Find me 〜薬学生的日常記〜

授業のこと、日々の生活のこと、ちょっとした小話……
Z会マスターコースのチューターでもある京大薬学部生が綴る、つれづれブログです。

     
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警察庁と警視庁@
[2008年10月20日(月) ]

問:警察庁と警視庁の違いは?
 
 
土曜日の人事院主催セミナーでは、警察庁の人のお話を聞いてきました
その冒頭の質問です。
もちろんその場の参加者にとっては簡単な問い(だったはず)ですが、さて、調べずに答えられる人はどれほどいるのでしょう
 
 
答えは次回。

一塩基多型C
[2008年10月19日(日) ]

あぁ予定外に2日も空きました。
お祭に省庁セミナーにアルバイトに忙しかったもので……

 
代表例としてALDH2を紹介しましたが、一塩基多型による影響が確認されている遺伝子はこれ以外にもたくさんあります。
さらにいうと、遺伝子としての役割は未解明なものを含めると、ヒトゲノム(ヒトのもつDNAの全配列)上にある一塩基多型は膨大です。
 
ヒトゲノムが解読されたのは約5年前ですが、解読した配列のなかには役割がわかっていない領域がたくさんあります。
これらの役割を解明し、疾患との関係を調べるのが現在の段階です。
ポストゲノムとも呼ばれます。
一塩基だけでなくもっと広い領域の変異についても世界中で研究が行われています。
 
 
DNA、一塩基多型にまつわる話はひとまず今回まで
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一塩基多型B
[2008年10月16日(木) ]

実習で調べた一塩基多型のひとつは、アルデヒド脱水素酵素2(Aldehyde Dehydrogenase 2: ALDH2)のものでした。

ヒトが摂取したアルコール(エタノール)は、まずアルコール脱水素酵素(Alcohol Dehydrogenase: ADH)によって酸化されて、アセトアルデヒドになります。
アセトアルデヒドはアルデヒド脱水素酵素(ALDH)によって酸化されて酢酸となり、体外に(主に尿中に)排泄されるかエネルギー源になります。
ALDH2はいくつかタイプがあるADHのひとつで、アセトアルデヒドの酸化の中心です。
 
アセトアルデヒドは有毒な物質です。
血中濃度が高まると、めまいや吐き気を催します。
いわゆる悪酔い・二日酔いの原因です。
 
ALDH2の遺伝子には、正常な遺伝子の他に、特定の一塩基が置換した変異遺伝子が存在することが知られています。
これが一塩基多型。
変異遺伝子からできるALDH2は正常なALDH2とは構造が違い、酵素としての活性が著しく低下しています。
つまり、変異ALDH2ではアセトアルデヒドの分解が非常に遅くなり、血中のアセトアルデヒド濃度がすぐに上昇するため悪酔いしやすいのです。
欧米人などコーカソイドにはこの変異遺伝子はほとんど存在しないのですが、日本人を含むモンゴロイドでは変異遺伝子の存在比がかなり高くなっています。
遺伝子は両親から1つずつ受け継ぐので1人のヒトは各遺伝子を2つずつもっていますが、ALDH2の遺伝子が2つとも変異だと酵素活性はまったくなく、1つだけ変異でも活性は著しく低くなります。
これらのヒトはいわゆる「お酒を飲めないヒト」であり、日本人では約半数ともいわれます。
 
ほんの1つの塩基の違いだけで、本当に歴然とした差が出ます。
ALDH2の例は、変異の結果がわかりやすくなじみ深い点で好例といえるでしょう。
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一塩基多型A
[2008年10月14日(火) ]

生物の設計図たるDNA。
細胞ではその情報をもとにタンパク質を合成します。
糖や脂質などその他の物質は、タンパク質(酵素)のはたらきにより合成や変換されます。
 
そのタンパク質は、20種のアミノ酸が連なってできています。
詳しい仕組みは省略しますが、長く長く塩基が連なった遺伝子を3塩基ずつに区切り、3塩基が1つのアミノ酸へと読み替えられてタンパク質は合成されます。
途中で塩基が1つ異なると、それが含まれる3塩基の区切り(コドン)の中身が変わってしまうことになります。
 
アミノ酸の配列がたとえ1つでも変われば、複雑な構造をもつタンパク質の性質には何らかの影響を与えます。
しかし、一塩基の違いが必ずアミノ酸の変化につながるわけではありません。
4種類の塩基が3つ並ぶと、並べ方の総数は4の3乗で64通り。
一方アミノ酸は20種類しかないので、複数のコドンが同一のアミノ酸に対応していることがあります。
塩基が置き換わってもこうしたコドン間での変化の場合、アミノ酸への変化は現われません。
あるいは、遺伝子の途中にはアミノ酸配列に無関係な部分も実は存在するので、ここで違いが生じても、変化が現れないことが多いです。
塩基の違いによりアミノ酸に変化があらわれたとき、それに基づくタンパク質そして個体の形質に影響が及ぶのです。

一塩基多型@
[2008年10月13日(月) ]

