[2008年09月30日(火) ]
インターネットで情報を集め、気になった企業に「エントリー」するという大学生の就職活動はもはや当たり前になりました。
そうした学生の動きを受けて、各企業は自社のホームページ、とくに採用サイトを充実させるべく人と時間と金を相当に注いでおります。
とくに最近の就職活動は「売り手市場」といわれ、売り手である学生のほうが、買い手である企業を選んでいる状態ですので、選ばれる企業側も必死です。
十数年前の自分の時代には、たしか「資料請求」といってハガキを大量に企業に送った記憶がありますが、バブル崩壊後で・・・。
いろんな意味で隔世の感があるのですが、優秀な学生を確保したいという企業、自分の能力を活かせる企業を選びたいという学生の思いは変わらないようです。
先日、ある商社に取材に行ってきました。
本社と支店の2カ所を回り、営業本部長と人事部担当者、営業職、事務職など社員数名の方に話を聞いてきました。
営業本部長はもうすぐ還暦を迎える大ベテラン、人事担当者は30〜40代くらい、社員さんは入社2年目の若手もいれば、10年目という中堅のバリバリな方もいます。
人事の方に話をうかがうと、
「うちの会社は営業職がメインなので、新入社員はまず営業関係の仕事に就く場合が多いのですが、営業推進部という営業をバックアップする部署だったり、マーケティング部という営業をサポートする部署もあります。
新人でも人事部や総務部、経理部に配属されることもあります。ですから『営業だけをやりたい』という人ではなく、いろんな部署を経験してみたいという人を求めています」
とのこと。
実際に社員の方に話をうかがったときも、入社2年目のMさんは
「私はまだ本社勤務ですが、いろんなところに転勤してみたいんです。いろんな経験をして自分を高めていきたい。そこでまた同じ部署に戻ってきたとしても、前よりは成長していると思うんです」
入社10年目でマーケティング部にいるKさんは
「入社以来10年営業職を経験しました。すごくやりがいもあって面白かったのですが、会社を別の角度からみたいと思って異動を希望しました。立場が変わると仕事の見え方も変わって来る。それが面白いですね」
こうして企業を取材していると、私はいつも
「若い頃に会社という組織に属して働くのも、悪くないのでは?」
と思います。
よく「日本の就職活動は『就職』ではなく『就社』だ」と揶揄されたりもしますが、同じ組織に所属する仲間がいて、上司や先輩、後輩という人間関係があって、いろいろな部署があって、それを経験できるという環境は、決して悪くないと思います。
「部長やっていました」「課長やっていました」という人がリストラされて、再就職しようにも難しいということがあり、
「一社で経験を積み重ねてきても、それで自分の市場価値が高まるわけではない。どの企業でも通用するような専門性や知識を身につけなければ」
ということで、資格を取ったり、業種を絞り込んで企業を選んだりという選択肢もありますが、一方で、
「会社に育ててもらう」
という経験は、若い人にとって何事にも代え難いものです。
受け身の姿勢だけではダメですが、
「この会社でいろいろな経験をして、自分を育てたい、育ててもらいたい」
という謙虚な気持ちになれる会社があったら、思い切って『就社』してみるのも、オススメです。
[2008年09月26日(金) ]
DJ MAYUMIさんとのインタビューでは、もうひとつうれしいことがありました。
実は、彼女がメジャーデビューしたレコード会社はユニバーサルミュージックというところなのですが、私はかつて会社員時代、そこの社内報を作っていたことがあったのです!
