[2008年10月17日(金) ]
先日、知り合いのライターから
「ホント、フリーって不安で嫌だ・・・」
というメールをいただきました。
そのライター(仮にSさんとしましょう)とはある雑誌の現場で知り合ったのですが、お互いフリーランス、ライターという立場がいっしょなので、たまに飲みにいったりメールでおしゃべりしあったりしています。
「今月は連休を利用して海外旅行に行ったせいもあるんだろうけれど、いつもより仕事の依頼が少なくて超ヒマなんです。このまま、来月も仕事入ってこなかったらどうしよう!!」
という内容でした。
なんだか、数ヶ月前に、同じような内容のメールを私からした気が・・・。
そのときSさんは「絶対来月入ってくるよ」といってくれて、1ヶ月くらいはずれたけれど、無事私にも仕事が入ってきました。
それを思い出して、「大丈夫だよ〜!今度旅行の話聞かせてね♪」と返事を出しましたが。
でも、フリーランスでいる限り、この不安とは常に背中合わせなんです。
それがどうしても嫌だったら、会社所属のライターでも、編集プロダクションにでも所属して、仕事を確保するっていうこともあります。
しかし、そうすることで、自分で自由に仕事を取りにいったり探したり、また長期で休みを取って海外旅行に行くっていうのもできなくなるのです。
究極の選択で「どっちにする?」としたら、やっぱりSさんも「私はもう会社員に戻れない」といっているので、やっぱりフリーランス気質なのでしょう。
仕事がいっぱいいっぱいで切羽詰まった状態だと「もう次の仕事断ってやる〜」って思うけれど、予定が真っ白になるととたんに不安で、あれだけ待ち望んでいた休みに何もできなくなる。
だから自分で思い切って休みを取るけれど、それがもとで仕事が来なくなるとまた不安になる。
矛盾しているけれど、そんな気持ちを行ったり来たりするのも、私たちの仕事のように思います。
ある日、取材で久しぶりにあったフリーランスのカメラマン(女性です)に
「ところで今年は夏休みとれましたか?」
と聞いたところ、
「お盆はちゃんと休みましたよ〜。毎年毎年、『もったいない、もったいない』って思っていたけれど、そんなことしても、しょうがないって気づいたんですよ」
彼女のいう『もったいない』は、
「仕事ができるチャンスのある時間に、わざわざ休みを取るなんて」
という意味です。
「ちょっとぐらい休みをとっても、また仕事がすぐやってくる」と何の不安もなく休みを取れるような人は、もともとフリーランスになんてならないのかもしれませんね。
不安を楽しむ、不安な状態にいる自分を自覚する。
こんなことを好きな人(もう、あえて好き、って言っちゃいます)が、フリーランスになれる人なのかもしれません。
こんな悩みを伝え合える仕事仲間が、自分にもいるんだなぁと思い、うれしくなった瞬間でもありました。
[2008年10月14日(火) ]
先日、ついに新しいMac(MacBook)を購入しました。
春くらいから、ずっと迷っていたのですが、「お金をそれだけかけても仕事がなかったら意味ないし〜」と、ずっと弱気でいたのです。
「夏の自分の誕生日頃に買おう!」と一度は思ったのですが、その頃仕事が減ってしまい、再び弱気の虫に・・・。
それが今回購入まで踏み切れたのは、Macの調子ががくんと落ちたから!
それ以前から、データが重くなったのか、反応が遅くなっていたのですが、仕事をする上でもイライラするほどになってしまったのです。
(マメにデータをバックアップして、本体から出せばいいのでしょうけれど、ずぼらな私はそこまでしていない・・・)
キーボードも壊れて押しにくくなっていましたし・・・。
「イライラして仕事したくない!」という気持ちから、購入に踏み切りました。
ちょっとお金をかけて、メモリとハードディスクも増やしました。
注文して約2週間で届きまして、いまこの原稿も新しいMacBookで書いています。
ネットに接続したり、プリンタを設定したり、オフィスのソフトを入れたりという作業も、もたもたしながらもできました。
以前のMac(iBookです。2モデルくらい前ですね〜)と使い方は同じなのですが、画面が広くなったので、複数のアプリケーションを広げても大丈夫!
