めたのは、岩手県で前衆院議員の達増拓也氏、奈良県で前参院議員の荒井正吾氏、鳥取県で前副知事の平井伸治氏、島根県で元財務官僚の溝口善兵衛(ぜんべえ)氏。
今回は今年夏の参議院議員選挙の“前哨戦”として注目されたが、自民党系候補と民主党系候補との戦いで自民党系が3勝2敗と上回った。また、13都道県知事選で勝利した13人のうち10人が中央官庁出身者で、これで全国47都道府県の知事のうち31人と全体の約3人の2を占めることになった。
△第16回統一地方選挙の後半戦を迎え、候補者のポスターが並んだ掲示板(東京都板橋区で撮影)
4つの政令市長選挙は、札幌市で民主党と社会民主党が推薦した上田文雄氏が再選を決めたほか、静岡市で自民党と公明両党推薦の小嶋善吉氏が合併前から通算して5期連続当選、広島市で民主、社民両党と日本共産党が支援した秋葉忠利氏が3選を果たした。静岡県浜松市では、元民主党衆院議員の鈴木康友氏が現職らを破って初当選を決めた。
併せて、新聞報道によると東京都、茨城県、沖縄県を除いて実施された44道府県議会議員選挙では、民主党は改選議席312を上回る375人が当選した。一方、自民党は改選議席より101人減の1212人、共産党も改選議席より6少ない100人、社民党も23人減の52人にとどまった。公明党は181人が全員当選した。
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