[2008年08月29日(金) ]
『渋谷語事典2008』に関わって、より思うようになったのですが、言葉というのは、時代によってどんどん変わる生き物なんだということ。
現代はインターネットや携帯メールの普及によって、文字とともに伝わるので、端的なひと言、一文字がすごく力強いです(ネオ漢字などはまさに強い!)。
よりシンプルに、より端的に言い表そうという風潮が強いのは、それだけ情報が多くて混乱している証拠にも思いますが、一方でひと言に当てはめてしまって、思考停止してしまうのは、あまりよくない風潮ですね。
「名は体を表す」じゃないですけれど、その言葉を当てはめたとたん、実態がおかしくなってしまうというのはありそうです。
「ストーカー」「モンスターペアレンツ」「ニート」「ゆとり世代」「ロストジェネレーション」など。
なんか、言葉を当てはめたとたん、多種多様であったものが単純化されて、逆に得体の知れない何かになってしまったようです。
「しかたないよ、だってあいつは●●●だから」
(●●●には上記言葉を当てはめてください)
こういったとたん、彼らとのコミュニケーションが断絶されますし、相手を拒絶する、言い訳になってしまうのです。
言葉を使うからこそ、伝わる気持ちがあるのに、それは本当に残念なことです。
難しい話を難しい言葉で難しく話すのは簡単だけれど、難しい話を易しい言葉で優しく話すのは難しい!
また、優しい話を難しい言葉で難しく話す人には、注意が必要です!
言葉は伝える力も必要ですが、受け止める力も重要なんです。
それを鍛えるためにも、やっぱり読書が必要ですね。私はこの夏、本棚に眠っている本をずいぶん広げて読んでみました。
ジャンルもバラバラですが、ネットやブログ、雑誌などの媒体と違って、書籍にはまだまだやはり言葉の力を感じます。まるで学生時代の夏休みのようです(笑)。
いつか『渋谷語事典』とはまた違った、言葉の面白さが伝わる本を書けたらいいなぁ。そんなことを考えながら、まずは自分のボキャブラリーを増やすためにも、読書に励む日々です。
[2008年08月26日(火) ]
ちょっと前になってしまいますが、8月1日に
『渋谷語事典2008』
が発売になりました。これは私も執筆に参加しているのですが、面白いですよ!
内容は、渋谷に集まる若者たちが使っている言葉を紹介するもので、
1.「ギャル語・略語」
2.「KY語」
3.「ネオ漢字」
の3つにカテゴライズしています。
軽く紹介すると
1.「ダルビッシュ」「曽根る」「ヒラリー」「オバマ」
2.「DS」「ED」「ET」「KFC」
3.「乙男」「圏外⇔圏内」
そのままでもストレートに通じそうな言葉が多いですが、実は…。
意味は順に、
1.「とてつもなくダルいこと」「大食いすること」「平のサラリーマン」「おばさんマニア」
2.「どこにでも出没する」「ええ度胸しとる」「エロいティーチャー」「恋をするとふだんと違って可愛く見える」
3.「乙女ちっくな趣味を持つ男 ・女々しい男」「生理的にムリな人、コト⇔生理的に許容範囲な人、コト」
いわゆる言葉遊びですから、「まあひどいこと!」と目くじら立てたりしないでくださいね〜。
意味、使用例のほか、ひと口メモ、関連語をふんだんに紹介しています。
これがふざけていると思いきや、結構勉強になったり、ネタとして使えたりするんです!そのままの意味とのギャップを感じるとより面白いと思いますよ〜。
若い人だけじゃなく、むしろ「若い人の使っている言葉、わかんないなぁ」とジェネレーションギャップを感じるオトナの方々にぜひ読んで欲しいです。
で、「面白い!」と思った言葉はどんどん使って、周りの反応等を楽しんでみてください。
巻末には、ティーンの女のコに人気のモデルさんのプロフィールや渋谷の歴史、渋谷のマップもついているので、コレ1冊あれば地方から上京してくるときも心強いです。
気になる人は、こちらを!
[2008年08月22日(金) ]
前回、北京五輪の競泳解説を務める、ソウル五輪金メダリストの鈴木大地さんのことをちらっと触れましたが、今回も彼の話題で。
たしか彼は開会式直前の中継でも登場したはずです。
そのときの、レポーターとしての的確な対応に、「彼は金メダリストになった後、ものすごく成長したのだな」と思わせるものがありました。
な〜んて、金メダリストを捕まえて、上から目線もないのですが、ずいぶん昔から彼のことをちらっと知っていた分、感慨深いものがあるのです。
ソウル五輪当時、その時たしか彼は20歳前後だったと思います。いまの北島選手より若いはずです。
決勝前のインタビューで勝利の秘訣は?みたいなことを聞かれて「内緒!」と無愛想に返事したり、金メダルとったあとも「うれしいに決まっている」などと、生意気盛りの受け答えだったんですよ〜!
