[2007年02月28日(水) ]
さて、Kさんの仕事である「音楽プロモーター」についてもう少し説明しましょう。
文字通り、音楽をプロモートする(宣伝する)人なのですが、その宣伝の仕方はさまざまです。
・コンサートやライブを企画し、その宣伝のために動く。
・新曲やアルバムのリリースに合わせて、テレビや雑誌、ラジオなどのメディアを通して宣伝する。
・新人のプロモーションのために、メディアに売り込んで行く。
レコード会社によって、仕事の幅はさまざまですが、
今回取材したKさんのレコード会社の場合、
「宣伝部」という大きな括りの中に「メディア統括」する部署があり、
さらにメディアの中でも細かく「テレビ」「ラジオ」「雑誌」「新聞/ワイドショー」「インターネット」と、媒体ごとに分かれて、宣伝するプロモーターがいるとのことでした。
Kさんはその中で「雑誌」担当の音楽プロモーターで、
担当アーティストを雑誌に取り上げてもらうように、日々雑誌編集部を回って「営業」しているとのこと。
「とくに力を入れているアーティストの場合、新曲やアルバムが出るたびに、CDを雑誌の編集部にもって宣伝しに行きます」というKさん。
その場合、自分自身がその音楽をいい! と思わなければ、プロモーションできないとのことでした。
「私はクラシックも聴きますし、音楽全体がとにかく好きなのです。
もちろん、自分の好みもありますが、どんなに自分の趣味とは違う種類の音楽でも『このアーティストはここの部分がおもしろい!』というものを見つけるのが、得意なのだと思います。
だから、新人をプロモーションするときなどは、自分がおもしろい! と思うところを大切にします」
音楽が“好き”であるのはもちろん、それプラス“得意”と思える何かを持つことが必要なのだなあということが、
Kさんのお話を聞いていてわかりました。
[2007年02月24日(土) ]
レコード会社に勤めるKさんは、入社4年目、26歳の女性です。
「小学生の頃から高校3年生までピアノを習っていました。結構本格的にやっていたんですよ」
しかし大学は1年浪人したのち、音大ではなく普通の大学に入り、本人曰く「遊びまくりました(笑)」とのことです。
就職活動は、音楽業界を中心に選んだのですか? と伺うと
「そうでもなくて。でも、化粧品会社とかレコード会社とかわかりやすく華やかな業界を中心にアタックしていました。いまのレコード会社は一番最初に決まったので、ご縁だなと思って(
」
こんな風に紹介してしまうと、なんだかカンタンにひょいひょいっていう印象ですが、よくよく聞いてみると
「私は宣伝という仕事に興味があったのです。
だからレコード会社にしても、化粧品会社にしてもその他にしても“宣伝”という括りで就職活動していました」
彼女が絞り込んでいたのは、音楽という“業界”ではなく、宣伝という“職種”のほうでした。
ただ、レコード会社の宣伝ってどういう仕事なのか、みなさんわかりますか?
