日本政府が、国際会議などの場で北朝鮮による拉致事件など人権問題の交渉役として昨年12月6日に新設したポスト。政府間の対話や、国際連合(国連)人権委員会など人権問題を扱う会議に出席し、北朝鮮による拉致問題解決へ向けて国際包囲網を形成する役割を担う。初代大使には、斎賀富美子(さいが・ふみこ)駐ノルウェー大使兼駐アイスランド大使を任命した。
斎賀さんは、香川県生まれの62歳。
東京外国語大学を卒業し、1966年外務省に入省。埼玉県副知事や、国連大使などの要職を歴任した後、2003年9月から駐ノルウェー大使、03年10月からは駐アイスランド大使を兼任している。人権問題を扱う国連第三委員会を担当した経験を持ち、現在は国際連合の女性差別撤廃委員会の委員も務めており、外務省は任命理由を「豊富な人権問題への知見と経験を持っており、最適任と判断したため」と説明した。斎賀さんは駐ノルウェー大使、駐アイスランド大使も含めて3つの大使を兼務している。
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