もちろん、スピードもアップして、いまのところストレス知らずです。
iBookはフリーになってすぐに使い始めたものなので、愛着もあるし、なによりいままでのデータがあるので今でもまだ立ち上げます。
それが、先日不思議なことが起こりました。
新しいMacと並べてiBookを立ち上げていたときのこと。
画面に
「コンピュータの時計が2001年3月24日以前に設定されています。アプリケーションによっては異常な動作を起こす原因となります。」
というメッセージが出たのです。
こんなこと、いままでiBookを使っていてはじめてのことでした。
時計を直してそのときは閉じたのですが、それからも立ち上げるたびに同じメッセージが出るようになりました。
「あぁ、ついに新しいMacが来て、お役御免になっちゃったから不機嫌になっているのかなぁ?」
と思ってみたり、
「でも、よくいままでがんばってくれたね」
と愛おしいような気持ちにもなってしまいました。
それが今日、立ち上げたらそのメッセージは出なくなりました。
時計も日付もちゃんとあっています。
もう仕事では使わないiBookを立ち上げるのは、そこに以前からダウンロードしている音楽を聴くことだったりするのですが、最近はそれが楽しくてMacBookで仕事している間も、iBookでず〜っと音楽を流しています。
そんな風に役割を変えてあげたからなのか?ちゃんと立ち上がるようになったのです!
新しいMacBookはお仕事用、それまでのiBookはプライベート用。
いままでぜんぶごっちゃごちゃにしていたので、いいきっかけとなったのかも!
Macも公私に分けたのだから、自分自身も公私を分けて集中して楽しみたいと思うこのごろです。
[2008年10月10日(金) ]
採用サイトを作るにあたり、企業は学生に向けてさまざまなメッセージを伝えます。
そうした内容をまとめて伝えるという仕事も、私は請け負うことがあるのですが、先日訪れた企業の方が、
「いまの若い人は、なんのために仕事をしようとしているのか。正直わからないと思うことがある」
ということをおっしゃっていたのには、いろいろと考えさせられました。
「子どもの頃から選択肢が多くあり、自分の好きなことや能力を発揮できることを選んで実行してきたので、働き方も『自分のやりたい仕事をやりたい』『自由に選んで仕事をしていきたい』という人がほとんどです。でも、やりたい仕事ってなにか?と問うても、ほとんどの人はそれがなにかわからないんです。
開発途上国であれば、水道やガスなどインフラを整えたり、社会の仕組みを作るところから始まるのかもしれないけれど、日本ではすでにその仕組みが出来上がっている。
『今日仕事がなければ、明日飢え死にする』という社会ではないので、『食べるために働く』という実感もほとんどない。でも、食べることに飢えてはいなくても、心が飢えているような人はいっぱいいます。だから『自分、自分』という人が多いのでしょう。
最近はいきすぎた実力主義への反動か、『最初に就職した会社で定年を迎えたい』という学生も多いといいますが、企業のほうでは、退職金制度をなくそうという動きすらあります。
本当は、『安定した企業(社会、組織)』というものはないのです。会社だって、外に出て注文を取って来る人がいなければ、売上が上がらず、給料は出ない。外に出て、人の役に立つことを考えて、提案していくということをし続けなければ、飢え死にするのは、いつの時代も同じなんです。そういうことを、学生には伝えたいのですが・・・」
私も正直、「職業とは」というブログを書いていながら、わからなくなるときはいっぱいあります。
「働かなくても食べていける」という状態の人がいるのであれば、ムリして働かなくてもいいのではないか?
一方で、どんなに働いても働いても、一生贅沢とは縁がない・・・と思い込んでしまうような状況もやっぱりあり、「世の中は不公平だ」なんて思ったりします。
「仕事を通じて、なりたい自分になる」という、耳に心地よいキャッチフレーズが飛び交う昨今ですが、その「自分」「仕事」って一体なんなのでしょう?
