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http://www.zkaiblog.com/kokugoryoku/index1_0.rdf
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世界戦とペーパークラフトと朝日とは気が合うなあと、国語力検定

[2008年07月31日(木) ]

昨夜はボクシングの世界タイトルマッチを観る。あ、テレビでね。

勝ちどきを逃さずにたたみかけて、一気に試合を決めちゃえるのが、チャンピオンなんだなあ。

さて、亀田選手の世界初挑戦放映の際、判定が出ると、解説者のコメントをさえぎるかのようにブツッと番組を終了してしまったTBS。

昨日は、すでに放送時間を延長しているにもかかわらず、なかなか番組が終わらない。

と、突然、リング上に亀田選手登場。

なんだか、あざといなあ、TBS。という印象を受けました。

にしても、TBS、先日の内藤戦での騒ぎで、もう亀田兄弟と距離をとるのかと思ってたんですが。

相撲協会が横綱朝青龍にあんまり厳しくできないのと、似たようなもんなのかな。

亀田選手、内藤選手を称えたりして、キャラ変えようとしているのは、伝わってきましたが。



先日、業務連絡で触れた、友達が出演する「趣味悠々」。



ヨーカドーでテキストを購入。たしかに、これだけのペーパークラフトが入ってて1260円は、安いな。

http://www.nhk-book.co.jp/syumi/

ここからも買えます。

講師紹介の写真を見て、「おい、すげー好青年に写ってんじゃん」とメールしたら、「四十過ぎて好青年もないだろ」の由。

http://www.nhk.or.jp/archives-blog/file/kentei/present/process.html

「おしん」のペーパークラフトも作ったらしい。

おお、「日本のペーパーエンジニアの第一人者」になっている!

このネタでからかって、明日は泥酔させてやるか。



8月3日の朝日新聞「読書」面に、『ベルリン終戦日記』と『ディズニー化する社会』が取り上げられますねえ。いやあ、気が合うなあ。ていう話じゃないのか。



星野博美『愚か者、中国を行く』(光文社新書)読了。



今から二十年前の、中国の旅行事情がわかります。と、ごくごくアッサリまとめる。

バックパッカーの心理分析、バックパッカーが同じようなところに集まる心理分析がおもしろかった。

《バックパッカーの心理は実は、ブランド品を求める人のそれとよく似ている。(中略)誰も知らない場所で誰の目にも触れず、誰もしたことがないような冒険を一人黙々とする旅行者は少ない。旅というのは人様に聞かせてなんぼのもの。誰かに聞かせる機会がなければ、誰も無茶な旅行などしない。旅行者もまた、常に他者からの評価を意識して旅を続けている。(中略)自分がどんな無茶をしてここにいるのかを他者から認めてもらう、それこそが旅における「ブランド」なのである。》(p57〜58)

もう1つ、これは国語力的におもしろかったところ。翻訳のおもしろさ(むずかしさ)、とも言えるか。

深夜の寝台列車内で、大声で携帯電話を使っている人に対し、「うるせえなあ」と思っている著者、という状況です。

《中国語でなんといえばこちらの怒りが通じるのか? どうしよう……と考えているうちに、私は中国語で叫んでいた。/「いま何時なんだ!!」/一瞬静まりかえったと思ったら、なんとうるさい乗客は「いま? 三時二〇分よ」と親切に時間を教えてくれたのである。》(p322)

「いま何時だ!」→「もう深夜だぞ!」→「静かにしろ!」というのが、通じなかったわけですね。

映画の字幕を観ていると、ときどき、「すげー意訳だなあ、字幕作る人も大変だなあ」と思うことがある。ベトナム戦争の映画に出てくる「ロックンロール!」の字幕とかね。それを思い出した。

たとえば、日本映画の「いま何時だ!」に英語の字幕をつけるときは、「シャラップ」とか「ビークワイエット」とかになるんだろうか。

やっぱ、日本語力じゃなくて、国語力だよなあ。

「金買え」と眠れない一族と、国語力検定

[2008年07月30日(水) ]

