みなさん、こんにちは。Z会リベラレススタッフ一同です。このブログでは、Z会リベラレスで開催したイベントや講座の様子などをお届けしていきます。遠方にお住まいの方にも、Z会リベラレスの様子を少しでも共有できればと思っています。
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2016.11.30 20:37

 
こんにちは!リベラレス大学生アドバイザーのハヤシです。
寒くなってきました。風邪やインフルエンザにはくれぐれも気を付けてください。
さて、今回のテーマは「歴史」です。僕の私見にすぎませんが、ぜひ読んでみてください!
 
高校の授業で習う世界史や日本史は暗記教科ではありません。このように書くと、誤解や反発を招くかもしれませんが、しかし僕の偽らざる実感です。
漫画やドラマの中の歴史が嫌いな人はそれほどいないのに、教科になった瞬間に歴史が嫌いになるひとは多くいるように僕には見えます。なぜなのでしょうか。僕は「暗記しなければ解けない(と思い込む)」からだと考えています。皆さんの周りを見てください。「暗記が苦手」だから歴史が嫌いだという人はいませんか。試験前に赤シートと単語帳を取り出す光景はおなじみではないでしょうか。
しかし、我々の周りで一般的ですらある、ひたすらに暗記をして歴史を学ぶというやり方を、僕は遠回りしたやり方のように思っています。なぜなら歴史の教科書で語られるそれぞれの事柄と事柄は独立したものではないからです。
 
どこのページでもいいので(できれば後ろのほうがよい)、教科書(や資料集)をご覧になってください。きっとそこに描かれているのは、ある物事が起き、そのことによりある世界が変わり、またそのことによりある物事が生まれる…という一連の過程だと思います。我々が歴史の教科書から読み取るべきことは、その章に何人の人間が出てきたかではなく、その章を通じてどのような一貫した流れが生まれているかだと思います。
別に僕は道徳や<べき論>を語ろうとしているのではありません。皆さんだって、好きな漫画やアニメや小説の内容を人に伝えようとするときは、登場人物をいちいち列挙するのではなく、その中で何が起こったか、様々な喜怒哀楽を経て最後にどのようになったのかを語ろうとすると思います。別にそれはそうしないと作者に失礼だからといった理由ではなく、そのように流れを語るほうが分かりやすいしより多くのことを伝えられると直感しているからです。現実的に考えて、これこれを暗記しようと思って取り組むよりも、この章で語られていることにはどのような流れがあるのだろうかと考えるほうが、シンプルだし効率的です。
 
今日の授業で習ったことを3分くらいで家族や友達に伝えることを考えてみましょう。もし授業をちゃんと聞いていたのなら、喋っている中で重複する言葉や表現がきっと出てくると思います。それがその単元における主題であり、その単元を貫く論理です。そして、それは覚えるべきものではなく、一生懸命話そうとする過程の中で自然と覚えられているものだと思います。歴史を学ぶとはそういうことです。一見互いに異なり膨大にみえる事柄のうちに主題や共通している関係性や考え方を見出す作業です。こう書くと真面目で大変そうな作業に思えますが、一回授業中やテスト前に考えるだけでランダムに暗記するよりも確実に効果があることは間違いありません。歴史を学ぶことは、相異なる単語の羅列を覚える苦行ではなく、共通する関係性を見つける作業の中で重要な単語も気が付くと覚えられているという現象です。それは漫画やアニメや小説で、登場人物や重要な場面やキメ台詞を覚えようとしていないのにいつのまにか覚えてしまっていることと似ていると思います。
 
教科としての、また学問としての歴史と相対することは、信頼できるテキストを客観的に読みこんでいくことで、過去にはどのような論理でどのような流れが生まれ現在にどのようにつながっているかという、文脈を紡ぎあげてゆく作業だと思います。その文脈は誰にも理解される体系だったものであるべきです。そしてそれは、ストーリーとして語られる漫画やドラマの中の歴史と(客観的中立的かどうかの差はあるものの)それほど大きく隔たったものではないと思います。
また、この作業を繰り返してゆくことで初めて、この文脈の上で語られるはずであるのに語られていないものーつまり教科書に載らない人々や出来事への省察が生まれてくるものであると信じています。大げさにいうならば、「歴史」が教科や学問として存在することの意味は、人間が生まれ何かをなして死んでゆく過程の繰り返しについての体系だった理解を人々が求めるからだと思います。
 
