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[2008年07月30日(水) ]
今日受けた試験(内容は以前の投稿参照)
・病態ゲノム学
・細菌学
細菌学の問題に「ピロリ菌が産生するウレアーゼの意義を述べよ」といった問題がありました。
ピロリ菌(Helicobacter. pylori)というのはヒトの胃の中に生息する細菌で、慢性胃炎を引き起こします。
胃がんのリスクファクターとも考えられており、日本人に胃がんが多いのはピロリ菌感染率が高いことも原因の一つだと考えられています。
みなさんご存知のとおり、胃の中はpH2前後の強酸性です。
そんな環境にピロリ菌が生息できる理由こそ、このウレアーゼにあります。
ウレアーゼは酵素で、尿素を分解してアンモニアを生成します。
アンモニアは塩基なので、酸と速やかに反応して中和します。
このアンモニアが菌の周りの胃酸を中和するため、ピロリ菌は胃酸に侵されずに胃に生息できるのです。