知ってるようで知らない?IT業界〜いまさら聞けないIT業界の仕組み(4)

[2007年11月30日(金) ]

IT業界に携わる人は、SEやプログラマーだけではありません。
営業やマーケティング、コンサルティングなどの仕事もあります。

営業のなかには、技術系よりの営業というニュアンスで、セールスエンジニアという職種の人もいます。
マーケティングやコンサルティングなど、一見ITっぽく見えない職種の方も、IT業界の中で活躍されています。

IT業界というと、「コンピューターに詳しい人たちの集団」と言う風に、私はとらえていたのですが、
今回、取材した方の中には、
「ソフトウエアとか、ハードウエアということの意味も、ぜんぜんわかっていなかった」「情報技術について、ぜんぜん勉強したことがなかった」という方も多かったのです。

パソコン知識は「ネットやメールができて、ワードやエクセルが使えるくらい」という方でも、
会社での研修やその後の業務での経験を積んで、IT業界の中で立派にやっているのです。

システム運用に携わる会社に入社2年目の女性はこんな風にいっておりました。
「私がIT業界に興味を持ったのは、社会ってあらゆるシステムによって動いているんだなあと感じたから。携帯電話がつながるのも、銀行でお金が下ろせるのも、システムがあるおかげ。
いまはそうした情報システムがなければ社会は動かない状態で、そこに関わることで、社会貢献ができると考えたからです」

ちなみに彼女は、社会福祉学科卒業の、文系の方でした。
その運用会社の社員の方は、文系理系半々といいます。
「コンピューター言語について、なにもわからない」という人でも、
社会システムに興味をもったり、パソコンや携帯が好きだったり、生活が便利に、快適になることに興味があったりするのであれば、
IT業界に注目してみるのも、オススメです。


そして、IT業界に注目してみたとき、金融や製造、流通、サービスなどあらゆる業界とかかわり合っていることがわかるでしょう。
「IT業界で経験を積めば、食いっぱぐれることはない」と、入社を決めた方もいました。

一時期のブームは冷めたようにみえても、やっぱりITはこれからの社会の中心産業ですので、
今後とも、注目していきたいと思っています。

知ってるようで知らない?IT業界〜いまさら聞けないIT業界の仕組み(3)

[2007年11月29日(木) ]

IT業界の技術者といえば、一昔前は「開発」を主目的としたSEという認識が一般的でした。
しかし、ITの浸透に伴い、その技術領域は専門化、細分化されるようになってきました。

大きく、「開発系」「構築系」「運用系」の3つに分けるとわかりやすいでしょう。

「開発系」のエンジニアの仕事は、前回伝えた、顧客へのヒアリングから案件定義、システム設計、プログラミング、システムテストなどに関わります。
クライアントとの折衝ごとも多くなるので、技術的に明るいだけでなく、人と接するのが好きな人にも向いています。

「構築系」のエンジニアとは、ネットワーク機能を含んだシステムの開発があたり前となった昨今、開発したシステムを走らせる土台作りを専門とするエンジニアのことです。
ネットワークやサーバの設計、ハードウエアの選定や設定などがメインとなってきます。
ネットワークに興味があったり、ソフトよりもハードウエアが好きな人に向いているといえます。

「運用系」のエンジニアとは、開発系エンジニアや運用系エンジニアによって実現されたシステムを、安全活最適なコンディションに保つエンジニアです。
システムのトラブルは、企業や組織団体だけでなく、社会にとって大きな損害となります。24時間365日システムを安定的に稼働させることが役割で、ソフトウエア的な設定を施す場合もあれば、ハードウエアの修理や交換などを行う場合もあります。
企業の基幹業務がどんどんシステム化されている現在、これから伸びる分野といえるでしょう。

知ってるようで知らない?IT業界〜いまさら聞けないIT業界の仕組み(2)

[2007年11月28日(水) ]

IT業界での職種といって、思いつくのが、「システムエンジニア(SE)」です。
SEは、システムの開発全般に幅広く関わります。


1)顧客への訪問(ヒアリング)
2)システムの提案(案件定義)
3)システムの仕様を決定(仕様決定)
4)システムの設計(システム設計)
5)ドキュメントの作成
6)システムテスト
7)納品

などの工程に関わります。
システムの規模によっては、それぞれの工程のチームだけで、数十人というケースもあり、
たとえば銀行や証券など大規模プロジェクトの場合は、SEだけでも百人単位になります。
一方、web系のシステムの開発は、SE1人で多応する場合もあります。