またこれは、受験勉強においても同様だと信じています。あり合せの単語帳で覚えようとしたり、授業で習ったことよりも単によりマニアックな物事を知ることは全く歴史の勉強の本質ではないと思います。確かに、試験問題の中には「学校では習っていないが知らないと解けないこと」を出題して、「難しい」歴史の問題だといわれているものは(割と)あります。でも、重箱の隅をつつかれる人間であるよりは重箱を作り上げる人間でありたいと僕は思っているし、きっと将来主体的に生きたいと思っているはずの皆さんにもそうであってほしいと切に感じます。
 
 
高校の授業で習う世界史や日本史は暗記教科ではありません。強いていうならば、考える過程を通して気が付くと暗記もできているものです。教科書以外にどの教材を使うかというより、もっとシンプルに考え方の問題です。むろん単語帳も赤シートも使わずに受験まできっと乗り越えられます。その選択肢や可能性があることを、苦しくなったときのために心に留めておいていただけると幸いです。
 
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ちなみに、Z会から出ている書籍に「段階式 世界史論述のトレーニング」「段階式 日本史論述のトレーニング」があります。ランダム暗記志向を脱却した論述のポイントを探ろうとしている問題集です。
 
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2016.11.28 18:49

中高一貫コース保護者会レポートの続きです。
 
 
では2030年に向けての課題は?
 
 
…残念ながら、2030年に皆さんに出題される問題は、ヒントどころか唯一の正答も模範解答もありません。
課題は何かを抽出するところから始め、知識・技能を総動員しつつ問題解決するわけですが、それは自分だけではなく、他者と協働し他者を巻き込みながら進めていかなければなりません。
 
 
ただ、2017年度と、2021年度、そして2030年の課題についても、ある一つの学びを徹底することによって備えることが可能です。
その学びとは――「言語化」です。
 
 
皆さんは、課題に向かうときに、きちんと問題と“対話”しているでしょうか?
「覚えているから」「見たことがあるから」と反射的に問題を解くだけでなく、
 
「この問題は何を問おうとしているのだろうか?」
 
と語りかけるという「言語化」を行っているでしょうか。
そして、問題の問いかけに対する頭の中の活動=思考をきちんと「言語化」できているでしょうか?
「言語化」することによって、どう解けばよいのかという気づきと発見が生まれます。
「言語化」することによって、自分の頭の中にしまいこまれた知識を発掘できます。
これを日々意識するだけで、一度取り組んだ問題は定着しやすくなり、使った知識・技能はきちんと認識されてより確固としたものとなります。
 
 
でも、「言語化」するというのはなんだか面倒な感じもしますね。
問題を見てぱっとひらめいて、ささっと解きたい。
処理能力の高い生徒さんほど、ある程度の問題レベルまではそんなことが可能です。
が、難関大学入試にはそれでは通用しない。
そして2030年にもそれでは通用しない。
「言語化」の訓練なしには通用しない。
そんなお話を、 その1 で挙げた具体的な問題を通して講演させていただきました。
 
 
ご参加いただいた保護者様には、Z会の通信教育がなぜ記述問題を重視するのか、そしてその学習方法が真に効率的で実践的な学習方法であるかをご理解いただけたと思います。
 
 
中高一貫校に通う中学生は高校受験がない分、モチベーションの維持が難しい。
その代わりに、いち早く難関大学入試、そしてその先の未来にも通用する学びに向き合う時間が取りやすい中高一貫校のお子様をもつ保護者様向けに、これからも定期的に「保護者会」を実施し、さまざまな学習法のアドバイスや情報提供を実施してまいります。
皆様のご来室をお待ちしております。
 
 
また、Z会リベラレスにご来室になれない会員様に向けても「保護者会」情報をお届けする予定にしておりますので、こちらもぜひご期待ください。
 
 
 