そんなことをつらつら考えているときに、私がいつでも思い出すのは、養老孟司さんの職業観です。
先日は『バカにならない読書術』(朝日新書刊/養老孟司、池田清彦、吉岡忍)という本の中で、その言葉を見つけました。
養老先生は、「この道一筋」という言葉は、誤解されて伝わっているというのです。
(以下、『バカにならない読書術』P36より抜粋)
人間は本当は「この道一筋」のはずはない。どんどん変わっていくものだから。だけどそうした中で、あの人は、地味な仕事、職人芸のようなことを一生続けていた。つまり「あの“仕事”は一生をかけるに値する」という意味で言っていたのでしょう。
それがいまは“仕事”のほうではなく、人間のほうにかかってきてしまった。一つのことをずっと最後まで辛抱してやったからあの人は偉い、みたいに。
仕事インタビューをしていると、仕事そのものと、その人そのものの魅力がミックスされて、とても面白い話を聞けるときがあります。
それが聞きたいからこの仕事を続けているようなところが、私にはあるのですが、これからは意識して聞き分けてみようかなと思うようになりました。
「あなたにとって、その仕事はどんな意味を持ちますか?」
という質問と
「その仕事は、社会にどんな意味をもたらしますか?」
という質問とをうまく取り混ぜて、
「仕事をする意味」を伝えられるようなライターでありたいと思っています。
[2008年10月07日(火) ]
新卒採用で入社した人たちにとって、何より心の支えになるのは、『同期』という存在でしょう。
同じ採用試験をくぐり抜け、研修もいっしょにやることで、仲間意識が高まります。
どちらかが会社を辞めたとしても、その付き合いは案外長く続くものです。
「元会社で、同期の●●さんの結婚式に呼ばれた」という人は、けっこういるのではないでしょうか。
私は新卒として企業に入社していないから、自分には同期がいないって思っていました。
が、いました!
それは、卒業してすぐに準社員(平たく言うと、パートですね)として働いていたTDLで、同じ「春キャスト」で、「クローズ」の人とはいまでも会っています。
※春キャスト:春休みの面接で採用されたスタッフ
※クローズ:3つに分かれた勤務時間帯の1つで、閉園まで勤務の遅番のこと
お互い、TDL特有の衣装を着て働いていたのですが「いまあの格好しろと言われても、できないよね」なんて言い合っています。
特によく会うMさんは、私より3つ年下です。
私は1浪の大卒で、彼女は専門学校卒なので、同期といっても年は違います。
けれども、お互い
「新卒で、正社員として企業に就職できなかった」
という状況は同じです。
彼女は1年経った頃、私は1年半経った頃TDLを辞めたのですが、彼女が売り子として新しく勤めたデパートと、私のいた制作会社がとても近かったので、辞めたあともずっと連絡取り合っています。
とくに、ふたりとも相撲が好きなので、相撲観戦を口実に、いまでも1年に3回くらいは会っています。
Mさんはその後、転職をして売り子から秘書となりました。
とても気遣いのできる人なので、ピッタリの仕事ですが、悩みもつきないようで・・・。
「最近、仕事辞めたくなって」というメールを彼女からもらったので、近いうちに会う予定です。
もう1人の同期はAさん。
私よりも2つ年上ですが、一緒にTDLで働いていた人です。
引っ越したばかりの頃、「久しぶり!」とわざわざ連絡をくれました。
近くに住んでいることが判明したので、また会おうね、と約束しています。
Aさんは私より前にTDLを辞めてしまったのですが、辞めた後も就職に悩んでいる私の相談に乗ってくれました。
Aさんは、事務、販売員、美容部員、TDLのキャストなど職も転々としていたし、劇団の研究員だったこともあり、家を出て友達の家に居候したり、その後一人暮らししたり、とても自由な雰囲気の人だったので、憧れでした。
くよくよと悩んでいる私に、ことあるごとに「もっと自信を持って!」と励ましてくれた人です。
今年の春、仕事で久しぶりにTDLへ行き、そのときミッキーマウスの写真が撮れたのでAさんに送ると、「子どもが見て大喜びしています。小谷、ステキな仕事しているね」といってくれました。
