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[2008年10月13日(月)
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先日予告した一塩基多型コラム(?)、第一回。
すべての生物は、ある設計図にしたがってつくられています。
その設計図というのが、かの有名なDNA(デオキシリボ核酸)。
ヒトでは約30億の繰り返し単位(30億塩基対とよぶ)からなる巨大分子で、原則としてすべての細胞に収められています。
この塩基にはアデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)の4種類があり、これらの配列順序の違いが設計図の違いとなります。
DNA=遺伝子と誤解されていることもありますが、それは誤りです。
遺伝子というのはDNA上で何らかの機能を担っている(と解明されている)特定の領域のことで、DNA全体のわずか1割とも言われています。
ヒトとサルなどのように生物種が異なれば、当然塩基配列は異なります。
しかし逆に、同じ種ならどの個体も同じ配列かというと、そうではありません。
同一種でも個体によって、膨大な塩基のうち一部の配列にはバリエーションがあります。
(もちろん、同一種ですからまったく同じ部分がほとんどです)
この違いが遺伝子に生じた場合、それが個体の形質に影響することがあります。
個体差が生じる(≒自分と同じ人は1人としていない)ゆえんですね。
ある領域の塩基配列およびそれに基づく形質について、バリエーションが存在することを多型といいます。
ただし多型とされるには、集団の中に一定の割合で違いが見出されることが前提です。
(10万人に1人しか異なる配列を持たない、のように稀なものは多型とは呼びません)
この多型のうちたった1つの塩基の違いに基づくものが、一塩基多型です。
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