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2016.11.28 13:43

こんにちは。Z会リベラレス担当のササキです。
 
 
 
 
11月13日(日)に、通信教育の中高一貫コースをご受講されている中学生の保護者の皆様対象に、Z会リベラレスにおいて「2017年度に向けて」というタイトルで保護者会を実施しました。
 
 
 
ただ、Z会は少々欲張りですので(笑)、「2017年度に向けて」だけではなく、
「2021年度に向けて」「2030年に向けて」もタイトルに加えてしまいました。
 
 
 
 
「2021年度」は、言わずと知れた「新大学入試」開始年度。
Z会でも特設サイトを設け、さまざまな情報提供を行っております。
 
http://www.zkai.co.jp/home/ikkan/2021/
 
 
 
 
そして、「2030年」。現在中学生の皆さんが30歳前後を迎える年。
これまでに類を見ないスピードで変化していくであろう14年後、中学生の皆さんはどんな大人になっているのでしょうか。
 
 
 
 
 
「2017年度」を意気揚々と迎え、「2021年度」の新大学入試も怖くない、そして「2030年」に社会の中核として、“人財”として活躍する。
そのために、今どのような学びが必要なのかをある数学の問題を例にして説明しました。
 
 
 
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一見すると、何を問われているのか、何を用いて解くのかが分かりにくい、いわゆる応用問題ですね。
ただ、この問題にこのようなタイトルがつくとどうでしょう?
 
「円の性質」
 
…もしかしたらぴんと来た人がいるかもしれません。
さらに、こんなタイトルならいかがですか?
 
「円の性質」~方べきの定理の利用~
 
こうなると、どう取り組めばよいか、かなりの人が分かったと思います。
 
 
ただ、入試となるとこんな親切なタイトルはもちろんついていません。
問題の意図やねらいを何とか読み取り、自分が知っていてさらに使える知識・技能を総動員して、何とか解答を導き出さなければなりません。
さらに、現行の最難関入試はもちろんのこと、新大学入試においては、思考の過程を明らかにしてそれを論理的に表現することを強く求められます。
 
 
これは2017年度とそのすぐ先の2021年度の課題です。
では2030年に向けての課題は?
…長くなりましたので、続きは その2 で。
 
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2016.11.22 20:39

こんにちは、大学生アドバイザーのイシハラです。


もうすぐ12月ということで、すっかり寒くなってきましたね。
定期テストが近づいている方も多いのではないかと思いますが、くれぐれも健康には気を付けて、無理のないように頑張ってくださいね。

 
今回は、今週末の11月25日(金),26日(土),27日(日)東京大学駒場キャンパスにて行われる駒場祭のお知らせをしたいと思います!


東大では年に二回、大学祭があります。五月に本郷キャンパスで行われる五月祭と、11月に駒場キャンパスで行われる駒場祭です。
駒場キャンパスは、おもに前期教養課程(一・二年生)の学生が利用するキャンパスで、本郷キャンパスに比べると知名度は低いかもしれませんが、この機にいらしてみてはいかがでしょうか。銀杏もきれいに色づいていますよ。

 


駒場祭では五月祭同様に、クラスや部活、サークルにより出店された、たくさんの模擬店がキャンパス内に並びます。
焼き鳥や牛串、焼きそばなど定番メニューからごま団子やクレープなどのスイーツのほか、おしるこやスープなど秋に行われる駒場祭ならではのあったかメニューまで豊富にあります。
東大ならではの限定メニューもあるかもしれませんので、お店をたくさんまわってチェックしてみてください!

 
駒場
 


そして、駒場祭でしか見ることのできない文三劇場も必見です。「文三劇場」という名前ではありますが、さまざまな所属の学生が劇に参加しているようです。コメディをやる団体が多いようなので、どなたでも楽しめるのではないでしょうか。
私は文科三類の所属なのですが、私のクラスでも文三劇場をやっています。脚本を考えるところから始まり、本番に向けて練習に練習を重ねてきました。個性豊かなキャラクターたちが登場する見ごたえのある劇となっておりますのでぜひ見にいらしてください!