ちなみにKさんの仕事は「音楽プロモーター」です。
何でしょう、プロモーターって?? たしかに宣伝する人って意味ですが。
Kさんに伺うと、彼女も入社前は、よくわからなかったようです。
「どこかに宣伝に行くんだろうな、とは思っていたのですが(笑)。
でも、まったくわからず。
だから、知り合いの先輩を尋ねて、どんな仕事をするのか、事前に聞いてみました」
OB、OG訪問を熱心に行ったそうです。
華やかな業界と入っても、就職活動の仕方は堅実で、しっかりしたものであったことが伝わってきました。
[2007年02月21日(水) ]
みなさん、こんにちは。
これから進学を控えている中高校生のみなさんに、どこまで影響あるのかまだ見えませんが、いま、大学生の就職活動は、バブル景気を思わせる“売り手市場”(=仕事を求める学生のほうが、複数の内定をとる等して、企業を選びやすくなっている)の様相を呈しているようです。
私がフリーになってからおつきあいしているある広告代理店のYさんは、学生の求人活動の広告をディレクションしている方なのですが、彼曰く、
「夢見就活」バリバリで、
「メジャー産業や大手企業でも、人が集まるかどうか難しい」とのこと。
学生相手に企業が集まって就職説明会を開くフェアでは、某大手コンビニチェーンのブースも、ガラガラとのこと。
一方、インターネットで企業の情報を集める学生が、どんな検索キーワードを使って企業を探しているか集計したところ、「音楽」「スポーツ」「化粧品」「映画」「ブライダル」などの、華やかとも思える業種が前年よりも多く、上位を占めているとのことでした。
「音楽が1位とは! 気持ちはわかるけれど…」というのが、自らもレゲエなどの音楽が好きなYさんの感想でした。
ちょうどその頃、私はあるレコード会社に勤めるKさんという女性にインタビューする機会がありましたので、
今回は「夢見る仕事」のうちの一つ、音楽に関わる仕事について、紹介していきたいと思います。
[2007年02月16日(金) ]
Z会のメルマガ、ブログなどで「職業を考える」という文章を書いて3年。
自分で言うのも何ですが、働くこと、仕事のことにずいぶん自分の時間と気持ちを割いてきたように思います(ある種、家庭をあまり顧みず、、、苦笑
)。
そして、「働く人」の声をいろんな角度から拾っていくうちに、これを自分のライフワークにしていきたいと考えるまでになりました。
これは、とても幸せなことです
一方、新年早々の時間の過ごし方や、周りの人との関わりの中で、
「もう少し、肩の力を抜いて、仕事に向き合ってもいいんじゃないか?」とも思っています。
仕事には波があって、仕事が充実
しているときもあれば、そうでもないとき
もある。
自分自身も
「いつでも、前向きで、プラス思考でどんどん行ける! なにをやってもうまく行く」というのは、理想ですが、
そうでない気分や状態のときもあってもいい。
むしろ、そうでないときを、どう乗り切るかが大切だと実感しました。
気分転換に、趣味
や遊び
に没頭する!
仕事以外の目標を持つ!
目標は“楽しみ”と言い換えてもいいかもしれません。
「仕事が楽しい!」とは、いつでも言えると限りませんが、
趣味や遊びは「楽しい!」と言えるものですからね。
仕事をしないときに“大義名分”にしているだけでは、もったいないのです。
ましてや、「子どもを産む!」なんて、人生そのものですからね!
目標を幅広く持って、人生楽しまなければ〜!!
仕事を勉強としたら、中高生にも同じことが言えるかな?
なんとなく、勉強や仕事に行き詰まっていると感じている人は、
遊びや趣味、楽しみを見直すこともオススメです。
そこから、何かが始まるかもしれません。
楽しみましょう
!!
[2007年02月11日(日) ]
前回、前々回と、仕事以外の目標を持つことの大切さに気づいたという文章を書きましたが、
実は今、「仕事以外」のことに目を向けているのには、もう一つ理由があります。
今年に入って仕事関係の女性ふたりに
「子ども、欲しいと思いませんか?」というようなコトを立て続けに言われたのです
ふたりの女性はいずれも私と同い年です。
ふたりとも、結婚
していますが子ども
はいません。私も同様です。
そのうちの一人、イラストレーターのYさんは、私と同じくフリーランスの方です。
彼女は、「今年は個展をやって、来年には子ども産みたい」と言います。
でも、子どもを産んだ後、どう仕事をしていくか考えあぐね、いろいろ迷っているとのことです。
私も同じように悩んでいます。
「子どもを産んだ後、どう仕事に復帰すればいいのか?」
