みなさん、こんにちは。Z会リベラレススタッフ一同です。このブログでは、Z会リベラレスで開催したイベントや講座の様子などをお届けしていきます。遠方にお住まいの方にも、Z会リベラレスの様子を少しでも共有できればと思っています。
Z会ブログトップへ

2017.02.14 17:46


こんにちは。リベラレス大学生アドバイザーのイシハラです。
今回は2月12日に行われた「新傾向入試を体験しよう!英語編」のイベントの報告をさせていただきます。

当イベントでは、参加者の高校生のみなさんに、変わりゆく大学入試について知り、それに対応する力を養うにはどうすればよいのかを考えていただけたと思います。
 
第1部では講義の形式で、近年の英語の指導要領の変更やそれによる英語の入試問題の変化について知っていただきました。近年は、聞く・話す・読む・書くを統合的に活用できるコミュニケーション能力の育成が重視されており、それに伴って大学入試もその力をはかるものへ変化しています。具体的には、設問や注釈など、問題の本文以外もすべて英語で出題されるなど英語処理量が増加したり、「情報を的確に理解し、語彙や文法の遣い方を適切に判断し活用しながら、自分の意見や考えを相手に適切に伝えるための、思考力・判断力・表現力を構成する諸能力」である、「新学力」を試す問題が増加しているのです。
 


第2部ではその「新学力」を試す問題の一つである、提示された写真について英作文を書く問題に取り組んでいただきました。まずは個人で問題を解いていただき、そのあとにグループに別れて各グループのベストアンサーを作成していただきました。
1枚の写真をとっても、登場人物や場面の設定が人それぞれで異なっていたようです。グループのメンバーで「何を大切にして答案を作成するか」を話し合い、試行錯誤しながらベストアンサーとしてまとめてもらいました。最後にファシリテーターの方からそれぞれのグループのベストアンサーへの講評やこれからの学習のポイントを教えていただき、イベントは終了となりました。

新傾向入試
 



参加者のみなさんからは、「これからどのような勉強をしていけばよいかがわかった」などの感想があり、よかったと思います。

普段から、日常的なことに関して「英語ではどう表現するのだろうか」と考え、言い回しなどを知っていくとよいとのアドバイスがありましたのでみなさんもぜひやってみてください。
入試は常に変わっていくので、新傾向入試がどのようなものなのか、どのような力が求められるのかを体感することが大切ですね。
ソーシャルブックマーク:

2017.01.11 18:00

再びです。ハヤシです。
昨日に引き続いて、「現役コンサルタント直伝!ロジカルシンキングの集大成、シンプル思考を身につける!」のルポです。その後編です。
コツをつかんできた参加者の皆さんは休憩もろくにとらずに本題に入っていきました(予定だとここで休憩をとるはずだったのですが…)。
 
本題:秋田県の人口減を防ぐ方策を考えよう。
 
 
まず、秋田県に囚われず人口減少が起こる場合をシンプル思考を用いて考えるところから始まりました。中高生の皆さんの中からは、伝染病や殺人など、およそ現在の日本の表層の延長にはない要因もしっかりあがりました。皆さんの出してくれた意見のいずれからも、ものごとの表層を見るのではなく、その深層を自分の頭でとらえる、そんな思考の一端も垣間見えました。
 
 
次に、秋田県という地域の特性も踏まえながら仮説を立てていきました。その際に皆さんのヒントのひとつになったのは、相原講師の出したスライドのグラフから読み取れる、人口が増加している都道府県の一覧。相原講師は思わせぶりな微笑みだけで何もいわなかったけれど、皆さんからは沖縄県に着目しその比較も交えた意見も出てきたりしました。また、仮説を立てていく中で「無限ループ」を説明の軸に力説してくれた方もいました。人口減少はとらえようによっては一つの現象にすぎないかもしれないけれど、構造に落とし込んで考えようとするシンプル思考の一端をここにも顕著に垣間見ることができました。
 
 
さらに、そこからどのような対策が考えられるのかに議論は移ります。相原講師が話を移していく前から対策まで考えてくださった方もいたりして、皆さんいろいろに語ってくれました。秋田という地域から雪かきや暖房代のような生活環境に話を膨らませていただいた方もいたりして各々に印象深かったです。また、相原講師のスライドも適宜生かしながら、自分の頭で人口とはそもそもどのようなものかを問い、人口の「自然増・社会増//自然減・社会減」に着目している場面もありました。
あれ、どこかで聞いた話ですね。そう、ひょっとして、前編の最後にも書いた部活動の例にじつはとてもそっくりだったのでは…!部活動の問題という具体的な問題として捉えるばかりでなく、抽象化して人口減少の問題に応用することこの2時間の中のいたる所で、本質にフォーカスして物事を考える発想があったように感じられました。
 
 
また、終わってからも相原講師(やZ会スタッフ)にたくさん質問してくれた方もいたりして、参加者の皆さんのみならず我々リベラレス一同にとっても非常に実りある時間になりました。
あと、個人的に驚きだったことは、真っ先に話してくれた方から紙でいろいろ熟慮してから話してくれた方まで、各々に豊かで個性的な発想力や思考力を実はもっていたように思えたことでした。ロジカルシンキングやその中のシンプル思考を身につけた参加者の皆さんがこれからさらに様々に発想や思考を巡らせていくだろうことが少し楽しみでもあります。
 
 
内容量がとても多く、また僕自身が消化しきれなかった相原講師のお話や皆さんの意見もあって、とても満足なルポではないかもしれませんが、百聞は一見にしかず、まずはロジカルシンキング講座に来ていただきたいです。ロジカルシンキングの考え方やそれも踏まえた同年代の皆さんの意見は一見の価値ありです。
今後の予定は以下の通りになっています。こうご期待ください!!
 
