[2008年09月30日(火) ]
少し前、こんな見出しの新聞記事があった。不正確かもしれないが。
《道産羊をめぐる冒険》
たしか内容は、北海道産ラム肉が稀少品・貴重品になっていて、増産にこれ努めている……といったもの。
別に「冒険」でもなかろう、と思うのだが、記事中でも「羊をめぐる冒険」というフレーズが使われている。
記者さん、使いたかったんでしょうねえ、このフレーズ。
わかる人にはわかるだろうが、これ(「羊をめぐる冒険」)、村上春樹氏の小説のタイトル。
わかる人にはわかるだろうが、と書いたが、はたして読者のうち、どれくらいの割合の人が、「ああ、村上春樹か」とわかったんだろう、と、それが気になった。
村上春樹は、すでに日本人の共通教養となっているんだろうか(共通教養としてよいのだろうか)、ということである。もしそうであれば、国語力検定に出題せねば……じゃなくて。
ちなみにぼくは、カミサンが本を持ってるから知ってたけど、じゃなきゃ「え? 何が冒険なわけ?」と思っただろうな、この記事を読んで。なわけで、家の書棚に「羊をめぐる冒険」はあるんだけど、実は読んでないし。
新聞記事には、この手の、文学作品のタイトルをもじった見出し、割と目にするが、あれって、すべての(とまでは言わないが、ほとんどの)読者に向けて「みなさん、当然わかりますよね」というよりも、「ぼくは読んでますが、みなさん、わかります? いや、いいんです、わかる人だけニヤリとしてください」的な感じが、どうもしてしまう。
ま、ぼく自身もそういうことしたりするんだけど、でも、ブログと新聞じゃ、ちと違うんじゃないかな、と思った次第です。
昨日の夕刊(朝日新聞)に、《「悲しき熱帯」を歩く》という見出しの記事があって、さすがにこれには、「悲しき熱帯」についての解説がついていた。それがきっかけのネタでした。
えーと、学生時代に神話の勉強をしたんで、文化人類学もちょっとかじってて、その関係で読んでいたんですよ、「悲しき熱帯」の著者。
記事中の、「クロード・レビストロース」という表記が、ちょっと気になったが。
いや、ずっと「レヴィ・ストロース」「レヴィ=ストロース」という表記に馴染んでたのもあるが、「レビストロース」という表記だと、「レビスト/ロース」だと思われかねないんじゃないかな、と。
「プエルト/リコ」じゃなくて「プエル/トリコ」、「エル/サルバドル」じゃなくて「エルサル/バドル」、「クアラ/ルンプール」じゃなくて「クアラルン/プール」だって、ずーっと思ってたもんなあ。
※追記:ウィキペディア情報では、「羊をめぐる冒険」、《2002年時点までに、単行本・文庫本を合わせて247万部が発行されている。》とのこと。すげーな。共通教養かも。何だか読まなきゃいけないような気がしてきた。……こうして、売れるものは、雪ダルマ式に売れるんだなあ。漢検が「二百ン十万人の漢検」というキャッチを使うのも、むべなるかな。
※追記2:カミサンに、「で、『羊をめぐる冒険』って、どんなお話なわけ?」と聞くと、「うーんと、何だったかな、いろんなフェチがいるように、耳フェチもいるって話だったっけ」の由。……やっぱり、読むのやめるかな。
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ロドリク・ブレースウェート『モスクワ攻防1941』(白水社)読了。

[2008年09月29日(月) ]
昨日、(続く)と書いたが、大阪バー編は、ナイショにしておきます。
さて、昨日は『ベスト・キッド4』を観たあと、本を読んで昼飯食って昼寝して図書館にも行ったっけ、とかしているうちに、気がつけばなんと午後4時ではないか!
先日買ったシューズの足慣らしに、また箱根方面へ行こうかと思っていたのだが、この時間からだと、ちと厳しいな。暗くなってからあの道歩くの、ヤだし。
うーむ、どうしたものか。
日が落ちても、多少はにぎやかな道。
おお、そうだ!
国道136号を歩くことにしよう!
というわけで、三島大社に寄ってから、イトーヨーカドー前を過ぎ、あとは136をひたすら南下。
普段はクルマで通り過ぎる道をてくてく歩くと、「おお、こんなお店があったのか!」といった発見があって、なかなか新鮮。
こんなお店がありました。





