医者の才能を幅広く見つけるために

[2008年04月22日(火) ]

先日、美容院に行ったのですが、そこでも

「医者になるために必要な金額 = 5000万円」

が話題になりました(いま、私の中ではとてもホットなテーマなのです!)。


美容師のKさんは私と同い年。私が家を買ったことで、なにかと「人生に必要なお金」のことで話題になります。

「住宅ローンも大変だけれど、まあ、家賃だと思へば払い続けられる。夫婦2人だからまだましかな?」

なんて話しています。


Kさんは今年4歳になる娘さんがいるのですが、これからの教育費のことを考えると憂鬱だといいます。ふたりで「なんで日本の教育費はこんなに高いんだ!」という話で盛り上がってしまいました。



「たとえば私に万一子どもが生まれたとして、医者になって欲しいって思うんですよ、けっこう本気で。でも必要な金額聞いたら、『絶対ムリ!』って思っちゃいますよ。」

Kさん「僕は絶対ムリですよ。6000万円って話もありますよね。」

「お金がないとまずムリっていうのがそもそも狭めていますよね。これだけ医師不足が叫ばれているのに。お金がなくても医者になれる道が狭すぎる、そこがおかしい。」

Kさん「小谷さんが考えているのと同じこと、僕も本当に考えている。外科の手術とか、手先が器用な人であれば才能あると思うんだけれど。お金持ち、医者の子どもって限定してしまうと、すごい狭い範囲でしか才能が見つからないでしょ。」

「もちろん、誰もが医者になれる才能があるわけではない。でも、機会はもっと与えられていいですよね。いろいろある中で選べるっていう。いまのままじゃ、普通の人は医者になろうって選びたくても選べませんよ。」

Kさん「本当に日本はおかしくなっているよね。予算の使い方が間違っているとしか思えない。国会議員なんてあんなにたくさんいらないでしょ。総理大臣辞めたってけっこう収入あるっていうじゃない?おかしいよね。」

「教育費は本気でタダにしようと思えばできると思うんだけれど。そうしたら子どもを育てる不安はずいぶん解消されますよね。」

Kさん「本当にそう。国公立も私立も関係なく、みんな同じにしちゃえばいい。僕がこういうこと言うと『じゃあ、あなた選挙に行ってるの?それが実現できるよう努力しているの?』って言う人いるけれど、行ったって変わらないじゃない。」

「いまの選挙制度では、絶対ムリですよね。」



「絶対ムリ」という言葉がやたら多いですが、これが私たちの本音です。


医師の才能を幅広く見つけるためには、

「教育費タダ」

が究極ではないでしょうか?