数日前、WoW Goldさんから、山のようなコメントが届いた。

特にどの記事に対して、というわけではないコメントである。どの記事に対しても、同じコメントだったからね。

長文の(でも同じ単語を何度も繰り返す)、英語のコメントである。

どうやら「金買え」ということらしい。

なにゆえ、金なんだろう。

なお、出会い系のコメントは、相変わらず「日本語検定解答公開はまだ?と、閣僚のクールビズと、国語力検定」[2007年06月21日(木) ]という記事に集中。

こっちは、何に反応しているんだろう。

日本語検定か閣僚かクールビズか。



ダニエル・T・マックス『眠れない一族 食人の痕跡と殺人タンパクの謎』(紀伊国屋書店)読了。



「医学推理小説」なんて書いてあるけど(オビに)、これはノンフィクション、ルポルタージュじゃないかな。

ノーベル賞を受賞したような学者さんが、意外と子どもっぽい(悪い意味でね)。

さて、知らずに共食いをさせられていたのが、狂牛病のウシ。

共食いは避けるべきだということを、ずーっと昔に、経験によって学んだのが、ヒト。そのときに、プリオン病に感染しやすい遺伝子も、淘汰されたそうです。

だけどね。日本人は、そうでもないようで。

いくつか引用。

《アメリカ人に頼らないというイギリスの方針は高くついた。イギリスの科学者は、狂牛病の大流行に対処しきれなかった。(中略)BSEの発見から有効な予防策がとられるまでの八年間に、約二〇万頭の罹患牛と発症前だがその兆しの見られる六〇万頭から一六〇万頭もの牛が食品供給経路に入り込み、イギリスのスーパーマーケットに並んだ。》(p216〜217)

イギリスとアメリカ。仲がいいのか悪いのか。

《イギリス国民は食糧危機の全期間を通して、六四〇〇億食ものBSE罹患牛を口にしたと推計される。(中略)政府は発生当初の脅威を過小評価し、この病原体の特異な性質を見過ごして(イギリスの主任疫学者はプリオン説を信じていなかった)、官僚と食肉産業の利益を優先し、迅速な対応と情報公開を怠った。(中略)だが政府は運にだけは恵まれていた。幸いにもプリオンには、インフルエンザのような強い感染力がなかった。そうでなければ、イギリスでは長年の菜食主義者以外はだれも生き延びられなかっただろう。》(p217)

さて、どうして強い感染力を持たなかったんでしょう。

《イギリスで狂牛病に罹った患者は、ひとりを除いて皆、ホモ接合体だった(中略)幸いなことに、これはイギリス人の多くが狂牛病に対してある程度の抵抗力を持つことを意味する。なぜならイギリス人の大半はヘテロ接合体だからだ。》(p270)

ホモ接合体とかヘテロ接合体というのは、遺伝子のパターンだそうです。

プリオン病に対する抵抗力は、ヘテロ接合体>ホモ接合体となっていて、だからイギリスでは現在のところの被害に抑えられている由。

で、ですね。アメリカでもBSEが発生したとき。

《アメリカ産牛肉の最大の受け入れ国である日本は輸入を禁じ(人口の多くがホモ接合体であるため、日本はBSEを非常に恐れていた)、四〇か国以上がそれに倣った。》(p284)

おいおーい。それは、聞いたことなかったぞ。

この本、カミサンも読んだから、また当分の間、我が家では牛肉禁止だな。

ゴーヤ4号とディズニー化する桜やへの補足と、国語力検定

[2008年07月29日(火) ]

ゴーヤ4号収穫。



これまでで最大。



重さは200グラム。ブラヴォー!

いつもは沖縄土産のポーク缶をチャンプルに使っていたのだが、豚の角煮を作り、それを適当な大きさに切って放り込んでみる。

宮古島のマックスバリュ近くにある、福屋食堂さんのチャンプルのマネ。



うん、ポーク缶のよりうまいな、やっぱり。

軽くゆでて、ツナ缶と一緒に、



マヨネーズで和えてみました。隠し味に醤油を少々。

これも、悪くない。



アラン・ブライマン『ディズニー化する社会』(明石書店)から、もう少し。



《おそらくは笑顔ほど感情労働を典型的に表わしているものはないだろう。笑顔は、視線などの肯定的感情表現とともに、雰囲気を良くするような概して快活な印象をサービス業務に添える。(中略)サービススタッフに感情労働を繰り返し教え込む理由は、サービス提供のスタイルと質がサービスの受け取られ方に決定的影響をもつことがますます認識されるようになってきたからである。(中略)つまり、感情労働は、差別化の源泉である。》(p193)

もう書いたことも話したこともあると思うけど、焼き鳥の「秋吉」チェーンは、いいっすよ。あんなにスタッフが楽しそうに働いているお店を、見たことがない。とっても忙しいのに、とっても楽しそうに見える。その楽しさが、こっちにも伝わって、気分よくなります。