また、IT業界で求人の多いのが「プログラマ」です。
プログラマは、設計仕様書に基づき、決められたプログラミング言語を用いてプログラミングをします。


プログラミング言語とは、CやJava、Peri/PHPなどと書かれているもの。
開発するジャンルによって、プログラミング言語も異なります。

たとえば、銀行の預金システムや製造業の生産管理システムなどは大型汎用機(メインフレーム)の上で稼働していますが、ここではCOBOLなどのプログラミング言語を駆使して、アプリケーションが開発されます。

一方、近年主流となりつつあるオープン系とよばれるアプリケーション開発は、特定のメーカーに依存せず、異なるメーカーの機器やソフトウエアを組み合わせて、システムを構築します。Javaなどのプログラミング言語のほか、データベース知識など幅広い知識が求められます。

キャリアアップのイメージを考えると、
一般的にはプログラマで技術的な素養を磨いたあと、SEとなることが多いようです。
SEの上には、システムコンサルタントや上級SEなどのポジションがあります。

知ってるようで知らない?IT業界〜いまさら聞けないIT業界の仕組み(1)

[2007年11月27日(火) ]

みなさん、こんにちは!
カレンダーも残り1枚ですが(2カ月タイプの、ですが!)、毎日がんばっていますか?
11月は暖冬っぽいですけれど、今年の冬は例年並みの寒さといいますし、
体調管理には気をつけてください。

今回はIT業界について、考えてみます。

ITとか、IT業界って、なんとなくイメージできるけれど、一体どんなところなの?って思いませんか?…かくいう私、そうでした。

なんか、インターネットを使って仕事しているとか、
コンピュータープラグラムを作っているとか、
SEとか、ソフトウエアとかハードウエアとか、
半導体とか、サーバとか…

耳にする言葉はいっぱいなんだけれど、具体的にどんな会社があって、どんなことをしているってなかなか見えていませんでした。

先日、そのIT業界に属する会社に取材に行くことになりました。
新卒採用サイトの仕事だったのですが、
そこで、学生にIT業界の全体像を見せながら、その会社をアピールするページを作るコトになりました。。

…で、私なりにざっくり調べました。

IT、つまり情報技術は、いまや本当に多岐に浸透しておりますので、
業界の分け方も、いろんな切り口があります。

事業形態別にみると
・パッケージソフトの開発などを行うソフトウエア関係
・サーバやパソコンを提供するハードウエア関係
・ポータルサイトやオークションなどを運営するネットビジネス事業者
・インターネットなどの通信を担う通信会社やインターネット接続業者
・社内システムの提案等を行うコンサル会社
・システムエンジニアやプログラマーなどの派遣を行う人材派遣会社
などに分けることもできます。


ITは、携帯電話や自動車、コンビニのレジや銀行のATM、さらに住民サービスを行う自治体などにも導入されていますし、
そういう意味で、さまざまな分野に渡っています。

また、1つの情報システムを導入するには、企画からシステムの設計、開発、試験、納品、運用サポートまで、さまざま工程があり、さまざまな人や会社が関わります。
それらを、統括する会社をシステムインテグレータ(SI)といいます。
建築業界のゼネコンと同じような会社だと、イメージできると思います。

自分の城を持ちたい!〜出世に意欲的な店長たち(4)

[2007年11月08日(木) ]

お花屋さんの店長であるBさんは現在誕生日がきて25歳。店長になったときは24歳だったという。
「最年少では?」と聞くと
「そうだと思ってたんですけれど、ひとりいたんです、私より若い人が。
クソってカンジ(笑)。悔しいですね」

かなり負けず嫌いのようです!
かなりのガッツの持ち主です!
聞いていて、なんだかスカッとします!

「最初に働いていたお店の店長も、25歳のときには店長になっていたそうです。
だから私も、25歳までには店長になろうと思っていました」

アルバイト時代から、社員目的ではなく、店長目的でがんばっていたBさん。
次なる目標を聞くと
「いま、新規オープンのお店を立ち上げ、その店長になるという体験をしたので、
この次は既存店で、もっと大きなお店を担当したい。
最初に働いていたような、駅前の大型店とか。
より大きな城を持ちたいですね!」

お花屋さんというと、もっとほんわかしたムードが漂うのかと思いきや、Bさんのこのガッツはなんでしょう?
Bさん曰く、
「ウチの会社は、やる気のある人、ビッグになりたいと思う人にピッタリ。女性もがんばれる会社です。
花が好きなら、ぜったいオススメです」

パチンコ店のAさん、お花屋さんのBさんの話を聞いて、
「店長になる!」といって店長になる、そのガッツは素晴らしいって感動してしまいました。

よく、新入社員に対するアンケートなどを見ると
「出世」は、会社で働く目的にはなっていないような結果を見ますけれど、
「自分を高める」ために、上を目指すという姿勢は、捨ててはいけないように思いました。

そして、Aさん、Bさんともに共通していたのが、
「●年後には、●歳には、店長になっている」という目標を持っていたこと!
そのために、周りの人にアピールしていたり、周りの人の声を聞いていたり、周りの人を目標にしていたこと!


