夢見る仕事選び〜好きと得意を掛け合わせる〜(3)

[2007年02月28日(水) ]

さて、Kさんの仕事である「音楽プロモーター」についてもう少し説明しましょう。
文字通り、音楽をプロモートする(宣伝する)人なのですが、その宣伝の仕方はさまざまです。

・コンサートやライブを企画し、その宣伝のために動く。
・新曲やアルバムのリリースに合わせて、テレビや雑誌、ラジオなどのメディアを通して宣伝する。
・新人のプロモーションのために、メディアに売り込んで行く。

レコード会社によって、仕事の幅はさまざまですが、
今回取材したKさんのレコード会社の場合、
「宣伝部」という大きな括りの中に「メディア統括」する部署があり、
さらにメディアの中でも細かく「テレビ」「ラジオ」「雑誌」「新聞/ワイドショー」「インターネット」と、媒体ごとに分かれて、宣伝するプロモーターがいるとのことでした。

Kさんはその中で「雑誌」担当の音楽プロモーターで、
担当アーティストを雑誌に取り上げてもらうように、日々雑誌編集部を回って「営業」しているとのこと。

「とくに力を入れているアーティストの場合、新曲やアルバムが出るたびに、CDを雑誌の編集部にもって宣伝しに行きます」というKさん。
その場合、自分自身がその音楽をいい! と思わなければ、プロモーションできないとのことでした。

「私はクラシックも聴きますし、音楽全体がとにかく好きなのです。
もちろん、自分の好みもありますが、どんなに自分の趣味とは違う種類の音楽でも『このアーティストはここの部分がおもしろい!』というものを見つけるのが、得意なのだと思います。
だから、新人をプロモーションするときなどは、自分がおもしろい! と思うところを大切にします」

音楽が“好き”であるのはもちろん、それプラス“得意”と思える何かを持つことが必要なのだなあということが、
Kさんのお話を聞いていてわかりました。

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