逆に、とっても忙しくて、スタッフが殺気立ってるお店もありますよね。注文しようとすると、無言で手で制されたり。安いから行っちゃうんだけどさ。

Z会でいうと、営業系・教室系・(学習指導を含む)コールセンター系のスタッフには、ディズニーの研修が有効なんじゃないかと思いました。

《ディズニーランドのライド・オペレーターは次のように規定されている。/二〇代初めの独身、白人男性と白人女性、シミのない顔、平均身長以上で平均体重以下、歯並びがいい、落ちついた身だしなみ、最近のスポーツ界をイメージさせるような、まばゆいほど健康的で、顔を上げ胸を張った姿勢…》(p225)

へーえ。白人限定なんだ。アメリカじゃ、そういうの、もうナシになってるのかと思ったけど。

《比較的高額の入場料を徴収することで(中略)適切な特徴をもつ訪問客しか、つまり、騒ぎの種にならないような人しか入場できないようにしてある。(中略)その結果、入場料金が同社が問題行動を引き起こしそうにないと考える社会階層から訪問客を誘い出す装置として機能している。》(p238)

1つ前の引用が「スタッフの選択」とすれば、これは「客の選択」。なるほどね。

あら。

てことはだ。

たしか、東京ディズニーランドって、千葉県民の日とか何とか設けてなかったっけ。

千葉県民に無料で開放する日。

その日は、東京ディズニーランドのスタッフ、戦々恐々としているのかな。

なお、東京ディズニーランドで酒が飲めないのも、問題行動が発生する可能性を抑えるためだそうです。パリのディズニーランドは、オープン早々、禁酒を撤廃したらしいが。文化の差か。

東京でも、ミネラルウォーターのペットボトルにジンや焼酎を入れておけば、飲めるけどね。……そんなことしちゃいけません。

《ディズニーは、「買物客」、すなわち、観光客を装い、キャストをわざと挑発してディズニー的でない対応を引き起こさせて、それを報告(言いかえると、密告)するための監視員を使用している。》(p264)

これって、そういう人が「いる」と告げるだけでいいんだよね。それだけで、万人が万人の監視者になる。そういう状況で、なおかつ心から楽しんで働くことは、可能なんだろうか。

最後に、世界中どこでも笑顔が肯定的に受け取られるわけではない、ということについて。

マクドナルドが初めてモスクワに出店したとき。

《こう言っておく必要もあった。「店内の従業員は笑顔で対応します。あなたのことを笑っているからではありません。あなたにサービスするのが楽しいから笑顔なんです」。》(p296)

香港のマクドナルドではどうか。

《ワトソンは、過度に愛想のいい人は疑ってかかられ、したがって、笑顔は必ずしも肯定的なものとは見なされないと述べている。また、消費者は、従業員が行う親しみの演出には何の興味も示さなかった。(中略)ワトソンは次のように言う。「スタッフはむしろ、有能、率直、冷静などのローカル文化で高く評価される特長を演出している。……笑顔で仕事をしている労働者は消費者(また、管理職)をないがしろにして自分が楽しんでいると見なされるのである」。》(p296)

ニューヨークのチャイナタウンにあるレストランの事例。

《マレーシア人支配人は次のように語っている。/中国人客に笑顔を向けると、まず彼らはニコニコしているのは一体何が目的なのだろうと考える。(中略)初めて笑顔で応対すると、客は驚き、この女性はなぜ笑っているのかと思うんです。手紙が何通も届いています。従業員はなぜ微笑んでいるのかと問い合わせてくる手紙もありました。》(p296)

えーと、「うなぎ 桜や」というキーワードでこのブログに来られる人もいらっしゃるようなので、昔の記事にちょっと補足しておきます。

そもそも静岡・三島という土地が、笑顔に関して言えば香港的なんですよ。商売において、笑顔を見ることが比較的少ない。だから、「桜や」さんの客あしらいは、ここ三島においては標準的とも言えるわけで。それに、6月に行ったときは、数年前よりもサービスがよくなっているような気がしましたよ。

誰もいない二階座敷席に通された我々二人が注文しようとすると、手で制されましたけどね。まず客を二階席がいっぱいになるまで入れるから、それまで待て、ということで。いや、そう口に出して言われたわけではなく、そうおもんぱかったわけですが。

二階席がいっぱいになった時点で、いっせいに注文。料理も、すべてほぼ同時に出てくる。ま、全員がうな丼かうな重だからね。

そういう提供の仕方のせいもあるのか、うなぎもゴハンも熱々じゃなかったのが、ちょっと気になりました。



メール返信がはね返されてしまったので、ここで業務連絡。

>夏古先生
例の件、一人だけともに仕事をした人の印象では、「レスポンスが遅い」とのことです。それ以上は、わからず。お役に立てず、申し訳ありません。

週末映画とマクドナルドとの提携案と、国語力検定

[2008年07月28日(月) ]