これって、受験生にも共通していますね!

「〜したい!」という上を目指す姿勢、受験生のときにも、社会に出てからも、失いたくないですね!
その気持ちがあれば、将来、自分の城を建てることも、可能かもしれません!

自分の城を持ちたい!〜出世に意欲的な店長たち(3)

[2007年11月06日(火) ]

さて、もうひとりの店長は、お花屋さんのBさん。
なぜお花屋さんに?と尋ねると、こんな答えが返ってきました。

「私は短大の服飾科にいたのですが、卒業間近に1カ月間くらい、ヨーロッパ研修があったのです。
パリやロンドンに行ってファッションについて学ぶのですが、私はそこで『服ってあまり好きじゃないかも』って。
それよりも、オシャレなお花屋さんがいっぱいあって、お花屋さんで働きたいって思ってしまって。
帰国してから、日本で同じような雰囲気のお花屋さんがないかなあと探して、そこでアルバイトを始めました」

Bさんの働くお花屋さんは、青山に本社のあるスタイリッシュなお花屋さん。たしかに、パリやロンドンなど外国の街角にもありそうなオシャレな雰囲気があります。

Bさんは最初、「外国のお花屋さんで働きたい」と思ったようで、帰国後短大を卒業し、その後英語の専門学校に通ってアルバイトを続けました。
専門学校を卒業し、その後アルバイトから社員になったころは
「外国に行くのはやめて、ここでがんばろう」と思うようになったといいます。

「最初にアルバイトで入った店舗は、横浜駅にあるお店。
お客様がひっきりなしにくる、大型店です。
社員もアルバイトも大勢働いていたのですが、そこの店長さんみたいになりたいと思って。
店長は毎日たいへんそうで、死にそうだったんですけれど(笑)」

大変な姿を見たら「自分はああなりたくない」と思うのが普通の感覚かもしれないが…。

「自分でもなぜそう思うのかわからないけれど『私もなろう!』って。
店長になれば、自分でスタッフも決められるし、お花やグリーンの発注も決められる。自分の城が持てるんです。
私、ここで自分の城が持ちたいって思ったんです」

Bさんはアルバイト時代から「店長になりたい」と周りに猛アピールしていたといいます。
そのたびに、本社の人からは「まだまだ」と言われていたようですが、
今年4月、百貨店内に新しいお店を出すことになり、店長になりたい人を募集。
Bさんは社内面接を受けて、見事店長の地位を獲得しました。

「既存店ではなく、新規オープンのお店の店長というのに、ひかれました。
だいたいのお店のレイアウトは決まっているのですが、そこにどんな棚を置くかなどディスプレイも店長の裁量で決められるのです! 新しいスタッフさんを面接したり、自分と合いそうなスタッフを他店からひっぱってきたり。
ホント、自分の城を作るってカンジで、すごくやりがいがあります」

現在、過去に見てきた店長の大変さを、ぜんぶ自分の身に受けているというBさん。
「ホント大変です」といいながらも、充実した毎日を過ごしていることは、一目瞭然でした。

自分の城を持ちたい!〜出世に意欲的な店長たち(2)

[2007年11月03日(土) ]

Aさんは入社3年目で店長となります。
最初に店長となったのは、新しくグループ会社となった下町の小さなパチンコ店。
いままで働いていたお店と違うし、なにより店長という仕事もまったくわかっていない。

「店長ってなにをすればいいのかが、まったくわかっていない状態でした。『予算ってなに?』というカンジで。
そこで試行錯誤しながら店長業務を学んでいったのですが、本当に大変で。
次に異動で大型店の店長をやれといわれたときは、『自分にはぜったいムリ』と思い、上司に『自信ないので、副店長に一度戻してください』といいました。初めて、弱音をはいたんです」

それまで、イケイケドンドンというカンジで、明るく元気に前向きにやっていたAさんが、「逃げたい」と思ったというのですから、相当なプレッシャーだったのでしょう。
しかし、Aさんを見ていた上司はこんな風に言ったといいます。