<今後の現役コンサルタントシリーズ講座の予定>
2月5日(日)ロジカルシンキングと並ぶ思考法「システムシンキング」
3月5日(日)感情に流されず物事を賢く選択する考え方「意思決定理論」
ソーシャルブックマーク:

2017.01.10 18:00

 
こんにちは。Z会リベラレス大学生アドバイザーのハヤシです。
先日行われた、「現役コンサルタント直伝!ロジカルシンキングの集大成、シンプル思考を身につける!」に僕も参加してきました。
 
リベラレスで何度かやってはいるものの、僕自身ロジカルシンキング講座には今回初めて参加したので、参加してくれた中高生の皆さんとは同様乃至後輩のポジションでした。だからでしょうか、思っていたよりも新鮮な時間を過ごすことができました。また、人によっては躊躇や恥じらいもありながらも、ホワイトボードや紙を駆使して、また相原講師のお話やスライドのみならず自分の中から生まれる様々な気づきを生かしつつ、思い思いに参加してくれた皆さんの姿が印象的でした。自分も中学生のときにこのようなイベントがあったらな。
 
今回はこのイベントでどんなことが行われていたのか、立場上当日はあまり発言はしなかった僕自身の意見や感想とともに書き綴ります(もう知っているよ!という内容が重複していたら、また僕の私見が多分に混じっていたら、すいません)。
 
今回、話していただいたのはロジカルシンキングの3大要素の1つ、「シンプル思考」についてでした。「シンプル思考」という言葉をシンプルに説明すると「本質的に重要なことだけにフォーカスすること」なんだそうです。これだけいわれても何のことやらという感じでしたが、(僕だけでなく参加してくれた中高生の皆さんのうちの何人かもそんな怪訝な表情をきっと浮かべたためでしょうか、)いろいろな例えやお題を通してわかりやすく説明していただきました。少し振り返ってみましょう。
 
65772b45ea93cdf87b6a5fdfaea52dbbbab152b5.JPG
 
 
<問>あなたの所属する演劇部は、ある休日の午後にシェイクスピアの演劇を行いました。集客のため校門前でチラシを配りましたが当日の観客が少なかったので、次回はチラシを配る人を増やすことにしました。
 
 
チラシを配る人を増やすという決定ではシンプル思考ができていたのでしょうか?
ここで参加者の皆さんは様々な問いをぶつけていきました。
 
・休日の午後だから人が集まらないんじゃない?
→平日の放課後にしてみては?
・シェイクスピアの演劇っていきなりいわれても見にいく気になるだろうか?
→シェイクスピアを知ってもらう機会を別につくろう!
・そもそもシェイクスピアである必要性は?
→必ずしもない(?)
・チラシを配るのが校門前だからよくないのでは?
→もっと人通りの多いところで!
 
etc…皆さんはじめは少し発言するのを躊躇いつつもいざ口に出してみるとどんどん出てきますね…!上に記したのはほんの一例ですしもっと「キレがいいな!」というツッコミもたくさんありました。
 
さらにいうとこんな問いだって生まれてきますよね。
・そもそもなんのためにチラシを配るんだっけ?
→そう、本来は、
たくさんの人に知ってもらい、興味をもってもらい、来てもらうため!  ですよね。
 
上の質問にも共通するかもしれませんが、シンプル思考の特徴のひとつに、「手段から考えるのではなく目的から考える」というものがありました。そう、「そもそも何のためだっけ?」と問えばチラシ以外の方法だってあったかもしれませんね。。たった3行の文章で表されていることでも、シンプル思考に基づいて考えてみると、問いを投げかけてみると、ほんの僅かな時間でこんなにも世界が広がり、そして深まっていくことだってあるのです
 
他にも部員の減少した部活を立て直すために新入部員を増やすことだけ考えるのではなく、部員とはどうやって決まるのかを考え、「入部者数-退部者数」だから退部者への観点も考える必要があるのか!等々…参加者の皆さん(や僕)は様々な気づきを得ることができました。
 
コツをつかんできたところでいよいよ本題です。
人口減少の度合いが最も大きい秋田県を例に、秋田県知事になったつもりで秋田県の人口減を防ぐ方策を考えていきましょう!
(後編に続く)
 
 
ソーシャルブックマーク:

2016.12.27 19:23

みなさん、こんにちは。リベラレススタッフのツチヤです。
今回は、12月18日(日)に開催したイベント「手遅れになる前に! 理科・地歴の学び方」のレポートをお届けします。
 