先々週はブックフェア、先週は朝小・朝中イベントで、週末も出っ放しだったゆえ、一昨日昨日の土日は激しく休む。

が、暑い。暑い暑い暑い。海に行きたいんだけどなあ。カミサンも暑くてダウンしてるし。釣りや海水浴どころじゃない、と。

鎌倉在住時代はよかった。歩いて由比ガ浜、5分歩いて5分電車乗って5分歩いて逗子に行けたからなあ。ビショビショの海パンのままで、若宮大路歩いたり、横須賀線乗ったりしたっけ。

鎌倉在住時代前は、伊豆下田・大浜へ年5回は行ってたんだよな。また行きてー。



休みなので、映画を観る。

まず、『シェイド』。そんなに出演時間は長くないのだが、一番ギャラとってるのはスタローンだろうなあ、というのは、どうでもいい話っすね。

いや、日本の二時間ドラマよりは(って、そんなに観てないすけどね、すいません)、おもしろいんじゃないでしょうか。

話が二転三転四転五転。

最後は、こういうオチか、へー、という感じでした。

続いて、『ザ・ハリケーン』。

なんつったらいいすかね、最初はテンション低いんだけど、どんどん上げていって、ラストで「おお!」という感じの映画。テレビの前で、思わず拍手しちゃったもん。

相対評価だけど、『シェイド』よりは上かな。



アラン・ブライマン『ディズニー化する社会』(明石書店)読了。



ビジネス書というより、社会学の本ですかね、これは。中味、濃いです。3800円は、妥当な値段なんじゃないかな。

いくつか引用。

《消費者の感覚を刺激する楽しい環境を提供することが、実際のサービスが事実上同じであっても、競合者とのサービスを差別化するメカニズムになっている(中略)このような主張は、随分前から知られている原理、すなわち、人は使用価値だけにもとづいて消費するのではないという原理の延長線上にある。》(p42)

あら。なこと言いつつ、引用はビジネス書的箇所ですね。一応、ビジネスマンでもあるんで、ご容赦。

《リバプールは文化遺産の源泉としてポピュラーミュージック、特にビートルズとのつながりを利用している。(中略)しかし、コーエンの調査によれば、多くのリバプール市民にとって、同市とビートルズのつながりが不幸であるのは、グループの四人が市を見捨てた人間と見られているからだ。》(p97)

ぼくは富山・高岡を見捨てちゃいませんよ!……などと、力みかえることもないか。ビートルズじゃあるまいし。

《ハイブリッド消費の点から言うと、私たちにとって重要な特色は無料玩具の流通である。独占的なマクドナルド・ディズニー協定によって米国でハッピーミール(玩具付きバーガーセット)の売上は二三パーセント増加した。(中略)この協定によって、マクドナルドは世界で最大のおもちゃ流通企業となった。》(p134)

あのですね。

去年の夏、玩具ほしさに有楽町のマックでハッピーセット買いましたけどね。

あれは、いかがなものか。

はっきり言って、期待外れでした。オトナが期待しちゃ、いかんのかもしれんが。しかもタダでついてくる玩具に。すいません、対象外でしたね。

でも、電池交換もできなくて、内蔵の電池限りだしさー。

もっとも、もし電池交換できたとしても、交換してまで遊び続けようと思うチビッコが、どれぐらいいるんだろう。あの程度の玩具で。

数回遊んで、おもちゃ箱の奥に放置、というパターンがほとんどではなかろうか。とりわけ、DSなどの普及著しい日本においては。

そういう、使い捨てに近い玩具よりも、たとえば教材・文具などをハッピーセットにつけたほうがよいのではないのだろうか。

いかがでしょう、日本マクドナルドさん。Z会、教材コンテンツなら提供できますよ。

そんなの「ハッピー」じゃない!と言うチビッコも、いるでしょうがね。

さらば「受験の国」と「めぞん一刻」とゴーヤ3号と、国語力検定

[2008年07月27日(日) ]

