[2007年12月31日(月) ]
最後に、今月初めに衝撃の告白を聞いたのは、
ある雑誌編集者のSさんです。
Sさんとは、1年半くらい、雑誌の連載で毎月お世話になっていました。
その彼女から、いつものように連載の打ち合わせを電話でしたあと、
「それと、このたび、私も◎◎(雑誌名)を卒業することになりました」というのです。
ええ〜!!
と、びっくりしたのですが、すぐ「今度はどの編集部に行くんだろう」と思い、Sさんに尋ねました。
すると、出版社自体が変わり、
さらに、ティーン誌から主婦雑誌へと、雑誌自身のターゲットも変わるとのことでした。
Sさん曰く、
「私も、ず〜っと17歳でいられないんです(笑)」
とのことでした。
Sさんは、大学卒業後、大手食品メーカーに務めたのち、編集者になるべく専門学校に通い、出版社に転職した人です。
いまの編集部には3年くらい在籍したとのこと。
私はいままでいろんな編集者と仕事しましたが、
彼女とは本当に仕事がしやすかったので、すごく残念でした。
でも、同時に、
「また、ご一緒したいです!」と素直に思いましたし、
彼女も、
「本当に、そうしたいです」といってくださいました。
「◎◎(雑誌名)という名で、私はいろいろ経験させてもらったし、いろんな人に会えました。
これは、私の財産だと思っています」というSさん。
Sさんにとって、私がその財産の一つであるかどうかわかりませんが、私にとってもまったく、同じことが言えます。
新しい彼女の雑誌は、主婦をターゲットにした生活情報誌です。
私、内容そのまんま興味ありますし、
来年早々、営業かけようって、今からワクワクしています。
さて、2007年のカウントダウンが近づいてきました。
何かが終わってしまうのは、とってもさみしい気もしますが、
終わりがあるから、始まりもあるのです。
「私、コレをやりきった」と思うから、辞める決断ができるのだと思うし、
「いつまでも、このままじゃいけない」と思うから、新しい環境に飛び込むこともできるのでしょう。
そして、私自身が思うのは、
自分自身、なにも決断もせず、なにも新しいことを始めなかったとしても、
誰か周りにそういう人がいたとしたならば、
自分自身も少しずつ、その影響を受けているのだということです。
周りと比べて、
「私はあんな風に思い切りよく決断できない」と、焦るよりも、
「いまの私には、決断する力はないかもしれないけれど、そのパワーにあやかり
たい」と思うのは、
決して悪いことじゃないのです。
だって人と人は、影響しあって生きているのだから。
この世にたくさんの人がいるなかで、
人と人が出会うことは、奇跡のようなことです。
それは、仕事の出会いであっても同じこと。
仕事の出会いは、家族や友人とはちょっと違って、その付き合いが永遠と続くとは限らないのですが、
ある特定の時間、いっしょに過ごして何かを成し遂げたという事実は、自分の中にも、相手の中にも残るのです。
今年1年、私は仕事のなかで、いろんな人と出会い、いろんな人とお別れをしてきましたが、
そのコトに感謝しつつ、
来年以降、なんらかの形でそれを活かしたいと、いまは思っています。
そして、今年1年、このつたないブログを読んでくださったみなさん、
本当にありがとうございました。
また来年も、よろしくお願いします、と言えることに、感謝しつつ。
みなさん、よいお年をお迎えください!
[2007年12月30日(日) ]
4月を過ぎた頃に、また一人
「会社辞めます」という連絡を受けました。
それは、広告代理店に勤める25歳の男性、Kさんです。
Kさんとは、彼が入社2年目くらいから、私もいろいろ仕事をご一緒させていただきました。
彼が、ディレクターを務めるプロジェクトに、何度となく声をかけてもらって、東北や九州など、出張にもたびたびいっしょに出かけました。
彼が入社4年足らずで会社を去ると聞いたとき、
「やっぱりなあ」という気持ちと、
「もったいないなあ」という気持ちが半々でした。
彼がディレクターとして動かしていた人は社外スタッフが多く、
私を含めて、フリーランスの人間も多かったので、そうした立場に触発されたの
かなあとも思いましたし、
丸3年仕事をしてみて、ある程度仕事に対する自信がついたので、
新しい環境へチャレンジしたくなった、というのも、若い彼には当然のことだったのでしょう。
「自分はデザイナー志望なので、ある事務所に丁稚奉公させてもらう」と、
やりたいことへまっしぐらに進んで行きました。
そんな彼から、仕事の依頼の電話を受けたのは10月頃でした。
「●●(彼の元いた会社名)の仕事を、またいっしょにお願いしたいんですけれど」
どうやら彼は、元いた会社から仕事を発注されて、その流れでまた私に声をかけてきてくれたようです。
「●●も、人手が足りないようで(笑)。自分も仕事を依頼されたんです」というKさん。
仕事の内容は、Kさんが会社に所属していたときと、ほぼ同じ内容なのですが、
Kさんが会社員でなくなった分、同じフリーランスの立場として、距離が近づいたように思います。
待ち合わせ時間に遅刻したり、
今ひとつ、スケジュール管理があいまいだったりと、
私からすると、フリーでやっていくにはまだまだだなあと思うところもあったのですが、
Kさんはこの仕事を無事、こなしたようです。
このまま丁稚奉公しながら、フリーランスでやっていけるよう修行するのかと思いきや、
「僕、いま就職活動しているんです」というKさん。
丁稚奉公ではお給料の面で不安定だし、独立するには経験不足だと踏んだのでしょう。
自分をもっと成長させる場を選ぼうとしているKさんを、私は無条件で応援したくなりました。
[2007年12月29日(土) ]
みなさん、こんにちは。
今年最後のブログ連載となりました。
なんだか、本当にあっとう間の一年でしたが、みなさんはどうだったでしょうか?
