初仕事の相手とは、慎重に!

[2008年07月04日(金) ]

先日、知り合いのライターさんからの紹介で、ある雑誌の仕事をすることになりました。

その雑誌の編集担当の方(仮にSさんとしましょう)は、元美容師ながらも編集の学校に通い、編集プロダクションで人気雑誌の企画から取材、原稿執筆、編集作業までこなすとのこと。

「バリバリ働く」という言葉がピッタリの人だなぁというのが、第一印象でした。

最初の打ち合わせで、雑誌のコンセプト、取材内容の概要など説明を受け、

「まだコレが本決まりではないので、詳細が決まったら、小谷さんにやって欲しい作業を連絡しますので」

と言われ、その日はそのまま別れました。具体的にやる作業についての指示があるかと思いきや、この日は顔見せ程度でした。

しかし、かなりスケジュールが押していたので、2、3日後には連絡が来るだろうなぁと思っていたのですが、うんともすんともいってきません。「きっとお忙しい方なんだろうな」と思い、私のほうもとくに連絡とらずにいました。



週末をはさみ、最初の打ち合わせから5日後の午後10時過ぎに、Sさんから電話が。

「遅くなってしまってすみません。小谷さんにやって欲しい内容が決まりましたので、夜中にメールで送っておきますね」

とのこと。

やっときた!夜中にメールを送ってくれるなら、翌朝から私も動けるし、ここからエンジン全開!と思っていたのですが・・・。

翌朝朝一番にメールを開いても、彼からのメールはありません。

そうこうしているうちに、私の体調が悪くなり(先日お伝えしたウイルス性胃腸炎でした)、医者から戻ると彼からのメールがありました。

そこには、

「取材対象者のアポ取りはどうしますか?僕がとってもいいですよ」

との一文があったのです。

取材者であるライター(つまり私)が、直接アポをとった方が話が早いというのはわかっていましたし、最初の打ち合わせでは、私が取る、ということになっていたのですが、体調も悪いし、正直大変だなって思っていたので(思っていただけで、体調が悪いことはSさんに伝えていません)、Sさんのこのひと言のメールについ甘えて「お願いします」と返事してしまったのです。

ところが…。

その後Sさんが

「小谷さんがアポ取るの無理だっていうから、俺が取ることになった」

と別の人に愚痴をこぼしているというのを聞いてしまったのです。

私としては

「ムリなんて言ってないじゃん。自分から『やりましょうか?』っていってくれたからじゃん。愚痴をこぼすくらいだったら、最初から『僕がやりましょうか?』なんていうなよ」

っていいたいところですが、

彼としては

「いや、それは私の仕事ですから。私がやります」

って私が言うのを期待していたのかもしれませんね。



人にはそれぞれ言葉とは裏腹の「思い」っていうものがあるのでしょうけれど、初対面の相手のそれを読むのは大変です。

仕事であれば、大切なのはやはり表に出す「言葉」や「行動」のほうだと私は思うのですが・・・。

Sさんとの仕事がどうなるか、正直わからないのですが(私の予想ですが、彼のテストに私はぜんぶ、違う答えを出しているような気がします・・・)、初対面の相手に、簡単に甘えてはいけないなぁということを、学びました。