今朝の朝日新聞でおもしろかったのは、「読書」面ですかね。

その中の、『さらば「受験の国」』という本の書評。

ほめていいものやら、けなしていいものやら、書評担当さんが揺れ動いているようにも読める。

最後の結論部分では肯定的評価を下しているんだけど、立場上そういうオチをつけただけであって、全体としては、肯定的評価の形を借りた否定的評価なのか、とも読める。

というわけで、国語力的になかなかおもしろい素材である。

評価にかかわる部分だけ、順をおって抜き出しておこう。

《直截、生硬で、ステレオタイプ的文体というほかない。腰が引けた。》
 ↓
《違和感が共感に微妙に変化しはじめた。》
 ↓
《著者はエピローグで、「私は、人と共感し、知的で理性的な思考をしようと努力する、リベラルなアクティヴィストだ」と宣言する。日本で何人の若者が、そして大人が、臆面もなく自己をこう定義できるのだろう。》
 ↓
《この本はまだ青い、けれども正しい果実である。》

以上です。いかがでしょうか。

3つめの引用中の「臆面もなく」という表現、またこの表現を含む文が反語になっているところに、ぼくなぞは味わい深さを感じてしまったんですが。

……版元を見てみると、朝日新聞出版ですね、これ。

ますます、国語力的にはおもしろいシチュエーションだ。



昨夜は、「めぞん一刻」を観る。

「めぞん一刻」は、ぼくが初めて単行本を全巻揃えた漫画である。

あれは、二十年以上前、大学生のころだったか。

何度も繰り返し読んだものである。

なので、「めぞん一刻」に関しては、少々うるさいのである。

昨日、新聞のテレビ欄での紹介を読んだ時点では、「こりゃ、響子さんじゃないだろ」と思って、観るつもりもなかったのだが、ちょうど番組開始時間ごろにザッピングしていて、つい観始めてしまう。

こんなのは響子さんじゃない、違う違う違う違う、響子さんはこんな声じゃない(聞いたことないけど。妄想の中の声ってやつね)と思いつつも、最後まで見て、ラスト、不覚にも泣いてしまう。

ああ、昔も、同じところで泣いたなあ。

プロポーズのとき、響子さんが「私よりも長生きして」と言うところ。

五代がお墓の前で「あなたをひっくるめて響子さんをもらいます」と言うところ。

それを聞いて、響子さんが「この人にあえてよかった」と泣くところ。

一瞬、二十年前に戻りました。

……セリフ、ちょっと違うかもしれません。なぜかというと、今、単行本は手元にないから。結婚して引っ越すとき、田舎に送っちゃったんだっけ。おそらく、処分されてしまったことでしょう。

ああ、手元に置いておけばよかった、と、昨夜、激しく後悔。

全巻オトナ買いするか。ブックオフで。それはオトナ買いとは言わんか。



ゴーヤ3号収穫。



これは、高いところ、背丈ぐらいの高さのところについたので、水や栄養が十分に行かなかったか。1号より小さい。

小さいので、



ズッキーニと一緒に揚げ物にして食しました。夏っぽくてよろしい。

それから、知人の中国人料理人が作ってくれた、



魚の皮を使った料理。ゼラチン質のところが美味。パクチーをふんだんに使ってくれて美味。女性陣には、あまり評判がよろしくなかったようだが。見た目がね。

今朝の新聞よりとベルリン終戦日記と、国語力検定

[2008年07月26日(土) ]

今日の朝日新聞朝刊、「政策」面。

「ブログ見るのも仕事なのに」というタイトルの記事があった。

厚生労働省で、業務と無関係のサイトを閲覧していた問題があったが、そのあおりで、総務省でも掲示板やブログなどの書き込み系サイトが閲覧できなくなり、情報通信分野の情報収集を担当する職員が困っている由。

《担当部門からは「ネットでは初めて見るサイトから重要情報が得られることも多く、そんなネットの良さが損なわれる」(幹部)とのぼやきも出ている。》

ふーん。

てことは、だ。この部門では、業務としてネットサーフィンをしているってことか。

適当なキーワードをグーグルで検索して、上位から見ていく、みたいな。

ふーん。

いや、なんとなーくだが、激しく生産性の低い仕事のような気がしてね。

ほれ、ネットの世界って、厖大な石の中に、ほんの僅かな玉がある、みたいな言い方されるじゃん。

担当者としても、アウトプットの量と質は運次第ってことになり、あんましモチベーション上がらんのじゃないかなあ、と思ったわけである。



同じく今日の朝日新聞朝刊、「国際」面。

「特派員メモ」というコーナーがあるのだが、今日はニューデリー特派員の担当であった。

《環境問題が焦点だった洞爺湖サミット。》で記事は始まる。

インドと洞爺湖。

遠いな。

確かにインドも、サミットには参加してたけど。

と思って、先を読むと。

《ニューデリーから出張取材した。》

へー。

それが普通なのか。

ちょっと驚き。

日本の同僚に、任せちゃえばいいのに。

少なくとも、今回の「特派員メモ」の記事は、インドに滞在したまま書ける内容でしょ、と思いました。

まあね、Z会でも、三島から単身赴任している人は、三島への出張は嫌いじゃないだろうけどね。



序文アントニー・ビーヴァー、後記ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー『ベルリン終戦日記 ある女性の記録』(白水社)読了。



