[2007年07月27日(金) ]
今回、「故郷に錦を飾る」という言葉から、
大相撲やふるさと納税、棚田オーナー制度について思うコトを書いてきましたが、
「錦」というのは、立身出世、富貴の象徴ですが、それは決して「お金」だけではないのかもしれません。
お金では解決できない「人力」というのは、高齢化、過疎化が進む地方では、切実に欲しいモノなのかもしれません。
でも、その人が暮らすために必要なお金が必要…ということで、
考えれば考えるほど、ぐるぐるしてしまいます。
もちろん、お金は大事です!!(ファイナンシャル・プランナーの話でもお伝えしましたよね!)
最低限のお金がなくては、何もできません!
だから
大相撲では、給料のもらえる関取を目指します!
ふるさと納税では、地方が財源を創出する工夫が必要でしょう!
棚田オーナー制度では…、地元の農作業ボランティアをもっと増やすとか!(どうでしょう??)
一方で、
大相撲の関取も、
ふるさと納税(が施行されたとして、そこ)で都会の人から集まってきた税金も、
棚田オーナー制度の棚田の見事な景観も人も農作物も、
私のような人間からすれば、それがそもそもの「錦」だし、宝物、誇りに思えます。
格差、なんて言葉で都市と地方を対立させるよりも、
それぞれのよさをもっと実感できる仕組みが、必要なのかもしれません。
私自身は大学進学を機に、首都圏を離れ地方都市で一人暮らしをしましたが、自分の育った環境とは別の地方の暮らしは、とても豊かなものでした。
自然がいっぱいな中で、トライアスロンの練習をしたり、大会に参加したり、キャンプをしたり。
地元から通うクラスメイトや、地方出身の後輩の実家から、果物や野菜、お米の差し入れをもらったりしたこともあります。
私にとっては、生まれ育った場所より、進学した場所のほうが、ふるさとと呼ぶのにふさわしいところだったのですが、
大学進学を機に、自分の育った地域を離れる人もたくさんいるでしょう。
自分がそうでなくても、いろんな地域出身の人と触れ合うことができるのが、大学という場所です。
そういう場である大学で、
みなさんなりの「ふるさと納税」を考えたり、「故郷に錦を飾る」ことの意味を考えてみることは、これからの社会にとって、有益なことに違いありません。
そもそも、「故郷に錦を飾る」っていうのも、自分の名声をひけらかすのではなく、自分を育み育ててくれた人や環境への感謝の気持ちがないとできないのですから!
そして同時に、自分とふるさとへの誇りがないことには、できないのですから!
私も、罪悪感を感じている場合では、ないようです!
この先、「ふるさと納税」がどんな風な形になっていくのか。
私のような対象とする「ふるさと」のない人間も、みなさんのように住民税を払う立場でない中高校生も、
注目していきたいものです。
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