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現在開講中の東大自主ゼミ「オルタナティヴ・スタディーズ ~『私』を知るための当事者学」をダイジェスト版でお送りします。 毎週金曜日更新!

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第51回 東大自主ゼミとは何だったのか?⑤(最終回)

約1年続けてきたこのブログも、今回で最終回となります。 そこで、東大自主ゼミで僕が社会起業をテーマに取り上げる前に、なぜさまざまな「社会的弱者」(ニートやユニークフェイス、精神科通院者など)の当事者たちをゲスト講師に招いたのかについて、説明しておきます。 その理由は、社会の仕組みが悪いために「社会的弱者」にさせられている立場の人に共感できる能力がないと、社会起業は成り立たないからです。 たとえば...



第50回 東大自主ゼミとは何だったのか?④

イベント制作費の18万円をねん出するために、次の方法を複数同時に採用すると、それほど無理なくイベントを開催することができるかもしれません。 ●地元の大学(高校)・学部・研究室・自治体行政の予算からの助成金申請 ●イベントの入場料(※一般市民の来場も呼びかければ、千円で100人なら10万円) ●地元企業(青年会議所など)からの寄付金やスポンサード(※広報チラシに1社数万円で広告掲載) ●ゲストの講演...



第49回 東大自主ゼミとは何だったのか?③

もちろん、誰もが社会起業家になれるわけではないし、実際になるわけでもありません。 しかし、政治や行政、既存の企業が解決できない社会問題が増えてしまった今日では、社会起業家に期待されることは極めて大きいのです。 他人事のように社会起業家に期待ばかりしていても、世の中は変わりません。 むしろ、社会起業家たちを無理なく支援できる方法を考えることも必要でしょう。 それは、たとえば、自分の仕事柄、よその会社...



第48回 東大自主ゼミとは何だったのか?②

しかし、「報道の公共性」や「中立性としての客観報道」を隠れ蓑にして、結局は「べき」論に終始する議論ばかりを投げかけるのが仕事だという時代は終わりつつあります。 だからといって、既存のメディアがそっくりインターネットにとって代わることはありません。 なぜなら、ネットで読めるニュースの多くは既存メディアによる取材に依存しており、ネットだけで膨大な取材コストを賄えるビジネスモデルはまだ開発されていないか...



第47回 東大自主ゼミとは何だったのか?①

2007年春から2008年1月末まで開講してきた東大自主ゼミ「自分を知るための当事者学」は、下半期では社会起業家に重点を置き、社会起業の担い手をゲストに毎週招いて、ゼミ最終日にはレギュラー受講生を2班に分けて発表を行いました。 社会起業とは、社会問題を解決するためのビジネスを開発し、働きながら問題解決を進めることに存在意義があるわけですから、それぞれ取り組みたい課題を設けたわけです。 男子学生の多...



第46回 在日外国人の住宅問題⑤

「座游」の川田さんのように、外国人に対して必要な支援を事業として行っている社会起業家は少なくありません。 法務省入国管理局の統計によると、2006年(平成18年)の外国人入国者数は2005年比8.8%増の810万7963人で過去最高、2006年末の外国人登録者数は2005年比3.6%増の208万4919人で、総人口に占める割合も1.63%で過去最高を更新しました。 これだけの数の外国人が日本に住め...



第45回 在日外国人の住宅問題④

「座游」の外国人サポート・サービスの対象エリアは開始当時は東京都のみでしたが、現在では電話とメールですべて対応する形で全国にまで広げています。 入国管理局の統計によると、既に200万人以上の外国籍の人が日本に住み、年間7万人以上が新たに日本に住み始めているといいます。 「全国で同じ問題があって、地方ほど深刻です。 日本はもう外国人を受け入れるしかないのに、いつまでも偏見なんて持っていられないでしょ...



第44回 在日外国人の住宅問題③

2007年5月。 川田さんは在日外国人の生活や地位の向上を図るために住宅支援事業などを行っているNPO法人「在日外国人情報センター」(ICFJ)で仲介業者や家主向けの勉強会を開催し、在日外国人のマーケットの魅力や外国人の接客・応対時の留意点、管理テクニックなどを話しました(川田さんは同団体の参事を務めています)。 こうした活動が認められ、7月に川田さんは『Newsweek』誌で「世界の社会起業家1...



第43回 在日外国人の住宅問題②

川田さんは、外国人を賃貸物件に入居させる困難について、こう言います。 「外国人客が増えたといっても、一日に一人程度の客しか契約が成立しないという規模では問題は解決できないし、大家さんの外国人に対する偏見はなくならないんですよ。 問題は偏見です。 『家賃を滞納するのでは?』 『言葉が通じないのでは?』 『無断で帰国するのでは?』 こうした不安が、仲介業者や大家には根強くあります。 でも、調べてみると...



第42回 在日外国人の住宅問題①

外国人が日本でアパートやマンションなどの賃貸物件を借りて住みたい時に、不動産屋に行くと、断られてしまうことが少なくありません。 「日本人の連帯保証人をつけてくれ」 「アジア人はダメ」 「日本語を話せない人はお断り」 不動産屋は、物件のオーナーである大家さんから、そのように言われているため、なかなか仲介窓口で日本人と同等に外国人を受け入れるということができずにいます。 大家さんにとっては、文化や習慣...