女社長の言葉から〜仕事と家庭の両立を考える〜(2)

[2007年05月03日(木) ]

さて、“自分の思うように”仕事をするという姿についてですが、
それは働いて得たお金で、好きなモノを好きなだけ買うというだけのものではありません。

ある女子高校生は、こんな話をしてくれました。
「私の将来の夢は、最終的に結婚をして子どもを産むこと。
でも、どんなに早くてもそれは25歳。それまではバリバリ働くつもり。
で、結婚したら家庭は大切にしたいの。子どもの誕生日のときなんかは、いちばん優先してあげたい。
そうなるには、自分のスケジュールを自分の思うようにできなきゃだめじゃん。
だから、それまでに社長とか、会社のえらい人になっていたいな」

いままで、いろんな女性が「仕事と家庭の両立」ということについて、力を注いできたし、努力してこられたと思いますが、
私は、こんなにもストレートでわかりやすい「仕事と家庭の両立」のイメージを聞いたことがありませんでした。

いままでは、どちらかというと、
「結婚したり、子どもを産んでも、仕事をいままで通りに続けられること」と、
「仕事と家庭の両立」は、(両立といいながらも)仕事を優先に考えることが多かった私です。
だから、産休や育児休暇の充実、職場復帰などは、
「結婚したり、子どもを産んでも、職場では独身時代と何一つ変わらず仕事を続けたい」という女性の気持ちに応えるものだと思っていたのです。

そして、まがいなりにも結婚し(子どもはいないまでも)家庭を持ってみて、
この女子高校生の夢こそ、今、自分がリアルに欲している欲求だったりするのです。

私は、結婚後1年で会社は辞めましたが、仕事をすることは辞めていません。
フリーランスとなり、会社員と言う立場ではなくなりましたが、仕事をすることは結婚以来ずっと続けています。
私たちの家庭では、私が働くことはあたり前になっています。
私は結婚後も仕事でしか得られない満足感は、いろいろな場面で得ていると思います。

一方、家庭の充実感を考えたとき、ふと立ち止まってしまいます。
仕事柄、土日祝日が関係ないため、土日祝日が休みの夫とすれ違うことも多いです。
結婚5年目になりますが、子どもはまだです。
今年こそ家を買おう! と思っていますが、まだ現実にはいたっていません。

家庭での充実感がまったくないわけではありませんが、
仕事でのステップアップに比べて、家庭生活のステップアップ(という言葉が適しているのかは疑問ですが)は、
必ずしも順調ではないのかもしれない
、と、私はいま思っています。

女社長の言葉から〜仕事と家庭の両立を考える〜(1)

[2007年05月01日(火) ]

みなさん、こんにちは。
さて、みなさんのなかで将来“社長になりたい!”と思っている方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?
私は、10代のころ一度もそんなことは考えたことなかったのですが…。

最近、別のティーン雑誌の仕事で、女子高校生たちにいろいろ聞いてみたら、
「社長になりたい!」「会社を立ち上げてみたい!」「外国人経営者相手にバリバリ仕事したい!」など、
健全なる野望をもっているコが意外に、多かったのです。

具体的な会社の事業内容はまだまだ考えられなくても、
会社のえらい人になって、自分の思うように仕事をしたい!」と思っているのです。

さて、ここでの“自分の思うように”ってどういうことでしょうか?

その答えが、先日取材でお話を伺った、27歳の女社長の言葉の中にありました。

その女社長(仮にYさんとしましょう)は、ネイルやエステティックなどをトータルに手がける美容サロン及び美容専門学校の講師兼経営者として、若干20歳で独立し、成功されている方です。

成功って?
わかりやすくお給料を尋ねたところ
「買えない物はないというか。欲しかったら買えるという程度ですかね」とおっしゃってました。
(家などは別ですよ、とのことですが)

「独立したての頃は、高い車を買ったり、ブランドモノで身の回りのものをまとめたりしていましたが、
いまはブランドとかあまり興味がナイかも。それよりも、生徒がくれたお揃いのポーチとかを大切に使っています」

若い女性の持つ欲望はほとんど満たし、それ故に、ふつうの若い女性と同じような感覚でいられる様子でした。
こんな彼女だからこそ、「キレイになりたい!」とふつうの女性が思う気持ちを汲み取って、美容業界で成功しているのだと思います。

私を含めて、たぶんほとんどの女性は、デパートに行って気に入った洋服やアクセサリー、小物などを
値札を見ないで買ってみたい!」と思うでしょう。

社長になって、そんな風に買い物してみたい!
これも、“自分の思うように”仕事をするという、一つの姿なのです。

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