みなさん、こんにちは。Z会リベラレススタッフ一同です。このブログでは、Z会リベラレスで開催したイベントや講座の様子などをお届けしていきます。遠方にお住まいの方にも、Z会リベラレスの様子を少しでも共有できればと思っています。
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2017.04.17 19:01

こんにちは。リベラレス大学生アドバイザーのソメヤです。
 
今回は、リベラレスにいらして講座を開いてくださっている現役コンサルタント相原講師の今後の講座を紹介します。
 
相原講師の講座は、変わりゆくこれからの社会で必要とされる「思考力・判断力・表現力」といったどんな仕事にも応用できるスキルを、周りの同世代の参加者の皆さんとのグループワークを通して、習得しようというものです。
 
学校や塾ではなかなか身につけることのできない力を、是非ここリベラレスで身につけましょう!
 
☆講座日程☆
 
4月23日(日) 1.フェルミ推定
5月21日(日) 2.図解思考
6月25日(日) 3.論理思考・批判思考
7月30日(日) 4.仮説思考
8月20日(日) 5.フレームワーク思考
9月17日(日) 6.シンプル思考
10月 開講日時未定 7.システムシンキング
11月 開講日時未定 8.意思決定理論基礎
12月 開講日時未定 9.認知バイアスの罠
1月 開講日時未定 10.ゲーム理論
2月 開講日時未定 11.デンジョンツリー
3月 開講日時未定 12.ベイズ統計学
季節講習 開講日時未定 13.ドキュメンテーション
季節講習 開講日時未定 14.プレゼンテーション
 
初回となります「フェルミ推定講座」は、今週末となります!まだ間に合いますので興味のある方はこちらをご覧ください!
 
また、初回半額特典や、まとめてのお申込みでの割り引きといったキャンペーンも実施しておりますので、まずは是非こちらをご覧ください!
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2017.03.06 18:41

こんにちは。Z会リベラレススタッフのタナカです。
 
 
今回は、3/5(日)に開講した「現役コンサルタント直伝!賢く、後悔なく。意思決定理論で志望校を決定!」のレポートをお届けします。
 
 
【イベント概要】
対象:中1生~高1生
日時:3月5日(日) 13:00~15:00
 
 
今回学んだコア・スキルは「意思決定理論」というもの。なんだかすごく仰々しい名前ですよね。。ですが、身構える必要はありません。そもそも私たちは生きているだけで様々な意思決定をしているのです。
 
今日の夕飯は何を食べようか。
次の休日は何をしようか。
観たい映画が2つあるけど、どっちを観ようか。

これらすべては、私たちの意思決定によって行動に移されています。この意思決定を「なんとなく」ではなく、論理的に決めていこうというものが「意思決定理論」です。
なんとなくでは決められない、大切な瞬間にこそ輝くスキルですね。
 
 
 
それでは、講座の様子に移っていきましょう。
まずは、相原講師からみなさんへの質問。
 
ある平日の朝、普段は絶対着ないような服を着たお父さんがあなたにこう聞いてきました。
「この服、どうかな?」
あなただったら、どう対応しますか?
 
…いかにもありそうな場面ですね 笑
しかしこの質問、「答えられません」よね? なぜならば、「お父さんの目的」がわからないから。
意思決定の際には必ず「目的」が必要なことがわかります。
 
 
続いての質問。
 
ある日、友達のAくんがあなたに相談してきました。
「ここだけの話、おれ、モデルになりたいんだけど、スカウトされに行くなら渋谷と原宿、どっちがいいと思う?」
あなただったら、どう対応しますか?
 
