[2008年07月29日(火) ]
先月、雑誌の取材で名古屋と大阪に行ってきました。
いつも、東京・渋谷の街頭で道行く人たちのファッション撮影をする企画があるのですが、今回は
「名古屋と大阪のファッションを比べよう」
ということで、1泊して名古屋と大阪に飛んで行きました。
ファッションの流行は雑誌によるところが多いですし、最近はとくに東京中心であるとは思うのですが、この企画を出した編集者が三重県出身で東京の大学に進学した後、名古屋のファッション誌の編集をされていた方なので、
「東京とのファッションの違いを見せる誌面を作りたい!」
ということで実現したものです。
名古屋は「巻き髪でコンサバなお嬢様ファッション」
大阪は「ハデで元気なギャルファッション」
という、撮影前にこっちがイメージしていたファッションの傾向があるかどうか、楽しみにしていたのですが、ありましたよ〜!
名古屋も大阪も、ハデはハデなんだけれど、微妙に質が違っていて楽しかったです。
大きく分けると
名古屋は「バラ柄、
、ピンク」
大阪は「ヒョウ柄、
、イエロー」
ってイメージでしょうか?
名古屋は愛知県各地から、岐阜、三重など中部地方の子たちにも会えましたし、大阪では京都や神戸、奈良など関西圏出身の子たちからいっぱい元気もらいました。
女のコたちのファッションはもちろん、街の雰囲気や言葉、食べ物もいつもと違っていたので、とても楽しい雰囲気の中仕事することができました。
(名古屋では味噌カツ、大阪では明石焼&お好み焼きを堪能してきました)
「今回は夏のファッションだったから、次は冬で企画したいね」
「名古屋、大阪だけでなく、福岡や広島、仙台、札幌など別の地方でもやりたいね」
と編集者とカメラマン(みんな女性です♪)と言い合ったりしていました。実現するといいなぁ。
(次はきしめんVSうどんすき、ですかね、笑)
この企画の内容は、『Popteen』9月号(8月1日発売)にて読むことができますので、機会がありましたらぜひチェックしてみてください♪
(大人の方は手にするのに抵抗あるかもしれませんが、内容がかなり濃い雑誌なので、若者文化に触れるのには、いいと思いますよ、笑)
ちなみに、『Popteen』では、私は「ギャルのハローワーク」というページのインタビューもさせてもらっています。こちらはさまざまな職業についている人をインタビューするページです。
「カバンの中身」など、ファッション誌ならではの切り口もあって楽しいページですので、あわせてご覧いただけたらうれしいです。
[2008年07月25日(金) ]
今月は私の30数回目の誕生日がありまして、当日、友人等からお祝いのメッセージをもらいました。
いくつになっても、誕生日を祝ってもらえるのはうれしいですね。
なかでもいつもうれしく思うのが、母からのバースデイカードです。
母は、誕生日に毎年、私にカードを贈ってくれます。
一緒に住んでいたときはプレゼントとともにカードがあったのだと思いますが、学生時代や一人暮らし、結婚してからなど離れて暮らすようになってからも、カードは必ず毎年誕生日前に届きます。
子どもの私にとって、当たり前の出来事になっているのですが、我が親ながら、よく考えてみるとなかなかできることではないのかも、と思い、最近は本当の意味で、母に感謝&尊敬するようになりました。
当日にメールを送ったり、後日プレゼントを贈ったりというのは私もよくやるのですが、事前にカードを購入し、誕生日に間に合わせるようにメッセージを書いて贈るというのは、手間のかかることです。
私は人に対して、これほどまでに丁寧に接することがあっただろうか?と反省することしきりです。
贈り物といえば、昔、あるコンサルティング会社の社長インタビューをしたときのこと。
彼は