前回は、自分自身の身に降り掛かったことについて、2007年を振り返ってみましたが、
ラストの連載では、自分の身の回りの人たちのことについて、振り返ってみようと思います。
というのも、2007年、今年は私の身の回りで、
「今まで続けてきたことを辞め、新たな出発を切る」
人たちが非常に多かったのです。
「小谷サン、私、●●(会社名)辞めることになりました」というセリフを、何度聞いたことでしょう。
2月には、同じ年で、10年以上ある雑誌の編集部で活躍していたDさん、
3月には、これまた同じ年で、私がフリーになったばかりのころから、ずっと仕事をくれていたOさん。
Dさんは、「ずっと働き通しだったから、1年くらいのんびりしたい」と、沖縄へ旅たち、
しばらく、現地のホテルで働いたりしていたそうです。
とっても優秀な編集者だったので、いつの日かまたいっしょに仕事がしたいと思いつつも、
彼女の“休暇”はまだ終わらないようで、今度は海外へ見聞を広めに行くとか行かないとかいう噂も聞きます。
Dさんが、先のことをなにも考えず、とりあえず「編集部を辞める」と決めたと聞いたとき、
私も、私と同じようにフリーのカメラマンである方も、「そんなんで大丈夫なのか? 一度辞めたら、もとに戻るのは大変だぞ!」なんて思ったものですが、
いやはや、頼もしいものです。
休暇に飽きた頃、またいっしょに仕事ができるのかなあ、なんて楽しみにしています。
もう一人、Oさんは、出産のため仕事をスパっと辞めて、この10月無事男のコを出産したそうです。
彼女は常々、「いまやっている仕事には、なんの未練もない」と言っていたので、
仕事に復帰することは、ほぼないと思われます。
聞くところによると、旦那さんの実家である岩手県のほうに拠点も移ってしまったとのこと。
Oさんといっしょに仕事をしていたときは、彼女が終電前に帰宅することなんてほとんどないくらい、仕事にほとんどの時間を割いていたのですが、
きっと今頃は、仕事に費やしていた時間をすべて、赤ちゃんのために使っていることでしょう。
同じ年の女性の生き方として、正反対に見える彼女たちに、私もいろんな面で、影響された1年だったなあと思います。
[2007年12月23日(日) ]
さて、2007年の総括、どうですか?
目標達成できていることばかりではないかもしれません。
それはそれとして、2008年に持ち越すもよし、ラストスパートでがんばるもよし!
でも、受験生のみなさんの目標は、まだもうちょっと先です。
ちょっと弱気になったら、1年前の自分に戻って、成長している自分を確かめるのも、いいかもしれません。
そして、大切なのは
「感情が動かされるような、目標であること!」
実際、目標が達成されるためには、いろんな面倒な壁や道が待っています。
私事でいうと、「家を買いたい!」はよかったけれど、具体的な手続きや契約で四苦八苦。
「家を買うって、こんなに面倒なことなんだ〜!」ということの連続で、
実際のところ、まだ「家を手に入れた!」というところまでは、いってません。
私の引っ越しは、どうやらセンター試験のころになりそうです。
まだまだ、やることいっぱいで、頭パンクしそうですけれど(、
そんなときは、「受験生のみんなも、がんばっているんだ」と思い、乗り切ろうと思います。
ですから、みなさんも!
「あのブログ書いている人だって、2007年の目標がクリアできたってんだから、自分だって」と、
根拠もなく思い出してくれたら、嬉しいです(笑)。
2007年、残りわずかといっても、まだまだ!
