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「逝きし世」と、国語力検定

[2007年12月31日(月) ]

渡辺京二『逝きし世の面影』(葦書房)読了。



もう10年前に出た本だけど、こいつはおもしろかった。『ヨーロッパ覇権以前』の、日本国内版か。『坂の上の雲』的世界を否定するつもりはないが、どっちがいいか、と言われると、微妙。「逝きし世」のシッポぐらいは、ガキのころ、感じながら育った世代だしな。

オヤジの一番上の兄の話をきく。予科練に行ったことは聞いていたが、訓練終了、あとは出撃のみ、という段階だったそうな。

でも、それが昭和20年8月。現場では、なんとなーく、もう負けるってわかってて、無理に出撃はさせなかった由。だからおじさんは健在である。

「テロリスト」と「ゲリラ」と、国語力検定

[2007年12月30日(日) ]

昨夜はカミサンと、三島駅前の「漁場」で飲む。まあ、ふだんおれらがどんなところで飲んでるのかをご紹介、ってことで。

相変わらず盛況である、「漁場」。ほぼ必ず誰かが頼むので、「ここのカラアゲ美味いんだよ!」と事前に言ってたんだが、残念ながら売り切れ。売り切れかよ。

お通しはミートボール3コ。ビール2杯、焼酎ボトル1、和風カルパッチョ(お刺身よりも、野菜が一緒に取れて、いいんじゃないすか)、ゲソ揚げ(美味い)、タチウオ塩焼き(脂の乗りが今イチだったな。用宗港の近くの居酒屋で食ったタチウオ塩焼きは絶品だった)、厚揚げ焼き、寿司盛り合わせ(イクラ、塩味強すぎじゃないか、あれは)で、しめて4500円ほど。安いな、やっぱ。

さて、支払いの段になって、「カード使える?」と聞いたところ、「使えません」。

家からクレジットカード1枚しか持ってこなかったぼくは、カミサンにおごってもらったのでありました。……この店で、支払いを担当したこと、一度もないのね、ということも、カミサンにはわかったであろう。


さて。ピーター・バーク『時代の目撃者――資料としての視覚イメージを利用した歴史研究――』(中央公論美術出版)読了。



すげー大雑把にまとめると、《写真は嘘をつかない。嘘つきが写真をとるのだ。――ルイス・ハイン》(p25)だけど、《「神は細部に宿る」》(p257)、といったところになるか。

国語力的な箇所を引用しておく。

《相変わらず私たちは、文化的に隔たった集団をステレオタイプの言葉で眺めているということだ。わかりやすい例としては「テロリスト」があり、この用語は最近では極端な非人道的暴力集団のイメージを呼び起こす。もしこれらの「テロリスト」――アイルランド人、パレスティナ人、クルド人など――を「ゲリラ」と呼び直すことにしたら、彼らの理想については言うに及ばず、その動機にも理解の目が向けられ、彼らは人間の顔を回復するにちがいない。》(p169)

たしかに。「テロリスト」と「ゲリラ」では、イメージがだいぶ違いますよね。

最近の読書はほかに、

『マダム貞奴――世界に舞った芸者――』:へー、こんな人がいたんですね、知らんかった。

真保裕一の『栄光なき凱旋』:これは、ちょっと前に取り上げた、野崎京子『強制収容とアイデンティティ・シフト』(世界思想社)つながりで。ううむ。おもしろいはおもしろいんだが、事前の期待ほどには泣けんかった。『ホワイトアウト』で泣けた記憶が強すぎるのか。

高橋団吉『新幹線をつくった男 島秀雄物語』:一種のビジネス書として、興味深く読みました。

など。

年末年始は、外国のSF読もうっと。

年賀状と社会性と、国語力検定

[2007年12月29日(土) ]

今日は年賀状書きなど。

大学生のころは、年賀状など一切書かなかった。

社会人になって、最初のお正月。お世話になった方々に、年賀状を書かねばならんかな、と思い、帰省先で、さて書き始める。……3枚ぐらい書いたところで、酔っ払ってくる。飲みながら書くなよ。

というわけで、社会人になっても、数年の間は、年賀状ゼロか、書いても数枚、だったかな。

それが変わったのは、やはり結婚した後である。「あたしまで社会性がないと思われるのはかなわない」というやつです。

なので、デザイン・印刷から宛名書きまで、全部カミサンがやってくれるわけである。おれの汚い字じゃダメってのもあるんですが。自分はそこに、「今年もよろしく」とか何とか、ちょこちょこ書くだけで。

