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みなさん、はじめまして。
僕は主に雑誌記事や本の原稿を書いている今一生(こん・いっしょう)といいます。
このブログは、僕が毎週月曜日に東京大学(駒場キャンパス)で講師を務めている自主ゼミの内容をダイジェストでお伝えするものです。
東大には学生が学外から講師を招き入れて自主的な授業を開講する「全学自主ゼミナール」という授業があり、僕もこの春からその自主ゼミの講師になったんです。
僕自身は大学を3ヶ月で辞めてしまった人間ですが、小・中学校や高校の教師には教職免許が必要なのに、大学で先生をやるのには資格がそもそも不要。しかも、自主ゼミともなれば、学生自身が学びたいものを学ぶわけですから、ふだん教壇に立っている大人とは違うタイプの僕のような人間は珍しがられたのかもしれません。
ゼミで学ぶ内容も学生から任されてしまった僕は、真っ先に「世の中の仕組み」を東大生諸君に知ってもらおうと思いました。
中央官庁や大企業などに就職し、次の世代のリーダーになっていく東大生たちが世間知らずのまま社会に出てもらっては、困りますよね。
実際、「今日の日本は生きづらい」という声をよく若者たちから聞きます。そういう日本を具体的に作ってきたのは、東大出身の官僚や企業人、学者なんですから、自分とは違う境遇を生きている人間たちと数多く出会い、彼らの抱える問題を自分の問題としてとらえる感性を養っておかないと、学力的にも経済的にも劣る弱者たちの存在を無視する形で政策や商品、情報やサービスを作っていかないとも限りません。
つまり、自分が社会的に強者であるという自覚をしたうえで、「社会には多くの弱者がいて、それを救うために自分がいるのだ」という責任感覚を持たないと、多くの国民が困る以上に、自分が生きている意味さえ見失いかねない危険があるのです。
そこで、この自主ゼミのタイトルを「オルタナティヴ・スタディーズ 〜『私』を知るための当事者学」と名付けました。
学校やマスコミが教えない「もう一つの学び」をテーマにし、世の中にある問題と自分が決して無関係ではないことを知ってもらおうと思ったのです。「彼は〜」と誰かを評論するのではなく、「私ならこうする」という具合に問題に主体的な構えを見せてほしいのです。
実際、世の中には、いろんな社会問題が横たわっていますよね。
たとえば、子ども虐待、少年犯罪、薬物依存、ニート…など。
一方、教科書はもちろん、マスメディアさえ十分に報じない新しい現象もたくさん起きています。
たとえば、恋人でも友達でもない異性関係「フレンド・セックス」、ニートそのものでありながら親より稼いでいるIT時代の自営業者「ネオニート」、保証人なしで格安で賃貸できる住居「ゲストハウス」…など。
この自主ゼミでは、そうした身の回りの現象・問題・文化をテーマとして扱い、自分が「関心外」にしてきた彼岸の「他者」との出会いによって、自覚されていなかった「私」自身を知ろうという試みなんです。
もっとも、この自主ゼミはオープンゼミであり、東大生でなくても受講できます。
事実、他の大学生はもちろん、現役高校生から大学講師、ニートから主婦の方まで、実に多くの方々が受講しています。
受講するには、mixiのコミュニティ「conゼミ@東大」に入り、毎週参加する「レギュラー生」か、週ごとに違うテーマに1回のみ参加する「ビジター生」のどちらかを選び、参加予約を表明すればOKです。
(※mixiは招待されないと入れないサイトなので、入りたい方は僕までメールください。公式サイトからメールを出せますよ)
興味のある方は下記をチェックし、参加してみてください。
このブログでは、既に終わったゼミ内容のダイジェスト版を逐次報告していきます。
○今一生ブログ「オルタナティヴでいこう!」
http://createmedia2007.blog88.fc2.com/
○mixiコミュニティ「conゼミ@東大」
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2040296
(※18歳未満の方はmixiに参加できませんので、メールでご相談ください)
○今一生公式サイト「Create Media」
http://www.createmedia.co.jp