といっても、もう7年くらい前の話なのですが・・・。
レコード会社の社内報だなんて、意外だなぁと感じたのですが、当時ユニバーサルミュージックというレコード会社は、いろんなレコード会社と統合しており、社員もいろんな出身の方がいたのです。
社長が「社員をまとめるために、社内報をつくりたい」ということで、制作が決まったのです。
当時、東京・目黒に社屋があったのですが、それが青山に移転することに決定。
「第一号は、社員に青山情報を伝えるような内容にしてほしい」
と要望されました。
具体的には、
「社員が昼休みにお昼ご飯を食べに行けるように、ランチマップを作って欲しい」
ということでした。
新社屋のある青山一丁目周辺を、カメラ片手にずいぶん歩き回りましたよ〜。
ランチもいろいろ食べましたし、喫茶店や公園、それに歯医者なども調べていろいろ載せました。
社内報は季節ごとくらいのペースで出していたのですが、社員さんのお仕事インタビューや、周辺コラムなどもいろいろ担当しました。
いま、フリーランスでやっているような取材して原稿を書いて・・・という私の仕事のスタイルは、このユニバーサルミュージックの社内報作りからすでに始まっていたのです。
だから、私にとって思い出深い仕事でした。
DJ MAYUMIさんのインタビューにはレコード会社の担当者ということで、ユニバーサルミュージックの社員の方もいらっしゃいました。
なんだかとても懐かしい気持ちがしたので、インタビュー終了後、その担当者の方(仮にSさんとします)に
「Sさんはユニバーサル在籍は長いのですか?」
と聞いてみました。
すると、
「そうですね。僕はその前身のポリドールの時代からなので」
とおっしゃいました。
「ということは!あの社内報を見たことがあるはず!」と思って、
「昔、青山周辺のマップを載せた社内報とかあったはずなんですけれど、ご覧になったことありませんか?」
と聞くと、
「あぁ、そんなのあったよね〜!懐かしいなぁ」
と覚えていてくださいました。
私は本当にうれしくなって、
「森山直太朗さんの担当でいらした方のインタビューとか、させていただいたこともあるんですよ」
といったら、
「あぁ、Mですね。いまももちろんいますよ」
とのこと!
そのときはそれっきり話は終わってしまったのですが、自分のやってきた仕事が小さいながらも人といろんなところで結びついていることに、喜びを感じた一日でした。
そんなこともあったものだから・・・、私はDJ MAYUMIさんが大好きになりました♪
『BERRY JAM COLLECTION 2』
みなさんもぜひ聴いてみてください♪
(私は自腹で買っちゃいました!)
[2008年09月23日(火) ]
さて、DJ MAYUMIさん、とっても魅力的な人だったのですが、
「これからの夢は?」
と聞いた時、こんなことを言ってくれました。
「本当にいっぱいあるんです!私、毎年必ず目標を書くんです。それは自分が成長する過程を知りたいから。物事を始めたときって、不安もいっぱいあるし、成長が見えないじゃないですか。私がDJになるって決めたときもそうでした。だからなおさら、書いて残しておいたほうがいいと思って、毎年毎年、その年の終わり頃に必ず書いていて、もう10年以上になります。『DJでこんな夢叶うのかな?』っていうくらいの夢を、先の先まで書いているんです。」
「でも、いちばんの夢は世界中の人を、私の好きな音楽で笑顔で楽しませること!それが私がDJをやっている意味だし、やっていてよかったと思う瞬間なんです。そこはぶれないで、DJ MAYUMIとしてできる、あらゆることをやっていきたいですね」
この言葉通り、DJ MAYUMIさんはホントに「DJってこんなこともできるんだ!」っていうのをやってのけてくれています。
イベントをプロデュースしたり、海外のビッグイベントでDJをやったり、CDをリリースしたり、ラジオ番組でDJをしたりという、DJならではの仕事だけでなく、
ファッションブランドとコラボしてTシャツを作ったり、愛用しているヘッドフォンの商品展開したり、モデルとしてファッションショーに出演したり!
それらすべて、自分が目標として書いてきたことだというのが、すごく説得力があります。
私はついつい
「DJって何歳くらいまでできるものなんでしょう?」
という質問をしてしまいました。
・・・というのも、
「クラブは若い人が多いから、自分自身キレイでいるよう心がけないと」
とおっしゃっていたので・・・(やっぱり“限界”っていうのがあるのではないかと思っちゃったんです)。
すると彼女からは、
「何歳までもできるんじゃないですか? いま私がやっている形だけがDJじゃないので。ラジオでDJ続けたり、アーティストをプロデュースしたり。けっこうなんでも出来そうな気がしているんです」
なんという頼もしい言葉なんでしょう!