「僕は仕事関係で、お中元・お歳暮の類をいっさい贈ったことはありません」
といっていました。
さまざまな会社とのおつきあいが重要にも関わらず、どういうことなのだろう?と伺ってみると、
「その代わり、僕はお世話になっている人の誕生日には花を贈ります。男が男から花をもらって気持ち悪いっていうのもあるかもしれないけれど(笑)、喜ばれます。お中元やお歳暮は同じ時期に一斉に届くので、どんなに相手を思って品物を選んでも、目立つことはほとんどないし、印象にも残らない。それが、誕生日だと、その人にとって1年のうち1度しかないわけだから。ビジネスを成功させたいと思ったら、贈り物は誕生日にというのは、いいと思うよ」
誕生日でなくても、その人が大切に思う記念日に、その人を思って届ける、という行為は、いい人間関係を生みそうです。
いま、若いカップルの間では「つきあって●カ月」という記念日が毎月あるようですが、やっぱり、記念日を大切にし合う関係ってステキですよね。
それはプライベートであれ、ビジネスであれ、同じことのように思います。
今年の誕生日は、記念日を大切にする行為の尊さを身にしみて感じました。
この思いを、今後に活かしてこそ、ですよね。
まずは、お世話になっている人の誕生日をリサーチすることから、始めたいと思います。
[2008年07月22日(火) ]
7月10日に、私が以前取材を担当した『日帰り名人 首都圏版 海・山へゆく。』が発売されました。
発売日当日、私は忘れていたのですが、たまたまコンビニに出かけた夫が見つけて買って来てくれました。
「フィッシュファイトクラブ
」
「神秘島クルージング。」
「気分は夏の人魚姫。」
「温泉で、海水浴も森林浴も。」
「森で大人の社会見学。」
を担当しております。
首都圏在住の方、ぜひ機会があったら見てみてください。夏休みの行楽のお供に楽しい1冊です。
(個人的には、日帰りするにはもったいないところばかりだと思います。ぜひ1泊してください、笑)
今回は、すべて体験取材して誌面を作るということで、自分がかなり写真に映り込んでいます。
ふだんはインタビュー等の仕事では、自分は相手の話を聞き、それをまとめるという作業ですので、現場でも誌面でももっぱら黒子に徹するのが私の役割だと思っていたのに、ここではバンバン登場しております!
夫からは
「小谷は“桜”の才能があるんだから、向いているんじゃん?」
なんていわれております。
「さくら」(桜)6 イ ただで見る意。芝居で、役者に声をかけるよう頼まれた無料の見物人。ロ 転じて露天商などで、業者と通謀し、客のふりして他の客の購買心をそそる者。また、まわし者の意。――『広辞苑』 より
“桜”とは、もちろんこのことです。
夫曰く、私はよく、試食販売などをしている店にふらふらと近づき、店の人にあれこれ聞きながら「おいしい!」とか言って食べたりした後買い物することがあるのですが、気がつくと周りに人が集まってきているらしいのです。
「これいいですねえ〜!」なんて素で大きな声で喜んでいることがあるから、たしかに“桜”っぽい(笑)。
でも、ぜんぶ本当の気持ちでやっていることですから!!
そういえば、今回も同行したカメラマンに
「取材でこんなに素で喜んでいるライターさん初めてです」
なんていわれてしまいました。
しかし、考えてみれば、こうした情報誌の体験取材の仕事は、“桜”と似たところはありますね。
体験取材はほとんど相手方のご好意により金銭はかかっておりませんし(取材の前段階では、編集部が自腹で体験していたりするはずなので、全部が無料ということはほとんどありませんが)、体験ルポを読んだ人に「行ってみたい!」と思わせることができたら、万々歳なわけです。
それこそ、“桜”ライターの醍醐味ってものでしょう!!
