広告ってマスコミ?〜マスコミとの付き合いを考える〜(3)

[2007年05月12日(土) ]

私がこうした「書く仕事」を最初に始めたのは、広告業界に属する会社からです。
そこは、厳密にいうと「広告会社」というよりは、PR会社だったのですが。
PR会社とは、広告以外の手段で、消費者や社会とコミュニケーションを図れるよう企業をサポートする会社。例えば雑誌や新聞に企業の新商品について書いてもらうよう働きかけたりします。
私は、広報誌など独自の媒体を作り企業PRに役立つ制作物を作っていました。

広報誌の制作費は、もちろんクライアントが負担するものなので、
そこに掲載する情報は、クライアントのためになるものでなければ意味がないのですが(これは、広告と同じです)
同時に、その広報誌を読んだ消費者や顧客のプラスになる情報にする必要があります。

例えば、私はクライアントの社長とある著名人の社長対談などを企画したのですが、
そこで語られる内容は、
クライアントのイメージアップをはかるものであると同時に、
読み手の消費者や顧客が「読んでためになった」、もっとつっこんだ言い方をすれば「知る権利(※この場合でいえば、企業トップの社長の考え方を知る)」を満足させるものにしたい、そんな風に考えていました。

前者の考えは「コマーシャリズム」に違いなく、
後者はすべてのマス媒体が、読者や視聴者に対して負う「ジャーナリズム」の視点と同じあると、私は思っています。

しかし、この両者(コマーシャリズムとジャーナリズム)は果たして両立するのでしょうか?
「こちら(広告主)を立てれば、あちら(読者)が立たず」という板挟みに、陥りがちです。
でも、広告主のためにも、読者のためにもよい何かを作ろうと、一生懸命頭を使い、智恵を絞り、制作物を作っていました。

いま、広告媒体にも、雑誌にも、ブログにもいろいろな文章を書かせてもらっていますが、
例えば、インタビュー記事であれば、
インタビューに答えてくれた人も、それを発表する媒体(雑誌やブログなど)も、読んだ読者も、
誰もがハッピーになるような、そんな文章を書きたいと常に思っています。

実際には、難しかったりするんですけれど、
そこを求めていくことが、自分のシゴトだと思っています。

トラックバックURL

この記事へのトラックバックURL
http://www.zkaiblog.com/obstaff/tb_ping/25/RDTh2KbWnbI3Ak8AEFyB-UlciTUA


コメント

Z会のSNS パルティオゼットならもっと多くのユーザーで交流を深められるよ!コチラから参加しよう
名前 : 
Email : 
URL : 
クッキーに保存

小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク