「好き」を続けるのに、ムリは禁物

[2008年06月06日(金) ]

自分の好きなことをしていたら、それが仕事になった。

こんな幸せなことってないな〜と思いつつ、でも本当にそんな人っているのかなあと思ったら、先日の伊豆取材でそんな人に出会えました。



彼(仮にSさんとしましょう)はアウトドアが大好きで、アウトドアショップで働いていた経験の持ち主です。

そのショップが主催するイベントのインストラクターなどを努めていたのですが、仕事柄、自然と環境問題に興味を持つようになり、人に勧められて「グリーン・ツーリズム インストラクター」の資格を取ったそうです。

「グリーン・ツーリズム」とは、都市生活者が、農村・山村・漁村の生活や文化、自然に触れ、その地域の人たちとの交流を楽しむ活動で、インストラクターとは、その体験活動を指導する人のことです。





Sさんは資格を取ったあと、首都圏にいながら全国各地で山歩きや海遊び、釣りなどの自然体験イベントを指導していたのですが、西伊豆の自然が気に入ってしまい、とうとう移住してしまったというのです。

いま、都会にいながら自然いっぱいの田舎に憧れる人も多く(私もそのひとりです)、「田舎暮らしのススメ」的な情報もたくさんありますが、定年後の第2の人生ではなく、現役世代にとってネックはやはり仕事をどうするかです。

その点、Sさんはグリーン・ツーリズムの仕事だけで生活しているとのことで、本当に感心してしまいました。

“収入は首都圏で生活していたころよりガクンと落ちたけれど、その分物価も安いし、地域の人が魚や野菜を分けてくれるし、ぜんぜん生活は困らない。なにより都会にはない自然があるし。子育てにも最高だよ。”

とのこと。



自分の好きなことを続けて、それを仕事にしていったSさんに、仕事をする上で大切にしていることは何か、聞いてみました。

“ムリをしないことだよね。ムリをすると続かないじゃない。グリーン・ツーリズムって、地域のイベントみたいになっているところも多いけれど、本当は継続させないと意味がない。どうやったら継続できるか。それを考えるのが自然保護活動の基本だから。そこにムリがあったら絶対に続かないから、ムリをしないで続けるにはどうすればいいか考えるんだよね。”



好きだから、ずっと続けたい。

ずっと続けたいから、ムリをしない。

ムリをしないためにはどうすればいいか、よく考える。


仕事を続けて行く上での、大きなヒントをもらえた取材でした。



参考:(財)都市農山漁村交流活性化機構

>> GTインストラクター養成スクール

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