「大きいことをしてみたい」と「ぜんぶ自分でやってみたい」

[2008年10月03日(金) ]

就職する会社を選ぶ際、いろいろな側面から判断しますが、

「会社の規模」

というものを考える人も多いでしょう。

いわゆる「大企業」なのか、「中小企業」なのか。

資本金であったり、社員数であったり、支店数やその規模であったり、その判断基準はいろいろでしょう。



昔、私がまだ学生のころ、親戚のおじさんとそんな話をしたことがあります。

おじさんは大手広告代理店勤務。誰もが知る「大企業」に勤めていました(過去形なのは、今年定年退職したからです)。

私はその頃、出版社志望だったのですが、おじさんも昔出版社に勤めたかったという経験があるから、いろいろと応援してくれました。


そのときに印象に残っている、おじさんの言葉があります。それは、

「大きな企業では、大きな仕事をすることができるよ」

ということ。

それは、私の

「小さな会社でもいいから、自分が1から10まで関わるような、そんな仕事がしたい」

という言葉を受けてのことでした。

「人間ひとりが動ける範囲というのは限界がある。小さな組織では、一人ひとりの役割は大きいかもしれないけれど、スケールの大きさには限界がある。けれども、大きな組織では、人も大勢動くから、ビッグプロジェクトを動かすのも夢じゃない」

こんな話をしたのも、いまから十数年前ですが、インターネットが普及した現在、また違った感覚で思い出しています。



先日取材した商社は、社員350人程ですが、営業本部長は、

「このくらいの規模の会社は面白いと思うんですよね。組織として大きく動くこともできるし、社員一人ひとりの締める役割も大きい。誰もが『こうしたほうがいいんじゃないのか』と口に出しやすい雰囲気がある。これが500人以上の会社になると、変わってくるみたいだね」

「大きい仕事」といっても、その規模が大きいのか、1人の締める割合が大きいのか、いろいろとありますが、今度おじさんにあったときは「大きい仕事」をした達成感や思い等を聞いてみたいと思っています。