…突っ込みどころ満載ですね 笑
スカウトされる場所はこの2か所だけなのでしょうか。
そして、Aくんがモデルになるためにはスカウトという道しかないのでしょうか。
目的がはっきりしていても「選択肢」に難アリなので考え直す必要がありそうです。
 
このように、意思決定を行うためには「絶対にはずせない要素」がいくつかあります。講座では上記2つを含め、「意思決定で押さえるべき5つの要素」についてじっくり学びました。ここが押さえられていると考慮のモレを未然に防げる、いわゆる「後悔しない意思決定」ができるようになるのです。
 
 
 
そして、後悔しない意思決定の方法を学んだみなさんには、「自分の志望校を決める」という重要な意思決定をしてもらいました。
講座が始まる前、「志望校は決まっていますか?」と問いかけたとき、「なんとなく…」という答えだった参加者のみなさん。しかし、意思決定理論を学んだあとのみなさんは、たった1時間ほどで、現時点での志望大学・学部・学科まで決められるようになっていました!
※もちろん、ここで決めた志望校はこの先変えても良いです。あくまで現時点の志望校ですので。
 
 
「この方法で志望校を決めた理由を説明されたら、どこでもOKを出します」
とおっしゃってくださった保護者様がいらっしゃいました。
おっしゃる通りかと思います。この志望校決定は論理的になされたものですので、反論が難しいわけですね。言い換えれば、感情を挟み込む余地はないわけです。
 
 
後悔のない意思決定をするためには、はずせない重要な要素をじっくり検討する
このことが大切なんだと、今回の講座でご理解いただけたのであれば幸いです。
 
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2017.02.14 17:46


こんにちは。リベラレス大学生アドバイザーのイシハラです。
今回は2月12日に行われた「新傾向入試を体験しよう!英語編」のイベントの報告をさせていただきます。

当イベントでは、参加者の高校生のみなさんに、変わりゆく大学入試について知り、それに対応する力を養うにはどうすればよいのかを考えていただけたと思います。
 
第1部では講義の形式で、近年の英語の指導要領の変更やそれによる英語の入試問題の変化について知っていただきました。近年は、聞く・話す・読む・書くを統合的に活用できるコミュニケーション能力の育成が重視されており、それに伴って大学入試もその力をはかるものへ変化しています。具体的には、設問や注釈など、問題の本文以外もすべて英語で出題されるなど英語処理量が増加したり、「情報を的確に理解し、語彙や文法の遣い方を適切に判断し活用しながら、自分の意見や考えを相手に適切に伝えるための、思考力・判断力・表現力を構成する諸能力」である、「新学力」を試す問題が増加しているのです。
 


第2部ではその「新学力」を試す問題の一つである、提示された写真について英作文を書く問題に取り組んでいただきました。まずは個人で問題を解いていただき、そのあとにグループに別れて各グループのベストアンサーを作成していただきました。
1枚の写真をとっても、登場人物や場面の設定が人それぞれで異なっていたようです。グループのメンバーで「何を大切にして答案を作成するか」を話し合い、試行錯誤しながらベストアンサーとしてまとめてもらいました。最後にファシリテーターの方からそれぞれのグループのベストアンサーへの講評やこれからの学習のポイントを教えていただき、イベントは終了となりました。

新傾向入試
 



参加者のみなさんからは、「これからどのような勉強をしていけばよいかがわかった」などの感想があり、よかったと思います。

普段から、日常的なことに関して「英語ではどう表現するのだろうか」と考え、言い回しなどを知っていくとよいとのアドバイスがありましたのでみなさんもぜひやってみてください。
入試は常に変わっていくので、新傾向入試がどのようなものなのか、どのような力が求められるのかを体感することが大切ですね。
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2016.12.22 19:53

こんにちは。Z会リベラレス担当のタナカです。
 
 
 
今回は、12/17(土)に実施した「現役コンサルタント直伝!ロジカルシンキングで2030年に活躍する方法を考える! ~人工知能vs人間~」のレポートをお届けいたします。
 
 
【イベント概要】
対象:中1生~高1生
日時:12月17日(土) 13:00~15:00
 
 
ロジカルシンキングをテーマにした講座は今回で3度目でした。
毎回、驚くようなコンサル現場のお話が聞けたり、参加者の皆さんの斬新なアイデアが光るこのシリーズですが、今回も例に漏れずとっても面白い講座になりました。
 