やれることも、やるべきこともいっぱいです。
ここで気を抜いたら、もったいない!!という気持ちで、
ワクワクするような未来への目標達成に向けて、お互い、がんばりましょう。
[2007年12月22日(土) ]
私はいま、10代の女性向けの雑誌でのライティングの仕事が多めなので、
高校生の女のコたちと接する機会が多いのですが、
彼女たちから気づかされることは、いろいろあります。
先日も、三重県在住の高校2年生といろいろ話していたのですが、
「私、変わりたい、このままで終わりたくないと思って、雑誌のモデルオーディション受けたんです」
とのこと。
彼女は雰囲気が高校2年生とは思えないくらいオトナっぽいのですが、
「自分を変えたい」という意識がすごく強い一方、
「人とかぶりたくない」という、自我も強烈なコです。
「ずっと自分の夢をいうのが恥ずかしかったけれど、周りに言ってから変わった。夢はぜったい言ったもん勝ち!」
と、最初に会った9月頃からいってました。
それからほぼ1カ月に1度、会うのですが、先日会ったとき、「どう? 撮影や取材には慣れた?」と聞いたら、
「まだまだ緊張する。●●チャンなんて、私と同じ頃に出始めたのに、ポージングとかも上手で…」とのこと。
私はなんとなく、「楽しめてる?」ってカンジで軽く聞いたのですが、
彼女は、「自分、まだまだ足りてない!』という意識が、すごく強いのです。
「雑誌に出れるなんて、嬉しい!」というところでとまらない、彼女の強い思いを、じわじわと感じるのです。
「自分の気持ちを人に伝えるのが苦手」という彼女ですが、
雑誌ではいっぱい、そこを聞いていきます。
私の取材は「なんで? なんで?」の連続ですから(笑、わからないことが、ホント多いんです!)。
まだ3カ月ですけれど、
もっと月日が経ったら、彼女が最初に思った
「自分を変えたい!」という、理想の彼女に会えるような気がします。
自分の目標や気持ちを、人に伝える場面っていろいろですが、
私の仕事は、それを聞けるというものでもあります。
改めて、“役得”だなと感じるこのごろです。
[2007年12月21日(金) ]
2007年を振り返ろうと思ったとき、みなさんどうしますか?
まあ、テレビや新聞、雑誌など各種メディアが次々
「2007年の流行をチェック」「2007年を振り返る」など、出して来ていますが、
大切なのは、自分にとっての2007年を総括すること。
今年最初にどんなことを考えていて、どんなことをしてきたか。
そのときなにを感じて、なにをがんばってきたか。
どんな人たちと出会い、どんな気持ちを分かち合ったか、などなど。
それを自分で振り返るためのツールは、実にいろいろあります。
日記をつけている人は、日記。
私もそうですけれど、ブログも振り返るのにぴったりです。
日記までいかなくても、手帳の予定を見るだけで、今年がどんな1年だったかなんとなくわかります。
買い物が好きな人であれば、今年買ったものをチェックしてみたり、
雑誌が好きな人は、今年の最初のほうの号を読み直してみたり。
友だちや大切な人とやりとりしたメール、大切なのは保護してたりしませんか?
プレゼントしたもの、されたもの。
そんなのでも、自分がどんなことを思って、2007年のいま、いるのかがわかります。
そして、受験生であれば、なんといっても、勉強したノートや教科書、参考書、問題集でしょう!
最初は、まっ白だった参考書が、いろいろ書き込まれていたり、
問題集が、ボロボロになっていたり、
手帳に勉強の予定をぎっしり書き込んでいる人もいることでしょう。
先日、「将来は英語を使って仕事をしていきたい!」という女子高校生が、
「単語帳は、汚れれば汚れるほど、嬉しい」
といっていましたが、
「ああ、2007年も、自分はがんばってきたな」ということを、
いろんなツールから、感じてみてください。
[2007年12月20日(木) ]
みなさん、こんにちは!
もうすぐ今年も終わりですね!
先生だけでなく、誰も彼もが走りまわる忙しさですが、
受験生のみなさんは、本番まで文字通りのラストスパートですね!
私の住む関東でも、急に寒くなってきましたが、体調管理には十分気をつけてください。
さて、12月。
ラストの月ですから、今年2007年がどんな年だったのか、自分なりに振り返ってみようと、
ブログを読み直してみました。
「私、今年の初めどんなこと考えていたのかなあ」と思ったら、なんと、
新年早々のブログは、
【2007年、好スタートを切るために〜目標を立てることの大切さ〜】
として、
「家を買おう!」
と書いているではありませんか!
で、これを読んでくださっていた読者のみなさん、目標、達成できたのか、気になるでしょ?!(そんなことないか、笑)
発表します!
じゃじゃじゃ〜ん!
小谷、2007年の目標、達成です!
じつは、11月に家を買ったのです!
引っ越しは年明けになりそうですし、いろいろ手続きも残っているのですが、年内目標ギリギリクリアです。
わ〜お、なんか嬉しい♪
家を買えたことも、もちろん嬉しいのですが、
目標を立てて、それを達成したってことに、すごく充実感を感じるのです!
しかも、年間を通してという、長いスパンで考える目標。
私はそれまで、あまり意識してませんでした。
でも、このときは、
『仕事は、かけ算。』の著者である鮒谷周二さんとのインタビューを通じて、
「目標設定は、感情を動かされるようなものがいい」と意識してのことで。。。。
改めて、このコトが大切だと実感しています。