「そもそも、子どもを育てながら仕事をしていけるのか?」
などなど。
ある新年会でYさんに会った時に、ふたりでいろいろ思いを言い合いました。
不安なことは、語り出したらきりがないです。
でも、はっきり言えるのは、「仕事はどうであれ、子どもを産んで育てたい!」という思いは、強いということです。
そんな折り、その新年会の主宰者でもある広告代理店のプランナーKさん(男性)が、話の和に入ってきました。
「うちの奥さんも今年の夏、2人目の子どもを産むけれど、なんとかなるよ」
と。
聞けば、彼の奥さんは昔、音楽をやっていたのですが、結婚・出産を機に、今活動はお休みしているとのこと。
「復帰したい思いもあるようだけれど、今は子どもを育てることを選んでもらっている。
(夫である)自分が言うのも何だけど、不満そうなところはないし、子どもと一緒にいる時間は楽しいって言ってるよ」
それはKさんがよき夫、よき父だからでしょう! と思うのですが(これ重要)
でも、
「ふたりとも、会社員ってわけじゃないんだから、会社を辞めさせられることはないし、
どこからでも仕事に復帰できるんだから!」と、私たちの気持ちが楽になることを言ってくれました。
この後、Kさんに「出産後でも、ぜひ私たちを使ってやって!」と、強力な営業をしてきたのは、言うまでもありません
[2007年02月07日(水) ]
受験生のみなさんは、きっと「この受験が終わったら、○○しよう!」といろいろ考えて、目の前のことに励んでいるかと思います。
「ずっと足を運んでいなかった映画館で映画
を見に行こう!」
「オシャレな春物の洋服
、買いにデパートに行こう!」
「卒業前に、友だちと旅行
に行くのもいいな!」
などなど。
私自身も、忙しくどたばたしているときは、
「これが終わったらジムで泳ぐ
ぞ!」
「友だちと食事
に行くぞ!」
「思いっきり寝るぞ
!」などと思って、目の前のことに集中できていました。
それが、いざ仕事のスケジュールがゆるやかになって、時間がイレギュラーに開いてしまうと、ぼんやりして不安になってしまうなんて。
我ながら、情けない!
つまらない!!
そのことを、うちの人に話すと、
「小谷は、仕事以外の遊びや趣味で、目標を作るといいんじゃない?」と言われました。
??? !!!
仕事以外の目標??
そっか! 目標って仕事以外にも必要なんだ!!
以前、鮒谷さんから「目標設定は、感情を動かされるもので」と聞いた話を書きましたが、それは何も、仕事だけではないのです。
日々、生活していく中で、感情を動かされる何かを持つことがとっても大切なんですね。
ちょうど、大好きな映画のDVDを手に入れたばかりだったので、この原稿を書き終わったら見ようと思います♪
あれ? これって目標?? どちらかというと、「ご褒美」じゃない?
でも、この「ご褒美」を自分に与えたとたん、この原稿を書くにもがぜん力
が入ります。
遊んだり、休んだりする前に“大義名分”が必要だなんて、私はやっぱり、ある種の、仕事人間なのかもしれません。。(苦笑)。
[2007年02月04日(日) ]
こんにちは、ライターの小谷です。
なんだか、とっても久しぶりの原稿となります。
気がつけば、すでに2月。2007年も12分の1がすぎてしまったのです。早いですね〜!
さて、私はここ半月ほど、ペースダウンしている感じです。
予定していた仕事が「今月は結構です」と断られたり、依頼が重なって1つは断らなくていはいけない事態になったり、スケジュールがどんどんずれ込んだりして。
2週間ほど、ゆる〜いスケジュールで過ごしていました。
(このブログの連載も、お休みとなりましたし)
年末年始にどたばた仕事をした身としては、
「ばんざ〜い! ここでのんびり休んでしまおう♪」
と思ったのですが、2日も休むと不安になってきてしまう。
「次の仕事、回してくれるだろうか?」
「別の人に依頼をしてしまうのではないか?」
「このまま、仕事が来なかったらどうしよう〜!!」
これが、フリーランスの性というものでしょうか? それとも自信のなさの表れ?? 困ったものです。
日頃、「休みたい、休みたい〜!」って思いながら仕事をしているのに(注:いつもというわけではありません。念のため。(笑)
いざ、ポ〜ンとスケジュールが開くと、不安になってしまったのです。
そして、気づいたのです。
「ああ、私って“中途半端な”仕事人間なんだなあ」と。
自分の時間をずいぶんと仕事に優先させていたと、今更ながら痛感。
思わず、自分自身に「仕事以外に、やりたいことはないのかよ!」とツッコミを入れたくなりました。