タイトルどおりの内容です。1945年4月から6月までの、ベルリン在住のある女性の日記。ソ連軍が近づき、戦闘があり、占領され、戦争が終わり……の間に起こった出来事をつづったもの。

日本にアメリカ軍がやってきたのは、一応、戦争が終わった時点。

それに対して、ソ連軍がベルリンにやってきたのは、戦闘の真っ最中。

日本にもベルリン的事例はあったにせよ、この違いは、大きかったんだろうな。

印象に残った箇所を、いくつか引用。

《次のような命令がドイツの戦闘部隊には出されていたとのことだ。アルコールの在庫は決して破棄せずに、追いかけてくる敵に委ねよ、経験上そうすれば敵はアルコールによってせき止められ、戦意を喪失する、というのだ。いかにも男のために男が思いつきそうな戯言だ。二分でもいいからちょっと考えてみれば分かることじゃないか。シュナップスは男を興奮させ性衝動をひどく亢進させるに決まっている。(中略)とにかく敵の手の届く範囲に女たちがいるかぎり、アルコールは処分すべきだ。》(p219〜220)

2分もいらない、10秒考えればわかると思うが。

戦闘状態にない、というのならともかく、敵をアルコールによって無力化しようなんて、ひょっとしてスサノヲとヤマタノオロチのお話でも念頭にあったんだろうか。お、ちょっと国語力的。

戦闘状態にあるうちは、恐怖を麻痺させるためにアルコールの力を借りることはあるだろうが、戦意を喪失するまで飲むことはなかろう。

ヘベレケになるまで飲むのは、戦闘が一段落した後である。

そして、その際のアルコールの効果は、引用文にあるとおりである。

それこそ、経験上……というのは冗談ですが。

ナチ協力者を、ソ連軍に密告する人々について。

《ざまあみろという気持ちがあることは否定できない。ナチの連中はふんぞり返って、とりわけ最後の数年は、こまごまとした嫌がらせをしては人民をうんざりさせすぎた――今度は彼らが全面的な敗北を償わなければならない。にもかかわらず私は、かつて威勢のよかったそんな連中を密告して司直の手に委ねるような人々にはなりたくない。もしも彼らが私に直接暴力を振るっていれば、あるいは、私の親しい人々を殺していれば、そういうわけにはいかないだろう。しかし今吹き荒れているのは、大きな燃えるような復讐なのではなく、たいていがちっぽけな卑劣な行為ばかりだ。あいつはおれを上から見下しやがった、あいつの女房はうちの女房に向かって甲高い声で「ハイル・ヒトラー!」ときゃんきゃん吠え立てた。そのうえ、あいつはおれより稼ぎがいい、おれより太い葉巻を吸ってやがって――だからおれはあいつの鼻をへし折ってやる、あいつもその女房も口に物を突っ込んで黙らせてやる……。》(p242)

ナチ支配下では反ナチ傾向の人を密告し、ソ連軍支配下ではナチ協力者を密告し……これも、なんだか、悲しくなる光景ですよね。

ソ連兵が差配する機械工場へ働きに行かされた、ドイツ人女性。

《彼女は物語りはじめた。「私たちはみなすぐに言ったのよ。この箱には鉄の部品は重すぎて、すぐに底が抜けてしまうってね。そしたらあの連中は『黙ってろ!』(中略)って怒鳴りつけたわ。それから予想通りに、持ち上げたとたんに、最初の箱がばらばらに壊れた。そうしたら、それこそ本当に凄まじい怒鳴り散らしが始まった。もちろん悪いのは全部私たちだっていうのよ!(中略)何であんな連中が戦争に勝てたのか、私には納得できない。ドイツの小学生にだって分かることが分かんないのよ」などとまくし立てる。》(p260)

前半、まるでコントのようですね。

仁平先輩と公費マイレージとミニトマト惨敗と、国語力検定

[2008年07月25日(金) ]

