2007.06.22 14:47

 僕の手がける自主ゼミの第1回で行ったのは、僕自身の自己紹介でした。
 1コマ90分のほとんどを割いて、僕がどんな経歴を持つ人間なのかを語りました。

 今回は20歳までの僕自身について明かしましょう(以下は、実際にゼミ生に配ったレジュメから引用したものです)。


1965年(0歳)、群馬県高崎市で生まれる。4歳で千葉県市原市に転居。

1978年(12歳)、千葉県市原市立若葉小学校、卒業(健康優良児に選ばれる)。

 小1から喧嘩と合唱クラブに明け暮れる問題児だったが、小6で勉強に目覚め、千葉大付属中学受験のため塾に通う(※1次が抽選のため、落選し、受験できず)。

 1学年下にやくざの組長の息子がいて、残酷な「こども社会」の現実に対して学校や教師が何もできない現実に幻滅し、「明日のために今日の屈辱に耐えるのだ。それが男だ」と名セリフを書いた松本零士(宇宙戦艦ヤマト)にかぶれて宮川泰などのアニメのサントラのオケにハマり、第一次オタクブームに乗っかる。
 ルパンⅢ世のような大人に憧れる。
 美少年で、いじめを観ると必ず体を張って弱者を守ったので、どこへ行ってもモテた。

1981年(15歳)、千葉県市原市立若葉中学校、卒業(生徒会副会長に選ばれる)。

 1年の秋に校内一の番長とケンカし、仲良くなる。学業成績は常にトップだったが、劣等生たちの面倒を見ながら、学力も経済力もない親子が疎外される社会に疑問を感じ、そうした力とは無縁に支持される大衆文化に傾倒し、流行歌や人気マンガに普遍性を探す。
 アリス(谷村新司)・本宮ひろ志・竹宮恵子・大山倍達などにかぶれ、ギターで作詞・作曲を始める。この頃から、校内の勉強しか知らない優等生たちを軽蔑し始める。

1984年(18歳)、千葉県立木更津高校、卒業。

 偏差値が70近い人ばかりの田舎者の学校に退屈し、参考書を啖呵売りしては金を作って喫茶店にしけこみ、くわえ煙草で登校。隣接のヤンキー高校の女子生徒にばかりモテる。千葉大学の文学サークルに出入りし、寺山修司・野田秀樹・小室直樹などにかぶれる。
 受験一色の中、演劇部の美少女が才能を活かし、「東京の演劇の専門学校へ行く」と言うので音楽の専門学校への進学を夢見るも、親に許されず、大学を受験させられ、全滅。

 親が勝手に入学金を入れてしまった代々木ゼミナール津田沼校に渋々通うものの、図書館で今東光や三島由起夫、寺山修司、丸山健二、中上健次などの文学ばかり読んでいた。

 英語・国語・小論文の単科のみを選び、万が一どこにも受からなくても、その技術で飯が食えるようになろうと、1年間、小論文の教師に無料の通信添削をお願いし、毎週2本書いた小論文を真っ赤にされる。

1985年春(19歳)、早稲田大学第一文学部に入学、上京。しかし、3ヶ月で勇退。

 古本屋で15年分の過去問を集め、大手予備校の模擬入試を全部受け、要領よく合格。合格体験記を赤本に投稿し、2千円の図書券を受け取る。
 数100人の生徒の前で居眠りしながら講義する老教授のマスプロ教育に腹を立て、高卒ブルーカーの父親に「一度授業を見に来てよ。あなたの労働の対価がどのように使われているか見てほしい」と訴えるが、一度も来ず。

 作家の野坂昭如が新入生講演会で「作家になりたいなら辞めろ。俺なんか学費を払えず、ろくに通わず、穴八幡神社で寝ていたが、作家になったら学校のほうから『卒業したことにしてくれ』と卒業証書を持ってきた」と10分語り、颯爽と外へ出て行った。
 7月上旬、学籍課に「中退したい」と申し出ると「後期の学費を払っていないので除籍になります」と言われる。
 大学を辞めたら専門学校に入るという約束を親と交わして受験したが、いざ辞めてみると、実家には見たことのないガレージと車が…。
 アスベストの建材工場で半年働く。

(つづく)
Tags :
東大・京大
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