母となったAさんとはまだ会っていないので、再会がいまからとても楽しみです。
TDLで働いていたのはもう十数年前だし、いまでは仕事も住むところも別々なのに、こうして関係が続くのも、「同期」だからかも。
「同期」って、やっぱりいいですね。
[2008年10月03日(金) ]
就職する会社を選ぶ際、いろいろな側面から判断しますが、
「会社の規模」
というものを考える人も多いでしょう。
いわゆる「大企業」なのか、「中小企業」なのか。
資本金であったり、社員数であったり、支店数やその規模であったり、その判断基準はいろいろでしょう。
昔、私がまだ学生のころ、親戚のおじさんとそんな話をしたことがあります。
おじさんは大手広告代理店勤務。誰もが知る「大企業」に勤めていました(過去形なのは、今年定年退職したからです)。
私はその頃、出版社志望だったのですが、おじさんも昔出版社に勤めたかったという経験があるから、いろいろと応援してくれました。
そのときに印象に残っている、おじさんの言葉があります。それは、
「大きな企業では、大きな仕事をすることができるよ」
ということ。
それは、私の
「小さな会社でもいいから、自分が1から10まで関わるような、そんな仕事がしたい」
という言葉を受けてのことでした。
「人間ひとりが動ける範囲というのは限界がある。小さな組織では、一人ひとりの役割は大きいかもしれないけれど、スケールの大きさには限界がある。けれども、大きな組織では、人も大勢動くから、ビッグプロジェクトを動かすのも夢じゃない」
こんな話をしたのも、いまから十数年前ですが、インターネットが普及した現在、また違った感覚で思い出しています。
先日取材した商社は、社員350人程ですが、営業本部長は、
「このくらいの規模の会社は面白いと思うんですよね。組織として大きく動くこともできるし、社員一人ひとりの締める役割も大きい。誰もが『こうしたほうがいいんじゃないのか』と口に出しやすい雰囲気がある。これが500人以上の会社になると、変わってくるみたいだね」
「大きい仕事」といっても、その規模が大きいのか、1人の締める割合が大きいのか、いろいろとありますが、今度おじさんにあったときは「大きい仕事」をした達成感や思い等を聞いてみたいと思っています。
[2008年09月30日(火) ]
インターネットで情報を集め、気になった企業に「エントリー」するという大学生の就職活動はもはや当たり前になりました。
そうした学生の動きを受けて、各企業は自社のホームページ、とくに採用サイトを充実させるべく人と時間と金を相当に注いでおります。
とくに最近の就職活動は「売り手市場」といわれ、売り手である学生のほうが、買い手である企業を選んでいる状態ですので、選ばれる企業側も必死です。
十数年前の自分の時代には、たしか「資料請求」といってハガキを大量に企業に送った記憶がありますが、バブル崩壊後で・・・。
いろんな意味で隔世の感があるのですが、優秀な学生を確保したいという企業、自分の能力を活かせる企業を選びたいという学生の思いは変わらないようです。
先日、ある商社に取材に行ってきました。
本社と支店の2カ所を回り、営業本部長と人事部担当者、営業職、事務職など社員数名の方に話を聞いてきました。
営業本部長はもうすぐ還暦を迎える大ベテラン、人事担当者は30〜40代くらい、社員さんは入社2年目の若手もいれば、10年目という中堅のバリバリな方もいます。
人事の方に話をうかがうと、
「うちの会社は営業職がメインなので、新入社員はまず営業関係の仕事に就く場合が多いのですが、営業推進部という営業をバックアップする部署だったり、マーケティング部という営業をサポートする部署もあります。
新人でも人事部や総務部、経理部に配属されることもあります。ですから『営業だけをやりたい』という人ではなく、いろんな部署を経験してみたいという人を求めています」
とのこと。
実際に社員の方に話をうかがったときも、入社2年目のMさんは
