[2007年06月09日(土) ]
大人は、その立場や責任、義務感などから、10代の中高校生に対して、上から目線でものを言います。
このブログも、そういった面があります。
自分のことは棚において…という気分が、なんとなしにいつもつきまとっていると、私は感じています。
けれども、今という時代に敏感に反応し、それについていろいろなことを感じ、さまざまな悩みを抱えて、そこからいろんなことを考え抜いて、実行していく。
そのエネルギーがいちばん強いのは、10代の中高校生なのです。
そう思うと、私が正直な気持ちで、伝えたいと思うことを、つたないことばであっても書いていくことに、
何か意味があるような気がしてきます。
敏感で、精神的に成長したい、大きくなりたいと思う10代の中高生たちが、なんらかのヒントをそこから拾ってくれるはずだと、信じていたいのです。
「『卑しい』ということは、精神にとって最大の恥ずべきことだ。卑しいことは、恥ずべきことだ。卑しいということは、精神が下位のものにへつらうことだ。それを得るために自分を売ることだ」(『14歳の哲学』のp121より抜粋)
これは、『14歳の哲学』に書かれた言葉の中でも、私が最も気に入っている文章のうちの一つなのですが、
こうした抽象的で、強い言葉に、敏感に反応できるのが、10代だと思います。
自分の精神に、何か、はっと気づかせてくれる言葉が、この本にはちりばめられているのです。
なぜ、自分は勉強しなければならないのだろう?
なぜ、校則は守らなければならないのだろう?
なぜ、自分は生きていかなければならないのだろう?
なぜ、自分は自分のしたいように生きられないのだろう?
中高生であれば、毎日のように思うたくさんの“なぜ”と、
どうやってつき合えばいいのか、この本がヒントを与えてくれます。
進路に迷ったとき、勉強が思うように進まないとき、なんとなくイライラしているとき。
『14歳の哲学』を、ぜひ手に取ってみてください。
考えるための、すごい力が、自分にはいっぱいあるのだと信じて!