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御茶ノ水でランチと魯山人の料理王国と、国語力検定 (2008年11月22日)
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御茶ノ水でランチと魯山人の料理王国と、国語力検定 (2008年11月22日)
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輿論と世論と、国語力検定 (2008年11月16日)
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輿論と世論と、国語力検定 (2008年11月15日)

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このトシになって盾をいただいてしまいまして申し訳ありません、と国語力検定

[2007年09月21日(金) ]

日本語検定のホームページを見ると、新しいお知らせが。

「好評につき、ホームページでのインターネット申し込みのみ、9月28日(金)まで延長します!」

第1回に引き続き、「好調につき」「延長」か。前回は、現場の人は大変だろうな、と書いたが、今回はまあ、最初から織り込み済みだろう。がんばっていただきたい……なんて言ってる場合じゃなくて、国語力検定もがんばらねば。

その下に、もう1つお知らせが。

「日本語検定委員会が表彰制度を新設」

チクリチクリ。

胸が痛む。

なぜか。


どーん。



小学生と競争して(結局)いただいてしまった、最優秀賞の立派な盾である。

どーん。



こんなにでかい表彰状も。

ごめんね、小学生のみなさん。視察のためだったのに、本気出しちゃって。もう6級は、二度と受けないから。

さーて、次は5級で満点とるかな! ……冗談です、5級も小学生対象です。


石原千秋さんの『秘伝 大学受験の国語力』(新潮選書)は、もうちょい先送りして、そこからの派生的読書をさらに1冊紹介しておく。

内田樹さんの『狼少年のパラドクス』(朝日新聞社)。



既刊本と重なる内容もあるのだが(いずれもご本人のブログをベースにして書かれたものだから)、やはりおもしろい。マジメな内容なんだ(とぼくは思っている)けど、おもしろい。

冒頭近くから、一節を引用。

《「幼児的なモチベーション」でいま日本社会の全体が動いている。/「オレ的に面白いか、面白くないか」と「金になるかならないか」という二つの基準がいまの日本人たちの行動を決定するドミナントなモチベーションになっている。だが、これは「六歳児にもわかるモチベーション」である。/こういう言葉を口にする人間は(たとえ実年齢が六十歳になっていても)六歳のときから少しも知的に成長していないのである。だが、本人たちはそのことがわからない(知的に六歳だから)。/学びを忘れた日本人はこうして「国民総六歳児」への道を粛々と歩んでいる。》(p14〜15)

内田さん、ブログがそのまま本に直結するというのは、もちろんそれなりの内容を書かねばならぬという大変さもあるだろうが、理想的っちゃあ理想的である。

というのは、先日の会合で、こんな話が出たから。

ある本職の物書きの人が、死ぬまでに、あとどのくらいのテーマに取り組み、何冊本を出せるか考えた。取り組みたいテーマがまだどれだけあるか、考えてみた、と言い換えてもよい。その結果、いかにも時間が足りないと感じ、何とかせねば、と考えた。どうすれば、もっと時間を捻出できるだろう?

彼は、それまで書いていた日記的ブログをやめる、ということにしたそうだ。

原稿料や印税で生活している人であれば、それが合理的な判断なんだろうな。

ま、ぼくは、サラリーで生活している、ということで。

豆乳のパインジュース割りと思い出した頃に未履修問題と、国語力検定

[2007年09月20日(木) ]

まずはお知らせ。10月19日に、中日新聞社主催、国語力研究所協賛で、「伸ばそう!小中学生の国語力」というテーマのシンポジウムを開催します。基調講演は、あの、藤原正彦先生。

中日新聞にはすでに告知が掲載されましたので、ご覧になった方もいらっしゃると思います。中日新聞のウェブサイトにもお知らせが載っていましたので、リンクを貼っておきます。

