[2008年07月31日(木) ]
以前より某所で英検1級ライティングのクラスを担当している
1級のライティングは与えられたトピックについて200wordsほどでエッセーを書くのだけれど、形式としてはTOEFLのライティングによく似ている。
少し異なる点と言えば、TOEFLよりもsocialなトピックが多いこと、そして与えられたキーワードを使用するよう指定される点くらい。
さて、先日私が選んだトピックです
Do you think animal rights should be respected?
これに対して、YesかNoで答えて具体的な理由付けをすることになる。
私としてはトピックを作りながら、「これはNoで答えた方が書きやすいだろうなぁ」と考えていた。
ところが、生徒さん方が書かれたものは・・・
案の定、"Yes"の答えばかりだった
これは以前から思っていたことなのだけれど、
日本人の特徴なのだと思う、、、多くの方はこの種の質問に対してとりあえず"Yes"で答える傾向がある。
そして、よくあるパターンとしては、
I think animal rights should be respected.
としたところまでは良いが、その裏づけが十分にできないまま、、、何となく主張が弱くなってしまい、結論もピシッと決まらない

私がいつも言っていること
どちらの側の主張(YesかNoか?)にするのかを先に決めるのではなく、persuasiveな主張ができるのはどちらなのか?を考えましょう!!
採点者は、受験者の主張がどちらでも構わない!!それよりもいかに首尾一貫した説得力のあるエッセーであるか?それが採点の基準になるのだから
通常日本の学校では、ディベートの訓練を受ける機会は少ないけれど、実際のディベートでは、どちらの側になるのかは選ぶことができない。
・・・その点、英検やTOEFLのエッセーでは、自分の書きたい書きやすい側のargumentを選んで展開させられる、、、この点はとってもラッキーなのです
「動物に権利なんてない!!」って主張してしまうと、冷たい人間に思われそう??
そんな心配は全く無用です(笑)
きっと、このトピックに対しては圧倒的に、日本人は"Yes"で答える〜〜そんな中"No"で答えてビシッとargumentを展開させられれば、あなたの答案が光ることは間違いありません
日本では、相手に対してとりあえず相槌を打って同意し、同じ気持ちを共有することによって円滑な人間関係が構築されるのかも知れないけれど、そのコンセプトってエッセーを書く上では大きな邪魔になってしまいますね。
私だったら・・・
Animal rights should not be respected.
とまるで「101匹わんちゃん」に登場する超イジワルな女のように
ビシビシと議論することでしょう・・・
本当は動物大好きですけれどね