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2011.04.25 16:23

こんにちは!NですE74F

4月ももう終盤にさしかかりましたね。

さいきん早起きをはじめました。

今までより一時間半早く起き、その時間で本を読みますE683

一時間ほどたつと、ちょうどNHKのラジオ講座のフランス語がはじまるので、これを聞いて、朝食を食べてから仕事に出かけています。

一日は、真摯にすごしても漫然とすごしても同じ24時間。

当たり前のように思えますが、気がついてみると案外「なんとなく」「それなりに」過ごしてしまっているというのが怖いです。


さて、昨日はことば館で俳人の長谷川櫂さんの講演会がありました。

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丸谷才一さん、岡野弘彦さんとご自身との連句のご紹介を軸に、大岡さんの詩や『うたげと孤心』という評論で述べられている内容について、お話いただきました。

詳細については、当館ウェブページの「イベントレポート」にゆずることにして、ここでは講演会当日販売した書籍をご紹介。

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この歌集は、長谷川櫂さんが3月11日以降に詠まれた短歌を集めたもので、中央公論新社さんから出版されています。

震災後に長谷川さんが「やむにやまれぬ思い」で詠まれたという短歌が一ページに一首ずつ収められています。

長谷川さんは、この歌集の最後に「歌の力」という文章を寄せています。

この中で、紀貫之の文章を引き、歌というものが人の心を通じさせたり慰めたりするだけでなく、「天地を動かし、鬼神さえも感動させる」力をもつものである、とおっしゃいます。

この短歌集を通じて歌の力、つまり言葉の力を知ることは、震災後の日々を漠然とした不安や焦燥にかられつつ、何もできない「無力感」を抱えてすごしている方にとって、とても大きな気づきとなるはずです。

なお、この書籍の印税はすべて被災地へ寄付されるとのこと。震災後わずか一ヵ月半ほどで出版されたということ自体も、長谷川さんと出版元である中央公論新社の方の、「今出さなければ」という強い思いをものがたっています。

本日25日刊行です。
ぜひ手に取っていただきたい一冊ですので、ご紹介しました。


最後に当日会場に飾られた花の写真をどうぞ。

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大岡信ことば館
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入館料:展覧会により異なります。お出かけの前にご確認ください。/未就学児無料|障害者手帳をお持ちの方及びその付添いの方1名無料

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