東海地方に限らず、首都圏・関西圏の方も、よろしければおいでください。終了後、味噌カツと手羽先とどて煮を食いつつ激しく飲んで、台湾ラーメンで〆るかなっと。


さて、人間ドックで魚と大豆を食えと言われたので、そうそう、一宮在住のGさんがたしか豆乳を飲んでるっつってたな、と思い出し、教えを乞うためにメールでやりとりする。

ぼく「豆乳美味く飲む方法ってあります? コーヒー入れるのはアリ? 今日人間ドックで大豆と魚食え、と。」

Gさん「ワシは住民検診の結果「非常にキレいな血液です」とのこと。えっへんぷい。因みに総コレステロール値は131です。これは五年近くに亘り毎朝飲んでいる無調整豆乳の100%パイナップルジュース割りのお陰と信じとりますたい。」

ぼく「豆乳のパインジュース割りすか! なんかオロC牛乳割りのような際物的イメージなんすけど……」

Gさん「馬鹿者!  臆病者!! よくかきまぜて飲めばイソフラボン一杯になるし、マックシェイクのようにドロリとして美味しいのじゃ。くれぐれも100%のジュースをつかうように。」

ドロリとして美味しい……ホントかなあ。飲んだとたんに吹き出して、チャララ〜鼻からとうにゅう〜、ってなっちゃったらヤなんだけど。1回だけ、だまされたと思ってやってみるか。


国語力検定メールマガジン4号では、石原千秋さんの『秘伝 大学受験の国語力』(新潮選書)という本について触れるつもりです(また、このブログでも少し後で取り上げるつもりです)が、その前に、派生的読書として読んだ、中井浩一さんの『大学入試の戦後史』(中公新書ラクレ)という本から、おもしろかった一節を紹介しておきます。



《私が、今回の未履修問題で一番笑ってしまったのは、未履修の対応策を協議する際に、マスコミも、文科省や教育委員会などの行政側も、政治家たちも、「不公平」を口にしたことだ。甘い措置をしたら世界史を履修した生徒が「損をする」。不心得者が「得をする」。そうしたことがないようにすべきだ。それが「公平・公正」だ。/しかし、こうした「損・得」で考える思考こそ、学歴社会の中で「ゆがんだ」学習をしてきた人間の発想だろう。本来は「得」をしたのは世界史を学習できた高校生ではないのか。》(p40)

なるほど。

「未履修は悪い→未履修の背景にあるのは、受験偏重の現場で、すなわち受験偏重が悪い」というのと、「世界史履修は損→受験で不利になるから」というのは、後者も結局受験偏重という価値観の下にあるという意味で、同じ人の口から出てくるとしたら、矛盾しているかもしれませんね。

また、ここで口にされた「公平」が、同じ学年か、(浪人生がいるとして)せいぜい数年の幅の中での「公平」であることも、受験偏重の価値観がベースにあることの表れでしょう。

新しい学習指導要領では、ゆとり教育が見直され、学習内容が増えるようです。そのとき、新しい指導要領で学ぶ世代は、ゆとり教育で育った世代を「得した」と見るのか、「損したな」と見るのか、あるいは無関心なのか。……たぶん、無関心なんだろうな。

ちなみにぼくは、一番詰め込まれた最後の世代です。「得した」と思ってますけどね。

人間ドックでの午餐会と日本語検定委員会からのプレゼントと、国語力検定

[2007年09月19日(水) ]

人間ドック続報。

これまで、人間ドックの選択肢としては、2つの施設しかなかった。

1つは、午前中でサクサク終了して弁当食ってハイさよなら、人によっては(バリウム飲んで下剤飲んだあとに、よくできるなー、と、ぼくなどは感心するのだが)、午後から仕事に戻ることもできる施設。

もう1つは、豪華な昼飯とともに2時間ほどの昼食休憩を挟んで、午後にも採尿やら採血やらをし、その後温泉にもつかって、という、丸一日を費やす施設。

自己負担額は、どちらも同じである。せっかち派とゆっくり派で、あるいはその時々の仕事やプライベートの状況に応じて、うまく住み分けがなされていた、というのがこれまでであった。

しかし。聞くところによると、これまでのゆっくり派施設に対して、殴り込み、新規参入を図った施設があるようなのである。同じように、豪華な昼飯、温泉付きをウリにしているそうな。