【イベント概要】
[対象]:高1生・高2生およびその保護者
[日時]:12月18日(日) 17:00~18:30
 

このイベントは、高1生(新高2生)・高2生(新高3生)に向けて、12月から3月まで毎月開催していくシリーズ「春までのロードマップE748の第1弾です。

 

今回は、理系志望者E6FB向けの講義をヤマベさん、そして文系志望者E6AE向けの講義を私ツチヤが担当しました。

Z会の教室での指導経験が豊富な理系のヤマベさんと、主にZ会の通信教育畑で経験を積んできた文系のツチヤ、それぞれの個性が出た内容になったと思います。

当日の資料を思い切って公開しますので、お役立てください。

(入試問題など、著作権上公開できないものは割愛しています)

理系向けの資料(理科)はこちら

文系向けの資料(地歴・公民)はこちら

 

詳しくは資料をご覧いただくとして、理科・地歴に限らず、あらゆる科目に当てはまる基本的な考え方をまとめると以下のようになると思います。

 

■そもそも「間に合わせる」とはどういうことか?

「入試で目標点(その科目で合格に必要な点数)が取れるようにする」という意味。

カリキュラムの終了イコール対策完了ではない。

 

■入試における「配点」「出題分野」「問題形式」を早期に認識すべし

教科書や定期テストの出題と入試問題では、同じ範囲でも出題のレベルが全く違う

センター試験、個別試験のそれぞれについて、志望大学の入試要項やZ-wikiなどの入試分析、そして実際の入試問題(過去問)などを研究しておくこと。

高1生が今過去問を見ても早すぎるということはない。

 

■履修進度を踏まえ、今できること、今やるべきことは何かを考えて実行すべし。

物理の電磁気、化学の有機や高分子、生物の生態系や進化、日本史・世界史の近現代史、地理の地誌など、入試では必出・頻出であるにもかかわらず、大半の学校では履修が高3後半になることも珍しくない分野が数多く存在する

必ずしも今すぐこれらの分野を先取りしなければならないわけではないが、受験学年になって履修済みの範囲の底上げや他科目の学習と並行させるのは相当な負担。早期に状況を認識し、早め早めに対策を講じた方が絶対に有利

 

■問題演習(アウトプット)の機会を設けるべし

学校で配られたものでも、市販のものでも、通信教育でも塾でも映像授業でも可。「問題演習→復習」のサイクルを反復・継続させることが大事。

 

■最終的には「過去問」「予想問題」がベスト

大学・学部によって傾向と対策が異なる以上、最終的にはそれに即応した問題を中心に実戦演習を積むことで目標点をクリアできる力を養うのが一番。

これらに取り組む時期としては、早くて高3夏~秋以降が目安。それまでに取り組めるだけの力を付けられるよう、逆算して動くこと。

 

以上がイベントでお伝えしたかったことの肝になります。

Z会では、通信教育、書籍、教室、映像など、各種の対策手段を取り揃えていますので、状況に応じてご検討ください。

もちろん、Z会Liberalesでも、理科や地歴を鍛え上げ、難関大学の入試を突破した学生アドバイザー陣がお待ちしています。彼ら彼女らに聞けば、きっと親身に経験談やアドバイスを語ってもらえますよ。

まずは来年1月14日・15日に迫ったセンター試験ですね。理科・地歴・公民で自分が受験予定の科目でどんな問題が出され、今の知識と実力でどのくらい解けるのか、試しておいて損はありません(もちろん英数国も!)。

Z会Liberalesでは、センター試験をテーマにしたイベントも企画していますので、ぜひ挑戦してください。

最後は、当日文系志望者向けのパートにいらした方に紹介した言葉で締めます。

やるべきことは何かを認識し、着実に対策を進めていきましょう。

 

「彼を知りて己を知らば、百戦して殆からず。
彼を知らずして己を知らば、一たび勝ち一たび負く。
彼を知らず己を知らざれば、戦ふ毎ごとに必ず敗る。」 
-『孫子』謀攻篇-

 

「ゆっくり急げ。」 

-古代ローマのことわざ-

 

<今後の「春までのロードマップ」シリーズの予定>

1月22日(日) 「誤答で学ぶ! センター試験講評会」(高2生対象)

2月12日(日)「新傾向入試を体験しよう! 英語編」(高1生・高2生対象)

3月12日(日)「志望校合格のための年間計画を作ろう!」(高2生対象)

※お申込は専用のフォームから!

