みなさん、こんにちは。Z会リベラレススタッフ一同です。このブログでは、Z会リベラレスで開催したイベントや講座の様子などをお届けしていきます。遠方にお住まいの方にも、Z会リベラレスの様子を少しでも共有できればと思っています。
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2016.08.27 16:02

みなさん、こんにちは。リベラレス大学生アドバイザーのイシハラです。
 
8/21(日)に「入試改革研究会+総合ゼミ体験会」の第2回を開催しました。
8/7(日)の第1回よりも多くの方々にご参加いただき、「総合ゼミ体験会」での意見交換も大変活発に行われていました!
取り扱うテーマは第1回と同じものでしたが、参加者やグループのメンバーが変われば、話も様々な方向に発展していくものです。今回のレポートでは、8/21に行われた意見交換の様子を共有します。
 
 

■「総合ゼミ体験会」実施レポート

[対象]:中1~3生および保護者の方

 
「総合ゼミ体験会」では通信教育の専科「総合」を題材に、情報整理のしかた、視点の広げ方、意見の伝え方を学び合いました。参加された中学生の皆さんは、お互いに意見を出し合うことで、自分だけでは気が付くことのできなかった“新たな視点”を得ることもできたようでした。
 
第1回に引き続き、テーマは「常識を疑え」。
普段私たちが「常識」だと考えていることは、ある特定の場所、あるいは現在やある特定の時間でしか通用しないのではないか、ということについて考え、意見を出し合いました。
 
例えば、「家の中で靴を脱ぐこと」について。
 
 
私たち日本人からすると家の中で靴を脱ぐことは常識かもしれないけれど、海外では家の中でも靴を履いているよね。だから、これは「ある特定の場所でしか通用しない常識」だと思う。
 
そうだね。でも、これは日本では常識と言い切れるのかな?
 
うーん、どうなんだろう?
 
縄文時代や弥生時代では靴を脱ぐ習慣はなかったんじゃない?
 
そうかもしれない。となると、これは「ある特定の時間でしか通用しない常識」とも言えそうだね。
 
実際、靴を脱ぐ習慣はいつ生まれたのだろう?
 
平安時代じゃないかな?
 
そう考える理由はなに?
 
国風文化が生まれたのは平安時代だから、こういう日本ならではの風習が生まれたのかもしれない、と思って。
 
なるほど、調べてみたら面白そう!
 
 
・・・このように「家の中で靴を脱ぐことは常識かどうか」ということから議論が発展し、そこから“新たな問い”が生まれていました(第1回のものとは別の視点からの問いですよね)。
このような”新たな問い”を自ら生み出せるようになることが、ゼミの目的のひとつでもあります。
自分の意見を発信し、聞いてもらう。そして疑問を投げかけてもらうことで、新たな考えが生まれる。
今回の「総合ゼミ体験会」ではこれを実感してもらえたのではないかと思います。
 
 
このほかにも「観光地はきれい」、「一日三食食べられる」、「病気になったら病院へ行く」、「水道水をそのまま飲むことができる」など、様々な題について、これらは常識といえないのではないか、と意見が交わされていました。
 
 
 
リベラレスの「専科総合ゼミ」では、正解のない問題に取り組む姿勢や論理的に考える力を身につけ、他人の意見を受けて自分の考えを深め、それを相手に伝える機会を得ることができます。こうして身についた力は大学受験のみならず、その先の大学での勉強や社会人生活でも生きるものとなるでしょう。
 
リベラレスでは9月以降「専科総合ゼミ」を毎月開講予定です。通信教育の専科「総合」だけではなかなか進まないという方も、直接意見交換する場がほしいという方も大歓迎です!
ご興味のある方は、お電話でも直接足を運んでいただいても構いません。一度リベラレスまでお問い合わせください!
 
