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1965年生。早稲田大学第一文学部を3か月で勇退。広告業界を経て25歳でフリーライターに。企画・編集した『日本一醜い親への手紙』はベストセラー。『完全家出マニュアル』で造語した「プチ家出」が流行語に。2007年春から東京大学(駒場キャンパス)で自主ゼミの講師を始める。著書に『親より稼ぐネオニート』(扶桑社新書)、『ゲストハウスに住もう!』(晶文社)など多数。
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お父さんの育児 (2008年06月22日)

第45回 在日外国人の住宅問題C[2008年04月25日(金) ]

 「座游」の外国人サポート・サービスの対象エリアは開始当時は東京都のみでしたが、現在では電話とメールですべて対応する形で全国にまで広げています。

 入国管理局の統計によると、既に200万人以上の外国籍の人が日本に住み、年間7万人以上が新たに日本に住み始めているといいます。

「全国で同じ問題があって、地方ほど深刻です。
 日本はもう外国人を受け入れるしかないのに、いつまでも偏見なんて持っていられないでしょう。
 住宅を借りられない『住宅弱者』には外国人だけでなく、障害者、母子家庭、単身高齢者と4者がありますが、それぞれ対応策が違います。
 行政の支援が行き届かないことが多いので、うちとしても取り組みたい課題です。
 自社の売上を伸ばすことより、多くの方々に協力していただき、最短距離で目的を達成することが大切だと考えています」

 同年10月、川田さんはアパ・マン経営のスペシャリストとして有名な浦田健氏と業界向けセミナーを開き、ゲスト講師として外国人入居のノウハウを話したり、法務省が2015年までにニューカマー(※1945年以前から日本に住んでいる外国人を「オールドカマー」と呼ぶのに対して、それ以後に日本に住んだ外国人をこう呼ぶ)を300万人に増やす方針だと説明しました。

 現在、日本に住んでいる在日外国人は160万人ですから、7年後には外国人向け住居市場は約2倍に増えるのです。

 12月には東京ビッグサイトで行われた「賃貸住宅フェア」(主催:全国賃貸住宅新聞社)で外国人座談会を開き、在日外国人たちと一緒に家主や不動産会社向けに入居をめぐる現状を説明しました(この内容は全国賃貸住宅新聞に見開きで紹介されました)。

 外国人入居についてのノウハウを身につけておけば、大家さんにとって頭の痛い空室問題も怖くありません。

 そこで川田さんは、そのノウハウをインタビューに答える形で明かした『高収益!ノントラブル!外国人入居の新潮流』というCDも5千円の安価で売り出したほか、自社サイト上でもノウハウの一部を公開しました。

 ノウハウがより多くの大家に共有されれば、外国人の入居問題の解決はそれだけ早まるからです。

 また、英語圏の外国人に対しても賃貸住宅を借りる際の流れを教えるコンテンツを日英バイリンガルサイト『ひらがなタイムズ』へ提供しました。

 2008年8月には、2万人が来場する賃貸住宅フェア(東京)で講演する予定です。

「座游は、外国人が日本人と同様の条件で住居を借りられる社会を構築するため、家主や不動産業者の意識改革を行うのと同時に、外国人の優良顧客化を目指しています」

 20代の若き社会起業家の挑戦は、まだまだ続きます。

(つづく)