ソーシャルブックマーク:

2016.12.14 20:10

 
 
こんにちは!年の瀬ももう間近ですね…。リベラレス大学生アドバイザーのハヤシです。
 
今回は「2030年、私たちの選択 -21世紀型能力養成-」講座の課題図書、18歳からの選択」のご紹介(というか私的に読んだ感想ですが…)。課題図書というと大仰ですが、普通に読んでいて面白い本でした!面白いものやことって、往々にして言葉にしようとするとつまらなく(せせこましく)見えるものですが、そしてこの面白さは小説のそれとは多少違うものですが、でもぜひ皆さんにも読んでいただきたいです。
 
6a0184ff411ced86980e7c8a2b5ec09e131cc926.PNG
 
 
―このまま結婚しない人が増えるとどうなりますか?(p43)
―いまは正社員になれない人が増え、年収200万円台も珍しくない時代ですよね。僕たちも社会に出たときどうなってしまうのか、お金の不安はとても大きいです。(p76)
ほかの国にもいじめはある?どんな対策がとられていますか?(p94)
―近い将来、地方の多くの自治体が消滅する危険性があると知りました。消滅ってどういうことですか?自分の生まれ育ったまちがなくなるって想像できません…。(p124)
―人工知能が普及したら人間の仕事が奪われるなんてことは?(p229)
 
 
この本では、現在の私たちの身の回りの社会の問題が、いくつかに系統だてられて書いてあります。お金やいじめ、SNSの話から選挙権や人工知能に至るまで親しみやすさの度合いは様々です(必ずしも身近な問題が意見を持ちやすい問題とも限りませんしね)。でも、その全部の章に共通した特徴があって、僕はその点でこの本がよく練られた本だなぁと思いました。
 
・さらりとも読めるしじっくりとも読める
本文をどんどん読み飛ばしながら読んでいくことも、気になった章だけをみっちり読んでいくこともできるので、とても幅の広い本だと思います。質問と回答をベースに進んでゆくので読みやすいですし、多様な人々で情報を共有することも簡単です。余白にある参考文献や根拠となる資料へとじっくり辿ってゆけば、あなたはもうその分野のミニ・エクスパートです(エクスパートは言い過ぎですが)。
 
・「数字」が多い
とても豊富な数値資料が盛り込まれています。たいてい本の余白部分に書かれていることが多いので、しれっと読み飛ばすこともできるのですが(休み時間に読むときはそれでよいと思いますが)、誰が見ても納得できる情報や情報源が記されていることは、ちゃんとその問題を考えたり調べ学習の道しるべとしたりするときにもとても役立つ本だと思います。
 
・この本を書いているひと自身が迷い迷い書いていること
この本は社会問題のことを扱った必ずしも口当たりのいい本ではないにも関わらず、「上から目線」がほとんどありません。それどころか本の端々に「みなさんこそが」この問題の当事者であり解決者であるという「信頼」が現れているように感じられました。この本に書かれていることに僕は必ずしも賛成するわけではないけれど、それでも僕らと同じ目線で語ろうとしていることはひしひしと伝わってきました。
 
全体として、お世辞抜きで大学生として高校生のときに読んでいたらもっといろいろな選択肢の幅が広がっていたんだろうなぁと思わせる本です。「…のときに読んでいたら」といっている人は大抵そのときにそんな本が出ていても読まないものですが、今回このブログを読んでこの本とこの本を使った今度の日曜のイベントの存在を知ったあなたが、数年後に今の僕のように遠い目をして後悔する必要はありません。思考力や実践力といったスキルの向上や、もっと漠然とした未来の自分の可能性を探しに、ぜひ「2030年、私たちの選択 -21世紀型能力養成-」講座に来てください!
 
申込みはこちらから→http://www.zkai.co.jp/home/liberales/event/index.html
 
9d19b81a67a0ccd8f59d346707afe26c089035ce.PNG

↑前回の様子はこんな感じ。

 
ソーシャルブックマーク:

2016.12.05 15:44

こんにちは。NPO法人僕らの一歩が日本を変える。副代表理事の村山俊洋と申します。
 
ac6eff37edf0cb3a330fac0d002f443f96e72dba.jpg
 

普段はそのNPO法人で「票育」という若者と政治繋げる活動をしている大学生ですが、先日、Z会リベラレスのイベントの一環で中高生を対象に講座を実施しました。今回は私の方から当日の様子を紹介させていただきますね。

 
 
 
いきなりですが、現在、東京オリンピックが2020年に迫っている中で、「その先の未来」を具体的に想像して生きている中高生がどれだけいるでしょうか。
 
「自分自身の未来について考えている中高生が少ない」
そんな問題意識から始まった今回の講座。「2030年、私たちの選択」をテーマに、2030年という未来の日本と自分のなりたい姿をできる限りリアルに想像し、これからの行動や選択肢を逆算して考えられるようになってほしいという意図があります。
中高生のみなさんには受験という大きな選択肢を前に、是非考えて欲しい内容です。
 
 
 
とは言え、「未来のことを考える」のは、経験がなければなかなか難しいものです。
そこで、本講座では『18歳からの選択』という書籍を参考書として用いることにしました。
この書籍は身近な社会課題から日本全体の大きな問題までを、中高生向けに解説しています。(もちろん、内容のレベルが低いわけではないので、大人にもたくさん読まれています。)
 
書籍の中では20種類のテーマを扱っていますが、今回はその中から3つ「結婚/子育て」「宇宙開発」「大震災」を取り上げて考えることにしました。
 
 
 