「私はまだ本社勤務ですが、いろんなところに転勤してみたいんです。いろんな経験をして自分を高めていきたい。そこでまた同じ部署に戻ってきたとしても、前よりは成長していると思うんです」
入社10年目でマーケティング部にいるKさんは
「入社以来10年営業職を経験しました。すごくやりがいもあって面白かったのですが、会社を別の角度からみたいと思って異動を希望しました。立場が変わると仕事の見え方も変わって来る。それが面白いですね」
こうして企業を取材していると、私はいつも
「若い頃に会社という組織に属して働くのも、悪くないのでは?」
と思います。
よく「日本の就職活動は『就職』ではなく『就社』だ」と揶揄されたりもしますが、同じ組織に所属する仲間がいて、上司や先輩、後輩という人間関係があって、いろいろな部署があって、それを経験できるという環境は、決して悪くないと思います。
「部長やっていました」「課長やっていました」という人がリストラされて、再就職しようにも難しいということがあり、
「一社で経験を積み重ねてきても、それで自分の市場価値が高まるわけではない。どの企業でも通用するような専門性や知識を身につけなければ」
ということで、資格を取ったり、業種を絞り込んで企業を選んだりという選択肢もありますが、一方で、
「会社に育ててもらう」
という経験は、若い人にとって何事にも代え難いものです。
受け身の姿勢だけではダメですが、
「この会社でいろいろな経験をして、自分を育てたい、育ててもらいたい」
という謙虚な気持ちになれる会社があったら、思い切って『就社』してみるのも、オススメです。
[2008年09月26日(金) ]
DJ MAYUMIさんとのインタビューでは、もうひとつうれしいことがありました。
実は、彼女がメジャーデビューしたレコード会社はユニバーサルミュージックというところなのですが、私はかつて会社員時代、そこの社内報を作っていたことがあったのです!
といっても、もう7年くらい前の話なのですが・・・。
レコード会社の社内報だなんて、意外だなぁと感じたのですが、当時ユニバーサルミュージックというレコード会社は、いろんなレコード会社と統合しており、社員もいろんな出身の方がいたのです。
社長が「社員をまとめるために、社内報をつくりたい」ということで、制作が決まったのです。
当時、東京・目黒に社屋があったのですが、それが青山に移転することに決定。
「第一号は、社員に青山情報を伝えるような内容にしてほしい」
と要望されました。
具体的には、
「社員が昼休みにお昼ご飯を食べに行けるように、ランチマップを作って欲しい」
ということでした。
新社屋のある青山一丁目周辺を、カメラ片手にずいぶん歩き回りましたよ〜。
ランチもいろいろ食べましたし、喫茶店や公園、それに歯医者なども調べていろいろ載せました。
社内報は季節ごとくらいのペースで出していたのですが、社員さんのお仕事インタビューや、周辺コラムなどもいろいろ担当しました。
いま、フリーランスでやっているような取材して原稿を書いて・・・という私の仕事のスタイルは、このユニバーサルミュージックの社内報作りからすでに始まっていたのです。
だから、私にとって思い出深い仕事でした。
DJ MAYUMIさんのインタビューにはレコード会社の担当者ということで、ユニバーサルミュージックの社員の方もいらっしゃいました。
なんだかとても懐かしい気持ちがしたので、インタビュー終了後、その担当者の方(仮にSさんとします)に
「Sさんはユニバーサル在籍は長いのですか?」
と聞いてみました。
すると、
「そうですね。僕はその前身のポリドールの時代からなので」
とおっしゃいました。
「ということは!あの社内報を見たことがあるはず!」と思って、
「昔、青山周辺のマップを載せた社内報とかあったはずなんですけれど、ご覧になったことありませんか?」
と聞くと、
「あぁ、そんなのあったよね〜!懐かしいなぁ」
と覚えていてくださいました。
私は本当にうれしくなって、
「森山直太朗さんの担当でいらした方のインタビューとか、させていただいたこともあるんですよ」
といったら、
「あぁ、Mですね。いまももちろんいますよ」
とのこと!