「管理職というのは、選ばれた立場の人間にしかできない。誰もができるわけじゃないからそういうチャンスをつかんで前に進め」
「会社が『お前はダメだ』というレッテルを貼るまでは一生懸命やれ。情けないことをいうな」


そこでハッと気づいたAさん。気持ちを転換。バカにされてもいいから一生懸命やろうと思ったといいます。

「それまでは周りからも『アイツなんて、元気なだけで出世して』とか言われていたし、年上の店長から厳しいこともたくさん言われていましたが、この上司の言葉で吹っ切れました」

その甲斐あってか、店舗での売上も順調に伸ばし、昨年は全店舗で1年間の業績トップを獲得。その実績を買われて、今年1年間は執行役員の仕事もさせてもらっているといいます。
現在はエリアの店舗をまとめるエリア長と、その中のC店の店長、そして執行役員を兼任しているAさんです。

「執行役員として本社で行われる会議などに出席する機会が増えたのですが、
それまで現場中心できていたのが、本部がどういうことをやっているのかもわかって勉強になります。
管理職のひとりとして、1店舗、1エリアだけでなく、会社全体がどう発展して行くべきなのかをいろいろ考えたい。
入社以来、自分が大切にしてきたことを、これから入社してくる若手にもどんどん伝えたいですね」

入社7年にして執行役員まで上り詰めたAさん。
彼の話を聞いていると「会社で出世するということは、自分を成長させることだ」ということがわかります。
会社の水にあっていた、というのもあるだろうけれど、縁あって働くことになった会社ならば、
そこで上を目指さなければ、もったいない、そんな風に思いました。

自分の城を持ちたい!〜出世に意欲的な店長たち(1)

[2007年11月01日(木) ]

みなさん、こんにちは!
先日、私は立て続けに「店長さん」にインタビューしてきました。

一人は、パチンコ店の店長さん。29歳、男性のAさん。
もう一人は、お花屋さんの店長さん、25歳、女性のBさんです。

お店の業態は異なりますが、ともに20代という若さで店長となっていますし、
その後のキャリア設計の描き方などに共通する思いを感じましたので、
紹介したいと思います。

まずはパチンコ店の店長、Aさん。
Aさんに「なぜパチンコ業界で働こうと思ったのですか?」と聞くと、こんな答えが返ってきました。

「自分がパチンコ好きとか、そういう理由ではないんです。ただ、ウチの会社のパチンコ店は自分の地元で展開していて(※地域密着を特徴とする会社なのです)、まるでホテルのような、パチンコ店らしくない外観や雰囲気を見ていて、そんなに悪い印象はもっていなかったのです。
就職を決めたのは、会社の売上が好調なのと、若い人でもがんばれば出世できる青天井の人事があったから。
私は、大学も一流大学出身ではありませんし、大手企業や上場企業に就職はムリだと思ってたし、自分もそんな気ありませんでした。けれど、この会社の売上はそれらの企業に匹敵するほど大きいのに、魅力を感じました。また、入社3年ほどで店長になる人もいるとのことで、がんばればがんばったぶん、責任ある仕事、やりがいのある仕事を任せてもらえる、というのが魅力でした」

入社してすぐ、Aさんはあるパチンコ店のフロアスタッフとして働くことになりました。
外からイメージしていたときは、「ラクな仕事なんだろうな」と思っていたそうだが、実際に働いてみると裏方の仕事は多く、ハードで、大変だったとか。
「入社して最初の3カ月で7キロやせました」というから、驚き! ダイエットしたい人は、パチンコ業界いいかも?(冗談です)

それでも1年経った頃、1スタッフからスタッフ全体をまとめる主任に出世したAさん。同じ時期に主任となったのは、同期43人中4人だったという。
「同期と比べ、特別に仕事ができたわけじゃありません。ただ、いつも明るく元気よくっていうことは心がけていて、それが評価されたのだと思います。でも、みんなと同じことをやりながらも、常に『上を目指す』という意識はもっていました。それは会社で出世して職位を上げるということではなく、自分の能力を上げたいという、自己啓発の部分が大きかったですね」

入社1年の新人にとっては、仕事を覚えることがまず大切な仕事であるが、仕事を続けるベースを作ることがとても大切。Aさんは
「明るく元気に仕事するというのは誰でもわかっていること。大切なのはそれをどう継続させるか」と語っていた。大きな声で挨拶したり、笑顔でいることを心がけたり。あたり前の小さなことを、継続することで、主任となる力を得たようです。

受験勉強もそうですが、やっぱり何事も「継続は力なり」なんですね!