 
 
「ビジネスで必須のロジカルシンキングは狭義の論理思考を土台に、仮説思考・フレームワーク思考・シンプル思考で構成される」
これは相原講師の言葉です。
講座の前半は、そのうちのひとつ「フレームワーク思考」を学びました。
フレームワーク思考とは、全体を構成する大きな枠から物事を考える手法。課題解決の場面で言いかえれば、課題に対してフレームワークを活用し、問題をもれなく把握して解決にあたる考え方ですね。
 
実社会でよく使われるフレームワークは、
・強み/弱みの対比
・過去/現在/未来の時間軸
・重要度/緊急度のマトリクス
などなど、本当に様々な切り口があります。
(気になる方はぜひ調べてみてください!)
 
このフレームワーク思考がしっかりできていれば、
「あれ!?こんな状況って想定していなかったよ!!」
というようなことは未然に防げるわけですね。
 
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(相原講師の出題する”問題”に対し、学んだばかりのフレームワーク思考を駆使して課題解決に挑むみなさん)
 
 
 
講座の後半は、身につけたフレームワーク思考を武器に、今回の本題
「2030年に活躍する方法」
に取り組みました。
 
「2030年に活躍できる仕事や職業とはどうやって決まるのか」
と考えたとき立ちはだかる壁のひとつが、今急速に進化している人工知能(AI)です。
AIの存在を前提として、人間がどんな方向性で活躍できそうかを”フレームワーク思考”で考えました。
 
AIが普及しても人間が活躍するにはどういう方向性がある?
 ↓
方向性を踏まえて、どんなシーンで人間が活躍できる?
 ↓
人間が活躍できるシーンを踏まえると、どんな仕事や職業が適している?
 
 
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(人間が活躍すると思う仕事をみんなで積極的に意見を出し合いました)
 
 
講座終了後、参加者のみなさんから
「ものの考え方が変わりました!」
「意見を出し合うことで、少しだけでも成長できた気がします!」
とのお声もいただき、有意義な時間となりましたようで大変嬉しく思っています。
 
 
 
そんな相原講師の現役コンサルタントシリーズ、次回は2017/1/8(日)に開講予定です!
次回はロジカルシンキングの第3の要素、シンプル思考を学びます。
シンプル思考はロジカルシンキングの中で最も難しく、そして最も強力な武器となります。今までのロジカルシンキング講座の集大成と言っても過言ではありません。
もちろん、今までの講座に参加していなくてもOKです!むしろここだけは是非ご受講いただきたい!
なので、
次回の講座は★特別★に【初回参加者は無料!】でご受講いただけます!
詳細は こちら からご覧くださいね。
 
 
みなさんと講座でお会いできるのを、心より楽しみにしています。
 
 
<今後の現役コンサルタントシリーズ講座の予定>
1月8日(日)ロジカルシンキングの第三の要素「シンプル思考」
2月5日(日)ロジカルシンキングと並ぶ思考法「システムシンキング」
3月5日(日)感情に流されず物事を賢く選択する考え方「意思決定理論」
 
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2016.11.28 18:49

中高一貫コース保護者会レポートの続きです。
 
 
では2030年に向けての課題は?
 
 
…残念ながら、2030年に皆さんに出題される問題は、ヒントどころか唯一の正答も模範解答もありません。
課題は何かを抽出するところから始め、知識・技能を総動員しつつ問題解決するわけですが、それは自分だけではなく、他者と協働し他者を巻き込みながら進めていかなければなりません。
 
 
ただ、2017年度と、2021年度、そして2030年の課題についても、ある一つの学びを徹底することによって備えることが可能です。
その学びとは――「言語化」です。
 