 
TEL:03-6262-9777
OPEN:13:00~21:00(月曜日~木曜日 休室日を除く)
 
 
0821_総合ゼミ
 
 
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2016.08.24 18:55

みなさん、こんにちは。リベラレススタッフのツチヤです。
 
8月20日にリベラレスで開催した、東大志望者の方向けのイベント「現役東大生に聞け!合格につながった学習法」のレポートをお届けします。
 
【イベント概要】
対象:高1・2生/受験生
日時:8月20日(土) 14:00~16:00(高1・2生)、17:00~19:00(受験生)

 

Z会の通信教育OB・OGのE6FA現役東大生3名(文三2年女子・理一1年男子・理二1年男子)E6FAと一緒に、「東大とはどんなところか」「合格するためにはどうすればいいか」をお伝えしました。
小規模だったこともありますが、いただいた質問には個別具体的に回答でき、「視野の狭い受験勉強(東京大学アドミッション・ポリシーより)」の枠にとどまらないメッセージもお届けできたと思っています。
ご来場くださった方、ありがとうございました!
 
東大が重視する「リベラル・アーツ(ラテン語でartes liberales)」にちなんだ名前を冠する場所でのイベントにふさわしかったかはわかりませんが、学習法の面でも、東大を志望するにあたっての心構えやモチベーションの面でも、有意義な時間になっていれば幸いです。
 
以下、当日の内容を簡単に振り返ります。
当日の流れや東大入試の概要に関する資料
 
最初に、「東大入試の科目・配点」「合格者の得点」、そして、これらと入試問題の傾向から導かれる「東大入試の特徴」を確認しました。
さらに、「東京大学アドミッション・ポリシー」および「高等学校段階までの学習で身につけてほしいこと」を読み解いていくという試みを行いました。
アドミッション・ポリシーと実際の東大の出題、さらに東大での学びがどう結びついているか、受験生の視点・東大生の視点で考えてみよう、という意図のものです。
皆さんもご一読の上、「自分の姿勢は東大志望者・東大生にふさわしいか?」と自問自答してほしいと思います。

 

東大入試は全国最高峰の「総合力勝負」で、オリンピックの競技で例えると、水泳の個人メドレー体操の個人総合のようなものです。すなわち、メダル(合格)のためには、どの種目(科目・単元)にも極端な苦手がなく、かつ強みになる種目がなければなりません

 

高1・高2生の方は、まずは学校の授業を大切にし、さらに自分で問題集やZ会の教材にも取り組んで、基礎をしっかり固めることを第一に考えてください。

英語の単語や文法、数学の教科書レベルの問題、国語の読解や漢字・古典の基礎、理科や地歴の基本知識などが身についているかどうかで、高3以降の学習の質がまったく違ってきます。

例えば東大理系志望の方、高3の12月や1月に古文の助動詞の活用を必死で覚えたりしたくないですよね?だったら、今やれることは今やっておきましょう!

入試から「逆算」した学習計画が大事だということは、どの学年のどの時期でもお伝えしていることですが、科目数が多く、オールラウンドな力が要求される東大入試においては、「長期計画」が他大学以上に重要になると考えてください。

 

受験生の方からは切実な相談もいくつかいただきました。夏の東大模試が終わったタイミングだったため、ネガティブになっている方も少なくなかったようです。

が、前期試験までの残り約半年間、目標と現状を客観的に認識し、優先順位をつけて取り組んでいくしかありません。改めて基本的な指針を共有しておきましょう。

 

★入試本番での目標点(全科目合計で合格点に達することができる点数)を意識し、どうすればいいかを具体的に考えて実行すべし

→とくに現役生の場合、夏後半で理科や地歴に未習範囲があるのは、東大合格者数上位の学校(最上位の数校を除いて)でもわりと普通です。基本的には「既習範囲の底上げ>未習範囲の先取り」ですが、状況次第です。迷う方はZ会にご相談ください。

東大即応オープンの判定でいうと、募集定員ギリギリの順位の人の点数がC判定くらいで、大問1題分で上にも下にも動く範囲に大きな集団が形成されている状態です。

夏の模試で取れないのはある程度やむを得ないことで、伸び代は十分ありますから、仮にD判定でもまだ諦める必要はないと再認識しましょう。

 

★失点した原因を検証し、原因に応じた対策を講じるべし

→そもそも解き方や知識がなかったのか、どこかでやっていたが試験ではできなかった(解説を読めば理解できる、落ち着いて解き直せば解ける)で対処が違います。

前者であれば基本から習得するしかないですが、後者であれば演習と復習、経験によって改善可能です。

これは単答問題から記述・論述問題、証明問題まですべてに当てはまる考え方なので、必ず意識してほしいと思います。

とくに冠模試については、成績表が戻ってくる1ヶ月先まで対策の優先順位が定まらないのは極めてもったいないです。早急に課題を明確にして軌道修正しましょう!