ご多分にもれず、我が社でも数年前から、社員名簿というものが全廃された。

2年前、鎌倉から三島に引っ越したとき、「お。これでおれの住所なんか知ってるやつは、ごくごく限られちゃったはずだよな。遠くに住む友人を除いて、これで一気に年賀状全廃か?」と思ったのだが、まあ、なかなかそういうわけにもいかないのである。「あたしまで社会性がないと思われるのはかなわない」というやつです。

でも、ずいぶん減ったは減った。だって同僚が、サーさんアーさんの2人だもんな。

とまあ、何だか年賀に対して後ろ向きみたいなんですが、いかんですね。海より深く反省。国語力的に考えると、非常に大事だと思います、年賀状。

ウチで年賀状作成が一仕事になってるのは、プリントゴッコをいまだに使い続け、宛名も手書きにしているためか。印刷屋さんに出して、宛名もプリンタ打ち出しにすれば、ずいぶんとラクになるよな。

プリントゴッコ。15年前に買ったやつ。物持ちいいなー。

サブリミナル効果と、国語力検定

[2007年12月28日(金) ]

誰かがすでに書いているかもしれないが。

Z会ブログのトップから、中学生、高校生に飛ぶと、それぞれ一瞬、ハシノさんとコダイラくんの顔が大映しになる。

これは、何らかの意図に基づくものなんだろうか。

サブリミナル効果を狙ったにしては、(「一瞬」と先に書いたが)時間が長い、というか、誰でも気づくぐらいの長さである。

さて、すでに休暇に入ったわけだが、この休暇中、どれだけ仕事を進められるか。

というのは、何だか矛盾していますね。「このダイエット中、どれだけたくさんカロリーを摂取できるか」的に。「地球に優しい」てのも、似たようなもんか。

オンとオフを、もちっとスッパリ切り分けたほうが……と、かつての同僚というか友人に言われそうだが、はい、来年の課題にします。(でも、おまえも、実はそうでもなかったじゃん?)

自分のソックリさんにかける言葉とルー大柴さん再ブレイクと、国語力検定

[2007年12月28日(金) ]

モノマネ番組を観る。

モノマネを演ずる人の背後から、ご本人が登場する、というのは、もはや定番のようである。

モノマネ、ではなく、むしろソックリさんか(しかもシロウトさんの)、そういうときにも、背後からご本人が登場する。

そこで、ご本人が、ソックリさんにかける言葉。これが、国語力的に、なかなかおもしろいと思ったわけである。

ご本人が、アイドル系タレントさんの場合。ソックリさんに「カワイイ〜」と声をかけることがある。

これは、ソックリさんを持ち上げているように見えて、よく考えると、自らを「カワイイ」と言っているに等しいのではないか。いや、言ってもいいんですけどね。

大学生のころ、女の子と、

「へー、彼氏できたんだ。それが写真? カッコいいじゃん、オレの次ぐらいに。あ、そうだ、おれも彼女できたよ、この子」
「へー、アタシの次ぐらいにカワイイじゃん」

なんていう戯言を交わしたことを、ふと思い出したわけです。


ルー大柴さんが再ブレイク、といった内容の新聞記事を読む。

その記事の締めくくりが、国語力的になかなかおもしろいと思ったので、紹介しておく。

《ルーさんは「(中略)」と意気軒昂だが、08年はどうか。》

「意気軒昂だ」と「08年はどうか。」を、「が」という接続語でつないだところが微妙。

「意気軒昂だ。08年も目が離せない。」

「意気軒昂だ。08年に注目である。」

と、いくつか言い換えを考えてみたが、ここは別に、

「意気軒昂だ。」

で終えてしまってもよかったわけで。

記者氏の心のどこかに、「08年は、もうダメなんじゃないの?」という気持ちがあり、意識的にか無意識にかはわかりませんが、それが現れてるなあ、と思ったわけです。

名古屋ガソリン安い!とブーツとアニメヒーローと、国語力検定

[2007年12月27日(木) ]

昨日は東京〜名古屋漂泊。

今回は、あんまし名古屋っぽいもの食べなかったな。

でも、「味噌おでん」缶をお土産にいただいたので、今晩にでもいただこうっと。

名古屋の三省堂書店さんでは、



今でも国語力検定関連書籍コーナーを作ってくださってます! スバラシイ!

あとはですね。名古屋、ガソリン安い。



レギュラー151円かあ、安いなー、と思って目を転じると。



セルフだと149円!