その後、いつだったか五輪のとき(バルセロナ、アトランタ五輪どちらかだと思いますが)解説で登場したことがあるのですが、そのときは白いランニングシャツという、テレビに映るにはあまりにラフな格好で、翌日に友人と「昨日の大地(って、呼び捨てですよ、笑)解説のくせにだらしなさ過ぎない?」なんてささやき合っていたものです。
年が近い分、親近感があったんですけれど、私の中では鈴木大地は小中学生のときに感じた印象とあまり変わらなかったのです。
ところが。
最近、彼の名前を耳にしたのは「オープンウォータースイミング」という大会において。
順天堂大学の講師及び水泳部の監督を務めているとのことでしたが、そこで「オープンウォータースイミング」の大会で学生を優勝させたのです。
ちなみに「オープンウォーター」とは、海や川、湖など自然の水のなかで行われる水泳競技で、今度の北京五輪から正式競技となっています。
こちらを参考に。
>> オープンウォータースイミング Wikipedia
「名選手、必ずしも名監督にあらず」
といいますけれど、鈴木大地さんは学生を育てることにも喜びを感じているようですし、「自分が泳いでいたときより、ずっとうれしい」ということを言っていたので、なんだかとても驚いてしまいました。
しかも、その競技が同じ泳ぐとはいえ、オープンウォータースイミングという競技であったことも。
オリンピック選手は泳ぎが得意だから海とかでガンガン泳いじゃうんだろうなぁと想像してしまいますが、意外と「泳ぐのはプール。海ではほとんど泳いだことがない」っていう人が多いのです。
海や川は波や流れもあるので、プールで泳ぐのとは別のテクニックが必要なのです。
(私も学生時代トライアスロンをやっていたのですが、まっすぐ泳ぐということがいかに大変かというのがわかります)
自分の競技生活を活かしながら、指導者として歩み始めた鈴木大地さん。
若い時の生意気盛りでは決して終わらないところが、さすが金メダリストなのでしょう。20年経ちましたが、その輝きは自身だけでなく、周りをも照らしているように思いました。
鈴木大地さんのブログはこちら。
>> daichi55.com DAICHI SUZUKI OFFICIAL WEB SITE
[2008年08月19日(火) ]
暑い日々が続きますが、みなさんどんな風に過ごしていますか?
私は仕事のペースが比較的ゆっくりなので、これ幸いとオリンピックで楽しんでいます。北京とは時差が1時間なのでほとんどの競技をテレビでライブで見ることができますが、日中ずーっとやっているので、他のことが手につかず困ったものです(笑)。
いろいろな競技に注目していますが、前半はなんといっても競泳です。
北島選手の金メダルは素晴らしかったですね。金メダルだけでもすごいのに、世界新記録だなんて!
直後のインタビューで声をつまらせていた北島選手。
本人にしかわからない、プレッシャーや緊張はなみなみならぬものがあったのだなぁと思わせ、改めてオリンピックに出る、そこで勝利をつかむってすごいことなんだなぁ!とただただ感心するばかりです。
その競泳で解説をつとめていた人のなかに、ソウル五輪金メダリスト(背泳ぎ)の鈴木大地さんがいます。
私は子どもの頃、彼が所属していたのと同じ「セントラルスポーツクラブ」で水泳をやっていましたので、小学生くらいのころから知っていました。
同じ千葉県で同郷でしたし、「オリンピック目指せる選手」としてずいぶん注目されていました。友人で競技会であったことある子は、「確かに速いけれど偉そうなヤツだよ」なんていっている子もいました(小中学時代の話ですので!!笑)
彼がメダルをとったとき、私は高校生だったのですが、家で「大地〜!!!」と叫びながら応援していたのを思い出します(このときもソウル五輪なので時差はなかったんです)。
本当にうれしかったし、日本の競泳陣がずっとメダルから遠ざかっていた時期なので、もう大騒ぎでした。
彼のインタビュー記事に、当時のことが載っています。
>> 鈴木大地さんインタビュー(前編)北京五輪インタビュー:Sports@nifty
少し前の記事ですが、こちらも面白いです。
>> 鈴木大地さん、森田智己さんインタビュー NPO法人日本オリンピアンズ協会
(森田選手はアテネ五輪の銅メダリスト。北京でもガンバってくれました!)