同じくリベラレスで行った「東大即応オープン~みんなで自己採点!」の実施レポートとアドバイスも参考にしてくださいね。

 

★模試や入試の制約下で得点を最大化するための戦術と、力をつけるための演習・復習を区別すべし

→試験中に解けそうもない問題、時間がかかりすぎる問題などは、潔く切り捨てるか、記号やマーク式なら適当に埋める決断が必要なケースもあります。

が、それをそのままにしては同じことの繰り返しになってしまいます。

英語の試験中に速読ができなかったならば復習の段階で精読する、論述問題の要素を落としたならば関連事項を復習した上で改めて解答を作り直すなど、できなかったことをできるようにするための学習を“愚直に”続けることが大事です。

※東大生3人が口々に言っていたのが“愚直”という言葉でした。結果的に余裕を持って合格した人もいますが、地道な学習をコツコツ続けたことが実を結んだという実感がこもった言葉だと思います。

 

★受験勉強と東大での学びはつながっている。今の努力が将来役立つと信じて続けるべし。東大で待っています!(現役東大生より)

→東大に入るためにやったことは東大で必ず役立ちます。例えば、英語で英訳ではなく意見を表明する英作文問題を課していることは、日本語禁止の授業や外国人の教員や学生とのコミュニケーションの素地にもなります。

また、東大の教養課程では文系でも理数的な授業、理系でも文系的な授業の履修が必須で、その授業はある程度基礎がわかっていることを前提に進んでいきます。

「進学選択」で希望を叶えるには1・2年生で良い成績を取らなければならず、大変ではありますが、どんなことでもできる可能性があるのが東大というところです。

 

…イベントの雰囲気や、Z会からお伝えしたかったことが伝わったでしょうか?
予定の時間を少々オーバーしてしまいましたが(司会の私がしゃべりすぎたせいかもしれません)、イベント後も残って個別の質問をしてくれた方もいらっしゃいました。
現役東大生3人は、「さすが東大生!」というところを見せてくれたと思います。
彼ら彼女らに続けるよう、東大志望者の皆さんの奮起に期待します!
 
リベラレスには、この日来てくれた東大生のうちの1人(理一)を含め、優秀な学生アドバイザーが揃っています。ぜひお越しくださいね!
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2016.08.19 10:29

みなさん、こんにちは。リベラレススタッフのヤマベです。
 
 
 
今月8月に行われた東大即応オープンはいかがでしたか?
リベラレスでは受験終了日に合わせて、「東大即応オープン~みんなで自己採点!」を開催しましたので、レポートします!
 
 
 
 
「模試の受けっぱなしはダメ」というお話は随所で行っていますが、人間は弱い動物ですので、模試が終わって一人で黙々と振り返るのは大変だろう…。
ということで、じゃあ半強制的に、皆で振り返りを行う機会を設ければ良いじゃない、という軽い気持ちで企画したイベントでしたが、初日に7名、2日目に3名の受験生が集まり、初日については皆で同じ時間に自己採点ができて、それなりに盛り上がったのではないかと自負しています。
 
 
 
 
当初は複数人でお互いの解答を披露し合い、お互いの良いところ、悪いところを指摘しあって、今後の課題を見つけることを目標としていました。
しかし、実際は自分が書いた答案を思い出し、それが何点になるのかを追うことに必死な人が多く、その意見交換は一部生徒の間のみに止まってしまいましたので、次回開催時には工夫が必要だと反省している次第です。
 
生徒同士のやり取りよりも、私も含めたスタッフへの相談が多い場となりましたので、そこで出た相談をもとに、自己採点の行い方、学習計画の考え方などを、お伝えしていきます。
 
 
○自己採点は、細かい点数を気にするのではなく、できなかった点を事実ベースで列挙すべし。
 
 
「これだけ書いていたら、部分点はどれくらい?」という質問は、このイベントだけでなく、通常行っているZ会MyPageを介しての質問・相談でも多発しています。
本番の試験終了時であれば、ものすごく気になる気持ちはわかりますが、今回は模試ですので、こんなアドバイスをしています。
 
 
 
