社会に出る前に、不安はあってあたり前

[2008年02月15日(金) ]

大学卒業後の春からバイトをして1年が経った頃、
仲良くなった同期たちは一人、また一人と辞めていきます。

それは、感覚でいうと「卒業」みたいなものです。

「ここではもう十分に学んだ。あとは自分の力を試すのみ」
と言った形で、同期のほとんどは、ほかの会社に正社員として就職していきました。

ある人は、化粧品会社の美容部員になりましたし、
ある人は、アパレル関係の売り子になりました。
結婚した人もいます。

みんなそれぞれ、ステップアップしていくのです。


そんな同期を見ながら、私も少しずつ
「自分も、いつまでもここに居てはいけない」
という思いになっていきました。

それは、大学卒業直後に思っていた、「空っぽなプライド」からではなく、
心の底から思うようになっていったのです。

少しずつ、求人広告に応募したり、職業紹介所(ハローワーク)に足を運ぶことが、
日課の中に増えて行きました。
辞めて行った同期に話を聞いたり、いろんな会社に就職したことある同期に、
面接での心構えなどを伝授してもらったり。


でも、すぐに就職が決まるわけではありません。
「残念ながら〜」という通知を受け取ることのほうが、ほとんどでした。

今、就職活動中の方でしたら、すごくわかる感覚だと思いますが、
ホント、「不採用通知」って受け取るとめいりますよね。

「あ〜、またダメだった!」って落ち込むことも多かったのですが、
あるとき勇気を出して「なぜ私はダメだったんですか?」と聞いたことがあります。

そこでの答えは、私をいっそう落ち込ませたのですが!
編集者志望だったのですが
「あなたの性格は、編集に向いてないですね」
とはっきり言われました(笑)

勇気を出して聞いたことで、何かがふっきれたのか、
この頃から少しずつ、打たれ強さを身につけていったように思います。
大人の人と話すのも、怖くなくなってきました。


就職活動中、私をすごく勇気づけてくれた言葉が2つあります。

1つは、ハローワークの相談員の女性から言われた、
「25歳までは、どんな失敗をしても大丈夫よ」
という言葉。

もう1つは、小さな出版社の社長から面接中に、
「バイトを通じていろんな人に出会ったこと、それがあなたの宝ですね」
という言葉。

前者は、今の社会状況でいうと、「30歳」「35歳」という感じでしょうか。
後者は、今でも、私が実感していることです。


社会人としてのスタートは大学を卒業してから1年以上経った頃で、
年齢でいうと25歳。
今でも、社会人デビューが遅いことは、コンプレックスの1つです。
でも、これが「私」ですので、受け入れるしかないですよね。


「職業」について、「働くこと」について、うじうじと悩み、
ビクビクとしていた自分がいたから今の私があるし、
そこからなんとかやって来たから、今でもこのテーマについて、
こうして書き続けているのだと思います。

こんな私が言えることは、

「社会に出る前に、不安はあってあたり前」

ということだけですが、みなさんといっしょに、その不安を乗り越えて、
成長していければいいなあと思っています。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

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