大阪府内にある国立大学法人の
大阪大学と
大阪外国語大学(以下、
大阪外大)が3月23日、来年10月をめどに統合することで基本合意した。名称を「
大阪大学」とし、
大阪外大は「
大阪大学外国語学部」に生まれ変わる。
大学院を含めた学生数は、
大阪大学が約1万9000人、
大阪外大が約4800人。国立大学法人で既に統合したのは13組あるが、合わせて2万人以上になるのは初めてという。今後、「
大阪大学・
大阪外国語大学統合推進協議会」で人事などの調整を進める。
大阪大学は、吹田市と豊中市にキャンパスを構える総合大学。1931年に日本で6番目の旧帝国大学となる大阪帝国大学として創設された。当初は医学部と理学部の2学部だったが、33年に大阪工業大学を吸収して工学部を設置。第二次世界大戦後の47年に
大阪大学」へ改称。文学部や経済学部、薬学部、人間科学部など学部数を増やし、
大学院も拡充してきた。吹田市に医学部附属病院もある。
大阪外大は箕面市にキャンパスがあり、25言語を専攻できる外国語学部と、
大学院言語社会研究科がある。大阪の実業家だった故・林蝶子氏が「大阪に国際人を育てる学校を」と私財100万円を国に寄付したのをきっかけに、1921年創設された大阪外国語学校が前身。大阪・上本町にキャンパスを置き、支那語(中国語)など9語部を置いた。戦時中の44年に大阪外事専門学校へ改称し、49年に
大阪外国語大学として発足。79年に箕面市に移転した。
東京外国語大学(以下、
東京外大)と姉妹校で、卒業生に直木賞作家の故・司馬遼太郎氏、陳舜臣氏らがいる。
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