取材先の人たちにはお世話になったので、私もこの夏から秋に、再び訪れてみようと思っています。
[2008年07月18日(金) ]
先日、フードコーディネーターのSHIORIさんを取材しました。
同年代に向けたレシピ本で人気急上昇中の方なのですが、
「若いコにもっと料理を好きになってもらいたかった。私の場合、ダーゲットを同年代にし、背伸びをしなかったのがよかったんだと思います」
と言っていたのが印象的でした。
彼女のブログはこちらです。
実は私は数年前まで、食関係の取材をたくさんしていたことがあります。
その中でも「料理研究家」「フードスタイリスト」「フードコーディネーター」という肩書き名はさまざまですが、要するに自分でレストランやカフェなど飲食店を持つのではなく、レシピを紹介したり、料理本を出したり、料理教室を主催したりする仕事をする人たちと仕事をすることも多くありました。
みなさんとても穏やかな人で、もちろん料理好きで、撮影取材などがあると料理をごちそうになったりするので、とても楽しい仕事が多かったのですが、ショックなこともありました。
・・・・・・なんだか最近のブログは、後ろ向きなことを書いていることが多い気がしますが、こういうことを見つめて改善する時期なのだと、自分に言い聞かせて、書かせていただきますね。
それはある雑誌で料理研究家の方たちが使っているキッチン用品を紹介するという企画をやったときのことです。
6人くらいの方にアンケートをお願いしたのですが、そのうちの1人Aさんは
「最近、キッチン用品に関する本を出したので、それをご覧になっていただければいいと思います」
とのこと。
早速本を買ってみるとなるほど、企画にぴったりの道具がたくさんだったので、自由に選んで後日コメントをもらいました。
進行も進んで、最後プロフィールの確認をするときのこと。
私は別の媒体に載っていたAさんのプロフィールをアレンジして載せたのですが、それに対するクレームがすごかった!
「近所の八百屋などに買い物に行くのが最近のお気に入り」
というようなフレーズがあったのですが、それを見たAさん、
「これじゃ大根を抱えた主婦みたい!私はそんな人じゃないのよ!」
と電話口で怒られてしまいました。
それまでにも原稿のやり取り等で、いろいろトラブルがあったのですが(私の要領が悪かったこともあってAさんにはいろいろお手数をかけてしまいました)、ほかの方は比較的スムーズだったのに、Aさんの場合はいちいちクレームになるような状態でした。
もちろん、自分の名前が載る仕事ですから、いい加減なことはできない!という気持ちからだと思うのですが、最後の「大根を抱えた主婦」うんぬんのときには、私も気持ちがぷつんと切れてしまいました。
フードコーディネーターというような仕事は、言ってみれば主婦の憧れです。
フードコーディネーターを支持したり、彼女たちの提案するレシピを作ってみたり、料理本を買ったり、料理教室に通ったりするのは、もちろん独身の男女もいますけれど、主婦の方が圧倒的に多いはずなのです。
主婦の存在なくして、Aさんのような仕事は成り立たないのでは?と、私は思っているので、はずみとはいえ、こんな言葉をAさんの口から聞いたのはショックでした(彼女の本意は、別なところにあったのだとしても・・・)。
そして、こんな言葉を吐かせるような仕事ぶりだった自分も・・・・・・。
Aさんを知るカメラマンからは「彼女程穏やかな人はいないと思うよ」というので、よっぽど私のやり方がまずかったのでしょう。
でもそれ以来、Aさんのことを素直に見れない“主婦”の自分がいるのも事実です。
[2008年07月15日(火) ]
私は今30代後半ですが、周りで一緒に仕事をする人にも年下の人がずいぶん増えてきました。
「しっかりしているしもうベテランさんだな」と思っても30歳そこそこだったり、入社3〜5年くらいで、バリバリがんばっているような方と一緒になることも多いです。
先日、ひと回り以上年下の編集者と仕事をすることがありました。
彼女(仮にYさんとしましょう)は自分の仕事を進めることにとても熱心なのですが、まだまだ若いので相手の事情を慮ることには長けていません。
スケジュールに関しても無茶を言ってくることが多々あるのですが「でもYさん、がんばっているから」と多少ムリしても応じていました。
