[2008年10月01日(水) ]
先日、第141回のTOEIC公開テストを受けながらあることが気になった
それは、アポストロフィの所有格
パート7で、"the book's contents"という表現があった。
基本的にはアポストロフィで所有格にできるのは生きているものだけ。無生物は原則として"of"を使って所有を表すが、例外的にちょっと生物に近い感覚で、
Japan's economy
the world's population
the ship's crew
などは違和感がない。
でも"book"はどうなのか?生き物に近い??
・・・と思って、「教師のためのロイヤル英文法」(旺文社)を開いてみた
すると、無生物に "-'s" のつく場合として、いちばん最後に
「その他(人間の行動に関係の深い名詞)」とあり、例としては、
the plan's importance
journey's end
the book's title
などが挙げられている
ということは、"the book's contents"も問題ないようなのだけれど、
この「人間の行動に関係の深い名詞」というのがなんともあいまいな表現!
実際、地球上に存在するもので、人間の行動に関係のないものを探すのも大変なような気がする(笑)
TOEICなんてまさしく!!密接な関係があるので・・・
TOEIC's results
とかってなるのでしょうね
ところでついでに、"Fowler's Modern English Usage"の該当箇所を見てみると、
「必ずしも適切とは言えないが、1世紀前と比較すると格段に無生物にアポストロフィ'Sの所有格が使われるようになった」というような記述がある(注:引用ではなく、私の大まかなサマリー訳です)
よくこのことで、通学講座を一緒に担当しているパトリック先生ともお話するのですが、お互いにこのようなアポストロフィの使用にはあまり寛容になれないタイプで、、、
Are WE too conservative? Obsolete?
なんて笑っているが、、、それどころか1世紀前なのかも?
言語自体が「生物」であることをわかってはいるけれど、どうも新聞で日々こんなアポストロフィの「濫用??」を目にすると、ちょっと考え込んでしまう
いったいどのあたりで妥協点を見出したらよいのか?
などと考えていると、夜もおちおち眠れない・・・