三島じゃ156円か、158円だぜ。もっともウチのクルマ、満タンでも30リットルだから、60円しか変わんないだったら、どっちでもいいか……と思っていたんだが、リッター9円違うと、満タンで270円変わってくる。もうちょいでハイライト1箱買える。

さて、漂泊中に感じたこと。

女性のブーツ、もはや一時の流行ではなく、定番になっていますね。

最初のうちは、

「マジンガーZみたい」
「ドイツの軍人みたい」

と思うような型がほとんどだったけど、バリエーションも広がりました。

最近は、

「ドラゴンボールの孫悟空みたい」
「ドラゴンボールのピッコロ大魔王みたい」
「ドラゴンボールのベジータみたい」

と思うような型もあります。

ありゃ。全然国語力に落ちなかったな。すいません。

サンタ姿のお天気お姉さんと、国語力検定

[2007年12月25日(火) ]

いつの間にかこんな時間。早く帰らねば。

今日の国語力? そうだなー。

昨日今日、ちょっと「ん?」と思うことがあった。

ぼくは、朝はテレ朝の「やじうま」である。

「やじうま」に限ったことではないが、いわゆるお天気お姉さん。外に出ている。外からの中継である。

「やじうま」の、前の(前の前かな?)お天気お姉さんであるイトウさんは、この(クリスマスの)時期、サンタ姿で中継に出ていたような記憶がある。

いや、間違いない。「お天気お姉さんも、大変だなー」と思った記憶あるもん。

ところが、現在のお天気お姉さんであるカイさん。

カイさんを模したのであろうアニメでは、サンタ姿で天気予報を繰り広げているのだが、リアルカイさんは、いつもと変わらぬ服装なのである。昨日も今日も。

カイさん自身が「こんなカッコはイヤだ!」と激しく拒否したのか、カイさんの事務所が「こんなカッコはさせられん!」と激しく拒否したのか、テレ朝側が「やっぱこんなカッコさせちゃマズイだろう」と思ったのか。

にしても、それを目にした休業中のイトウさん、どのように感じただろう。……といったことを想像してみるのが、今日の国語力、ということで。

「不衛生な人」ってどういう人?と、国語力検定

[2007年12月24日(月) ]

クリスマスイブだというのに仕事である。

ていうか、明日締切のメールマガジン原稿、同僚アーさんに「んーと、連休中にやるよ」なんて、金曜夜飲みつつ軽ーく言ってたんだが、土曜は小田和正さんにシビれ、日曜は家でグッタリと、少々ヤバい状況になってきたので、オフィスで気合を入れて書こう、と思い立ったわけである。
(メールマガジンの購読希望は、kentei@zkai.co.jpまで。)

午前中に終了。

ところが、出てくれば出てきたで、雑多な仕事があるのである。

どうしよう。実質あと1日と半分ぐらいしかないぞ。サーさんとアーさんにお願いするか。

と思った瞬間に気がラクになり、さーて、今日はもうそろそろ帰るかな、と思い始める。

ブログも軽く切り上げるか。

昨日発見した、国語力ネタ。



三島市立図書館にあった貼り紙。

《泥酔者、大声で話す人、不衛生な人など他の利用者の迷惑となる場合は(中略)利用の制限をさせていただくことがあります。》

泥酔……して図書館に行ったことはないな。二日酔いやほろ酔いのときはあるけど。

大声で話す……こともない。図書館で大声を出すのは、大概小さな子どもだ。

不衛生な人……これが微妙。

ぼくは普段、朝シャワーを浴びてから仕事に出かける。

図書館へ行くのは休日で、休日は夜、フロに入る。

したがって、前日仕事で、当日図書館へ行くという場合、24時間フロもシャワーも使っていないことになる。一応、行く前に顔洗って歯を磨くが、これはどうだろう。「不衛生な人」だろうか。

たまーに、ホントにたまーにだが、仕事の翌日グッタリして、フロもシャワーも使わない日がある。で、連休だと、その翌日に図書館へ行ったりするわけだが、この場合は、48時間フロもシャワーも使っていないことになる。

これは……「不衛生な人」になってる気がしますね、すいません、気をつけます。

それ以外に、「不衛生な人」って、どういう人なんだろうか、と思ったわけである。

パシフィコ横浜でのシークレットライブで激しく感動!と、国語力検定

[2007年12月23日(日) ]

昨日は、パシフィコ横浜へ行く。



パシフィコまで行く途中に、



でかいツリーがあった。

これをお読みのみなさん、メリークリスマス。


……と、関西日記のコダイラ君風に、これでおしまいにしてもいいのだが、いやいや、パシフィコまで行った理由を書かねば。

ホントは別の人がご招待を受けていたのだが、ぼくが代理で、あるイベントに参加したのである。

それは。



聖光学院創立50周年記念行事。

そりゃ、遠くまで大変でしたね、と思われたかもしれない。

全然大変ではないのである。もう、かなりドキドキしながら行ったのである。

なぜか。



第2部が、なんと小田和正さんのコンサートだったのである!