[2008年09月28日(日) ]
中山大臣、ある意味信念の人ですね。
さて、今日は起きてから、まず映画『ベスト・キッド3』を観る。これで1から4まで全部観た……という達成感のためだけに観たような気もするのだが、まあよかろう。
ダニエル君、でかくなってないか?と思って制作年を見てみると、1が1984年、3が1989年。5年かあ。そりゃちっとはオトナっぽくなるわけだ。映画の中の世界では、1年ほどしか経っていないんだけど。(でも、筋骨隆々になっているかというと、そうでもない。5年もあったんだから、ちっとは身体を鍛えていればよかったのに。あるいは、2も3も、まさか制作されるとは思ってなかった、「えええ、2、作るの?」「えええええ、3、作るの?」という感じだったんだろうか。だとすれば、鍛えようなんて思わないのもわかるけど。)
逆に、1で敵役を演じていたジャニ顔の俳優さんは、5年たってトウが立ちすぎたんだろうか、3には出演していなかった。
にしても、ダニエル君、モテるなあ。不思議だ。
あいかわらず、終わり方が今イチでした。主人公が大会で優勝を決めた瞬間に「THE END」。
そんな慌てた終わり方をせんでもよかろうに。
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昨日の夕刊(朝日新聞)でおもしろかったのは、社会面の、この記事。
《宇宙旅行代「22億返せ」》
《ロシアのソユーズ宇宙船に乗って一昨年に国際宇宙ステーション(ISS)へ向かうはずだったが、直前に〔健康上の理由で〕搭乗を断られた元ライブドア役員の榎本大輔氏(37)が、支払った旅行代金2100万j(約22億円)の払い戻しを求め、米国の宇宙旅行会社スペースアドベンチャーズを相手取った民事訴訟を起こした。(中略)榎本氏は、同社がロシア宇宙庁に「医学的問題があることにしておいてほしい」と口裏合わせ工作をしたとする。一方、同社は「医学的問題で搭乗できなかった場合は、旅行代金の払い戻しはできない契約だ」としている。》
榎本氏の搭乗を断った結果、宇宙船は、1人分の座席がアキのまま、また1人分の資材を余計に積んだまま飛び立った……というのであれば、払い戻しはできん!というのもわかる。よーくわかる。
榎本氏が乗ろうが乗るまいが、宇宙船を飛ばすコストは変わんないからね。「乗る権利」を買った時点で、22億負担してもらわんと。
たとえば飛行機のチケット、買ったけど乗らなかった場合は払い戻しオッケー、にしちゃうと、航空会社、やっていけませんよね。予約だけは満席で、でも誰も乗ってくれない、乗客ゼロの飛行機を飛ばす、しかる後に予約していたお客さんに払い戻しをする……だと、航空会社、潰れちゃいます。
しかし。
この宇宙船の場合は、「補欠」の人がいて、榎本氏の代わりに乗ったそうです。
もちろん、「補欠」の人からも、22億かどうかは知らんが、カネ取ってるんでしょうなあ。
だとすると、榎本氏が払ってくれた22億は、まさに丸儲け。
契約をタテにされてるから、榎本氏、この訴訟には負けるような気がします。こういう言い方をするのは何だが、日本人がアメリカで起こした民事訴訟だからねえ。とっても不利なような気がする。
それにしても、37歳で、そんなことっつったら何だが、まあそんなことに22億も使えるというか、そんなことに使えるカネを22億も持っていたってのが、またすごいね。
元ライブドア役員ってことで、ああ、投資家からせしめたカネかあ、と、つい思ってしまうのだが、そして榎本氏自身も「オレってすげーじゃん」と思っていらっしゃったんだろうが。
でも、上には上がいたってことですね。
日本の投資家からカネをせしめて、「うっしっし」と思っていらっしゃったのかもしれませんが、結局はそのカネ、アメリカ企業とロシア官庁に巻き上げられてしまった格好なわけですから。
何だかトホホな構図ですな。
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さてさて、一昨日の、大阪は鶴橋の夜。
一度行ってみたかった鶴橋。初鶴橋。chikurin先生に連れていっていただく。
訪れたのは、韓国家庭料理の、