 
皆さんは、課題に向かうときに、きちんと問題と“対話”しているでしょうか?
「覚えているから」「見たことがあるから」と反射的に問題を解くだけでなく、
 
「この問題は何を問おうとしているのだろうか?」
 
と語りかけるという「言語化」を行っているでしょうか。
そして、問題の問いかけに対する頭の中の活動=思考をきちんと「言語化」できているでしょうか?
「言語化」することによって、どう解けばよいのかという気づきと発見が生まれます。
「言語化」することによって、自分の頭の中にしまいこまれた知識を発掘できます。
これを日々意識するだけで、一度取り組んだ問題は定着しやすくなり、使った知識・技能はきちんと認識されてより確固としたものとなります。
 
 
でも、「言語化」するというのはなんだか面倒な感じもしますね。
問題を見てぱっとひらめいて、ささっと解きたい。
処理能力の高い生徒さんほど、ある程度の問題レベルまではそんなことが可能です。
が、難関大学入試にはそれでは通用しない。
そして2030年にもそれでは通用しない。
「言語化」の訓練なしには通用しない。
そんなお話を、 その1 で挙げた具体的な問題を通して講演させていただきました。
 
 
ご参加いただいた保護者様には、Z会の通信教育がなぜ記述問題を重視するのか、そしてその学習方法が真に効率的で実践的な学習方法であるかをご理解いただけたと思います。
 
 
中高一貫校に通う中学生は高校受験がない分、モチベーションの維持が難しい。
その代わりに、いち早く難関大学入試、そしてその先の未来にも通用する学びに向き合う時間が取りやすい中高一貫校のお子様をもつ保護者様向けに、これからも定期的に「保護者会」を実施し、さまざまな学習法のアドバイスや情報提供を実施してまいります。
皆様のご来室をお待ちしております。
 
 
また、Z会リベラレスにご来室になれない会員様に向けても「保護者会」情報をお届けする予定にしておりますので、こちらもぜひご期待ください。
 
 
 
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2016.11.28 13:43

こんにちは。Z会リベラレス担当のササキです。
 
 
 
 
11月13日(日)に、通信教育の中高一貫コースをご受講されている中学生の保護者の皆様対象に、Z会リベラレスにおいて「2017年度に向けて」というタイトルで保護者会を実施しました。
 
 
 
ただ、Z会は少々欲張りですので(笑)、「2017年度に向けて」だけではなく、
「2021年度に向けて」「2030年に向けて」もタイトルに加えてしまいました。
 
 
 
 
「2021年度」は、言わずと知れた「新大学入試」開始年度。
Z会でも特設サイトを設け、さまざまな情報提供を行っております。
 
http://www.zkai.co.jp/home/ikkan/2021/
 
 
 
 
そして、「2030年」。現在中学生の皆さんが30歳前後を迎える年。
これまでに類を見ないスピードで変化していくであろう14年後、中学生の皆さんはどんな大人になっているのでしょうか。
 
 
 
 
 
「2017年度」を意気揚々と迎え、「2021年度」の新大学入試も怖くない、そして「2030年」に社会の中核として、“人財”として活躍する。
そのために、今どのような学びが必要なのかをある数学の問題を例にして説明しました。
 
 
 
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一見すると、何を問われているのか、何を用いて解くのかが分かりにくい、いわゆる応用問題ですね。
ただ、この問題にこのようなタイトルがつくとどうでしょう?
 
「円の性質」
 
…もしかしたらぴんと来た人がいるかもしれません。
さらに、こんなタイトルならいかがですか?
 
「円の性質」~方べきの定理の利用~
 
こうなると、どう取り組めばよいか、かなりの人が分かったと思います。
 
 
ただ、入試となるとこんな親切なタイトルはもちろんついていません。
問題の意図やねらいを何とか読み取り、自分が知っていてさらに使える知識・技能を総動員して、何とか解答を導き出さなければなりません。
さらに、現行の最難関入試はもちろんのこと、新大学入試においては、思考の過程を明らかにしてそれを論理的に表現することを強く求められます。
 
