仕事に手を抜いてはいけない!

[2008年05月09日(金) ]

先日、ラジオを聞いていたら、養老孟司先生のインタビューがありました。

この日は「理想の社会人の生き方とは?」というテーマ。



>> J-WAVE「JAM The World」

「15minutes」のコーナーをクリックし、「BACKNUMBER」の4月18日が養老先生のインタビューの回です。



養老先生は『バカの壁』がベストセラーとなって、私もずいぶん本を読ませてもらっています。

中でも仕事に関する考え方には励まされることが多く、ちょうど「仕事がない・・・」とくよくよしているときでしたので、ずいぶん励まされました。

このインタビューの中でも、そして『超バカの壁』でも養老先生が終始一貫おっしゃっているのは、

「自分に合った仕事なんかない」

「仕事は自分に合っていなくて当たり前」

ということです。



『超バカの壁』に、私が忘れられない言葉があるので、紹介します。

“仕事というのは、社会に空いた穴です。道に穴が空いていた。そのまま放っておくとみんなが転んで困るから、そこを埋めてみる。ともかく目の前の穴を埋める。それが仕事というものであって、自分に合った穴が空いているはずだなんて、ふざけたことを考えるんじゃない、と言いたくなります。”(『超バカの壁』P19より引用)


“最近は、穴を埋めるのではなく、地面の上に余計な山を作ることが仕事だと思っている人が多い。社会が必要としているかどうかという視点がないからです。余計な橋や建物を作るのはまさにそういう余計な山を作るような仕事です。もしかすると本人は穴を埋めているつもりでも実は山を作っているだけということも多いかもしれません。”(『超バカの壁』P20〜21より引用)


“若い人が「仕事がつまらない」「会社が面白くない」というのはなぜか。それは要するに、自分のやることを人が与えてくれると思っているからです。でも会社が自分に合った仕事をくれるわけではありません。会社は全体として社会の中の穴を埋めているのです。その中で本気で働けば目の前に自分が埋めるべき穴は見つかるのです。”(『超バカの壁』P21より引用」)



ラジオのインタビューではこういう考えを踏まえた上でさらに

「仕事は適当にやってはいけない。(安月給であるとかそんなことは関係なしに)本気でやれ。そこで手を抜いてはいけない。」

ということをおっしゃっていました。

私は週末を2週に渡ってつぶした仕事の中で、ほとほとイヤになってしまって、10出来る力のうち8の力で仕事を収めてしまいました。

内容に問題はなかったと思うのですが(だから収めても大丈夫だと思った)、その後の鬱々とした気持ち、仕事がないという自分の状況を考えると、

「私は本気でやったか?本気で社会の穴を埋めていたのか?」

自問したときに自信が揺らいでしまう。

これではいけないのです!

どんな時でも

「私は本気でやった。手抜きはいっさいナシ!」

と言える仕事をしていこう。

そうすれば、いまのように仕事が来なくなったときは、

「いままで私が埋めていた穴は埋まったんだな。また別の穴を探そう。」

という気持ちになるではないか!

仕事で行き詰まったり、くよくよしているときは

「私は余計な山を作ろうとしていないか?」

こう考えると気持ちが落ち着いてきて、冷静になれます。



養老先生の本はやっぱり私を励ましてくれます。

いま、ずっと買ったままで呼んでいなかった『唯脳論』を読み始めています。

新しく『養老訓』という本も出されたようなので、これもやっぱり読んでみたい。

そうそう、せっかく時間があるのだから! 

この機会に本をいっぱい読むことにします♪

いつか、「仕事がない状況も悪くはなかった」、そう言える日を願って!!

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