例えば数学であれば、途中まで書けた事実は事実として捉え、そこから完答にもっていけた可能性があったのかなかったのかを判断することが大切になります。
「最初の式だけは書けた」という事実があるのであれば、それは解答方針がわかっていたからなのか、それともなんとなく書いたら当たっただけなのか、この2つの間には大きな差があります。
前者であれば、方針は立ったのだから、後の処理の訓練を行うなど、具体的な対策が思い浮かびます。後者の場合は、例え数点貰えたとしても一過性のものですので、今後の対策には繋がりません。
 
 
このように、今回の事実を列挙し、そこから思いつく今後の対策をさらに列挙、最後に、その対策を行うためのツール(問題集など)と、必要な時間を考え、計画に落とし込むことができれば、模試を受けた意味があったと言えるでしょう。
 
 
 
 
○時間を置いて、もう一度取り組んでみることも、場合によっては必要。
 
試験会場では、緊張や時間配分の失敗から、思うように取り組めなかった問題が生じることが多いです。しかし、これを単純に「できなかった問題」に分類すると、今後の対策に悪影響を及ぼします。
 
 
マーク模試でよくあるケースですが、家に持ち帰って冷静に考えてみたら解けた問題については、「解くための力を有している」と判断してかまいません。この場合は、次に考えるべきことは、時間配分の戦略を見直す、解くスピードを上げるための訓練をするの2点に絞られます。
これを単純にできなかった問題に分類すると、その範囲の復習を全体的に行うことになり、時間の無駄に繋がる可能性があります。
 
 
ということで、模試の試験会場で思うように取り組めなかった問題は、持ち帰って再度挑戦することを必須としてください。
 
 
 
 
○今後の対策は「やれることベース」ではなく、「やるべきことベース」で考えるべし。
皆さんと今後の対策を練る中で、「自分はこれだけしかできないから」という感じで、対策の分量にキャップをするケースが多いことが気になりました。
 
自分のできる範囲で対策をすると、自分が無理せず到達できるレベルにしか達することができません。その到達したレベルが志望校合格レベルであれば、こんなに幸せな話はありませんが、大体はそれより高いレベルを求められることが多いです。
 
そのため、対策は合格のために理想とする状態に持っていくためには、「どれだけのことをしなければならないのか」をまず考えることが重要です。
どうしても物理的に不可能な分量になれば、扱う問題集を薄いものに変えるとか、これまで使っていなかった時間を使うとか、別の方法を考えることになりますが、「これだけ必要なんだ」と最初に理解しているのとそうでないのとでは、その後の対策に大きな差が生じます。
 
 
○(結果が返ってからになりますが)、判定、偏差値等の結果に過剰反応しない。
 
 
自己採点時にも「結果ではなく、今後の対策の指針に」というお話はしましたが、結果が返ってくると、その表記に影響され、せっかく構築した計画を崩してしまうケースが多々見られます。
そうすると、何のために、結果のわからないプレーンな状態で、自己採点をし、課題を発見したのか、わからなくなってしまいます。
 
できたと思っていても、解答の書き方などで、結果的に得点に繋がらなかった問題もあるでしょう。でも、その問題で問われている内容は理解していた事実があるわけですから、その該当分野を勉強し直す選択肢はないはずです。ただし、解答の作り方はしっかり考え、修正する必要はあります。
 
 
 
 
いろいろ書いてきましたが、人間にとって、自分のことを客観的に把握することは非常に難しいです。しかし、模擬試験というものは、受験した人の人間性を肯定したり否定したりするものではなく、単純にその時点での学力が発揮できたかどうかの結果を出します。
ですから、良い成績だろうが、悪い成績だろうが、その結果はあなた自身を肯定するものでも否定するものでもありません。恐れずに事実のみを客観視して、事実ベースで修正の必要があれば、素直に受け入れ、志望校合格に向けた、最短ルートとなる対策法を見出して欲しいと思います。
 
もちろん、これが非常に難しいということは、よく理解しています。だからこそ、Z会Liberalesという学習空間を新たに開設したのです。受験において迷うことがあれば、気軽に立ち寄り、Z会Liberalesを最大限活用してくださいね。
みんなで自己採点様子
 
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2016.08.16 10:51

みなさん、こんにちは。リベラレススタッフのツルミです。

 

前回記事、

■「入試改革研究会」実施レポート

に引き続き、今回は「総合ゼミ体験会」のレポートです。

 