これも、自分自身の成長を見続けようと、目標を立て続けて、それをクリアしてきた彼女だからこそ言えるのでしょう。
「目標を立てるのは、自分の成長を見たいから」
私も、こんな気持ちで先のことを、前向きに考えて行きたいと、すごく刺激をもらえたインタビューでした。
[2008年09月19日(金) ]
いま発売中の『Popteen』10月号の「ギャルのハローワーク」で、DJ MAYUMIさんにインタビューしました。
>> DJ MAYUMI Official Site
クラブDJというのは、クラブやイベントなどでターンテーブルを回してノリノリの音楽をかける人♪
DJ MAYUMIさんは、男性が圧倒的なDJという世界の中で活躍する女性DJです。
初めてクラブでDJを見て衝撃を受け「これが私のやりたかったことだ」と直感、右も左もわからない状態でDJになるための練習を始めます。
女性であるがための苦労もいっぱいあったとか。
たとえば教えてもらうのに先輩DJの男のコの家にいかなければならないとき。1対1になるのが気まずいのでみんなを誘っていったりしたとか・・・。
なんか、リアルな話ですよね。
CDもリリースし、クラブやイベントで大活躍のDJ MAYUMIさんですが、いまスクールの講師もつとめ、次世代への育成にも力を入れています。対象は女のコだとか。
「自分が苦労したっていうのもあるし、女のコって興味はあってもDJになるのに、どうやってこの世界に入っていったらいいかわからないんです。初心者は指をレコードから離すタイミングをつかむのが大変なのですが、いっしょにがんばろうって感じで。私も『先生』って感じじゃなくて、とてもアットホームな感じな教室です。学生時代は教育学部系だったので、教えるのに向いているのかも?」
DJ MAYUMIさんご自身はとても努力家で、なんでも独学で始めてしまうということでした。
「DJやる前には、ダンスも習っていて、ストリートで踊ったりもしていました。でもある時、その道の一流という人にレッスンを受けたんです。そうしたら、自分だけで練習していたのではわからなかったことが見えてきた。やっぱり、一流の人が持っているものって違う。独学もいいですけれど、人に習うっていうのは、自分のレベルをあげるのにすごくいいと思います」
>> DJ MAYUMIオフィシャルブログ「BERRY JAM」
また、DJ MAYUMIさんが講師を勤めるスクールの情報です。
>> STUDIO SEAL
「DJになりたい、でもどうなったらわからない」という女のコ、問い合わせてみては?
夢に一歩近づくこと間違いありません。
[2008年09月16日(火) ]
さわやかな季節となってきましたが、いかがお過ごしですか?
前回、あまりに愚痴の多い自分に気づき、「否定語はタブー」を心がけよう、ということを書いたのですが・・・。
先日、1カ月ぶりにある編集者(仮にHさんとしましょう)から仕事の依頼があって、「久しぶりだな。がんばろう」と思ったのですが、打ち合わせや撮影、取材の日程が二転三転・・・。
最初は「前取材をしたいと思うので、小谷さんのご都合をお聞かせください」だったのが、
次に「編集長も同席したいというので・・・。●日か×日の予定ってどうですか?」
●日に予定していると、
「●日がダメになっちゃって…。前取材なしで、■日に撮影することになったので、詳細決まったら連絡しますね」
■日の前日に確認してみると、
「その日の予定が見えないので、別の予定を優先させていただいていいですよ」
あげくの果てには、
「その企画、ライター2人体制でやることになったので、小谷さんは特に撮影に来て頂かなくて大丈夫です」
別の人にお願いすることになったんだなぁ、と思いのんびり構えていると急に
「じつは今週末の日曜日に撮影することになりました。ご予定いかがですか?」
最初の電話から、20日近く経っていました・・・。
こうした状況に、
「なんでいつもこうなるの?」
「もっとHさんがしっかりしてくれたら」
なんて、やっぱり考えてしまう自分がいました。
思考パターンのクセというのは、そう簡単に変化するものでもなさそうです。
ましてや、自分以外の他人を変えようだなんて、できるはずないのです。
でも、一つだけ確実な変化がありました。
それは、「あ、私いま愚痴を言っているな」というのを、すごく意識できたし、気づいたこと。
「もう、いい加減にして欲しいな、嫌になるよ!」って言った瞬間に、「あ〜、こういうパターンで私は愚痴を言っているんだな」というのが実感としてわかったのです。
だから、つい愚痴が出てしまっても、自分から「あ、私いま愚痴っちゃったね。ごめんね」と言えたし、「愚痴を言うのはここまで。さあ、切り替えよう」という合図にもなりました。
まだまだプラス思考の人間になるには、課題は大きいのですが、「否定語を使わない」「愚痴は言わない」って決めることで、少しずつ変わってきたようです。
こういうのは、一種のメンタルトレーニングなのでしょうね。
Hさんとの仕事はその後無事終えることができました。思ったよりもスムーズに流れてスケジュール的にも余裕だったくらいです。
終わった後、わざわざHさんから
「今回はスケジュールが二転三転してすみませんでした。でも早めに原稿いただけて助かりました」
とお礼の電話までいただけました。
さらに、別の編集者から
「Hさんの原稿が早く終わったとのことで。私の担当の分もお願いできませんか?」
と追加で依頼をいただくこともできました。
やっぱり「愚痴は言わない」「否定語は使わない」と決めたり、「私はよい仕事のほうを向いている」という、奇跡の言葉を唱えてみるは、効果的なのかもしれません。
[2008年09月12日(金) ]
先日、夫に仕事のことであれこれと話をしていたらひと言、
「一度くらい、愚痴を言わないで仕事をやり遂げてみれば?」
(なによ〜、自分だって私に愚痴こぼすことあるじゃん!)