先日予告した一塩基多型コラム(?)、第一回。
 
 
すべての生物は、ある設計図にしたがってつくられています。
その設計図というのが、かの有名なDNA(デオキシリボ核酸)。
ヒトでは約30億の繰り返し単位(30億塩基対とよぶ)からなる巨大分子で、原則としてすべての細胞に収められています。
この塩基にはアデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)の4種類があり、これらの配列順序の違いが設計図の違いとなります。
 
DNA=遺伝子と誤解されていることもありますが、それは誤りです。
遺伝子というのはDNA上で何らかの機能を担っている(と解明されている)特定の領域のことで、DNA全体のわずか1割とも言われています。
 
ヒトとサルなどのように生物種が異なれば、当然塩基配列は異なります。
しかし逆に、同じ種ならどの個体も同じ配列かというと、そうではありません。
同一種でも個体によって、膨大な塩基のうち一部の配列にはバリエーションがあります。
(もちろん、同一種ですからまったく同じ部分がほとんどです)
この違いが遺伝子に生じた場合、それが個体の形質に影響することがあります。
個体差が生じる(≒自分と同じ人は1人としていない)ゆえんですね。

ある領域の塩基配列およびそれに基づく形質について、バリエーションが存在することを多型といいます。
ただし多型とされるには、集団の中に一定の割合で違いが見出されることが前提です。
(10万人に1人しか異なる配列を持たない、のように稀なものは多型とは呼びません)
 
この多型のうちたった1つの塩基の違いに基づくものが、一塩基多型です。

初の100km超
[2008年10月12日(日) ]

気温も適度でサイクリング日和
ということで、サイクリングに行ってまいりました。
 
おもな経由地は……
 ・京大周辺
 ・大原
 ・途中トンネル(注:「途中」という地名です)
 ・堅田
 ・道の駅 琵琶湖大橋米プラザ(お昼ごはん)
 ・琵琶湖大橋
 ・守山
 ・草津
 ・近江大橋
 ・大津
 ・石山
 ・宇治田原
 ・宇治
 ・京都市街

全走行距離は100kmを超えています
しかも最初の大原〜途中トンネルはいきなり、京都滋賀間の山越えです。
石山〜宇治田原〜宇治の渓谷(景色良好)を走っているときが、微妙なアップダウンもあって疲労のピークでした
ヘバり気味だった僕は、まだまだ鍛えが足りないようです。

午前4時
[2008年10月11日(土) ]

追われていたレポートを書きあげ、就寝したのは昨日の午前4時。。
金曜日の午前は履修科目がなかったのが幸いでした
無事に12時前には研究室に提出してきました。
 
午後も予想以上に早く終わったので、友達とボウリングに。
1,365円で投げ放題(混雑時でも最低4ゲーム保証)のボウリング場:京劇ドリームボウルを使えば、リーズナブルにたっぷり楽しむことができます
 
ちなみに昨日は7ゲームプレイし、僕のハイスコアは168でした

一塩基多型Pre
[2008年10月09日(木) ]

後期が始まってから、勉強している気配をこのブログ上では一度も見せていませんでしたが、決してそうではありません

ただいま、明日の正午が締め切りのレポートに追われております。
課題が発表されたのが昨日で、この締め切りの早さは大学でも異例(大袈裟?)といえます。
 
内容は遺伝子上のSNP(一塩基多型)が中心なのですが、後期開始からこれまでの実習内容をまとめつつ、設問にも答えなければいけません。
 
設問に答えるためのデータを求めて論文を探します。
が、条件が細かいためなかなかみつかりません。
論文は当然英語なので、ナナメ読みとはいえ日本語ほどのスピードでは目を通せませんし。
この段階でかなり時間がかかりました。
 
今から設問の答えをまとめ、実習の総括も残っています。
スピードアップで書いていきたいところ


ところでさきほどの一塩基多型については、また後日。

2008ノーベル賞
[2008年10月07日(火) ]

南部陽一郎、小林誠、益川敏英の3氏がノーベル物理学賞を受賞されました
益川先生は京大の名誉教授であられます。
 
また、医学生理学賞の受賞者は日本人ではありませんが、そのうち2人の功績がHIVの発見ということで僕はそちらにも非常に興味があります
これはぜひとも、論文に挑戦してみたいですね

データ復旧B
[2008年10月06日(月) ]

郵便で発送したのが9/28の夕方。
10/04に返送されてきました。(不在だったので、実際に受け取ったのは翌日)
なかなかのスピードではないでしょうか。

分析結果は、最後の書き込みでディスクが初期化されてしまい、容量の少ない新しいディスクとして認識されるようになったということでした。
言い換えると、それまではファイルと認識されてたものがスペースをとるだけのただのモノだと認識されるようになっていたということです。
 
「モノ」として認識されていたファイルたちは、いわばその覆いをはがされ、もとのファイルとして復旧されました
が、最後の書き込みで保存しようとしたデータは、そのプロセスが不具合の元凶となったため復旧できなかたようです
一部を失ったことは悲しいですが、大半が取り戻せたのでやはりホッとしましたね。

同じようにDVD-Rなどにデータを保存する方は多くいると思いますが、ディスクにも寿命があるようです
大切なファイルは、こまめにバックアップをとるようにしましょう。

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