彼女は「すみません」「ごめんなさい」「申し訳ないです」というお詫びの言葉がもはやクセになってしまっているのでは?というくらい、しょっちゅう謝っている人なのですが、最近私は
「もしかして彼女は、自分のために謝っているのでは?」
という思いにかられています。
というのも、私自身も「ごめんなさい」がクセになっているのですが、よく夫に
「小谷からごめんなさいって言葉を聞くとむっとする。本当に悪かったと思っているなら謝るより前にやることがあるはず。ごめんなさいは安売りすると、本当に詫びたいときに気持ちが伝わらないよ」
と言われています。
私自身、気をつけるようにしているからかもしれませんが、Yさんの「すみません」は「ここでこそ言って欲しい」というときに聞けるわけじゃないのです。
きっとYさんはしょっちゅう上司から自分のミスを指摘され、その度に「私ってダメだなぁ」と思っているのでしょう。
自分のダメさ、未熟さゆえに、周りに迷惑をかけてしまったときは「ごめんなさい」と素直に言っているようです。
でも、それは常に「自分が悪かった」という思いで止まっているように思うのです。
「相手に余計な手間と負担をかけてしまって申し訳ない」という思いが、ないわけではないと思うのですが、Yさんの「ごめんなさい」からはそれがあまり伝わってこなくて、正直「こっちがどれだけ大変な思いをしているのか、わかっているのかなぁ?」という思いもあります。
私の、Yさんに対する期待もあるのでしょうけれど、思うに、仕事という場面で「ごめんなさい」というのは、適切に使わないと誤解を招くのかもしれませんね。
最近、こうした相手とのコミュニケーションの取り方で悩むことが増えてきたので、私もいろいろ、整理する必要を感じています。
[2008年07月11日(金) ]
前回のブログで、「同席したライターのMさんが終始むっとした態度だった」というエピソードを書きましたが、どんな理由があるにせよ、仕事中に露骨にむっとした態度を出すのは大人げないことでしょう。
でも、Mさんの態度を見ながら、かつで自分も同じような態度を取ってしまい、周りから注意されたことを思い出しました。
それはフリーに成り立てのころですから、今から5年以上前のことです。
ある雑誌で「楽しみながら英語を学ぼう」という企画を担当することになり、5人のチームで動いていました。
編集長の男性Aさんに、編集者のBさん、先輩ライターのCさんともう1人のライターが私で、英語の監修にはDさんという女性がいました。
そのDさんは、編集長のAさんの知り合いの方なのですが、英語はもちろん堪能ですごく上品。だけれど今の言葉で言うと、若干“上から目線”な話し方をする人でした。
ある打ち合わせで、私が(なんて言ったのか忘れたのですが)場を和ませようと言ったひと言に、Dさんがぴしゃりと
「あなたは育ちが悪い」
みたいなことを言われてしまったのです。
周囲にいたほかのメンバーも、若干びっくりしていましたが、「Dさんはこういう人だから」という感じで、打ち合わせはどんどん進みました。
でも、未熟だった私はそれ以来、Dさんが本当にイヤになってしまって、彼女との打ち合わせでは“終始むっと”していました。
雑誌が無事出来上がり、メンバー5人で打ち上げをしたときのこと。
お酒も入って無礼講!ということになったのですが、編集長のAさんに
「小谷さんは仕事で失敗したことないの?今回はかなりひどかったよ」
と言われてしまいました。
私はこのとき、かなり原稿の修正をされたりしたので、自分のライティング技術に関して言われているのだと思ったのですが、全然違いました。
「小谷さん、Dさんのことが嫌いでしょ?」
先輩のライターCさんにも
「私も正直Dさんにはむっとすることがあったけれど、あんな風に態度に出してはダメ。一緒にやっているメンバーで、今回Dさんがいなかったらこの企画は成り立たなくなるんだから」
どんな人にも長所と短所があるし、人には性格が合う合わないがあります。
けれども、「この仕事を一緒にやっていこう」と決めて集まったメンバーならば、多少は目をつむって、気持ちよく仕事ができるよう心がけるべきでした。
ましてや、技術が未熟ならなおのこと!