 
これは2017年度とそのすぐ先の2021年度の課題です。
では2030年に向けての課題は?
…長くなりましたので、続きは その2 で。
 
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2016.10.28 11:22

 
こんにちは、Z会リベラレス担当のウチサワです。
今回は、10/16(日)に行われた
「現役コンサルタント直伝!ロジカルシンキング実践術」のレポートをします。
 
 
 
■「一生モノの力」とは―
この現役コンサルタント直伝シリーズでは、「一生モノの力」の習得を目的としていますが、そもそもそれはどんな力なのでしょうか。
学校生活や社会人生活、もっといえば生きていく中ではそれこそ様々な力が必要になります。
それらを分類すると、
①知識
②専門スキル
③コア・スキル
④学ぶ力
の4つ分けられるでしょう。
 
 
 
4つの分類について、洋服屋さんでの仕事を例に見てみましょう。
①知識;新商品は何か、どんな点が優れているかなどの商品知識や、最近のトレンドなどの業界知識
②専門スキル;お客様が来店したときにどんな風にニーズを引き出し提案できるかといった接客スキル
③コア・スキル;たとえばニーズを引き出すためにはお客様がどんな趣味なのか考える思考力や、判断、表現、行動力といったもの
④学ぶ力;①~③を学んでいくための情報収集能力や理解力、記憶力など
 
 
 
この中で、①と②は常に最新の情報を更新しなければならないことがわかると思います。
特に①は、洋服屋さんで一年前のトレンドの話をされても困りますよね…。
一方で、③と④はいつの時代、どんな社会でも必要となる力です。それこそ、洋服屋さんでなくても必要な力ですよね。
そのため、④を使いながら③を身につけていくことがとても重要になります。
現役コンサルタント直伝シリーズではそれを「一生モノの力」と呼び、講座を通して身につけてほしいと考えています。
 
 
 
■ロジカルシンキングとは―
今回のテーマ「ロジカルシンキング」では、③の中核をなす「思考力」を鍛えていきます。
ロジカルシンキングの構成要素には3つ、「仮説思考」「フレームワーク思考」「シンプル思考」があります。
 
 
ここで、講座で扱った例題を一つ見てみましょう。
 
 
 
 運動会を見に来た保護者が例年の半分だけだったことが問題になり、その理由をアンケートで調査することになった。
 調査を頼まれたA君、B君、C君はそれぞれ以下の反応をした。
 A君:急にアンケートを作れと言われたって…。何を書いたらいいかわからないよ。
 B君:そんなの簡単だよ。来れない理由を全部書いてもらえばいいんだ。
 C君:例年と大きく異なったのは「開催日」「種目」だけなので、まずはこの2つを軸に来れなくなった理由を考えてみよう。
 
 
 
さて、あなたがこの3名の誰かに調査を依頼するとしたら、どの生徒に依頼しますか?
A君は、気持ちはわかりますがこれでは調査ができず問題を解決することができませんね。
B君は、設問数が膨大になり、アンケートに回答してくれる人が少なくなりますし、その結果の分析も煩雑になりそうです。
C君は、検証すべき仮説を立てようとしています。これならどんなアンケート項目にすべきで、その結果の分析もできそうです。
私だったらC君に依頼をします。
 
このように、仮説を立てる→検証する、必要なら仮説を修正してさらに検証をするというサイクルが、ロジカルシンキングの構成要素の1つ「仮説思考」です。
 
 
ちょっとイメージがついてきましたか?
こういった解説をしてから、例題を使って参加者たちに議論をしてもらいました。
 
 
 
■参加者たちの議論とは―
当日は、ロジカルシンキングを身につけるために参加者のみなさんで議論をしてもらいましたが、もちろんはじめはなかなか議論が深まりません。
ロジカルシンキングの各構成要素について、例題→基礎問題→挑戦問題、と段階を踏みながら、講師が丁寧にファシリテートしながら議論をサポートしました。
すると、はじめは講師から促されないと発言が少なかった参加者も、自分の発言が評価されたことをきっかけにどんどんと自分から意見が言えるようになっていきました。
 
 
 
ここで当日の議論の様子、 ー基本問題での議論ー を見てみましょう。
問題は次のようなものでした。
 
 
 
 A君は明日数学の試験があります。1週間前から対策を始めましたが、
 すぐにある問題につまずき、そこから3日間はその問題をどう解くかに集中して勉強しました。
 あなたはどう思いますか?
 