田舎から東京へ出てきて、初めて行ったコンサートが、横浜スタジアムでの永チャンのそれであった。あのときも、渋谷からの東横線の中で、すげードキドキしてたな。まだ十代のころ。あのコンサートでは、確か永チャン、アメ車に乗って登場したんではなかったか。もう、のっけから総立ち。「エーーチャーーン!」てな感じ。

「え。そんな人が、小田和正さんにドキドキするわけ?」と思われたかもしれない。

するのである。矢沢永吉とオフコースを同時並行で聞いている高校生だったのである。

高校生のころ、同級生とバンドを組んでいたが、矢沢永吉のコピーもすれば、オフコースのコピーもしていた。ビートルズも松田聖子もKISSもサザンもコピーした。高中正義もコピーした。今から思うと、何だかなあ、という気もするが。自分たちで、別名「カラオケバンド」とも言っていた。

あのころは、ちったあギター弾けたんだよな……なんて話はこのへんにしといて、小田和正コンサートである。

小田さん、聖光学院OB(3期生)で、その縁での出演なのだが、あんましオープンにすると、学校に関係のないファンが出待ち入り待ちに大勢押しかけて大変、ということで、通常のコンサートとは異なり、派手なカンバンなどは一切ない。パシフィコの行事予定にも、小田さんの名前は一切なく、「聖光学院創立50周年記念行事」とだけ記載してもらったそうだ。

しかし、会場の前には、1人、「小田さんのチケット譲ってください」という紙を持った女性がいた。情報は漏れるもんである。雨の中、大変だ。彼女、いくらまでなら買ったかな。10万でも出すっつーんなら……冗談ですよ、冗談。

会場ロビーも、通常のコンサートとはかなり雰囲気が異なる。グッズ販売などは一切ないし。荷物チェックもなし。なんだ、カメラ持っていきゃよかったな……冗談ですってば。

ロビーで、ご招待くださったM先生にご挨拶し、会場へ入る。



国立大ホールの、2階席だけど、結構いい席っすよ、これ。

コンサートは、いやーよかった。激しく感動。3回ぐらい泣いた。10回ぐらい笑った。

小田さん、学校関係者のみっていう気安さもあったのかな、曲の合間のトークがすげーおもしろかった。ポケットから紙を取り出して、「えーと、あ、これ話さなきゃ」とやっているのも、リラックスしている感じが出ていた。

在校生、つまり後輩だな、に対して、

「聖光ガクイン、じゃなくて、聖光ガクエン、って間違われるの、なんかムカつかね?」

とか、

「おれ3期生だから、まだ卒業生いなくて、学校のレベルなんか全然わかんなくてさ」

とか、

「いやー、工藤(←現校長先生。11期生だから、小田さんの後輩になるのか)は、いいヤツだよ」

とか、

「君ら彼女いる? いや、どっちでもいいけど、でも、その彼女とは、多分結婚しないよ、カカカ」

とか。

在校生をステージに上げて一緒に歌ったり、在校生によるオーケストラと共演したり、というのは、やはりこのイベントならではだろう。

さすがに、昔のような高音の伸びはないが、その分、強さと表現力が増したと思った。「愛の中へ」のサビ「聞かせて あなたの声を」の部分とか、「イエスイエスイエス」(だっけ? 「君が思うよりずっと…」で始まるやつ)のサビ「手をはなさないで」とか、「さよなら」のサビとか、昔とは歌い方が違うけれど、すげーよかった。

小田さんが、「オフコース時代の曲で、一番カッコいいんじゃないかと思ってるやつ」と言って歌ったのが、「時に愛は」。

おお、おれが高2の文化祭で歌った曲ではないか! 激しく感動。

60周年のときには、小田さんは70歳かな。さすがにコンサートはやらんでしょう。今回、ホントにホントにありがとうございました、M先生、A先生。

沼津丸天と三島激辛ラーメンと、国語力検定

[2007年12月22日(土) ]