あの日の自分に戻れるならば、終始ニコニコ、本当の意味で場を盛り上げる人物でいるよう、努力するのに。
人の振り見て、自分の過去を清算することも、時には必要なのかもしれません。
[2008年07月08日(火) ]
前回のブログで、「初対面の相手に甘えてはいけないなぁ」ということを書きましたが、その相手(編集者のSさん)との仕事は、まだまだずるっと進行中です。
なんとなく、私と反りがあわないと判断したSさん、取材も別のライターの方にお願いするんじゃないかなぁと思っていたのですが、
(私もちょっと不愉快な思いをしたので、別にこの仕事がなくなってもいいや、と思っていました)
アポの連絡が来たので、気を取り直して待ち合わせ場所に行ってみると・・・、Sさんと一緒にもう1人別の女性が・・・。
「この人はライターのMさん。この前の取材が一緒だったし、データ部分の原稿をまとめてもらうので」
とSさんはいうのです。
私は腹のなかで「やっぱり!」と思ってしまいました。
実際の取材は興味深い話が聞けたし、それを原稿にまとめるのは私の仕事なのですが、正直やりづらかったです。
Mさんは終始むっとした表情で「こんなにぞろぞろ取材に行くのも変ですよね」と何度もおっしゃるし・・・。
そういえば、アポ2つのうち1つは「こっちがムリならおっしゃってください」とメールにあったけれど、私はこれ以上迷惑をかけても悪いと思って、若干ムリしてアポを引き受けたのですが、どうやら、「ムリとおっしゃって」欲しかったのかもしれません(そうすれば、Mさんにお願いできましたもんね)。
Sさんとの仕事は終始こんな調子で、原稿を入れたあとも一転二転、三転四転して、まだ決着ついていません。
正直、もう二度とSさんと一緒の仕事はやらないだろうなって思います。Sさんも、私には依頼してこないと思いますが。
別にSさんが特別なわけじゃありません。私がワガママというのもあると思いますが、誰だって本音と建前があるものです。
でも、その使い方のクセみたいなのが合わないと、やりづらいのです。
Sさんの言うことを、どこまで言葉通り受け取っていいのか、あるいは言葉の裏に隠された本音で答えたほうがいいのか。
そんなことを読みながら仕事をするのは、正直大変です。
ふつうの人間関係、たとえば恋愛などの関係でしたら、そういうことがすごくすごく大切だけれど。
(言葉は人の7%しか伝わらないのですよ〜、だから愛の告白は直接会ってが基本です!)
彼は昨日のメールで
「過労死寸前のSにどうかどうか、お力をお貸しください」
と閉めていました。
すご〜く忙しい人だし、一生懸命な人なんだと思います。
こういう言葉を見ると、「大変だなぁ」と思う一方で「でも大変にしているのは、アナタの思い込みと、本音と建前の使い分けでは?」といじわるく思ってしまう私です。
[2008年07月04日(金) ]
先日、知り合いのライターさんからの紹介で、ある雑誌の仕事をすることになりました。
その雑誌の編集担当の方(仮にSさんとしましょう)は、元美容師ながらも編集の学校に通い、編集プロダクションで人気雑誌の企画から取材、原稿執筆、編集作業までこなすとのこと。
「バリバリ働く」という言葉がピッタリの人だなぁというのが、第一印象でした。
最初の打ち合わせで、雑誌のコンセプト、取材内容の概要など説明を受け、
「まだコレが本決まりではないので、詳細が決まったら、小谷さんにやって欲しい作業を連絡しますので」
と言われ、その日はそのまま別れました。具体的にやる作業についての指示があるかと思いきや、この日は顔見せ程度でした。
しかし、かなりスケジュールが押していたので、2、3日後には連絡が来るだろうなぁと思っていたのですが、うんともすんともいってきません。「きっとお忙しい方なんだろうな」と思い、私のほうもとくに連絡とらずにいました。
週末をはさみ、最初の打ち合わせから5日後の午後10時過ぎに、Sさんから電話が。
「遅くなってしまってすみません。小谷さんにやって欲しい内容が決まりましたので、夜中にメールで送っておきますね」