と内心思って、不満顔の私に
「別に愚痴は一切こぼさないでって言っているわけじゃないよ。言いたい気持ちもわかるし。ただ小谷の場合は毎回なんだもん。一度、愚痴を言わないで仕事をやり終えたら、きっと何かが変わるよ」
この言葉に私は激しくショック!
そんなに愚痴、多かったかなぁ?
たしかに
「疲れた」「大変だ」「難しいんだよ」「忙しい」「書けない」
などなど、聞いていて重たい気持ちになる言葉が多かったかもしれない。
これは気をつけなきゃ…。
そんなある日、またまた夫が
「今日ラジオで言ってたけれど、水泳の北島選手ってオリンピックのときまで否定語一切使わなかったんだってね。すごい精神力だね!」
これがいまちょっと話題の「勝負脳」というもののようです。
日本大学大学院の林教授が提唱しているもので、彼はこんな本も出しているようです。
>> 『<勝負脳>の鍛え方』(林成之著)
この本は読んだことありませんが、やっぱり「言霊」ってあるんですね!
北島選手が見事、それを証明してくれました。
「よし、私も気をつけよう!」と思うものの、もはや否定語、マイナスな言葉を使うのがクセみたいになっちゃっていて、どうしたもんか・・・と悩んでいました。
そんなとき、思い出したのがかつて友人から薦められて買った一冊の本。
それが
>> 『口に出して幸運をつかむ「奇跡の言葉」―運を良くするシンプルな方法』(浅見政資著)
です。
ここには「自分で自分をほめる」ようなプラスの言葉がいっぱいです。
それぞれ章ごとに「人生運」「人間関係」「仕事運・商売運」「健康運」「恋愛運」「金運」などのテーマ別に、ハッピーを生み出す奇跡の言葉とその解説が載っています。
いままでこれを活用しなかったのは、なんてもったいなかったんだろう!
でも、後悔するより、これからですよね!
まずは仕事の前に、「第3章 仕事運・商売運を良くする」を声に出して読んでみることにしました。
「私は運の良い生き方をしている。私は運の良い契約(仕事)と目が合う。良い契約(仕事)のほうに足が向く。私の仕事でまた仕合わせになる人が増える」
(1 ラッキーな契約(仕事)をいっぱい取りたい/P66〜67)
「私は自分に自信がある。自信をもっている。自信を持って仕事をしている。私は大丈夫だ」
(6 仕事のプレッシャーに強くなりたい/P78〜79)
このほかにも、
「私は楽しいことをしている。楽しいことをしているので集中できる。集中しだすとますます集中できる」
(「第5章 勉強運を良くする、仕事の効率を上げる」3 集中力をつけたい/P103)
「私はいつも食べる量に満足しています。食欲はいつも満たされています。食べ過ぎる必要がまったくありません」
(「第6章 恋愛運を良くする、魅力を高める」6 ダイエットにいつも失敗している/P122〜123)
も気に入って声に出しています。
マイナスな言葉ばかり使っていると、体験がマイナスな言葉といっしょに記憶され、心も体もドンドン重くなっていってしまいます。
最終章の第11章には「日常の言葉遣いで運を引き寄せる」としてプラスな言葉がいっぱい載っています。
「ありがとう」「感謝しています」「ニコニコ顔」「許す」「わかり合う」「私はできる」などなど。
ブーブーいいながら仕事するよりも、仕事の依頼が来たことに「感謝」し、相手が失礼な態度とった時でもそれを「許し」、「私はできる」と信じ、「礼儀正しく」「元気よく」仕事をする。
北島選手のような超一流とまではいかなくても、これらを守れば、ハッピーな毎日が訪れそうです。
みなさんもぜひ今日から、「奇跡の言葉」を口にしてみてください!