オリンピックに出た人ならではの言葉、楽しみ方など伝えてくれていますので、どうぞご参考に!
[2008年08月15日(金) ]
さて、またまた私事で恐縮ですが、私の弟は教員志望です。
大学卒業後、塾講師をしていたのですが、
「受験指導もいいけれど、学校という場で生徒を教えたい」
という思いを強く持っているようで、また教員採用に再チャレンジしています。
ただ、試験問題があまりに難しく、悪戦苦闘しているようですが・・・。
その弟から、先日、メールが来ました。
それは、以前ニュースで
「教員の世界にも正規と非正規との格差が進んでいる。非常勤講師(非正規採用)の教師のなり手がなくて、教育の現場は崩壊寸前」
という実態をニュースで見て(ちなみに、ニュース内容は下記サイトを参照に)、弟に「どう思う?」と感想を求めてみたのですが、教育現場にいる者として、いろいろ思うことがあるようです。
・教員に成れる人、成れない人。 口利き議員の名前の公表を! - JUNSKYblog2008
・気分刊 教員新聞 : ボーナス
メールの内容が興味深かったし、みなさんにも考えてもらいたいので、紹介させていただきます。
「3日前、私に前の職場(学習塾)から連絡がありました。先生が足らないからお願いしたいという。結局バイトでまわしていくからこうなるのでしょう。社員が少ない。でも人件費はかかるからね。学校も同じ。でもおそらくその現象は変わらないでしょう。なぜなら非常勤でもやってくれると思っているからです。問題はここ。なんだかんだで(教員採用試験は)毎年受験者多いからね。選びほうだいでしょう。
僕は今回の大分の事件についてはしかたないと思います。正規教員になるのは大変。何年も正規採用になれないと『何とかならないか』と思う人間も出るでしょう。だからといってお金で解決はよくないけど。
今学力不足などで教育の現場は叩かれています。各種マスコミはおそらく先生という人種がなんかムカつくのではないでしょうか?何か偉そうに思うのかな?だからイジメルのでしょう。
問題は今教育が信用ないということです。ご存じの通り今小学生の中学受験が盛んです。公立から私立にしようという影の悪人がいそうで気になります。私立の先生は必ず公立批判しますから。
今公立が苦しいのは、公立の利点が授業料が安いということ以外あまり言われないこと。本当は学校が近く通学に負担が少ない、地域に密着していて地域の事情に詳しい、家庭訪問等がしやすい、ということがあげられます。
しかし、今の公立はその点があまり一生懸命取り組んでいません。世間の批判は学力不足しかいっていないからなかなか気が付かないようです。
プロ野球とJリーグなどがいい例かな?今でこそ浦和レッズは強いですが、昔は違いますよね。またレッズはさいたまでは物凄い人気ですよね。それは強いとか、いろいろ理由はありますが、1番の理由は地元を大切にしていることではないですか?
私立は難関大学進学やひとりひとりの親身の指導等努力しています。問題は公立が努力することを怠っていることでしょう」
私が現在、さいたま市在住で、浦和レッズサポーターだから弟は例に出しましたが、教育現場に「地域密着」かぁ!
