[2007年10月13日(土) ]
大学受験というシステムに合せると、理系文系の選択はずいぶん早くから必要なようですが、
その先の人生を考えると、そんな風にわかれたままでもないようです。
というのも、先日ある会社の方へインタビューしたのですが、彼曰く
「仕事を続けていれば、文系の人も半分理系みたいになっちゃいます」というのです。
それは一体どんな仕事でしょうか?
彼(仮にAさんとしましょう)が務める会社は、半導体の基盤であるシリコンウェーハを製造する素材メーカーです。
半導体というのはみなさんご存知のように、パソコンや携帯電話、携帯音楽プレーヤーやICカードなどに使われているもので、自動車やロケットなどにも使用されています。
その素材であるシリコンを作っているメーカーですから、仕事をする相手は世界各国の製造メーカー。
私たちが使っている製品のほとんどは、この会社が材料を提供しているといってもいいくらいの、世界的企業なのです。
Aさんにこの会社を選んだ理由を聞きました。
「自分が就職したのは6年ほど前ですが、その頃は製造業のグローバル化が進み、日本から海外に製造拠点を移すところも多くありました。
素材メーカーであれば、今後コスト競争力などで海外に進出する可能性が高い。
自分は日本の技術力の高さや、工場の生産性の高さなどはすばらしいと思っていたし、工場の立ち上げにも関わりたいと思っていました。
これから海外に進出するにあたって、日本と海外を結ぶような橋渡しの役割をしたいと思い、この会社を選んだのです」とのことでした。
Aさんはじつは大学はアメリカの大学に進んだとのこと。
オペレーションマネージメント学部という、工場の生産性を上げるためにどうすればいいか、ということを勉強する学部にいたそうです。