>仁平先輩へ

セキュリティがガチガチになっちゃって、どうやってもミクシィに書き込みができなくなったので、ここで業務連絡を。業務じゃありませんけど。

36期生ラグビー部の坂が、8月〜9月の毎週水曜日、NHK教育テレビの「趣味悠々」という夜10時からの番組に、ペーパークラフトの講師として出演するそうです。生徒役としてグラビアアイドルを希望したんだけど、却下された由。観てやってください。

それもあって、ということでもないんですが、8月アタマに東京で少人数の36(〜37)期生ラグビー部OB会やります。

みんな、お盆のOB会には出られないんですが。



今朝のワイドショーでのトピック。

公務員の出張時のマイレージ取得を咎めた国会議員さんが、自らの公費外遊でのマイレージ取得には、ナアナアな由。

先月末、国会議員のマイレージ取得も自粛の方向へ、というニュースを読んだような気もするのだが。

あれは、地元から国会へ行くための、国内線のマイルのことだったか。まあ、国内線は、たいしたマイル数じゃないからね。

……でもないか。おれはいつもマイル無しか50%積算チケットだけど、あれが全部100%積算のチケットなら、1年で1万マイルぐらいは貯まってるもんな。

おまけに、「外遊」である。外国へ行くのである。おそらく、正規運賃のファーストかビジネスで。そりゃ、1回の外遊で、無料チケットゲットできるぐらいのマイルは貯まるだろ。

子どもたちが、「それって、おかしくね?」と思わなければいいが。

「ダブルスタンダードって、なあに?」「こういうことだよ」という、概念を現実とリンクさせて理解する、よい教材ではあるけれども。国語力的に。



今年のミニトマト栽培@ベランダを総括する。

勝ち負けで言うと、負けである。

惨敗である。

1年目ミニトマト(完敗)→2年目エダマメ(引き分け)→3年目ミニトマト、でも連作障害が起きるのか。

あるいは、昨年のシーズン終了後もしくは今年のシーズン開始前に、何にも土の手入れをしなかったからか。

はたまた、プランターの土などというのは、ある程度、消耗品的なもの、毎年買い換えるべきものなのか?

葉っぱが黄色く白くなっちゃって、根っこもグラグラしてきて、もう成長が見込めないと判断。



まだ青い実ばかりだが、収穫してしまう。

バナナなどは、青いときに収穫して、売るまでに黄色くなる、というが、これもしばらく待つと、赤くなるんだろうか。

待ってみよう。

エダマメ栽培@ベランダも、料理の彩り程度しか収穫できなかったからなあ。

今年はゴーヤ栽培にかけるか。

今週末には、ゴーヤくん第3号4号を収穫予定。

しかし、ゴーヤのプランターの土も、1年目エダマメ(引き分け)→2年目ミニトマト(大勝)→3年目ゴーヤ、という連作なんだけどな。つえーな、ゴーヤ。

7月20日イベント当日の模様と、国語力検定

[2008年07月24日(木) ]

7月20日、東京・水道橋。

いよいよイベント当日である。

東京ドームシティの、



プリズムホールというところで、



朝小・朝中サマーフェスティバルなるものに出展したのである!

(……ゴメンなさい、毎小トシマさん。実は、イベント会場の小ステージで、毎小の話をしようかとも思ったんですが、スタッフの表情をうかがうに、NGっぽかったので、やめておきました。)



Z会ブース。おためし教材を配りまくる。国語力検定パンフレット同封。

お客さんの入場開始時間直後、出展社さんたちが入り口両側に立ち並んで、「どうぞ! どうぞ!」とばかりにモノを配りまくってるもんだから、お客さん、一歩進んでは右からモノを受け取り、一歩進んでは左からモノを受け取り、で入場者の列が遅々として進まない。

シビレをきらした主催者側の人が、「配布をやめてくださーい! 配布やめろー!」とアナウンスする一幕も。

すべてのモノを律儀に受け取って、そのあまりの重さに泣き出したチビッコもいたらしい。

おとなりさんは、日本コカ・コーラブース。



お茶とジュースを無料で配りまくっていた。太っ腹だなあ、日本コカ・コーラ。こちらは、ブースから一歩も動かなくても、お客さんのほうから立ち寄ってくれるのである。

イベント終了間際に、子どもを使って何度もお茶を取りに行かせ、それこそ一夏分のお茶をせしめていた家族がいたのには、苦笑を禁じえなかったが。

お向かいは、



カンフーパンダのブース。うれしそうに一緒に写真におさまる子もいたが、おびえて泣いてた子もいたぞ。

そして、朝小の人気キャラ、



落第忍者の何某君たち。カメラを向けるとポーズをとってくれたりして、なかなかサービスがよろしい。

とまあ、こういうイベントだったわけだが、昨日「リハ」と書いたのは、何もモノを配るためのリハなわけではない。

イベント会場大ステージでは、さかなクンや齋藤孝先生などビッグネームのトークショーが繰り広げられていたが、一方、小ステージでは、こぢんまりとした講演も開催された。

その午前中一発め、午前11時から、ぼくが小ステージで話すことになっており、そのためのリハを前日夜にホテルでやる予定だったのである!