なんか、あまりに明白すぎて私には盲点でした。
先日、自治会の回覧版で
「小学校の登下校時のボランティア募集」
「中学校の学園祭への案内」
「小学校の運動会への招待」
などなどが載っていました。
いままでは「私には子どもがいないし」ってなんとも思わなかったけれど、その地域で生活したり、学んだりしているもの同士、連携していくのが大切なのかもしれませんね。
公立か、私立か、という対立軸で考えるのではなく、地域密着という点で学校を支える仕組み作りを、これからは期待したいです。
[2008年08月12日(火) ]
またまた「ひみつ日記」ネタで恐縮ですが、もう1人、先生のことが出てきます。
日記の2日目に(小学4年生になった2日目)、
「渡辺先生のことは、わすれないようにしています」
とあります。
渡辺先生とは、小学3年生のときの先生ですが、私の書いた作文をほめてくれた先生ということで、ずっとずっと覚えている先生です。
私の母も
「あの先生はおとなしい人だったけれど、熱心だったね。あんたの書いた『ドラえもん』という作文もほめてくれてたじゃない」
とよく覚えている先生です。
(作文の内容は、「今日身体検査があって、私の身長はドラえもんと同じ129.3cmになった」とか、そんなたわいもない内容なのですが)
今、こうしてまがいなりにも書くことを仕事にしている、その根っこにあるのは、「渡辺先生にほめてもらった」ということがあるような気がします。
当時の自分も、そのことを大切に思っていたようで、なんだかうれしくなりました(というより、あまり考えていることが変わらない。成長してないのかも!)。
私は、学校という空間はあまり楽しいものだと記憶にはなかったし(男のコからいじめられたり、女のコ同士仲間はずれとかありましたし、先生はひいきするし)、「学校が好きか、嫌いか」と問われれば、「どちらかと言えば嫌いだ」と答えるのですが、こうして過去の日記を見ると、まんざらでもなかったようです。
何10年経ったあとに、
「あの時、先生はこんな風に言ってくれた」
という記憶が、十分大人になった生徒の心に残るのですから、やっぱり学校の先生というのは、職業としても魅力的です。
その先生になる過程を巡って、いろいろと問題が噴出していますが・・・。
先生を必ずしも好きな人ばかりでないと思いますが(どちらかといえば、私もその1人)、
自分が先生という存在から教わったこと、学んだこと、力づけられたこと、どんなささいなことでもいいから、大人になって思い出すことは大切なのでは?
と思うのです。
そして、大人が先生に(自分の子どもの先生に)望むことも、自分がかつて先生にしてもらって
「このことがうれしかった」「このことは悲しかった」
ということを基準にしてもいいのでは?
とも思うのです。
そうすることで、先生も成長できるのでは?
私は小学校・中学校で感じていたのは、
「先生は完ぺきであって欲しい」ということ。
でも、大人になった今思うのは
「先生は、人間的であって欲しい」ということです。
私たち大人は、先生(とくに若い先生)を先生として成長させるために、もっとがんばらなければいけないような気がするのです。
先生という職業が「やりがいがあって魅力的だ」という認識がもっともっと広まって、先生が「先生らしい」と同時に、(矛盾するかもしれないけれど)「先生とは思えない」という人間的な魅力を持った人たちであれば、日本の教育だって、まだまだ大丈夫だと思うのですが・・・。
[2008年08月08日(金) ]
前回に引き続き、また「ひみつ日記」のネタになりますが、
「Tuesday,June,24,1986」
のページにこんな内容がありました。
「今日はテストがあった。(中略)帰ろうとしたら先生に呼ばれて『社会は好き?』って聞かれたから『嫌いじゃない』っていったら喜んで(注:担任は社会科の先生でした)、『今回のテストも(私の成績が)よさそうだから・・・』とか(先生が)言って、『将来何になりたい?』って聞かれて(私が)『ふつうのおばさん』っていったら『裁判官や弁護士になれば?』って言われた。ちょっと考えさせられるなー。どうしよう?先のことはわかんないでーす」
「もう、自分、ばかだ〜!」ってつっこみたくなりますが。
中3の頃の担任の先生は私のことをかってくれて、こんな話をしてくれたことは覚えていました。
でも、私の記憶にあったのは、別の場面のことなので、先生は私に何度も「今からちゃんと勉強して、将来は裁判官や弁護士になれ」と言っていたようです。
このことを思い出すと、私は「ホントだよ〜、ちゃんと勉強していればまともな人間になれたかもしれないのに」と思います。
もっと自分が、社会的にも説得力のあるなにかを持っていれば、私が「助けたい!」と思う人を助けることができるのに・・・と思うことがわりとあるので、その度に、中3の頃の担任の先生の言葉を思い出します。
結果として、(よくあるパターンですが)高校で落ちこぼれて、司法試験なんてとてもとても・・・という人間になってしまったのですが、いま大人目線で、自分を棚にあげて考えると
「もうちょっとどうにかサポートすれば、どうにかなったかもしれない」
なんて、思ったりします。
少なくとも、チャレンジさせるくらいのことは、あってもよかったのかなぁ、なんて。
(個人的には、大学の教養の授業で司法の「判例」をやり、司法そのものに疑問を持ってしまったので、チャレンジしたとしてもどこかで別な道を選んだかもしれませんが・・・)
というよりも、中3にして「ふつうのおばさん」って!
