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[2008年08月19日(火) ]
朝起きたとき、座っていて急に立ち上がったとき、ふらふらとする脳貧血。
これは貧血とはいっても、きのう紹介した本来の貧血ではありません。
正式には「起立性低血圧」という症状です。
急に起き上がったとき、心臓より高い位置にある頭に十分血流量を確保するためには、血管を収縮させなければいけません。
しかし交感神経反射が不調だとこの収縮がうまくいかず、血圧が下がって脳血流量が低下し、ふらつきなどを呈するのです。
このように、血液中の赤血球やヘモグロビンの減少による酸素運搬能力の低下:貧血とはまったく違う病態です。
起立性低血圧は、盛んに鉄分(ヘモグロビンの構成元素)を補給しても改善されません。
脳貧血はよほどのことでなければ投薬はせず、生活習慣の改善で対処します。
しかし、他の重大な病気の症状である可能性もあるので、あまりにひどいときは医師に相談してみてくださいね。