 
(当日の議論)
・1週間しかないうちの3日間も使うのはもったいない。
・試験で点をとるには、多くの問題を解けるようにならないといけない。そのためにも多くの問題を解いておくべき。
・問題を多く解くことも大切だけど、つまずくということは何か理解できていないことがあるからで。それを放置するのはよくない。
・時間がなくて解けなかった問題の中にもつまずく問題があったかもしれない。
・解く順番を考えていくのはどうだろう。
・その人にとって必要なもの=つまずいた問題からがいいと思う。
・試験では簡単な問題から確実に得点していく方が点数になる。解くときも基礎から解いた方がいい。
・単元によって得意不得意がある。習熟度でレベルを分けてはどうか。
 
 
 
上の議論をみていくと、自分の意見を一方的に言うだけでなく、他者の意見も取り入れていることがわかると思います。
はじめの方の意見はロジカルシンキングとは言いにくいかもしれませんが、議論が進むにつれて
・試験でよい点数を取るには、つまずく問題を解けるようにする。
・問題を解き始める前に、全体を通してつまずく問題を洗い出す。
・その中で、得意不得意を考慮したうえで、基礎から解いていく。
という「目的を確認→全体像を整理→勉強の順番を決める」という、シンプル思考に沿った考え方ができてきていました。
 
 
 
■まとめ―
はじめは自分から意見が言い出せなかったり、ロジカルシンキングに基づいた意見ではないものもありました。
学校や塾などで行われる講座では自分から意見を言うという機会はなかなかありませんし、ロジカルシンキングという概念を今回はじめて習うということもあり、当然のことだといえます。
ですが、講師から促されたり、自分の意見が評価されていくことでだんだんと自信がつき、そしてまた他者の意見を聞いて自分の意見を修正していくことで、どんどん議論が精錬されていきました。
 
 
 
今回、短い時間にもかかわらず、参加者たちはロジカルシンキングの考え方に初めて触れて、そして実践するところまでできていました。
 
その中で「もっと時間を使って議論したかった」という意見がありました。
 
 
 
そこで、ロジカルシンキングを使った定期テスト対策方法にテーマを絞って、
11/13(日)「現役コンサルタント直伝!ロジカルシンキングで考える、最強の定期テスト戦略!」を開催することにしました!
 
 
 
今回参加した方には復習のために、今回参加できなかった方にも分かりやすいように本テーマにそったロジカルシンキングの考えの解説からはじめます。
 
学校ではなかなか経験できない「協働学習を通して身につける、一生モノの力」に興味がある方は、ぜひご参加くださいね。
 
 
 
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2016.08.16 10:36

みなさん、はじめまして。リベラレススタッフのツルミです。

 

「リベラレスってなんだ?」

という方、まずはこちらをご覧ください。

▼リベラレスホームページ

http://www.zkai.co.jp/home/liberales/

 

2016年8月1日にオープンしたリベラレスですが、このブログでは、リベラレスで開催したイベントやセッション、普段のリベラレスの様子などをお届けしていきます。遠方にお住まいの方にも、リベラレスの様子やイベント内容を少しでも共有できればと思い、このブログをはじめました。

ちょうど、リベラレス初のイベント「入試改革研究会+総合ゼミ体験会」が8/7(日)に開催されましたので、まずは「入試改革研究会」のレポートをスタートに、ブログはじめます!

