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2017.05.10 16:00

 こんにちは。リベラレス大学生アドバイザーのオオスミです。
 
 今日は、少し日が開いてしまいましたが、以前シリーズでお伝えしていた「物理の問題集・参考書」シリーズの第三弾をお伝えします。
 
 前回までに、超有名な問題集・参考書はだいたい紹介したつもりです。ですが、微積分を用いた物理の問題集・参考書はまだ紹介していないので、今日はそのようなものを3つほど紹介します。
 
 その前に、そもそも「微積分を用いた物理」とは何なのか説明します。普通の学校では物理は微積分を用いないで教えられます。微積物理は難しく、また物理を教え始めた段階では生徒たちは微分積分を数学で習っていないことが多いというのが主な理由です。ですが、微積分を使わないとあやふやにしか説明できないことがあります。たとえば、「なぜ運動エネルギーは(mv^2)/2なのか」「なぜVsinωtの電圧をコイル・コンデンサーにかけると流れる電流の位相がπ/2ずれるのか」などです。
 
 そこで、物理を厳密に理解するために微積分を使って勉強する人がいます。微積分を使えばしっかりと物理を理解できるのです。(上の例では、運動エネルギーは置換積分(数Ⅲ)、交流電流は三角関数の微積分(数Ⅲ)をもちいれば比較的簡単に証明できます。)今日は、そのような微積物理派の人たちにお勧めの参考書と問題集を紹介します
 
9. 新物理入門 (駿台文庫)
 微積物理の参考書の決定版。大学入試用の参考書の中では最も難しい部類に入ります。大学の教科書みたいです。高校で習う物理についてとにかく丁寧に、厳密に解説がされています。(ただ、高校数学では習わない数学も容赦なく使ってきます。線積分とか。)すべてを理解する必要はないですが、ある程度ちゃんと理解できれば高校物理の理解はばっちりです。
 
10. 新物理入門演習 (駿台文庫)
 新物理入門とセットの問題集です。微積物理の演習を積もうと思ったらほぼこの問題集一択です。難易度は「重問」より難しく、「難系」と同じくらい。微積分を用いないと解けないような問題も容赦なく収録されています。
 
11. 物理攻略のヒント~よくある質問と間違い例~ (角川出版)
 あまり有名ではないですが、個人的にとてもおすすめなので紹介します。微積分も時々使われていますが、微積物理を勉強していない人も持っておけば役に立つと思います。
 物理を勉強していると、「なんでこの問題はエネルギー保存で解くの、運動量保存じゃだめなの?」などの疑問を抱くことが多いと思います。普通の問題集や参考書は、正しい解き方についてしか教えてくれません。一方この参考書は、例えば上の例では「なぜ運動量保存を使うのは間違いなのか」ということまでわかりやすく解説してくれます。このような解説を、受験生が躓きがちなポイントごとに丁寧にしてくれます。物理を得意にしていく上では根本的な部分の理解が必須ですが、この本はそれをしっかりサポートしてくれます。
 
 以上、三回に分けて合計11冊の問題集・参考書を紹介しました。自分に合う問題集、必要な参考書は見つけられましたか?この記事が受験生の皆さんの物理の勉強法のヒントになれば幸いです。
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