 

■「総合ゼミ体験会」実施レポート

[対象]:中1~3生および保護者の方

 

Z会では「総合」という講座を開講しています。教科の枠を超えて、与えられた資料を読み、疑問を持ち、考え、「論理的に答えを導き出す」ことを目的とした講座です。新大学入試では教科の枠を超える「合教科型」と呼ばれる出題は見送られそうですが、「与えられた資料を読み、疑問を持ち、考え、論理的に答えを導き出す」ことは必要になることは間違いありません。中学生のうちからこうしたことに慣れていくことで「新大学入試」への対策になるものと考えています。

 

しかしこの講座、なかなか大変なことも事実です。

「疑問を持つって、どうすればいいのさ」

「考えるって、どう考えるの」

こうした疑問を持つ人も少なくありません。そこで、「総合」の毎回の準備問題「ウォーミングアップ」問題を利用し、「どう考えるのか」を実際にやってみるのが「総合ゼミ」の基本的な考え方です。今回は、中1の3月号『常識を疑え』を例に、総合ゼミを実際に体験してもらいました。

 

その前に!

まずは「ノートの取り方」をレクチャーしました。

講演を行っても、保護者の皆さんは「メモ」を取っています。では、中学生の皆さんは……?

無理もないことです。「講演や講義を整理しながらメモやノートに書いていく」その方法を知らないのですから。ですので今回は「思考を整理しながらノートを取る」ために4つの記号を紹介し、議論を深めていく際に必要な考え方を紹介しました。

 

その上で「総合ゼミ」のスタートです。

われわれが「常識」と思っていることは本当に常識なのか? それはごくごく狭い場所だけで通用する「常識」ではないのか、いまという時代だけに通用する「常識」ではないのか?

保護者の皆さんにも一緒に考えてもらいました。

 

うーん……エスカレーターで、東京では左に立ち止まるけど、大阪では逆!

そうですね、これは「場所」に関係することですよね。

えっと……みんながケータイを持っている!

これは「時代」に関係することですよね。

そうだ! 銃を持たなくても安心して生活できる!

これは「場所」ですかね?

えっ、「時代」でもないですか?

それを言ったら「ケータイを持っている」ことだって、「場所」かもしれませんよ?

そうだそうだ、発展途上国だと、まだケータイを持つのは一部の人だけかもしれない!

 

議論は深まっていきます。

 

だとすると、「場所」だけ、「時代」だけではなく、両方に関係する「常識」が結構あるかも!

ん? じゃあ「場所」にも「時代」にも関係なく、ずっと変わらない「常識」ってあるのかな。

人間には感情がある!

感情がない人間って、いないのかなあ?

人は必ず死ぬ!

死ななければ、もはや人間ではない?

うーん……。

 

答えはこの場では出ません。しかしこうして考えたことを、今度は家に帰って調べればよいのです。まとめに移ります。

 

「確かに今日は答えは出ませんでしたが、答えが出るものではありませんよね。それよりも気づいてほしいのは、一人で考えていたらこんなことまで考えられたのかどうか、ということ。場所にも時代にも関係しない常識があるかどうかって、今回のテキストには出てきませんでした。これは、みんなで議論をしたことで新たに生まれた『問い』です

 

7日の午前と午後でも、また違う展開となりました。21日にはまた、違う展開となることでしょう。このような経験を積み重ねることで、より深く「考える」ことができるようになっていくのではないか。Z会では、そのように考えています。

 

0807_総合ゼミの板書

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2016.08.16 10:36

みなさん、はじめまして。リベラレススタッフのツルミです。

 

「リベラレスってなんだ?」

という方、まずはこちらをご覧ください。

▼リベラレスホームページ

http://www.zkai.co.jp/home/liberales/

 

2016年8月1日にオープンしたリベラレスですが、このブログでは、リベラレスで開催したイベントやセッション、普段のリベラレスの様子などをお届けしていきます。遠方にお住まいの方にも、リベラレスの様子やイベント内容を少しでも共有できればと思い、このブログをはじめました。

ちょうど、リベラレス初のイベント「入試改革研究会+総合ゼミ体験会」が8/7(日)に開催されましたので、まずは「入試改革研究会」のレポートをスタートに、ブログはじめます!