ところがところが、前夜は酔って寝てしまった。

おいおい、起きたらもう8時じゃねーかよ。

まあ、本番開始まで頭の中のシミュレーション、イメージトレーニングで何とかなるだろう、と楽観的に考え、本番突入。

……終了。まあまあだったんじゃないでしょうか。

後でもらった写真を見ると、



お客さんが思ったより多かったんで、まず気分がよくなったのを思い出した。



へー。何だか、楽しそうにやってますね。

お話のテーマは、つい先日完成した、



この冊子にからめたもの。

全国のZ会書籍を扱っている書店で、無料で手に入りますので、ぜひどうぞ。

水道橋の夜と戦国合戦と封印ミッキーマウスと、国語力検定

[2008年07月23日(水) ]

「日本語検定解答アップされました!」云々という古い記事に対して、最近、いかがわしいコメントが数件立て続けにくる。何か、ヤバイものでも踏んでしまったのだろうか。ゴメンナサイ、と、誰に対するでもなく謝っておく。

さて、7月19日夜、水道橋。



水道橋近辺に投宿する先輩タエさん()後輩ミゾ君(学校が後輩だから「後輩」ね)とともに、東京ドームシティのビアガーデンへ。



注文するタエさんミゾ君。キャッシュオンデリバリーシステムである。



1800円で飲み放題をオーダーするかどうか、3人でさんざ悩んだのであるが、明日のこともあるし、今日は軽くね、ということになる。ということで、生ビール1杯、焼酎ロック1杯を飲んで、解散……とは、なるべくもないのである。

その後、水道橋駅近くの居酒屋へ移動し、何だかよくわからないが、ホテルへ戻ったときは、日付が変わっていた。

いかん。明日のリハを念入りにやるつもりだったのに……。

ちなみにタエさんミゾ君は、シメのラーメンにまで行ったらしい。

(続く)



小和田哲男『戦国の合戦』(学研新書)読了。



これはまあ、娯楽本です。

「生きて虜囚の辱めを受けず」という表現に先行するものとして、「城を枕に討ち死に」があったなあ、と、改めて思った、という程度でした。

ので、引用はナシ。



安藤健二『封印されたミッキーマウス』(洋泉社)読了。



これもまあ、娯楽本です。

カバー写真や、カバーに掲載された宣伝文句、またオビにある推薦文などから、「ドキドキ、どんな衝撃的な内容なんだろう」と、期待される向きもいらっしゃると思いますが、あまり過度に期待しないほうがよろしいか、と。

ので、引用はナシ。

7月19日豊洲から水道橋までと、国語力検定

[2008年07月22日(火) ]

7月19日は、なぜか、ってこともないのだが、ららぽーと豊洲という、あれはショッピングモールというのだろうか、何だかでかい施設である、に行く。東京の、海のすぐそば。

19日の東京、お天気を覚えていらっしゃるだろうか。

ていうか、昨日も一昨日も同じですね、そう、暑い暑い。

その暑い中、ららぽーと豊洲の野外ステージでは、



こういうグループのライブが開催されていた。もちろん無料。

この暑い中、ご苦労さんです、と思って見ていると、



んまあ彼女たち、激しく踊る踊る、トランス状態のようになって踊る。

あれはさぞかし汗ダクダクだろうなあ。一種の苦行だな。

そして、客席も、コンクリートむき出しの、日よけナシ。

あれは、観客もまた、一種の苦行だな。

ので、



客席はこんなカンジでした。



豊洲へは、このライブ目的で行ったわけではなく。



書店でこういうイベントがあったので、視察というか見学です。



たたずむ営業クボ君。



マジックショーも同時開催。



マジックショーで使っていた小物。魔法の杖ですな。

これを、翌日の別イベントで、いっちょ、使ってやるか、と考え、豊洲から水道橋まで、電車の中でヘンな目で見られつつ、持ち帰ったのでありました。

さあ、使えたかどうか。

(続く)

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