 


大学祭では学生も盛り上がっており、普段とはまた違った東大の雰囲気を味わえると思います。
駒場キャンパスに来てみたいという方、東大を受験しようと考えている方、東大の大学祭の雰囲気を味わってみたい方、どなたでもぜひ駒場祭にいらしてくださいね!

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2016.11.18 14:34

こんにちは、現役コンサルタントシリーズの講座で講師を務めている相原です。
今回は、私のほうからブログでの実施レポートをさせていただきます。
 
 
 
突然ですが、皆さんは自分の将来について不安を感じることはありませんか?
 
 
「希望する大学に入れないかもしれない」
「努力が実って有名大学に入学できても、今度は就職活動に失敗するかもしれない」
「希望の会社に入れても、そこで成果を上げられないかもしれない」
 
 
など、不安の種は尽きないものです。
 
 
こういう不安を抱くのは普通のことですが、できれば自分自身を安心させてあげたいですよね。そんな時に使えるのが、現役コンサルタントシリーズの講座で扱っている「ロジカルシンキング」なのです。
 
 
 
実は、皆さん以上に不安だらけの生活を送っているのは大人たちの方です。
 
 
経営者「今期は会社が赤字に陥りそうだ。どうしよう・・」
営業部長「うちの営業部は今月の成績が目標に届きそうにない。困った・・。」
人事担当「新卒採用で30名に内定を出したのに、25名から内定辞退が届いた。完全に想定外だ・・」
 
 
など、不安がひっきりなしに波のように押し寄せてくるのです。
そして、このような不安の基となる課題をひも解き、解決するプロフェッショナルがコンサルタントという職種であり、その最も基本的かつ最強の装備が「ロジカルシンキング」という思考法なのです。
 
 
例えば先ほどの「希望する大学に入れないかもしれない」という不安に関しては、
 
 
「希望する大学に入るために満たさなければならない条件は何か?」
「その条件を満たすには何の知識や技能をどれだけ身につけなければならないか?」
「その知識や技能を十分に身につけるには、いつまでに何をどれだけやらなければならないか?」
 
 
という具合に目的から逆算して自ら問いを立て、自分なりの答えを考えるというアプローチが有効で、この考え方を「仮説思考」と呼びます。そしてこれは「ロジカルシンキング」を構成する一要素なのです。
 
 
 
11/13の講座ではこの「仮説思考」を学んで頂きました。
「仮説思考」について問題を出し、グループごとに議論して発表してもらいました。
 
 
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受講生の皆さんは自分なりの「仮説」の解釈と内容についてしっかり意見を言い合い、
お互いの意見を尊重しつつも、食い違うところは建設的に議論ができていました。
さらに自分の定期テスト戦略の作成にも活用できている方が多く、その吸収力・応用力の高さに驚かされました。
 
 
皆さんの持つポテンシャルはとても高く、しっかり訓練する機会さえあれば今後も目覚ましい成長が期待できます。そのポテンシャルをさらに引き出して頂くために、この先の講座にもぜひお越しください。
 
 
<今後の現役コンサルタントシリーズ講座の予定>
12月17日(土) ロジカルシンキングの第二の要素「フレームワーク思考」
1月8日(日)ロジカルシンキングの第三の要素「シンプル思考」
2月5日(日)ロジカルシンキングと並ぶ思考法「システムシンキング」
3月5日(日)感情に流されず物事を賢く選択する考え方「意思決定理論」
 
 
皆さんと講座でお会いできるのを、心より楽しみにしています。
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2016.11.16 18:59

こんにちは。大学生アドバイザーのソメヤです。
 
11月初旬には、東大二次型の模試がありました。
受験した皆さんはどうでしたか?
 