そのときはそれっきり話は終わってしまったのですが、自分のやってきた仕事が小さいながらも人といろんなところで結びついていることに、喜びを感じた一日でした。
そんなこともあったものだから・・・、私はDJ MAYUMIさんが大好きになりました♪
『BERRY JAM COLLECTION 2』
みなさんもぜひ聴いてみてください♪
(私は自腹で買っちゃいました!)
[2008年09月23日(火) ]
さて、DJ MAYUMIさん、とっても魅力的な人だったのですが、
「これからの夢は?」
と聞いた時、こんなことを言ってくれました。
「本当にいっぱいあるんです!私、毎年必ず目標を書くんです。それは自分が成長する過程を知りたいから。物事を始めたときって、不安もいっぱいあるし、成長が見えないじゃないですか。私がDJになるって決めたときもそうでした。だからなおさら、書いて残しておいたほうがいいと思って、毎年毎年、その年の終わり頃に必ず書いていて、もう10年以上になります。『DJでこんな夢叶うのかな?』っていうくらいの夢を、先の先まで書いているんです。」
「でも、いちばんの夢は世界中の人を、私の好きな音楽で笑顔で楽しませること!それが私がDJをやっている意味だし、やっていてよかったと思う瞬間なんです。そこはぶれないで、DJ MAYUMIとしてできる、あらゆることをやっていきたいですね」
この言葉通り、DJ MAYUMIさんはホントに「DJってこんなこともできるんだ!」っていうのをやってのけてくれています。
イベントをプロデュースしたり、海外のビッグイベントでDJをやったり、CDをリリースしたり、ラジオ番組でDJをしたりという、DJならではの仕事だけでなく、
ファッションブランドとコラボしてTシャツを作ったり、愛用しているヘッドフォンの商品展開したり、モデルとしてファッションショーに出演したり!
それらすべて、自分が目標として書いてきたことだというのが、すごく説得力があります。
私はついつい
「DJって何歳くらいまでできるものなんでしょう?」
という質問をしてしまいました。
・・・というのも、
「クラブは若い人が多いから、自分自身キレイでいるよう心がけないと」
とおっしゃっていたので・・・(やっぱり“限界”っていうのがあるのではないかと思っちゃったんです)。
すると彼女からは、
「何歳までもできるんじゃないですか? いま私がやっている形だけがDJじゃないので。ラジオでDJ続けたり、アーティストをプロデュースしたり。けっこうなんでも出来そうな気がしているんです」
なんという頼もしい言葉なんでしょう!
これも、自分自身の成長を見続けようと、目標を立て続けて、それをクリアしてきた彼女だからこそ言えるのでしょう。
「目標を立てるのは、自分の成長を見たいから」
私も、こんな気持ちで先のことを、前向きに考えて行きたいと、すごく刺激をもらえたインタビューでした。
[2008年09月19日(金) ]
いま発売中の『Popteen』10月号の「ギャルのハローワーク」で、DJ MAYUMIさんにインタビューしました。
>> DJ MAYUMI Official Site
クラブDJというのは、クラブやイベントなどでターンテーブルを回してノリノリの音楽をかける人♪
DJ MAYUMIさんは、男性が圧倒的なDJという世界の中で活躍する女性DJです。
初めてクラブでDJを見て衝撃を受け「これが私のやりたかったことだ」と直感、右も左もわからない状態でDJになるための練習を始めます。
女性であるがための苦労もいっぱいあったとか。
たとえば教えてもらうのに先輩DJの男のコの家にいかなければならないとき。1対1になるのが気まずいのでみんなを誘っていったりしたとか・・・。
なんか、リアルな話ですよね。
CDもリリースし、クラブやイベントで大活躍のDJ MAYUMIさんですが、いまスクールの講師もつとめ、次世代への育成にも力を入れています。対象は女のコだとか。
「自分が苦労したっていうのもあるし、女のコって興味はあってもDJになるのに、どうやってこの世界に入っていったらいいかわからないんです。初心者は指をレコードから離すタイミングをつかむのが大変なのですが、いっしょにがんばろうって感じで。私も『先生』って感じじゃなくて、とてもアットホームな感じな教室です。学生時代は教育学部系だったので、教えるのに向いているのかも?」
DJ MAYUMIさんご自身はとても努力家で、なんでも独学で始めてしまうということでした。
「DJやる前には、ダンスも習っていて、ストリートで踊ったりもしていました。でもある時、その道の一流という人にレッスンを受けたんです。そうしたら、自分だけで練習していたのではわからなかったことが見えてきた。やっぱり、一流の人が持っているものって違う。独学もいいですけれど、人に習うっていうのは、自分のレベルをあげるのにすごくいいと思います」
>> DJ MAYUMIオフィシャルブログ「BERRY JAM」
また、DJ MAYUMIさんが講師を勤めるスクールの情報です。
>> STUDIO SEAL
「DJになりたい、でもどうなったらわからない」という女のコ、問い合わせてみては?
