薬理学2(循環器薬理)
【授業のテーマと目的】
循環器、血液系、泌尿器での疾病および疼痛の治療に用いられる薬物の薬理について、これら臓器の生理、疾患の発生機序と疫学、薬物治療のターゲットとなる生体分子と薬物の分子作用メカニズム、臨床応用での薬物選択における注意点や問題点に加え、新薬の開発動向と関連学問領域の最新知見について講述する。
【授業計画と内容】
1.導入講義:薬物リストによる授業目標の設定、国試傾向の分析、循環器導入
2.不整脈治療薬:不整脈の種類、イオンチェネルへの作用と薬物分類
3.心不全治療薬:うっ血性心不全の病態、強心配糖体から新薬まで
4.狭心症治療薬:労作狭心症と安静狭心症、発作治療薬と予防薬、心筋梗塞
5.第1回中間試験
6.高血圧治療薬(1):高血圧の疫学、多様な降圧薬の作用点と作用機序
7.高血圧治療薬(2):合併症による薬剤の選択、より新しい降圧薬へ
8.血液凝固系作用薬:血小板凝集メカニズムと抗血小板薬、凝固系と線溶系
9.血液産生系作用薬:貧血の種類、造血系サイトカインとバイオ新薬
10.第2回中間試験
11.泌尿器系治療薬:浮腫と利尿薬、老齢化と排尿障害の社会問題と薬物治療
12.呼吸器系作用薬:呼吸の生理、呼吸興奮剤、アレルギー性気管支喘息
13.消化性潰瘍治療薬:胃酸分泌抑制薬と胃粘膜保護薬、ピロリ菌除菌