 
上手くいって自信がついたという人もいれば、まだまだ実力不足を感じたという人もいると思います。しかし、模試を受けるに当たって一番大切なのは、受けた後、これからの自分の勉強をどう修正していくかです。出来不出来に一喜一憂するのではなく、冷静に自分の結果を受け止めて、「2月に」合格点を取るためにはこれからどうするべきなのかを考えましょう。
 
 
そのために、まずは一通り復習してみましょう。模試が終わるとすぐに解答・解説がもらえます。これを利用しながら、一度手を動かして、受験した全教科で満点の答案を作ってみてくださいそうすることによって、自分がなぜ失点したのかどうするべきだったのかが見えてきます。これは早いうちにやればやるほど良いです。まだ模試を受けた時の感覚が残っているうちにやることで、より効率的な復習になります。
 
 
復習している中で、苦手な分野が見えてきたら、今後はその分野の比重をより高めて勉強を進めましょう。模試当日は上手くいったという人も、なぜ今回は上手くいったのかどうすればまた成功できるのかを考えてみましょう。
 
 
 
11月も半分が終わり、今回のような大きな模試はあとわずかとなりましたが、まだ2次試験までは3か月以上あります。ここからが、全国の見えないライバルとの本当の戦いになりますから、何度も言いますが、一喜一憂することなく、切り替えるところは切り替えて、1日1日を大切に、今後も引き続き勉強を進めていってください。
 
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2016.11.08 16:52

こんにちは、Z会リベラレス担当のツチヤです。
今回は、11/6(日)に行った「第2回即応オープン みんなで自己採点!」のレポートをお届けします。
 
【イベント概要】
対象:高3生・大学受験生で、第2回東大/京大即応オープン受験者
日時:11月6日(日) 15:00~19:00

 

首都圏での第2回東大即応オープンの実施2日目にあわせて実施したため、開室時刻の15:00過ぎ頃から、模試を受け終わったばかりの東大志望者、そして別の日に模試を受けた京大志望者が続々とリベラレスにやってきてくれました(最終的には12名)。

 

ある程度人が集まったところで、8月の第1回即応オープンの自己採点イベントを取り仕切ったヤマベさんに、「模試を自己採点する意味」について簡潔にポイントを示してもらいました。

 

細かい点数を気にするのではなく、できなかった点を事実ベースで列挙すべし

自己採点の段階では、正確な点数を出すには限界がありますし、その必要もありません。提出した解答用紙に書いたことはもう変更できませんので、次にやるべきことに集中しましょう。

なお、イベントにいらした方を見る限り、試験中の自分の思考過程を残しておく意識が夏の時点より明らかに強くなっていると感じられました。マーク模試やセンター試験で自己採点のために自分が選んだ解答を記録しておくのは当然ですが、記述式の問題でも、後で自分がどう解答したかわかるようにしておくべきです。このあたりはさすが東大・京大志望者というか、受験生の成長が見て取れる一例でした。

 

時間を置いて、もう一度取り組んでみることも必要

多くの人が経験していると思いますが、試験会場では解けなかった問題でも、落ち着いた状態で取り組めば解けるということがあります。その設問が解けなかった原因が、試験中の緊張や時間配分に起因するのか、解法さえ思いつければ解けるのか、どうやっても解けるだけの知識や解法の持ち合わせがないのかでは、同じ0点でも今後の対策が違ってくるはずです。今大事なのは、失点の原因をはっきりさせて次の策を講じることです。

数学をはじめ、英語の英作文、国語や地歴の文章記述問題や論述問題など、「解き直し」が有効な出題形式は多々あります。試験中の状況によって、何も見ずに再挑戦するか、一度解説を読んで解法を理解してから解き直すかなどを判断し、時間を計って取り組んでみてください。

 

今後の対策は「やれることベース」ではなく、「やるべきことベース」で考えるべし

各所でお伝えしている通り、受験においては「逆算の発想」が極めて重要です。

入試の日程・試験科目・配点・およその合格ラインは決められていて、受験する以上はそのルールで勝負しなければなりません。現状の自分の実力は、センター試験で何点、個別試験で何点で、合格点までにはあと何点必要か。どの科目、どの分野をいつまでに何を使って伸ばすかを具体的に考えて行動に移しましょう。

今やっている問題集を進めることは大事ですが、そこに「この学習手段は目的に見合っているか」という意識が欠けていると、残り少ない時間を無駄にしかねません。

場合によっては、このタイミングで学習計画や各科目の時間配分を見直す必要も出てくるでしょう。今回のイベントで直接お伝えした人もいますし、Z会員の方であれば通信教育・教室それぞれの枠組みで学習相談をお受けできる仕組みがあります。

