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“大政奉還”発言と若手市長誕生に思う

麻生内閣の支持率が、ずいぶんと下がっているようですね。昨日ラジオで聞いていたら「不支持率が70%以上」なんて世論調査の発表もあったとか。

そうした“世論”の空気を察してか、自民党の若手議員(っていっても40代、アラフォーですわよ)からは「大政奉還を決断すべきだ」という声があがったそうです。
ニュースはこちら
http://www.asahi.com/politics/update/0616/TKY200906160311.html

この発言のあった場面は、昨日の夜ニュースで何度か見ました。「大政奉還」という言葉を使ったのが、メディア的に受けたのでしょうけれど…。

大政奉還って、受験生はもちろん、ほとんどの人が学生時代に歴史の授業で習ったからわかっている言葉ですが、徳川幕府の最後の将軍、徳川慶喜が将軍職を辞め、朝廷(天皇)に統治権を返上したことですよね。これによって、鎌倉時代から続いた武士の時代が終わる、ということの象徴です。

昨日の発言に対して、麻生首相は「何の大政をどう奉還するのかちょっと意味がわからないが…」と言ったそうですが(ニュースはこちら
こうしたニュースを見聞きするにつれ、私は「日本は江戸時代となんも変わっていないのでは?」なんて思ってしまいます。少なくとも、こうした時代がかった言葉が政治家の口から出てくるということ自体、自らを江戸幕府の武士にはたとえこそすれ、市民(国民といわず、私はあえて市民といいたい。選挙民でもいいのですが)の代表者との意識はこれっぽっちもないのだな、ということを示しているのですから…。

先日の千葉市長選挙で、31歳という若い市長が誕生しました。ここ数年、30代の若い市長が数多く誕生しているそうです。とくに千葉市長の若さは際立ちますね! アラフォーよりもっと若いアラサー、メディア的にいうと就職や結婚がうまく行かない団塊ジュニア、25歳~35歳の“ロスジェネ”世代のど真ん中ですから!! 

国政と市政との違いは重々承知していますが、どうか30代の若手市長には、かの“若手議員”らのような時代がかった言葉は使わず、本当の意味でのふつうの人々が主人公の政治を実施してくれることを、期待したいです。大政奉還よりも、まずは市町村単位から、“チェンジ”です!



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1867年10月、徳川幕府は朝廷に政権を返還する大政奉還を行う。これを受け、明治天皇は王政復古の大号令を発する。