さて、前置きはこのくらいにして、ここからは講座当日の様子です。
まずは、3つのテーマから自分たちのグループがどのテーマについて話していくかを議論。
説得と傾聴が繰り返され、合意に至るまでの流れは非常に興味深いものでした。
特に、「大震災」を希望していた女子が「結婚/子育て」に譲歩する際に発した「子育ての議論をするときは、自分が大震災で話したかった地域コミュニティの話を織り交ぜるようにしたい」という発言には、ハッとさせられました。
ただ妥協するだけではなく、話し合いの中で自分と相手の妥協点を探っていくその姿勢には、こちらも勉強させられてしまいました。
 
ed4cd566e4c10e8ae4a80fb2fae5dd895e1232cc.jpg
 
テーマが決まると、次はテーマに関する情報収集と分析です。
今回は、参考書『18歳からの選択』、「博報堂生活総合研究所 未来年表」、「地域経済分析システムRESAS」、その他Webサイトを駆使して情報収集を行い、社会問題を引き起こしている課題を見つけ出しました。
 
91baf8b8e0a7191dd67957ff1f5761699eb17c5b.jpg
 
あるグループはデータをもとに、また他のグループでは事例を振り下げて課題を見つけていきました。
例えば、こちら。
「子育ての負担を軽減するために、地域のつながりをどう利用するべきか」
という、自分たちが設定した課題に対してアイディアを考えていきました。
「学校で、子育てを手伝う部活を作ろう」
「自治会を利用して、退職後の高齢者と子育て家庭をつなごう」
「保育所付きのマンションを増やそう」
このように、1つの課題に対してたくさんのステークホルダーによる解決策は大人も驚きの現実的かつ独創的なアイディアです。
 
1b14bc81f2251c1296e4a802b26e558d02443c01.jpg
 
まとめとして、2030年の自分の姿・状況とグループで選んだテーマの課題との関わり方を一人ずつ振り返りながら、ワークシートを完成させていきました。
 
65f1411468677d0bc582056ae8f008e231f138fe.jpg
 
最後に、『18歳からの選択』著者からのフィードバックで、グループワークへの参加の仕方やこれからの社会との関わり方について学び、講座は終了しました。
 
 
 
講座終了後、書籍の内容に対して質問をする学生の姿が見受けられるなど、社会課題に対して熱心な様子が伝わってきました。自分が読んだ本の著者に会えるというのは、その分野に興味を持てる貴重な機会になると思います。
将来の夢や自分の未来がなかなかイメージ出来ず、受験への意欲が湧かなかったり、進路に悩んでいたりする中高生の方にこそ、是非参加していただきたい講座です。
今からご参加いただける講座もありますので、ご検討ください!
 
 
《次回予告》
12月18日(日) 10:00~12:00
テーマを変えて同様の講座を実施します。今回参加した方も、できなかった方も是非ご参加ください。
詳細・申込はこちらから
http://www.zkai.co.jp/home/liberales/event/index.html#203012
 
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
 
 
NPO法人僕らの一歩が日本を変える。
副代表理事
村山俊洋
ソーシャルブックマーク:

2016.11.28 18:49

中高一貫コース保護者会レポートの続きです。
 
 
では2030年に向けての課題は?
 
 
…残念ながら、2030年に皆さんに出題される問題は、ヒントどころか唯一の正答も模範解答もありません。
課題は何かを抽出するところから始め、知識・技能を総動員しつつ問題解決するわけですが、それは自分だけではなく、他者と協働し他者を巻き込みながら進めていかなければなりません。
 
 
ただ、2017年度と、2021年度、そして2030年の課題についても、ある一つの学びを徹底することによって備えることが可能です。
その学びとは――「言語化」です。
 
 
皆さんは、課題に向かうときに、きちんと問題と“対話”しているでしょうか?
「覚えているから」「見たことがあるから」と反射的に問題を解くだけでなく、
 
「この問題は何を問おうとしているのだろうか?」
 
と語りかけるという「言語化」を行っているでしょうか。
そして、問題の問いかけに対する頭の中の活動=思考をきちんと「言語化」できているでしょうか?
「言語化」することによって、どう解けばよいのかという気づきと発見が生まれます。
「言語化」することによって、自分の頭の中にしまいこまれた知識を発掘できます。
これを日々意識するだけで、一度取り組んだ問題は定着しやすくなり、使った知識・技能はきちんと認識されてより確固としたものとなります。
 
 
でも、「言語化」するというのはなんだか面倒な感じもしますね。
問題を見てぱっとひらめいて、ささっと解きたい。
処理能力の高い生徒さんほど、ある程度の問題レベルまではそんなことが可能です。
が、難関大学入試にはそれでは通用しない。
そして2030年にもそれでは通用しない。
「言語化」の訓練なしには通用しない。
そんなお話を、 その1 で挙げた具体的な問題を通して講演させていただきました。
 
 
ご参加いただいた保護者様には、Z会の通信教育がなぜ記述問題を重視するのか、そしてその学習方法が真に効率的で実践的な学習方法であるかをご理解いただけたと思います。
 
 
中高一貫校に通う中学生は高校受験がない分、モチベーションの維持が難しい。
その代わりに、いち早く難関大学入試、そしてその先の未来にも通用する学びに向き合う時間が取りやすい中高一貫校のお子様をもつ保護者様向けに、これからも定期的に「保護者会」を実施し、さまざまな学習法のアドバイスや情報提供を実施してまいります。
皆様のご来室をお待ちしております。
 