 

■「入試改革研究会」実施レポート

[対象]:中1~3生および保護者の方

 

「変わる大学入試をひも解く」と題して、2021年の「新大学入試」に向けての動きをいくつか紹介しました。入試「改革」ということで興味を持っていただく方も多い一方で、

「まだ先の話だし……」「決まっていないことも多いんでしょ?」

といったご意見をいただくことがあります。しかし現実には、2021年に向けて、少しずつ大学入試は変わり始めています。

 

 

【変化1】推薦入試の拡充

昨年度、東大が推薦入試を行うということがニュースになりました。「推薦入試は楽な入試」というイメージに影響されてか世間の反応は

「東大までもが推薦入試を行うことになったのか」

という否定的なものがまま見られたように思います。しかし、

 

国立大学協会では、平成30年までに定員の3割まで推薦枠を広げることをアクションプランに定めている

  ( http://www.janu.jp/news/teigen/20150914-wnew-actionplan.html

 

このことをご存知でしたでしょうか。なぜ推薦入試を行うかといえば、「多様性」を担保するため。単にガリ勉をして大学に入ってくる学生がほしいのではなく、特定の分野に強い興味・関心があり、実際に行動を起こしている学生に入学してもらいたいと考えているのです。このことを東大を例に紹介しました。例えば東大では、数学オリンピックなどの成績を提出させたり、高校在学中に書いた論文を提出させたりします(高校在学中に論文を書く生徒が、日本中にどれだけいることでしょう?)。そして、その興味が大学での学問に結びつき、さらには将来につながるものであることを「志願理由書」や面接で説明させます。もちろん、学力は絶対に必要です。ですので、「センター試験で8割程度」は最低限必要とされています。つまり「センター試験で高得点をゲットする」ことは一般入試と何らかわりはなく、一般入試の問題を解くかわりに「他の誰にも真似できないような教科外の才能」を見せることが求められています。ですので、合格者の人数は、当初公開されていた「募集枠」よりも多いところもあれば、はるかに少ない人数のところもあります。

(東大の推薦入試については、http://www.u-tokyo.ac.jp/stu03/e01_26_j.html こちらをご覧ください)

 

国公立大学の推薦入試は、このような形で行われているところが少なくありません(もっとも、東大ほど要求されるものは高くありませんが)。しかし今後、それぞれの大学が「本当にほしい」学生を集めるために推薦入試を拡充していくことは十分に考えられます。その際には東大のように、一般入試で頑張る以上に大変な実績を要求していくことになるかもしれません。もちろん、どうなるかは今後注意深く見ていく必要がありますが、「推薦入試」の枠は拡大しながらもこれまで以上に大変な入試になる可能性がある、と思っておいたほうがよいでしょう。

 

 

【変化2】個別学力試験の変化

いくら推薦入試枠が広がるとはいえ、国公立大学に入学する学生の7割は「一般入試」を経ることになります。学校の先生方も、もちろんZ会でも「狙える位置にいるのならばともかく、無理に推薦を狙うよりは、一般入試で合格できるようにきちんと勉強をするべきだ」と進路指導をすることになるでしょう。

しかし。

これまでどおりの「受験勉強」が今後とも通用するかは別問題です。

 

例えば東大の社会(日本史でも世界史でも結構です)の問題を見てみると、単なる知識の暗記では解けない問題が並んでいます。もちろん知識は大事ですが、知っていることを前提として、与えられた条件から論を組み立てたり、新たな結論を導き出すといった問題が出されています。

 

確かに多くの大学で、「覚えていれば解ける問題」「パターンで解ける問題」が出されていることは否定しません。しかし大学入試改革で検討されている方向性に今あるもので一番近い(と思われる)ものは東大のこうした問題でしょう。つまり、現行の指導要領でも東大のような問題が出せる(東大はかなり厳密に守っています)、今後「思考力」や「知識の応用・活用を問う」問題(先に紹介した東大のような問題)が増えることが考えられる、だとすれば2021年に向けて「東大のような問題」が少しずつ増えてくることは否定できないのではないでしょうか(もちろん、一気にすべての問題がそのような形になるわけではありません)。

 

 

では、どうしていけばよいのか。Z会が中学生に向けて用意した答えのひとつが「総合」です。このことについては次回。
 
0807_ツルミさん講演の様子
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