[2008年09月09日(火) ]
前回、弟が転職をしたという話を紹介しましたが、その転職先を決めるにあたって「なるほど!」と思うところがあったので紹介させていただきます。
弟は教育学部出身で、学生時代に接客業などのアルバイト経験はあっても、社会人としてのキャリアは「子どもたちに勉強を教える」ということだけです。
そんな彼には「教育以外の、別の仕事をする」というのは、かなりリスクを感じていたらしく、転職活動のスタートも鈍いものでした。
募集要項で「塾講師」というのを見ても、知り尽くした仕事だけに、どうしてもアラを見てしまうというのです。
今までとはまったく違った仕事をしたい。
でも、冷静に、客観的に自分を見たとき、「やっぱり教育業界」という結論に達したそうです。
よく「●●という仕事はつぶしが効かない」という言い方がありますが(この場合「先生、講師」)、そのつぶしが効かない、と思ってた仕事も10年近く続ければ、そしてやる気さえあれば、形を変える可能性は十分あります。
彼はいま、同じ教育業界ではあるけれど、参考書や問題集などを作る出版社で編集の仕事をしています。
(Z会の方のお仕事にも通ずるのかも、笑)
参考書や問題集といえば、彼にとっていままで「使う」ものでしたが、今度はそれを「作る」仕事にシフトしたのです。
先日弟からメールが来ました。
「いまは教材の校正をやっています。仕事は順調です。ただまだ編集の流れがわからないので周りに迷惑をかけているけれど」
ずっと教える側だったのに、いまは教えられる側としてがんばっている弟の姿が浮かびます。
子どもたちのみならず、その保護者たちからも「先生、先生」と言われていたので、我が弟ながら「なんかコイツ、偉そうだよなぁ」と姉としては思うところも正直ありました。
周りとうまく人間関係築けるかなぁ?なんて心配していたのですが、どうやら大丈夫そうです(私も姉バカ?ですね)。
編集という仕事が性に合っていると感じれば、そのまま続けるもよし。
その会社が彼を必要としてくれるのであれば、別の職種(営業や総務、広報など)に異動になる可能性も広がる。
数ヶ月続けた結果、「やはり、自分は子どもたちを指導する仕事がしたい」と思えば、そちらにまた方向転換すればいいのです。
同じ業界ではあっても別の職種に進んだことで、彼のキャリアにもいくばくかの幅が出てきました。
それが、自信につながり、いい方向にステップアップしていければいいなぁと願っています。
もし、いま、転職を考えている人で、
「でも、私は●●しかやってきていないし」
と、ちょっぴり自信をなくしているのだとしたら、●●を続けることで知り尽くした同じ業界で、新たなチャレンジャーとして別の職種を選ぶは一つの方法です。
また、●●という職種が別の業界にもあるならば、業界を変えることで、その経験を活かせるはずです。
経理や営業という仕事はそのことが顕著でしょうし、広報や宣伝などの仕事も「経験者」が重宝がられます。
転職活動というのは、パワーのいるものですが、自分のキャリアを過去から、現在から、未来から見るいい機会です。
面接が通らず、なかなか思うようにいかなくても、「自分を必要としてくれる場所がどこかにあるはずだ」と思って、根気よく続けてみてください。
[2008年09月05日(金) ]
9月にそれまでの仕事(キャリア)の棚卸しをし、再スタートを切った人がいます。
それは私の弟です!
身内話で恐縮なのですが(苦笑)・・・。
彼は大学卒業後、10年近く続けていた塾講師の仕事を辞めました。
勤めている間、会社(塾)自体が買収や倒産等でどんどん変わっていってはいたのですが、彼の方から「辞める」というのは、今回が初めての経験でした。
それが夏の始めごろです。
私たち家族は、きっとすぐに就職活動をして新しい職を見つけるのだろうな・・・と思っていたのですが、彼はそれこそ文字通り「夏休み」してたそうです(笑)。
それもかなり長い・・・。6月くらいからぷらぷらと・・・。
一人暮らしだし、大丈夫か?と心配したのですが、それまでずっと働き詰めだったので、のんびりしたかったとのこと。
曰く
「受験生は夏休みが勝負だから、俺は働き始めてから夏休みって感覚を持ったことはない。社会人になって初めての夏休みなんだから。それに今年はオリンピックもあるし」
ふつう、転職を考えるときというのは、ブランクが少なくなるよう、前の会社の在職中にするのがセオリーだと思うのですが、その辺りは完全に無視!
(転職を考えている方には、到底オススメできません!)