競争が起きると、サービスは向上する……というわけでもないのだろうが、多少は意識もしているのだろう、ぼくは例年の如く既存のゆっくり派施設を利用したのだが、心なしか、スタッフのみなさんの「いかがですか?」という問いかけ、自分たちのサービスに満足しているかどうかを確認する問いかけが、増えたように感じられた。

さて、その人間ドック施設の昼休みである。

バリウム飲んで下剤を飲んだ後に、お昼ご飯。いつも思うのだが、バリウムを出してから食ったほうが美味いだろうなあ。でも、そんなにすぐには下剤は効かないのである。バリウムでお腹が張ったまま、食うしかないのである。

今回のお品書き。



どーんと出てくる。相変わらずのボリュームである。普通の定食に、おかずだけは3倍ついてくる、と言ったらわかりやすいだろうか。



スタッフに聞いたところ、男性女性で量を変えるなんてことはしていないそうだ。女性でこれ、全部食える人は、あんまりいないだろうなあ。

同室のY君と、



食前酒で乾杯!……で終わりかと思ったら、おやおや、



ランチビールまで。午後も検査があるのに、いいのかよ、とも思ったが、ええいままよとゴクゴク飲み干す。

うーむ、しかしこのビールも効いたな。



この、鶏肉と夏野菜のセイロ蒸しとかいう料理を、ほとんど残す。すいません、まずかったわけじゃないですよ、お腹一杯で食べられなかったんです。

思うに、このおかずの量というのは、少々嫌いなもの、食べられないものがあったとしても、トータルとしては満腹してもらおうという発想、いわば、最大公約数ではなく最小公倍数的発想から出てきたものではないか。

うー苦しい、と、ベッドで30分ほどゴロゴロしていると、「デザートお持ちしましたー」との声が。



ほほう、デザートは去年よりずいぶんレベルアップしましたな。別腹別腹、と残さずいただく。

その後、午後の検査を終え、温泉へ。一応これも、「リラクゼーションプログラム」なる名前がついている。

ふつうのお風呂→サウナ→ジェットバス→サウナ→ふつうのお風呂、で終了。

風呂上りに、



またビールをゴクゴク飲んで、いやー、なんだか健康になった気がします!

そうそう、人間ドックに行っている間、日本語検定委員会(東京書籍検定事業部)から、ものすごく立派な賞状と盾が届いていました。6級の。国語力研究所に飾っておくことにしましょうね。

もう1つお知らせ。昨日(9月18日)発売のプレジデントファミリーという雑誌に、国語力検定の広告を見開きで掲載しています。ぜひご覧になってください。

鎌万水産と大船商店街と6号通り商店街と、国語力検定

[2007年09月18日(火) ]

人間ドック終了。なんか、ぼちぼち健康みたいっす。12日・15日の飲み会を考慮すれば、かなり健康なのかもしれない。去年ぐらいから、打ち合わせの最中、たまにアタマがボーッとする、というか、ガンガンする、というか、ズキズキする、ということがあって、意識が飛びそうになり、「あ、おれ、ダメかも」と思うことがあったのだが、となるとこれは、精神的なものか。繊細だからなあ、おれ。なーんてね。

ただ、「もっとゴハンを食べなさい」と言われる。南風原でカツどん完食ぐらいじゃ、ダメなのか。豚足食ったあとで釜飯ぐらいじゃ、ダメなのか。……そういうピンポイント的な食い方じゃなくて、日常的にもっと食いなさい、ということだな。

さらに、とっても具体的に、「タンパク質、肉だと他の数値が悪い方向に行くかもしんないから、魚と大豆製品をもっと食いなさい」と言われる。確かに、魚を食う頻度は、鎌倉在住時代に比べて減った気がする。鎌倉には、「鎌万水産」というステキなスーパーがあったからなあ。ブリのカマ1パック200円とか、マグロの刺身用をとった後のサク1パック200円とか、タイの頭4つ200円とか。おまけに豆腐はオールウェイズ2パック100円。まあ、これは三島のマックスバリュも同じだけどね。