[2008年09月27日(土) ]
昨日取り上げた、
《「日教組の強いところは学力が低いんじゃないかと思った」》
という中山大臣の発言に対して、今朝の朝日新聞が、早速突っ込んでましたね。
《大臣、ズレてます》《調べたら 関係なし》という見出しで。
で、何を調べたというと、都道府県別の日教組の組織率。
中山大臣の発言の妥当性は、正直、判断できない。材料がないしね。
しかし、日教組の組織率=日教組の強さ、とするのも、妥当なんだろうか、と、ふと思った。
ビジネス的な話になりますが、組織率そのものが目的じゃない(ですよね?)のに、そこだけにフォーカスすると、大概おかしなことなるような気がします。
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昨日は大阪へ行ってました。大阪飲み会話は、また改めて。いやー、でも、鶴橋、よかったっすよ。
さて。三島を出るとき、建築途中の大きなビルを見る。

[2008年09月26日(金) ]
今朝の新聞(朝日新聞)より、「ふーん」「うむむ?」と思った記事を2つ紹介。
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まずは、「ふーん」と思った記事。
社会面の、「中山国交相が失言連発」という見出しのもの。
いくつか突っ込まれそうな発言をなさってますが、そして人によってそれらへの引っかかり方の度合いは異なるんでしょうが、ぼく的には、これが一番引っかかりました。
《文部科学相を経験している中山国交相は(中略)自ら提唱した全国学力調査については「日教組の強いところは学力が低いんじゃないかと思った」と実施の背景を説明。仮説が証明されたとして「テストの役目は終わった」と述べた。》
そそそ、そんな仮説を証明するためにやったんかい!
しかも、数十億も使って。
付き合わされた全国の小中学生および先生方も、いい迷惑だな、こりゃ。
にしても、正直すぎやしないか、中山大臣。こんなこと言っちゃったら、来年、どこも受けなくなるぞ。
文科省の役人さんたちも、頭抱えてるんじゃないかな。「役目は終わった」なんて言われちゃってるし。
さーて、今後、どうなるんでしょうね。
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次に、「うむむ?」と思った記事。
生活面の、「見せかけの『残業削減』」という見出しのもので、毎日長時間労働で休みもないという労働者の実情を取り上げた記事。
その冒頭に、こうある。
《平日はカプセルホテルが「我が家」だった。/未明に会社を出て、途中のコンビニで買ったカップラーメンをベッドの上ですすり、疲労で何も考えられないまま泥のように眠ると、すぐに朝が来る。出勤してパソコンを開くと、メールが約300件。午前9時から翌日未明まで、ほとんど机を離れられない状態で作業が続く。》
おお、まるで飲み会常連オザさんのようだ……ということではなく。ちなみにオザさんは、オフィスの廊下でも横になって眠るらしい。
しかし、カプセル常連でもあるオザさんであれば、この中に1点、「あれれ?」と思うところがあることに、すぐ気づくであろう。
みなさん、わかります?
カプセル経験のない人には、わかりませんかね。
「カップラーメンをベッドの上ですすり」というところです。
大概のカプセルホテルは、カプセル内での飲食は禁止なんですよ。飲食飲酒喫煙は共用スペースで、ということになっています。カプセル内は、純粋に寝るところ。
おそらく、朝日の記者さんたちはカプセル経験がないんで、スルーしちゃったんでしょうね。
さて、ここは「あれれ?」と思うところですが、「うむむ?」と思ったところ。
それは、「出勤してパソコンを開くと、メールが約300件」というところです。
これは、“そんなにも仕事が大変”ということを表現するためのものだろうから、いわゆるスパムメールは除いて300件、ということだろう。スパムだったら、開かずに削除削除削除……でいいもんね。そうやって必要なメールも削除しちゃうこと、あるけどさ。スマヌスマヌ……。それはさておき、業務として対応せねばならぬ、つまり、開き、読み、必要であれば返信せねばならぬメールが300件。
そりゃ、大変だ。1件1分としても300分、実に5時間費やさねばならぬ計算だからね。
いやー大変大変……と、ここで、「うむむ?」と思ったのである。
未明に退社して、次の朝パソコンを開くと、業務上のメールが300件。
一般的には、未読メールはゼロで退社するもんだろうから(違います?)、新規メールが300件積み重なった、ということである。未明から、翌朝までの間に。
これ、裏返すと、その時間、つまり未明から翌朝までの時間に、業務上のメールを彼に送った人が、最大300人はいたってことですよね。
彼が、カプセルで眠っている間にも、業務上のメールをカタカタ打って彼に送っている人がいる……おいおい、実は、彼よりも、そのメール送信者のほうが、もっと大変なんじゃないか? と思ったわけである。
[2008年09月25日(木) ]
今日付けの国語力検定メールマガジンに、
《麻生さん、最初、森元首相に党幹事長就任を依頼した、という報道が流れましたが、この依頼って、いわゆる「京のぶぶ漬け」みたいなもんだったんじゃないでしょうかね。/もしそうだとしたら、依頼した麻生さんも、固辞した森さんも、ともに国語力あるなあ、と思いました。オトナのコミュニケーションスキルってやつですね。》
と書いた。
麻生さんは、「森さん、まさか受けないだろう」と思いつつ、幹事長就任依頼という行為を通じて、森元首相を立てているところ、森元首相頼みだというところを見せる。森元首相は、「いや、私はもう首相も務めた身だ、そのポストは後進に」と固辞しつつ、麻生さんを「ういヤツじゃ」と思う。
麻生さん、これでだいぶ自分への心証が良くなっただろうと踏んだはず。
しかし。
今朝の朝日新聞によると、森さん、麻生さんが森さんの派閥から1人しか入閣させないつもりなのを知って、激怒した由。
激怒のあまり、わざわざ麻生さんに国際電話をかけ(ニューヨークにいたそうです)、麻生さんを怒鳴りつけた由。
こうなると、もう難しすぎて、ぼくなどには国語力的に理解できません。
フリーハンドでやらせてもらうためには、幹事長就任依頼ぐらいじゃ、まだ足りなかったってことですかねえ。
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伊藤正敏『寺社勢力の中世』(ちくま新書)読了。