もちろん、リベラレスでも学習プランニングのお手伝いができますので、ご希望の方は遠慮なくお越しください。

 

模試の上手な使い方

リベラレスのホワイトボードにも,「模試の上手な使い方」が書かれていました。

なお、「自分のキャパに合う計画を」とありますが、現実的に達成不可能な計画を立てるなという意味なので、誤解なきよう。

 

 

この日初めてリベラレスにいらした方もいましたが、同じ志望者同士で解答や解法を見せ合ったり、一緒にテクニックを考えたり、東大生のアドバイザーに東大の話を聞いたりといったコミュニケーションが成立していたのが印象的でした。

また、リベラレス開設から3ヵ月あまり経ち、利用者の方同士、あるいは私たちスタッフやアドバイザーとの間で、お互いの顔がわかる関係性ができてきたのにも一定の手応えを感じているところです。

受験生の皆さんは精神的にもキツい時期だと思いますが、あまり周囲との間に“壁”を作らず、相談できる相手や落ち着ける環境を作っておくと楽になると思います。

 

そして、最後に改めてアドバイスとお知らせです。

今回の模試の手応えは人それぞれでしょうが、いずれにしても得点や偏差値・判定ラインなどが判明するのは12月です。受験者全体の正確な得点状況はそれまでわからないわけですから、性急に志望校変更などをすべきではありません。

また、11月中に別の模試を受ける人も多いと思います。今回の反省を踏まえつつ、模試までに可能な限りの調整をして臨んできてください。

 

そして、結果を受け取ったタイミングで、「第2回即応オープンの成績表に基づく戦略面談」をリベラレスにて実施します。日程は12月24日(土)E713です。

ここで、年末年始以降の学習の方針と優先順位をしっかり共有しましょう。

詳細とお申込はリベラレスのオフィシャルサイトからお願いします。

なお、この「戦略面談」は有料ですが、お申込になると、12月24日~翌1月31日までリベラレスが利用できる権利(基本料金内)が漏れなくついてきます。センター試験や出願を迎える大事な時期に何かしらお役に立てると思いますので、ぜひ前向きにご検討ください。

 

引き続き頑張っていきましょう!

 
 
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2016.11.02 21:04

こんにちは。リベラレス大学生アドバイザーのソメヤです。
 
ハロウィーンも終わり、もう11月。月日が経つのはあっという間ですね。
こちらのブログでも何度か紹介していますが、リベラレスではイベントを開催しています。
 
本日は11月開催のイベントを紹介します!
 
 
11/6(日) 15:00~19:00 第2回即応オープン­~ みんなで自己採点!
 
第2回東大・京大即応オープン受験者を対象に、大学生アドバイザーを交えて、模試が終わって時間が経っていないうちに自己採点をしようというイベントです。当日参加していただいた方には普段のリベラレス同様、自習室の利用と大学生アドバイザーへの学習相談もできます。入退出自由ですし、Z会を受講していなくても参加できますので、是非お友達も誘ってみんなで模試の振り返りをしましょう!
 
 
11/13(日) 13:00~15:00 現役コンサルタント直伝!ロジカルシンキングで考える、最強の定期テスト戦略!
 
「現役コンサル直伝!フェルミ推定」
「現役コンサルタント直伝!ロジカルシンキング実践術!」
 
でもお越しいただいた現役コンサルタントの相原さんをお招きします。今回は、10月に実施しました「現役コンサルタント直伝!ロジカルシンキング実践術!」で扱った例題のひとつ、「期末テストで10位以内に入るための勉強法」を発展させて「最強の定期テスト戦略」を考えます。前回の講座に参加していなくても大丈夫な構成になっているので、皆さん奮ってご参加ください。
※同日、「中高一貫コース保護者会 -2017年度に向けて-」を開催します。保護者会の前後でロジカルシンキング講座の見学もできますので、是非参加をご検討ください。
 