よし、豆腐か納豆か煮豆か、毎日食うことにしよう。魚屋さんも、探してみるか。魚屋さんと言えば、大船の商店街の魚屋さんも、なかなかステキだった。仕事の帰りに、途中下車して買い物したりしたもんなあ。あ、肉屋さんもステキっす。つまりは、大船の商店街がステキってことで。

学生時代に住んだ、幡ヶ谷(渋谷区)の商店街、6号商店街っつったかな、も、同じような雰囲気あったな。スーパーじゃなくて、肉屋さん・魚屋さん・八百屋さんで、それぞれ買い物する、というような。八百屋さんで、レタス3玉100円、てのを買って、ジン飲みつつ、つまみにレタス1玉食ったこともあったっけ。おまえはバッタか!

話がだいぶ飛んだ。人間ドックである。去年との違いを1つ。先生(お医者さん)が、えらい若くなってるのに、ビックリ! あれは、まだ二十代ではなかろうか。そのせいもあるんだろうが、こっちはオヤジだし、先生、妙に低姿勢である。去年までのように、こちらをからかうような言辞も一切ない。

一緒にドックに行ったY君とも話したが、ああ若いと、心情的には、「この先生、大丈夫かいな」と、つい思ってしまう。よく考えれば、若いほうが、最新の知識・技術には通じており、正確な診立てをしてくれる可能性は高いんだろうが。あ、でも、経験からしか判断できないようなケースも多々あるか。ま、脇をベテランが固めているということで、信頼しましょう!

同行のY君と話したことは、もう1つ。

「おれら、こういうところでも、仕事でも、相手が年下ってケースばっかりになってきたねえ」

やむを得まい。

福沢諭吉と貧乏と教育再生会議と、国語力検定

[2007年09月17日(月) ]

この連休、Z会中学コース会員にはお馴染みのじょにー君は渡嘉敷島へ、同僚A嬢は宮古島へ、それぞれ旅しているのだが、楽しめているだろうか。……無理だろうな。那覇だったら、雨でもそれなりの楽しみ方はできるんだろうが、離島に行っちゃうとなあ。それよりも、無事帰って来られるのか、そっちのほうが心配になってきた。

昨日に引き続き、アウトプット第2弾。マルクス「ヘーゲル法哲学批判序説」(『ユダヤ人問題によせて ヘーゲル法哲学批判序説』岩波文庫)より。

《ラディカルであるとは、事柄を根本において把握することである。》(p85)

機会があって、初めてマルクスの原典を読んだが、難しいねこりゃ。ガンダムに出てくるギレンの演説みたいだし。

ぼくの大学には、ぼくが学生時代、革マル派なるものが健在で(いまでも健在?)、クラスにも1人、熱心に活動しているのがいたが、ということは全学では一定数の活動家がいたんだろうが、彼らのうちのどのくらいが、マルクスの原典を読んで……はいただろうが、どのくらいが、読みこなしていたんだろうか。これが目から鼻に抜けるように理解できる、という人に対しては、素直に尊敬の念を抱きます。

続いて、福沢諭吉『福翁自伝』(岩波文庫)より。

《世間多数の人がややもすれば貧乏で困る、金が不自由だ、無力だ、不如意だ、なんかんと愚痴をこぼすのは、あるいは金を貸して貰いたいというような意味で言うのか、但しは洒落に言うのか、飾りに言うのか、私の眼から見れば何のことだか少しも訳けがわからない、自分の身に金があろうとなかろうと敢えて他人に関係したことでない、自分一身の利害を下らなく人に語るのは独語を言うようなもので、こんな馬鹿げたことはない》(p270〜271)

……カネなくてさー、というのは、言わんことにしよう。確かに、言われたほうにしてみれば、何ともリアクションに困る言葉ではあるな。

さらに続いて、石原千秋『秘伝 大学受験の国語力』(新潮選書)より。これ、引用どころがたくさんあって、後日また引用するが、今回は、昨日との関連で、政治にまつわる箇所を。