昨夜は、沼津港近くの丸天で激しく……というほどでもなかったかな、割と節度を保ちつつ飲む。三島に戻ってからは、激しくなっちゃったような気もするが。でも、泥酔というほどではなかったと思う。帰宅してからのカミサンとの会話も、一部覚えてるし。一部かよ。

さて、その丸天。

東京からいらっしゃったお客さんをお連れしたのだが、いや、予想以上であった。いろんな意味で。まあ、強く望まれればまたお連れするけど、こちらから進んでお連れすることはないかな。いや、同じメンツだとしたら、ですよ。ほら、年代構成とか食べ物(飲み物)の好みとかあるしさ。ボリューム重視、がっつり食いたい若者中心、かつ、魚が大好き、かつ、別に店員さんのサービスというか愛想よさなんかは求めないよ、というお客さんには、激しく喜ばれるだろう。プライベートで、飲みではなくメシ食いに行く、という場合も、悪くないと思う。

6時半ごろ、お店に入る。

まずビール頼もうぜ、ということで、手持ち無沙汰そうな店員さん(女性なんで、ウエイトレスさん、ということになるんだろうが、あまりこの言葉は似合わないように思う。イメージとしては、漁師さんのおかみさんが、ちっとバイトでもするか、と働いている感じ)に、「すいませーん、ビール……」と声をかけると、アゴで「このテーブルは私の担当じゃなくて、あの人ね」というが如く、別の人を指示される。

おお、なんだかヨーロッパのカフェみたいだ。なわけあるかい。東京からいらしたお客さんに、「すいません、静岡って、こんな感じだってよく言われるんですよね、えへへ」とフォローする。

なんとかオーダーを済ませる。一応、地元の人間として、雰囲気を盛り上げるべく、店員さんにフレンドリーに話しかける。

が、店員さんは一片の笑顔も見せてはくれない。ま、ま、いいんですけどね。そういうお店じゃないし。東京のお客さんと、「ここの店員さんたちを微笑ませたら勝者、次のお店はタダってことにしましょうか」なんて話をする。

でまあ、



丸天オリジナル焼酎を飲みつつ、いやっつうほど魚を食ったわけです。この焼酎、300ミリリットルで1000円程度。まあ、リーズナブルと言えるだろうが、ここのお店、焼酎はこの1種類のみ。一応、「やっぱ焼酎は○○でしょ!」というコダワリのある方のために。

以前、ここで、かき揚げ丼を食ったことがあるが、丼ではなく単品でも頼めるのである。



いや、やっぱこれは美味いよ。イカとかエビとかアサリとかがぎっしり入ってるし、サクサク感が最高ですね。冷めてもずっとサクサクなところが、酒の肴にもよろしいかと。

あとは、



アラ煮。ボリュームある。これは、半分くらい食った後。

にしても、ここで初めて刺身盛り合わせなるものを頼んだんだが、



このボリュームである。「3〜4人前」だそうである。3990円。

生シラス・生サクラエビもある。マグロ・タイなども、厚切りである。

美味い、美味いよ、確かに。酒飲みになる前だったら、白いゴハンをガツガツ食えただろうなあ、これで。そういう時期を羨ましく思い出したりもする。

でも、もうそんなには食えないのである。総勢6人いて、みんな結構頑張ったのだが、この刺身盛り合わせは、残してしまった。ごめんなさい、丸天さん。

えーと、それから三島に戻って、駅前の立ち飲みバーで飲んで、カラオケ行こうとしたけど満席で入れなくて、全然逆方向のおシャレ系のバーで飲んだんだっけ。

その後、「ラーメン食おう!」と主張したのが自分であることは覚えている。

三島大社横の「大連」目指して、ここでは総勢5人になっていたが、フラフラ歩いていく。

しかし。「大連」がもうカンバン。ショック。

しかし。勢いは止まらない。三島大社の箱根側にあるラーメン屋へ強引に連れてゆく。

さらに勢いは止まらず、「カワフチさん、ケツ痛くなりますよ、やめといたほうがいいです」と散々言われたのだが、激辛ラーメンを食う。



辛い。悔しいが、スープまでは完食できず。

でも、「大連」のスタミナラーメンほどには、ケツ痛くならず。食ってる時点の辛さと、後に影響を及ぼす辛さとには、何か差異があるのかもしれない。

ホントは今日の出来事を激しく書きたかったのだが、もう酔ってきたので、このへんで。

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