 
11/27(日) 10:00~12:00 2030年、私たちの選択 -21世紀型能力養成-
 
国立教育政策研究所が提案する「21世紀型能力」を養成する特別講座です。11月のテーマは「結婚、子育て」「大震災」「宇宙開発」。こういった身の回りの社会問題を理解し、どのように解決していくかのアイデアを考える中で、2030年に生きる自分像を想像します。当日は社会問題に常に向き合っている大学生・社会人ゲストのサポートも受けられますから、是非今後、社会問題について真剣に考えるきっかけとしてご参加ください。
 
以上のイベントのお申込みについてはこちらをご覧ください。
では、たくさんの方のご参加をお待ちしております。
 

 

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2016.11.02 18:45

こんにちは。リベラレス大学生アドバイザーのハヤシです。
 
ふとカレンダーを見ると、センター試験まで残すところあと70日あまりになりました。受験生のみなさん、いかがお過ごしでしょうか。風邪などはひいていませんか。切迫感や不安、焦りや迷い、様々な感情が入り混じる頃です。心身ともにバランスを崩さず、一歩一歩進んでいきましょう。
さて、この時期の受験生の大問題、それはセンター/二次のバランスをどうしようか…ということだと思います。どれくらいの点数?どれくらいの力のいれかた?うーむ。…ということで、この時期におけるセンター攻略法、東大理系にひき続いて今回は東大文系編です。
 
目指すべきところ、それは理系同様センター9割だと思います。9割?そんな点数安定してとれていない?そもそもとったことない?前期東大の足切りの水準自体は700点前後じゃないの?そもそも東大は二次重視なんじゃないの?…昨年の今頃の僕もそう思っていました。でも9割とっておきたいというのには、いくつか理由があります。
センター二次の割合は110:440=1:4で二次重視の得点配分ではあるが、見方を変えると5分の1の得点は既に決まってしまう(しかも、ほぼ一律に110点に圧縮するので手を抜いてよい教科はない…)。
・足切り自体は700点前後だが、合格者平均は9割近いもの。他の受験生に差をつけられないようにしたい。
・センターで9割を多少超えておくと、二次を受けるときに「自分は数点~十数点のアドバンテージを持っている」と思えて心理的に優位に立てる
・<私立センター利用の滑り止めも考えているなら> 9割をきっちり超えていれば多くは抑えられる。二次受験前に合格の確定したところをつくることができる。
・<国立後期の併願も考えているなら> むしろ9割を超えていないと足を切られることがある
 
なるほど、9割ほしいのはわかった。でもいつからどれくらいやろう??
人によって差はありますが、12月に入ってから詰めていくような感じだと思います。ただ、今までのセンター模試の結果を踏まえて自分の苦手・得意は明らかになってきているだろうと思います(自分の苦手を把握できていないなら、ざっとでいいのですぐに把握しましょう)。把握している苦手教科・単元のセンター対策に関しては、少しずつやってみてもいいかもしれません。センターでしか使わない理科基礎は、もし暗記等があるのならすき間時間で軽く目を通してみる、二次でも使う英数国社は、二次の基礎固めという意識で時間を区切って取り組んでみる、いろいろな方法があるとは思いますが自分にあったやり方で無理ない範囲でやってみるのはいかがでしょうか?
あと、自分の苦手の原因を「センター独自の解答方式」にあるとすぐ結論付けないようにしましょう。確かに厄介な解答方式ではありますが、問われていること自体は特殊なものではありません。センターの勉強は二次にもつなげられるという意識は持っておきましょう。センターの独自性に拘泥すると、かえって自分が得点できていない本当の原因を見逃してしまうかもしれませんよ。
 
こと東大に関しては総合力が問われる入試です。あれやれ、これやれと言われて少々気分が不安定になってくる頃だとは思いますが、自分でやることの必要性を認識すれば、「やらねばならない」勉強時間が、これからにつながる有意義な時間になるはずです!
その際にはZ会の参考書もぜひぜひお使いください…
 
また時期が近付いてきたら、経験談も交えつつ教科ごとの時間配分等々の具体的な対策も載せていけたらと思います。
それでは、気を抜かず気張らず、希望の進路を目指して頑張ってください!!0da8f9dbaee8fb6fd4624f5caf515e1807fa347d.JPG
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