将来の仕事に対する、想像力がなさすぎ!こっちのほうが、問題でしたね(笑)。
私はずっと公立の学校育ちで
「義務教育である中学生までと、受験して入る高校生とでは、根本的に違う」
という自分の経験があって、
いま流行りの「中高一貫教育」というのには、疑問を持っていましたが、15歳で芽生えた何かを育てる環境として、それは大いにアリなんだな、というのがなんとなくわかった気がしました。
中学の友人から先日、私たちの担任をしていた先生が、校長先生になったということを聞きました。
「私たちも、年をとるはずだよね〜」なんて話していたのですが、機会があったら、友人と一緒に、先生を訪ねてみたい気もします。
[2008年08月05日(火) ]
先日、実家に帰ったときに部屋に置きっぱなしの荷物の整理をしたのですが、面白いものを発見しました。
それは、自分が書いていた日記です。
文庫本サイズの小さな日記帳の最初のページには「ひみつ日記」とあり、冒頭には
「きょうから私は4年生」
と題がついていました。
小学4年生、10歳になるかならないかの頃に書いたものです。
日記を付けていた記憶もほとんどなかったので、本当にびっくりしてしまったのですが、内容にまた大笑い。
その日1日にあった出来事を自分なりにならべているのですが、
「私、こんなことしていたんだ」とか、
「この日、おじいちゃんの家に遊びに行ったんだ」とか、
「お母さんは、こんな風に怒っていたんだ」とか、
自分の記憶はもちろん、写真にも残っていないようなささいな出来事が、他ならぬ自分の手によって記録されていたということに、ちょっと感動してしまいました。
4年生の日記は6月末まではほぼ毎日のようにつけられており、それが夏休みになるとプツッと途絶えて、10月12日の日付で
「わたしは今日、はじめて、友だちとのつき合いで、つらい思いをした。とても気もちがわるかった(おわり)」
とあって、終了しています。
「いったい何があったんだ、自分!」
と思いますが、このときのことは、うっすら記憶があるようなないような・・・。
そして、この日記は
「Saturday,April,12,1986」
として、また再開されていました(なんだ、この英語表記は・・・)。
どうやら私は、4月になると日記を付けたくなるようです(笑)。
この頃は中学3年生ですので、「私は受験生なのに」なんていうフレーズもチラホラ出てきますが、内容はもっぱら部活のこと、好きな男のコと、好きな野球チームのこと(その頃はジャイアンツが好きでした、笑)ばかりで、とお〜っても内容が幼いことに、笑ってしまいました。
私は「悩み多き思春期を過ごしていた」と記憶しているのですが、当時の日記から見えて来る姿は、少女マンガのような世界で、悩んだり喜んだりしている自分です。
内容が、逆に明るいので驚いてしまったのですが、日記の世界では、明るくしていたのかなぁ、なんて想像して、「がんばってた、私!」なんて浸るのも面白いものです(笑)。
実家からの帰り道1時間強、電車の中で読みふけってしまいました。
夫にそのことを話すと
「俺は夏休みの宿題で絵日記みたいなのを書いた記憶あるけれどぜんぶ捨てちゃったし、第一自分で日記を書く習慣なんてぜんぜんなかった。小谷はその頃から、書くのが好きだったんだ」
と言われました。
いま、書くことを仕事にしながら
「自分は書くことって本当に好きなのかな?才能ないんじゃないかな?」
と毎日毎日思うのですが、意外なサポーターを得たような気分で、以来この日記を大切にしています。
他人に読ませるための文章ではない、自分で自分のために書いた日記というものが、ときに自分を励ますこともあるんですね!
いまはブログなど、他人に読ませるための日記をつける人は多くなっていますが、自分しか知らない「ひみつ日記」(笑)を書くのもオススメですよ。
もちろん、手書きで!
字も幼くて本当に笑ってしまいますから!
[2008年08月01日(金) ]
今年は梅雨明け宣言がされる前から、全国的に30度を越す暑さ(一部では35度以上の猛暑!)が続いていますが、みなさん、夏バテなどしていませんか?