北京オリンピックもずいぶん楽しんだようです。
あまりにのんびりしすぎて、周りからも「そろそろ働かないとヤバいぞ」と言われ、自分でも「あ〜、なんかやらなきゃ」と思えるようになってから、就職活動をしました。
端から見ると、かなり危なっかしい転職活動ですが、彼の性格からして「納得!」というものもあります。
私の弟は「やって後悔するなら、やらないで後悔したほうがいい」というタイプ。
ちょっと保守的だし、臆病にも思えるのですが、その代わり、自分で決めて選んだことに関しては、後から「ああすればよかった、こうすればよかった」という後悔をしません。
・・・というよりも「後悔は絶対にしない」って決めているようです。
(ちなみに、私は真逆で、「やらなきゃよかった」という後悔がいっぱいのタイプです)
だから、「のんびりしすぎて、しまった!」と思っても、それは表に出さず、「何もしないって、決めていたんだ」と後付けの理由で自分を納得させるところがあります。
私の感覚からすると、
「もし、のんびりしすぎて、そのままフェイドアウトしちゃったらどうするつもりなんだよ!」
って思うので、そっちのほうがよっぽど度胸がある!って思うのですが・・・。
彼は「時が解決してくれる。時間が経てば自分の気持ちも変わる」ということを、本能としてわかっているのかもしれません。
それに、根っから「仕事がイヤ、働くのがイヤ」と思っているわけではないので、いまは休暇が必要だと感じていても、いつかそれを必要としなくなり、また前向きになれるっていう、自信もあったのかもしれません。
奇しくもオリンピックではマラソン選手が「練習のしすぎ」とも思われる理由で、本番のレースに出場することができなくなる事態も発生しました。
再スタートを気持ちよく切るには、自分の心身と相談しながら、適度に休息をとることも必要なのでしょう。
[2008年09月02日(火) ]
夏休みが終わり、徐々に秋の気配を感じるこのごろですが、みなさんお元気でしょうか?
・・・といっても、学生でない限り、8月の終わり=夏休みの終わり、というわけではないのですが、なんとなく、8月が終わり9月に入ると「シーズンも後半に突入しました」という気持ちになりますね。
実際、9月というのは1年で考えると、もう3分の2が終了したことになるので、なんとなく、夏休みの宿題をやり終えてないような感覚で、「やり残していることないかなあ?」なんて気持ちになるものです。
せっかく涼しくなってきたのですから、春夏でいままでやってきた仕事を振り返って、これからの秋冬はどんな仕事をやっていきたいのか、何を目標にすればいいのか、一度考えてみるのもいいかもしれません。
社会人数年目の人であれば、
「去年のこの時期は、何をやっていたのかなぁ」
というのを思い出しながら、今年の下半期をどう迎えるか、対策を練るのもいいですね。
私も、去年の手帳やパソコンに残っている仕事の資料などを見て、去年のこの時期に何をしていたのかを調べてみました。
すると、この時期になると、決まってある会社からの依頼が増えていることに気づいたのです。
それは、企業の求人に関する仕事を手がける会社からで、この時期から来年(つまり2009年)に就職活動を迎える大学生(2009年に大学4年生になる学生、つまり今の大学3年生)に向けた、採用サイトや新卒者向けのパンフレットを制作し始めるのです。
先日も、去年手がけたのと同じ会社の方へのインタビューを依頼されました。
今回は「2010年版」です。これは、今の大学3年生が就職するのが再来年の4月だからなのですが、2008年の9月の時期に、来年を通り越して再来年に向けた準備をしている、という自分に若干驚いてしまいました。
・・・というのも、私自身がその時期、どんな仕事をしているのか、想像もつかないから(苦笑)。
社会人になると、学生の頃と違い、1学期・2学期・3学期、前期・後期が明確にあるわけではないのですが、会社は必ず1年の決算をしますし、中間期の決算(会社によって時期は異なりますが)もあります。
お店などでは、棚卸し作業もしますよね。
だったら、社会人の自分も暑い夏を終えたこの9月に、春夏の仕事っぷりの棚卸しをして、秋冬に向けた再スタートの目標を立て、それに向けた戦略を練るのも必要なのかもしれません。
私自身は
「春夏はちょっとハードだったから少しペース落としたい。でも、少なくとも、昨年並みの仕事はしていきたい」
という、極めて現実的かつ小さな目標だったりするのですが(笑)。
先に依頼をくれた担当者の方に
「昨年の●●って、今年はどうなっていますか?」
なんて話をするだけで、営業活動になるのかも・・・と小さな意欲を燃やすこのごろです。