教育にも地域密着を!

[2008年08月15日(金) ]

さて、またまた私事で恐縮ですが、私の弟は教員志望です。

大学卒業後、塾講師をしていたのですが、

「受験指導もいいけれど、学校という場で生徒を教えたい」

という思いを強く持っているようで、また教員採用に再チャレンジしています。

ただ、試験問題があまりに難しく、悪戦苦闘しているようですが・・・。


その弟から、先日、メールが来ました。

それは、以前ニュースで

「教員の世界にも正規と非正規との格差が進んでいる。非常勤講師(非正規採用)の教師のなり手がなくて、教育の現場は崩壊寸前」

という実態をニュースで見て(ちなみに、ニュース内容は下記サイトを参照に)、弟に「どう思う?」と感想を求めてみたのですが、教育現場にいる者として、いろいろ思うことがあるようです。

教員に成れる人、成れない人。 口利き議員の名前の公表を! - JUNSKYblog2008
気分刊 教員新聞 : ボーナス


メールの内容が興味深かったし、みなさんにも考えてもらいたいので、紹介させていただきます。



「3日前、私に前の職場(学習塾)から連絡がありました。先生が足らないからお願いしたいという。結局バイトでまわしていくからこうなるのでしょう。社員が少ない。でも人件費はかかるからね。学校も同じ。でもおそらくその現象は変わらないでしょう。なぜなら非常勤でもやってくれると思っているからです。問題はここ。なんだかんだで(教員採用試験は)毎年受験者多いからね。選びほうだいでしょう。

僕は今回の大分の事件についてはしかたないと思います。正規教員になるのは大変。何年も正規採用になれないと『何とかならないか』と思う人間も出るでしょう。だからといってお金で解決はよくないけど。

今学力不足などで教育の現場は叩かれています。各種マスコミはおそらく先生という人種がなんかムカつくのではないでしょうか?何か偉そうに思うのかな?だからイジメルのでしょう。

問題は今教育が信用ないということです。ご存じの通り今小学生の中学受験が盛んです。公立から私立にしようという影の悪人がいそうで気になります。私立の先生は必ず公立批判しますから。

今公立が苦しいのは、公立の利点が授業料が安いということ以外あまり言われないこと。本当は学校が近く通学に負担が少ない、地域に密着していて地域の事情に詳しい、家庭訪問等がしやすい、ということがあげられます。

しかし、今の公立はその点があまり一生懸命取り組んでいません。世間の批判は学力不足しかいっていないからなかなか気が付かないようです。

プロ野球とJリーグなどがいい例かな?今でこそ浦和レッズは強いですが、昔は違いますよね。またレッズはさいたまでは物凄い人気ですよね。それは強いとか、いろいろ理由はありますが、1番の理由は地元を大切にしていることではないですか?

私立は難関大学進学やひとりひとりの親身の指導等努力しています。問題は公立が努力することを怠っていることでしょう」




私が現在、さいたま市在住で、浦和レッズサポーターだから弟は例に出しましたが、教育現場に「地域密着」かぁ!

なんか、あまりに明白すぎて私には盲点でした。

先日、自治会の回覧版で

「小学校の登下校時のボランティア募集」
「中学校の学園祭への案内」
「小学校の運動会への招待」

などなどが載っていました。

いままでは「私には子どもがいないし」ってなんとも思わなかったけれど、その地域で生活したり、学んだりしているもの同士、連携していくのが大切なのかもしれませんね。

公立か、私立か、という対立軸で考えるのではなく、地域密着という点で学校を支える仕組み作りを、これからは期待したいです。

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