TDLでのバイト経験で「社会人」になれた

[2008年02月12日(火) ]

大学卒業後、「高学歴フリーター」としてバイトをしていた私でしたが、
同じバイト先には、さまざまな立場の人が働いていました。

土日は大学や短大、専門学校など学生のバイトが多いのですが、
私が働いているのは平日なので学生はいません。
本当にいろんな立場の人がいました。

*昼間に、家計を助けるためにパート収入を得ようと働いている主婦の方。

*システムエンジニアとしてがんばって来たけれど、人間関係でもめ、
  あげく体調を崩して会社を退職した3歳年上の女性。

*結婚を控えてそれまで働いていた会社を辞め、憧れのTDLで結婚までの
  腰掛けバイトをするという1歳年上の女性。

*高校卒業後、バイトを掛け持ちしながら生活しているという4歳年下の女性。

*劇団の研究生をした経験もあり、いろんな会社で事務の仕事をしながら、
  TDLでも何度も働いた経験のある明るい性格の2歳年上の女性。

*英語の専門学校を卒業した後、私と同じように就職が決まらず、
  TDLで初の社会人のスタートを切った3歳年下の女性。

ざっと、こんな感じでしょうか。
見事に、私と同じ学歴、経歴、年齢の人はいませんでした!


大卒は、私たちバイト(TDLではキャストっていうのですが)を
統括する社員さんだけでした。
その社員さんは、いわゆる総合職系なので、管理がほとんど。
実際に現場で私たちに指示を出すのは、私より年下の方ばかり!
大卒の方は全然いませんでした。

さらに、OJTで私に最初に仕事を教えてくれた人は、
年は同じくらいでしたが(1つ下か上のどっちかだったように思います)、
大卒ではありませんでした。

こんな環境に身を置いたのは、私は初めてでした。

それまで、高校でも大学でも、先輩も後輩も、自分と同じような感覚の人ばかりで、
その中の価値観だけで生きていて、その中だけで「私はダメだ」「私はまだましだ」
なんて感覚でいたんだなあというのを、まざまざと感じました。


そして、私自身を縛っていたのが、
「大卒なんだから、●●●じゃなきゃだめだ」
っていう、独りよがりの思い込みでした。
そんな気持ちは、現場で働く一人としては、
ぜんぜん必要のないものなのです。


私の仕事は、TDL内にあるお土産ショップでレジを売ったり、
商品を並べたり、お客様に園内を案内したりっていう仕事です。
ある意味、とても単純なのですが、それまでそういう仕事を
アルバイトでもしたことがなかったので、覚えることもいろいろありましたし、
人相手の仕事でしたので、緊張もしました。

でも、そこは、毎日毎日やっていくうちに慣れていくものなのです。
笑顔も、自然と作れるようになりました。

カンペキではなかったかもしれないけれど、TDLのキャストとして、
最低限のラインはクリアする、働きはできるようになったのです。


そしてなにより、働いた分(少ないながらも)収入はあります。
毎月14万ほど(だったように思います)定期的な収入があるというのは、
大卒の初任給と比べたら悲しくなるかもしれませんが、やっぱり嬉しかったです。

さらに、TDLでは季節ごとにバイトを採用するので、
同じような時期に入ると、なんとなく「同期」って感覚があって、
いっしょに働く人とも仲良くなっていきました。


学歴も、年齢も、これまでの人生(大げさですが!)も違う人と、
同じ空間で働いていく。

私はここで初めて、社会参加する人、社会人になれたのだと思います。

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