 
また、Z会リベラレスにご来室になれない会員様に向けても「保護者会」情報をお届けする予定にしておりますので、こちらもぜひご期待ください。
 
 
 
ソーシャルブックマーク:

2016.11.28 13:43

こんにちは。Z会リベラレス担当のササキです。
 
 
 
 
11月13日(日)に、通信教育の中高一貫コースをご受講されている中学生の保護者の皆様対象に、Z会リベラレスにおいて「2017年度に向けて」というタイトルで保護者会を実施しました。
 
 
 
ただ、Z会は少々欲張りですので(笑)、「2017年度に向けて」だけではなく、
「2021年度に向けて」「2030年に向けて」もタイトルに加えてしまいました。
 
 
 
 
「2021年度」は、言わずと知れた「新大学入試」開始年度。
Z会でも特設サイトを設け、さまざまな情報提供を行っております。
 
http://www.zkai.co.jp/home/ikkan/2021/
 
 
 
 
そして、「2030年」。現在中学生の皆さんが30歳前後を迎える年。
これまでに類を見ないスピードで変化していくであろう14年後、中学生の皆さんはどんな大人になっているのでしょうか。
 
 
 
 
 
「2017年度」を意気揚々と迎え、「2021年度」の新大学入試も怖くない、そして「2030年」に社会の中核として、“人財”として活躍する。
そのために、今どのような学びが必要なのかをある数学の問題を例にして説明しました。
 
 
 
fc2402a6e7ded4e9b531e4f8d9384b98b25b59cc.png
 
 
一見すると、何を問われているのか、何を用いて解くのかが分かりにくい、いわゆる応用問題ですね。
ただ、この問題にこのようなタイトルがつくとどうでしょう?
 
「円の性質」
 
…もしかしたらぴんと来た人がいるかもしれません。
さらに、こんなタイトルならいかがですか?
 
「円の性質」~方べきの定理の利用~
 
こうなると、どう取り組めばよいか、かなりの人が分かったと思います。
 
 
ただ、入試となるとこんな親切なタイトルはもちろんついていません。
問題の意図やねらいを何とか読み取り、自分が知っていてさらに使える知識・技能を総動員して、何とか解答を導き出さなければなりません。
さらに、現行の最難関入試はもちろんのこと、新大学入試においては、思考の過程を明らかにしてそれを論理的に表現することを強く求められます。
 
 
これは2017年度とそのすぐ先の2021年度の課題です。
では2030年に向けての課題は?
…長くなりましたので、続きは その2 で。
 
ソーシャルブックマーク:

2016.11.08 16:52

こんにちは、Z会リベラレス担当のツチヤです。
今回は、11/6(日)に行った「第2回即応オープン みんなで自己採点!」のレポートをお届けします。
 
【イベント概要】
対象:高3生・大学受験生で、第2回東大/京大即応オープン受験者
日時:11月6日(日) 15:00~19:00

 

首都圏での第2回東大即応オープンの実施2日目にあわせて実施したため、開室時刻の15:00過ぎ頃から、模試を受け終わったばかりの東大志望者、そして別の日に模試を受けた京大志望者が続々とリベラレスにやってきてくれました(最終的には12名)。

 

ある程度人が集まったところで、8月の第1回即応オープンの自己採点イベントを取り仕切ったヤマベさんに、「模試を自己採点する意味」について簡潔にポイントを示してもらいました。

 

細かい点数を気にするのではなく、できなかった点を事実ベースで列挙すべし

自己採点の段階では、正確な点数を出すには限界がありますし、その必要もありません。提出した解答用紙に書いたことはもう変更できませんので、次にやるべきことに集中しましょう。

なお、イベントにいらした方を見る限り、試験中の自分の思考過程を残しておく意識が夏の時点より明らかに強くなっていると感じられました。マーク模試やセンター試験で自己採点のために自分が選んだ解答を記録しておくのは当然ですが、記述式の問題でも、後で自分がどう解答したかわかるようにしておくべきです。このあたりはさすが東大・京大志望者というか、受験生の成長が見て取れる一例でした。

 

時間を置いて、もう一度取り組んでみることも必要

多くの人が経験していると思いますが、試験会場では解けなかった問題でも、落ち着いた状態で取り組めば解けるということがあります。その設問が解けなかった原因が、試験中の緊張や時間配分に起因するのか、解法さえ思いつければ解けるのか、どうやっても解けるだけの知識や解法の持ち合わせがないのかでは、同じ0点でも今後の対策が違ってくるはずです。今大事なのは、失点の原因をはっきりさせて次の策を講じることです。

数学をはじめ、英語の英作文、国語や地歴の文章記述問題や論述問題など、「解き直し」が有効な出題形式は多々あります。試験中の状況によって、何も見ずに再挑戦するか、一度解説を読んで解法を理解してから解き直すかなどを判断し、時間を計って取り組んでみてください。

 