とのこと。
やっときた!夜中にメールを送ってくれるなら、翌朝から私も動けるし、ここからエンジン全開!と思っていたのですが・・・。
翌朝朝一番にメールを開いても、彼からのメールはありません。
そうこうしているうちに、私の体調が悪くなり(先日お伝えしたウイルス性胃腸炎でした)、医者から戻ると彼からのメールがありました。
そこには、
「取材対象者のアポ取りはどうしますか?僕がとってもいいですよ」
との一文があったのです。
取材者であるライター(つまり私)が、直接アポをとった方が話が早いというのはわかっていましたし、最初の打ち合わせでは、私が取る、ということになっていたのですが、体調も悪いし、正直大変だなって思っていたので(思っていただけで、体調が悪いことはSさんに伝えていません)、Sさんのこのひと言のメールについ甘えて「お願いします」と返事してしまったのです。
ところが…。
その後Sさんが
「小谷さんがアポ取るの無理だっていうから、俺が取ることになった」
と別の人に愚痴をこぼしているというのを聞いてしまったのです。
私としては
「ムリなんて言ってないじゃん。自分から『やりましょうか?』っていってくれたからじゃん。愚痴をこぼすくらいだったら、最初から『僕がやりましょうか?』なんていうなよ」
っていいたいところですが、
彼としては
「いや、それは私の仕事ですから。私がやります」
って私が言うのを期待していたのかもしれませんね。
人にはそれぞれ言葉とは裏腹の「思い」っていうものがあるのでしょうけれど、初対面の相手のそれを読むのは大変です。
仕事であれば、大切なのはやはり表に出す「言葉」や「行動」のほうだと私は思うのですが・・・。
Sさんとの仕事がどうなるか、正直わからないのですが(私の予想ですが、彼のテストに私はぜんぶ、違う答えを出しているような気がします・・・)、初対面の相手に、簡単に甘えてはいけないなぁということを、学びました。
[2008年07月01日(火) ]
先日、ある雑誌のインタビューで化粧品会社の営業をしている方に会いました。
彼女(仮にHさんとしましょう)は、さすが化粧品会社に勤めるだけあって、すらりとした美人さん。もちろん、メイクもバッチリ決まっていて本当にステキな方でした。
だから彼女が
“私、生まれつきのアトピーで、社会人になるまでお化粧したことがなかったんです。”
と言ったときには、本当に驚いてしまいました。
“太陽の光を浴びるだけでもひどくなるというときもありました。家族の中でアトピーなのは私だけで、それが本当にコンプレックスでした。
ところが、18歳のときある化粧品を薦められて。私にあっていたのか、肌がどんどんキレイになっていったのです。それで、スキンケアとメイクが楽しくなって、将来はこの楽しさを伝える仕事がしたいと思ったのです。”
私もアトピーには悩まされていますので(私の場合、顔よりも手がひどいのですが)、彼女の悩み、そしてキレイになったことの喜びがすごくよくわかります。
自分のコンプレックスが最初の出発点で、それを克服したからこそ、そのよさを伝えたい。そんなことが原動力となって、化粧品への情熱を注ぐHさん。こんな風に、仕事に向かい合うというのも、ステキですね。
そしてとくに印象に残ったのは、彼女のこんな言葉。
“調子が悪く、落ちているときは、力を入れちゃいけないんです。重力の法則といっしょで、力を入れれば入れるほど、落下スピードが早くなるから。落ち込んでいるようなときは、力を抜くことが大切です。
反対に、調子がいいときは力を抜いちゃだめ。調子がいいときこそ、ぐっと力を入れてがんばること。そうすることで、加速度が上がって、次のステップを踏むことができるのです。”
力の入れ時、抜き時の話はホント参考になりますね。
外見だけでなく、中身もステキなHさんに会って、この日は一日ハッピーでした。
ちなみに、その化粧品のサイトはこちら。
肌にあう、あわないは人それぞれでしょうけれど、私も使ってみようかと思っています♪