私は早くもバテ気味で、先日は持病のアトピー性皮膚炎を悪化させてしまい、医者に行ってきました。
医者からは
「睡眠や栄養が十分でないのでは?仕事のストレスも多そうですね」
と診断されてしまいました。
本当はあまりよくないのですが、皮膚の悪化にはステロイド剤を塗ってだいぶよくなってきました。
夏はどうしても汗を過剰にかくので、皮膚がぐじゃぐじゃになってしまうんですよね。。。お化粧もままならない状態に、ゆううつな毎日です(唇があれて、口紅がぬれません)。
手の皮膚がとくにひどい状態なので、パソコンも綿の手袋をしながら打っています。でも意外にこれが暑くもなく快適です。
ネイルケア用の手袋ですが、手アレに悩む人にオススメです。こちらに商品がありました。
そんな暑い暑い毎日ですが、我が家の近所には家が着々と建って来ています。
毎朝8時からたくさんの大工さんや作業員の方々が出入りしていて、トンテンカンテンやっています(寝坊した朝だと、この音で目が覚めます)。
12時から13時はお昼なので、しーんと静まり返るのですが、それ以外の時間はずっと作業している音がします。
でも朝が早い分、夕方6時には終わります。まさに太陽とともに仕事をしている、といった感じです。
私は毎回
「みなさん、熱中症にならないのかしら?」
と心配になるのですが、目の前で家が建って行く様を見るのは(自分の家ではないとはいえ)感動的です。
私の夫は設計士でもあるのですが、
「夏場の現場は大変だよ。本当は暑い時期は作業しないほうがいいんだけれど、納期もあるから作業せざるを得なくて。よく飲み物の差し入れをしにいった」
と言っていますが、大工は本当に体力勝負、身体を張った仕事ですね。
大工さん以外にも、電気やガス、その他の設備工事の人がいっぱいこれからも出入りしそうです。
みなさん、夏バテ&熱中症には気をつけてください〜!!
でも、外で働く人だけではありません。
冷房の効いたオフィスだって危ないです。
外との温度差で自律神経がおかしくなってしまうこともありますし、部屋の中にいても水分補給をきちんとしないと、脱水症状になるのですから、気をつけたいものです。
個人的には、温度よりも湿度&風通しに気をつけることが大切な気がします。服装も温度調節しやすいもので、身体を締め付ける系のものは避けた方がイイですね。
今年も暑くなりそうですが、みなさんも夏バテには注意して、ほどほどにガンバって仕事をしていきましょう!
[2008年07月29日(火) ]
先月、雑誌の取材で名古屋と大阪に行ってきました。
いつも、東京・渋谷の街頭で道行く人たちのファッション撮影をする企画があるのですが、今回は
「名古屋と大阪のファッションを比べよう」
ということで、1泊して名古屋と大阪に飛んで行きました。
ファッションの流行は雑誌によるところが多いですし、最近はとくに東京中心であるとは思うのですが、この企画を出した編集者が三重県出身で東京の大学に進学した後、名古屋のファッション誌の編集をされていた方なので、
「東京とのファッションの違いを見せる誌面を作りたい!」
ということで実現したものです。
名古屋は「巻き髪でコンサバなお嬢様ファッション」
大阪は「ハデで元気なギャルファッション」
という、撮影前にこっちがイメージしていたファッションの傾向があるかどうか、楽しみにしていたのですが、ありましたよ〜!
名古屋も大阪も、ハデはハデなんだけれど、微妙に質が違っていて楽しかったです。
大きく分けると
名古屋は「バラ柄、
、ピンク」
大阪は「ヒョウ柄、
、イエロー」
ってイメージでしょうか?
名古屋は愛知県各地から、岐阜、三重など中部地方の子たちにも会えましたし、大阪では京都や神戸、奈良など関西圏出身の子たちからいっぱい元気もらいました。
女のコたちのファッションはもちろん、街の雰囲気や言葉、食べ物もいつもと違っていたので、とても楽しい雰囲気の中仕事することができました。
(名古屋では味噌カツ、大阪では明石焼&お好み焼きを堪能してきました)
「今回は夏のファッションだったから、次は冬で企画したいね」
「名古屋、大阪だけでなく、福岡や広島、仙台、札幌など別の地方でもやりたいね」
と編集者とカメラマン(みんな女性です♪)と言い合ったりしていました。実現するといいなぁ。
(次はきしめんVSうどんすき、ですかね、笑)
この企画の内容は、『Popteen』9月号(8月1日発売)にて読むことができますので、機会がありましたらぜひチェックしてみてください♪
(大人の方は手にするのに抵抗あるかもしれませんが、内容がかなり濃い雑誌なので、若者文化に触れるのには、いいと思いますよ、笑)
ちなみに、『Popteen』では、私は「ギャルのハローワーク」というページのインタビューもさせてもらっています。こちらはさまざまな職業についている人をインタビューするページです。
「カバンの中身」など、ファッション誌ならではの切り口もあって楽しいページですので、あわせてご覧いただけたらうれしいです。