今後の対策は「やれることベース」ではなく、「やるべきことベース」で考えるべし

各所でお伝えしている通り、受験においては「逆算の発想」が極めて重要です。

入試の日程・試験科目・配点・およその合格ラインは決められていて、受験する以上はそのルールで勝負しなければなりません。現状の自分の実力は、センター試験で何点、個別試験で何点で、合格点までにはあと何点必要か。どの科目、どの分野をいつまでに何を使って伸ばすかを具体的に考えて行動に移しましょう。

今やっている問題集を進めることは大事ですが、そこに「この学習手段は目的に見合っているか」という意識が欠けていると、残り少ない時間を無駄にしかねません。

場合によっては、このタイミングで学習計画や各科目の時間配分を見直す必要も出てくるでしょう。今回のイベントで直接お伝えした人もいますし、Z会員の方であれば通信教育・教室それぞれの枠組みで学習相談をお受けできる仕組みがあります。

もちろん、リベラレスでも学習プランニングのお手伝いができますので、ご希望の方は遠慮なくお越しください。

 

模試の上手な使い方

リベラレスのホワイトボードにも,「模試の上手な使い方」が書かれていました。

なお、「自分のキャパに合う計画を」とありますが、現実的に達成不可能な計画を立てるなという意味なので、誤解なきよう。

 

 

この日初めてリベラレスにいらした方もいましたが、同じ志望者同士で解答や解法を見せ合ったり、一緒にテクニックを考えたり、東大生のアドバイザーに東大の話を聞いたりといったコミュニケーションが成立していたのが印象的でした。

また、リベラレス開設から3ヵ月あまり経ち、利用者の方同士、あるいは私たちスタッフやアドバイザーとの間で、お互いの顔がわかる関係性ができてきたのにも一定の手応えを感じているところです。

受験生の皆さんは精神的にもキツい時期だと思いますが、あまり周囲との間に“壁”を作らず、相談できる相手や落ち着ける環境を作っておくと楽になると思います。

 

そして、最後に改めてアドバイスとお知らせです。

今回の模試の手応えは人それぞれでしょうが、いずれにしても得点や偏差値・判定ラインなどが判明するのは12月です。受験者全体の正確な得点状況はそれまでわからないわけですから、性急に志望校変更などをすべきではありません。

また、11月中に別の模試を受ける人も多いと思います。今回の反省を踏まえつつ、模試までに可能な限りの調整をして臨んできてください。

 

そして、結果を受け取ったタイミングで、「第2回即応オープンの成績表に基づく戦略面談」をリベラレスにて実施します。日程は12月24日(土)E713です。

ここで、年末年始以降の学習の方針と優先順位をしっかり共有しましょう。

詳細とお申込はリベラレスのオフィシャルサイトからお願いします。

なお、この「戦略面談」は有料ですが、お申込になると、12月24日~翌1月31日までリベラレスが利用できる権利(基本料金内)が漏れなくついてきます。センター試験や出願を迎える大事な時期に何かしらお役に立てると思いますので、ぜひ前向きにご検討ください。

 

引き続き頑張っていきましょう!

 
 
ソーシャルブックマーク:

2016.09.04 22:48

みなさん、こんにちは。リベラレススタッフのツルミです。
 
前回の記事に引き続き、「現役コンサルタント直伝!フェルミ推定を使った課題解決の方法を学ぼう!」のレポートです。
 
前回の記事では「論理的に考えるにはどうすればよいのでしょうか」と問いかけをしました。論理的に考えるって、簡単なようで意外と難しい。でも必要なのだから訓練する必要があります。いろいろな方法がある中で相原先生が紹介したのが「フェルミ推定」です。
 
「フェルミ推定」って何でしょうか。Wikipediaでは「フェルミ推定」を次のように説明しています。
 
実際に調査するのが難しいようなとらえどころのない量を、いくつかの手掛かりを元に論理的に推論し、短時間で概算すること
 
前回記事の最初に「実際に調査するのは難しいがある程度の根拠を持った答えがほしい問題がたくさんある」と書きました。フェルミ推定は、そうした問題に一応の答えを出す考え方です。相原先生は「コンビニエンスストアの売り上げはいくらくらいだろうか?」という問題を例に、フェルミ推定を紹介しました。
 
さあ、聞いているだけではフェルミ推定ができるようにはなりません。実際に問題を解いてみましょう。
 
【問題1】
「あなたは1日に何歩あるくでしょうか」
 
万歩計をつければ正確な数字が出ます。でも、この数字をいま知りたい! さあ、どうする!?