[2008年09月24日(水) ]
今朝、通勤途中のこと。

[2008年09月23日(火) ]
小学館から、カミサン宛てに郵便物が届く。




[2008年09月22日(月) ]
国語力的にはいかがなものか、というタイトルだな。悪い見本ということで、ご容赦。
『ベスト・キッド』のところで書くのを忘れたが(『ベスト・キッド1』のほうね)、ルックスだけで言えば、敵役の金髪の子のほうが、主人公よりも、ずっとイケてるよなあ。いわゆるジャニ顔ってやつで。ちぃっと古いタイプのジャニ顔かもしらんが。
さて、昨日は昼飯の後、映画『オリバー・ツイスト』を観る。
ディケンズは当然読んでいるもの、という世界では、また観方が違うのかもしれないが、原作を読んでいない自分にとっては、「オリバー君、もっとしっかりしなきゃ! もう10歳なんだからさ!」というような映画であった。
観るべきか否か、という観点では、『ベスト・キッド2』と、いい勝負ですかね。
全然関係ないけど、杉本彩さんも夢中であるところの「コアリズム」のCMのほうが、観るべきかも。
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それから、晩飯の後、映画『男たちの大和』を観る……つもりだったが、これ、劇場でも観たし(招待券だったけどね)、テレビでも1回観たなあ、ということで、30分ばかし観たところ、中村シドウが上官に反抗するところあたりで中止。
中村シドウが上官に反抗するのは、いわゆる私的制裁を受けたからだけど、中村シドウって、二曹(下士官)役。下士官になっても、私的制裁受けるんだなあ、と、これは今回初めて思ったこと。
ところで、中村シドウさん、『硫黄島からの手紙』にも海軍士官として出演していたが、なーんか、どの映画でも、どの役でも、演技が一緒っすね。
「ぅおおりゃあぁぁ!」「おんどりゃぁぁぁ!」てなカンジで。
一瞬、硫黄島で捕虜になったけど、脱走して軍に戻り、士官から下士官に格下げされて大和に乗り込んだのか、と思った。というのは冗談だけど。
キムタク演じるキムタク、とはよく言われることだが、中村シドウさんも、“中村シドウ”を演じているんだろうか。これは冗談ではなく。
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ペーター・シュナイダー『せめて一時間だけでも――ホロコーストからの生還』(慶應義塾大学出版会)読了。
[2008年09月21日(日) ]
これ、絶対、すでに誰かが同じことを書いていると思うけど。
自分で思いついて、「あはは」と笑ってしまったので、書いておく。
北朝鮮の金総書記の重病説報道を見たあと、アントニオ猪木さんが、北朝鮮を訪問した、というニュースを見て思ったこと。
アントニオ猪木さん、北朝鮮で、病床の金総書記に、こう挨拶したのかな。
「元気ですかーっ!!」
■
昨日は、高校の同窓会へ行く。