夢に一歩近づくこと間違いありません。
[2008年09月16日(火) ]
さわやかな季節となってきましたが、いかがお過ごしですか?
前回、あまりに愚痴の多い自分に気づき、「否定語はタブー」を心がけよう、ということを書いたのですが・・・。
先日、1カ月ぶりにある編集者(仮にHさんとしましょう)から仕事の依頼があって、「久しぶりだな。がんばろう」と思ったのですが、打ち合わせや撮影、取材の日程が二転三転・・・。
最初は「前取材をしたいと思うので、小谷さんのご都合をお聞かせください」だったのが、
次に「編集長も同席したいというので・・・。●日か×日の予定ってどうですか?」
●日に予定していると、
「●日がダメになっちゃって…。前取材なしで、■日に撮影することになったので、詳細決まったら連絡しますね」
■日の前日に確認してみると、
「その日の予定が見えないので、別の予定を優先させていただいていいですよ」
あげくの果てには、
「その企画、ライター2人体制でやることになったので、小谷さんは特に撮影に来て頂かなくて大丈夫です」
別の人にお願いすることになったんだなぁ、と思いのんびり構えていると急に
「じつは今週末の日曜日に撮影することになりました。ご予定いかがですか?」
最初の電話から、20日近く経っていました・・・。
こうした状況に、
「なんでいつもこうなるの?」
「もっとHさんがしっかりしてくれたら」
なんて、やっぱり考えてしまう自分がいました。
思考パターンのクセというのは、そう簡単に変化するものでもなさそうです。
ましてや、自分以外の他人を変えようだなんて、できるはずないのです。
でも、一つだけ確実な変化がありました。
それは、「あ、私いま愚痴を言っているな」というのを、すごく意識できたし、気づいたこと。
「もう、いい加減にして欲しいな、嫌になるよ!」って言った瞬間に、「あ〜、こういうパターンで私は愚痴を言っているんだな」というのが実感としてわかったのです。
だから、つい愚痴が出てしまっても、自分から「あ、私いま愚痴っちゃったね。ごめんね」と言えたし、「愚痴を言うのはここまで。さあ、切り替えよう」という合図にもなりました。
まだまだプラス思考の人間になるには、課題は大きいのですが、「否定語を使わない」「愚痴は言わない」って決めることで、少しずつ変わってきたようです。
こういうのは、一種のメンタルトレーニングなのでしょうね。
Hさんとの仕事はその後無事終えることができました。思ったよりもスムーズに流れてスケジュール的にも余裕だったくらいです。
終わった後、わざわざHさんから
「今回はスケジュールが二転三転してすみませんでした。でも早めに原稿いただけて助かりました」
とお礼の電話までいただけました。
さらに、別の編集者から
「Hさんの原稿が早く終わったとのことで。私の担当の分もお願いできませんか?」
と追加で依頼をいただくこともできました。
やっぱり「愚痴は言わない」「否定語は使わない」と決めたり、「私はよい仕事のほうを向いている」という、奇跡の言葉を唱えてみるは、効果的なのかもしれません。