 
まずは自分で考えて、その後、割り振られたグループで意見を出し合い、グループとして「求め方」を検討します。
 
「ええっと、1日に歩いている時間がわかれば、1秒に1歩くらい歩くとして、何歩歩くかわかると思います。」
「私は、歩く距離がだいたいわかっているから、歩幅で割れば歩数が出ると思って計算しました。」
 
そうです、考え方はひとつではありません。ここで大事なのは、他の人の意見を否定しないこと。自分には浮かばなかった考え方があるのかもしれないし、自分の考えと同じように見えても実は新しい考え方かもしれないからです。それに、「正解」はないんです。答えを導き出す方法はひとつだけではないかもしれません。

 
相原先生が声をかけます。
 
「発表が終わったら、みんなの意見から最高の考え方をまとめよう!」
 
グループとして「これが最強!」という考え方をまとめます。
 
「考えたらさ、歩くときのスピードによって、1秒で歩く歩数って違うんじゃない?」
「走るときは1秒に3歩くらいかもしれないけど、ゆっくりと歩くときもあるから、平均すれば1秒で1歩くらいでいいんじゃないかな?」
 
こちらのグループは「歩いている時間」に注目しました。別のグループは「歩く距離」に注目しました。
 
「行き帰りの歩く距離はわかるけど、学校の中でも歩いているじゃん。その距離をどうする?」
「うーん……」
「だいたい学校で歩いている時間って、家から駅までの時間と同じくらいだから、距離も同じくらいだと思うんだけど……」
 
おや、「距離」だけに注目するのではなく、「時間」も参考に距離を求めています。
 
「じゃあ、うちのグループはこの意見でいこうか?」
「そうだね、これで計算すると……私の場合1万歩ってなって、一度万歩計で数えたときと同じくらいの結果になったよ。」

 
そうして、各グループが発表をします。繰り返しますが「正解」はありません。でも相原先生の注意があります。
 
「実際に計算して、たとえば30歩とか30万歩とか、明らかにおかしい数字が出たのであれば、もう少し工夫する必要があります。」
「繰り返しになりますが、『正解』はありません。大事なのは『理由をつけて数字が出せた』かどうかであって、結果が1万でも1万2千でもいいんです。だいたいこれくらいという数字が出せたかどうか、なんです。」
 
みんな数字が出ましたから、合格ですね!
 
そして2問目が出されました。
 
【問題2】
日本の中学生のうち何人がポケモンGOをプレイしているでしょうか?
 
今度こそ、「正解」が誰にもわからない問題です。それでも皆、「フェルミ推定」でこの問題に取り組みます。

 
「だいたいクラスの8割がスマホを持っていて、ポケモンGOをインストールしている人が半分くらいで、実際にプレイしてるのがその8割くらいだから、全国の中学生の人数×0.8×0.5×0.8で答えが出ると思いました。」
「だいたい同じですが、私は、日本でポケモンGOをプレイしている人数を求めて、そのうちに中学生がどれくらいいるかを考えました。」
 
みな自信がなさそうです。でも、大丈夫、誰も(相原先生も!)「正解」を知らないんです。理由がつけられれば、どのような式だってOKなんです。
 
問題1と同じように、グループで「最高の!」考え方をまとめます。
 
「中学生の人数って、どう求めるんだろう? 誰か知ってる?」
「知らないけど……日本の人口が1億2千万だから……3%で360万人くらい?」
「なんで3%なの?」
「100歳まで生きるとすれば、中学生は、その中の3年間だから3%かなって。」
「私は80歳まで生きるとして、3/80として計算したんだけど……。」
 
別のグループでは別の考え方をしています。
 
「1クラス36人で、学校に1年から3年間で合計10クラスあるから、うちの学校の中学生は360人。各都道府県に平均すれば200校くらい学校があるとして、360×200×47でだいたい340万人と求めました。」
 
さらに別のグループでは、実際にプレイしている人の割合を検討しています。
 
「自分のクラスでは、36人中20人がプレイしてるって。」
「多っ! 私の周りだと、8人に1人くらいかなあ。」
「え……私の周りは10人に1人なんだけど……。」
「平均しようよ。全部足して、54人に22人だから……4割くらいかな?」
 
そして発表。結果はばらばらです。でもいいんです、「正解」はないのだから。
 
最後に相原先生がまとめます。今回の講座で身につけてもらいたかったのは、「フェルミ推定」のやり方ではありません。未知の問題に取り組む「勇気」「粘り強さ」「プロセス重視」といった姿勢、「仮説思考」「フレームワーク思考」「シンプル思考」の3つの思考です。これらをすべて持ち合わせていれば、今からでも新人コンサルタントとして働ける能力です。これから少しずつ身につけていってください。
 
こうして、今回の講座が終わりました。参加した皆さんにとっては、これまでに体験したことのない時間だったのではないでしょうか。
 

--- + --- + --- + ---

 

リベラレスでは今後とも、相原先生に講座を担当していただく予定でいます。詳細はウェブサイトでもお知らせしますので、「参加してみたい!」と思われた方は是非、これからもチェックしていてください。
 
また、今回の講座にファシリテーターとして参加したアドバイザーのソメヤさんにも、今回の講座について書いてもらう予定でいます。ソメヤさんの記事も楽しみにしていてください!
 
cd329c901ef2be6af301a5886621ef821a53b418.jpg講座の様子。みんな真剣です!
 
4782d124441b642e9f5859b98381d805ba6bc660.jpg
最後にグループごとにホワイトボードに板書、発表をしてもらいました。
 
ソーシャルブックマーク:

プロフィール

プロフィール画像

カレンダー

<<   2017年10月   >>
01 02 03 04 05 06 07
08 09 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31