[2008年08月22日(金) ]
前回、北京五輪の競泳解説を務める、ソウル五輪金メダリストの鈴木大地さんのことをちらっと触れましたが、今回も彼の話題で。
たしか彼は開会式直前の中継でも登場したはずです。
そのときの、レポーターとしての的確な対応に、「彼は金メダリストになった後、ものすごく成長したのだな」と思わせるものがありました。
な〜んて、金メダリストを捕まえて、上から目線もないのですが、ずいぶん昔から彼のことをちらっと知っていた分、感慨深いものがあるのです。
ソウル五輪当時、その時たしか彼は20歳前後だったと思います。いまの北島選手より若いはずです。
決勝前のインタビューで勝利の秘訣は?みたいなことを聞かれて「内緒!」と無愛想に返事したり、金メダルとったあとも「うれしいに決まっている」などと、生意気盛りの受け答えだったんですよ〜!
その後、いつだったか五輪のとき(バルセロナ、アトランタ五輪どちらかだと思いますが)解説で登場したことがあるのですが、そのときは白いランニングシャツという、テレビに映るにはあまりにラフな格好で、翌日に友人と「昨日の大地(って、呼び捨てですよ、笑)解説のくせにだらしなさ過ぎない?」なんてささやき合っていたものです。
年が近い分、親近感があったんですけれど、私の中では鈴木大地は小中学生のときに感じた印象とあまり変わらなかったのです。
ところが。
最近、彼の名前を耳にしたのは「オープンウォータースイミング」という大会において。
順天堂大学の講師及び水泳部の監督を務めているとのことでしたが、そこで「オープンウォータースイミング」の大会で学生を優勝させたのです。
ちなみに「オープンウォーター」とは、海や川、湖など自然の水のなかで行われる水泳競技で、今度の北京五輪から正式競技となっています。
こちらを参考に。
>> オープンウォータースイミング Wikipedia
「名選手、必ずしも名監督にあらず」
といいますけれど、鈴木大地さんは学生を育てることにも喜びを感じているようですし、「自分が泳いでいたときより、ずっとうれしい」ということを言っていたので、なんだかとても驚いてしまいました。
しかも、その競技が同じ泳ぐとはいえ、オープンウォータースイミングという競技であったことも。
オリンピック選手は泳ぎが得意だから海とかでガンガン泳いじゃうんだろうなぁと想像してしまいますが、意外と「泳ぐのはプール。海ではほとんど泳いだことがない」っていう人が多いのです。
海や川は波や流れもあるので、プールで泳ぐのとは別のテクニックが必要なのです。
(私も学生時代トライアスロンをやっていたのですが、まっすぐ泳ぐということがいかに大変かというのがわかります)
自分の競技生活を活かしながら、指導者として歩み始めた鈴木大地さん。
若い時の生意気盛りでは決して終わらないところが、さすが金メダリストなのでしょう。20年経ちましたが、その輝きは自身だけでなく、周りをも照らしているように思いました。
鈴木大地さんのブログはこちら。
>> daichi55.com DAICHI SUZUKI OFFICIAL WEB SITE