 

■「入試改革研究会」実施レポート

[対象]:中1~3生および保護者の方

 

「変わる大学入試をひも解く」と題して、2021年の「新大学入試」に向けての動きをいくつか紹介しました。入試「改革」ということで興味を持っていただく方も多い一方で、

「まだ先の話だし……」「決まっていないことも多いんでしょ?」

といったご意見をいただくことがあります。しかし現実には、2021年に向けて、少しずつ大学入試は変わり始めています。

 

 

【変化1】推薦入試の拡充

昨年度、東大が推薦入試を行うということがニュースになりました。「推薦入試は楽な入試」というイメージに影響されてか世間の反応は

「東大までもが推薦入試を行うことになったのか」

という否定的なものがまま見られたように思います。しかし、

 

国立大学協会では、平成30年までに定員の3割まで推薦枠を広げることをアクションプランに定めている

  ( http://www.janu.jp/news/teigen/20150914-wnew-actionplan.html

 

このことをご存知でしたでしょうか。なぜ推薦入試を行うかといえば、「多様性」を担保するため。単にガリ勉をして大学に入ってくる学生がほしいのではなく、特定の分野に強い興味・関心があり、実際に行動を起こしている学生に入学してもらいたいと考えているのです。このことを東大を例に紹介しました。例えば東大では、数学オリンピックなどの成績を提出させたり、高校在学中に書いた論文を提出させたりします(高校在学中に論文を書く生徒が、日本中にどれだけいることでしょう?)。そして、その興味が大学での学問に結びつき、さらには将来につながるものであることを「志願理由書」や面接で説明させます。もちろん、学力は絶対に必要です。ですので、「センター試験で8割程度」は最低限必要とされています。つまり「センター試験で高得点をゲットする」ことは一般入試と何らかわりはなく、一般入試の問題を解くかわりに「他の誰にも真似できないような教科外の才能」を見せることが求められています。ですので、合格者の人数は、当初公開されていた「募集枠」よりも多いところもあれば、はるかに少ない人数のところもあります。

(東大の推薦入試については、http://www.u-tokyo.ac.jp/stu03/e01_26_j.html こちらをご覧ください)

 

国公立大学の推薦入試は、このような形で行われているところが少なくありません(もっとも、東大ほど要求されるものは高くありませんが)。しかし今後、それぞれの大学が「本当にほしい」学生を集めるために推薦入試を拡充していくことは十分に考えられます。その際には東大のように、一般入試で頑張る以上に大変な実績を要求していくことになるかもしれません。もちろん、どうなるかは今後注意深く見ていく必要がありますが、「推薦入試」の枠は拡大しながらもこれまで以上に大変な入試になる可能性がある、と思っておいたほうがよいでしょう。

 

 

【変化2】個別学力試験の変化

いくら推薦入試枠が広がるとはいえ、国公立大学に入学する学生の7割は「一般入試」を経ることになります。学校の先生方も、もちろんZ会でも「狙える位置にいるのならばともかく、無理に推薦を狙うよりは、一般入試で合格できるようにきちんと勉強をするべきだ」と進路指導をすることになるでしょう。

しかし。

これまでどおりの「受験勉強」が今後とも通用するかは別問題です。

 

例えば東大の社会(日本史でも世界史でも結構です)の問題を見てみると、単なる知識の暗記では解けない問題が並んでいます。もちろん知識は大事ですが、知っていることを前提として、与えられた条件から論を組み立てたり、新たな結論を導き出すといった問題が出されています。

 

確かに多くの大学で、「覚えていれば解ける問題」「パターンで解ける問題」が出されていることは否定しません。しかし大学入試改革で検討されている方向性に今あるもので一番近い(と思われる)ものは東大のこうした問題でしょう。つまり、現行の指導要領でも東大のような問題が出せる(東大はかなり厳密に守っています)、今後「思考力」や「知識の応用・活用を問う」問題(先に紹介した東大のような問題)が増えることが考えられる、だとすれば2021年に向けて「東大のような問題」が少しずつ増えてくることは否定できないのではないでしょうか(もちろん、一気にすべての問題がそのような形になるわけではありません)。

 

 

では、どうしていけばよいのか。Z会が中学生に向けて用意した答えのひとつが「総合」です。このことについては次回。
 
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