《教育再生会議とやらは「無能力教員」の排除にも熱心らしい。(中略)学校教育に当然かけるべき国家予算を惜しんでおきながら、そのために起きた問題の付けを「無能力教員」排除にすり替える論法に、教育再生会議の委員は荷担していることになる。こういう人々に、日本の教育について語る資格はない。/もっとも最近は「子守歌を歌え」などというバカげた「提言」が相次ぎ「お笑い教育再生会議」の様相を呈して来たから、ほどなく「拙速強行採決総理」の率いる安倍政権とともに消え去って、文字通り「昔、あんな人たちがいたね」と笑い話で終わることだろう。(中略)/いわゆる「教育三法」の拙速採決もひどかった。(中略)この教育三法の成立を見て、優秀な学生の一部は教職に就くことを回避し始めている。景気が好くなればこの傾向はますます強まるだろう。安倍晋三は、日本の教育を破壊した総理として歴史に名を残すことになるはずだ。》(p62〜63)

どんな形であれ、歴史に名を残すことができれば……ってこともないか。

いや、へええと思ったのは、この本が、今年の6月に書かれていること。発行は、7月末。それから、二ヶ月もたたずに、ホントに安倍政権が終わるとは、石原さん、想像してらしたんだろうか。未来が見えるんだろうか。いわゆるニュータイプなんだろうか。

また、教育改革って、短い任期の中でも、安倍さんがおそらく実績として数え上げるものだろう、というふうに思っていたが、なるほどこういう真逆の見方もあるのか、ということ。

教員免許の更新、どうしようかなー、ぐらいしか考えてなかったもんな。実際に教職には就いてない人に対しては、国は、「講習っつってもタダでできるわけじゃないんだから、そういう連中は来んなよ」という思いなんだろうが、そこをあえてイジワルして、更新のための講習に出てやろうかなー、とか。おお、先生方がたくさん集まる場なら、国語力検定の普及活動ができるではないか!とか。

さて、明日は人間ドックだ。サウナで汗かいて温泉につかってビール飲んで帰るか。……冗談ではなく、そういうことのできる病院なんですよ。ふふふ。

赤城元大臣のバンソウコウとヴェーバーと、国語力検定

[2007年09月16日(日) ]

沖縄修学旅行……じゃなくて、出張から帰ってきて、先週何をしていたか。仕事である。激しく仕事である。あと2週間激しく働いて、10月1日の第2回国語力検定申し込み受付開始とともに、少しく夏休みでもとろうかと思っているが、さてどうなるか。

激しく仕事、と言いつつ、12日と15日夜は激しく飲んで、そのため、先週の記憶は飛んでしまっている。はて、何をしたんだっけか。手紙書いてメール書いて原稿書いて会議で書記やって、ぐらいは覚えているのだが。

昨日は東京で国語力検定テキスト第2弾の仕込み的仕事、そのあと飲み。早稲田と馬場の中間あたりの香港料理店。デザート直前にスープが出てきたような気がするが、それが香港流儀なのか? 馬場の駅近くで2次会。学生さんが多い町は、活気があるね。おまいらちゃんと勉強してんのか?という思いも、片一方ではあったはあったが。

早稲田から馬場へ流れる途中で、昔ながらの銭湯がまだ残っていたのにも感動。でも今、銭湯って、430円もするんだね。貧乏学生には、ちとつらいかも。

その仕事の中で、赤城元大臣の官僚時代の同僚から聞いた話だが、あのバンソウコウは、ホントに吹き出物だそうだ。彼は、官僚時代から、プレッシャーがかかると吹き出物が出た由。ふーん。以前、このブログで推測したバンソウコウの原因は、邪推だったか。

国語力検定テキスト第2弾の仕込み的仕事」のためにインプットしたことを、メモ代わりも兼ねてアウトプットしておこう。

マックス・ヴェーバー『職業としての政治』(岩波文庫)より。

いや、その時代と、変わらんのだなあ、と思って。

《これ(=最も近代的な政党組織)を生み出したのは民主制、普通選挙制、大衆獲得と大衆組織の必要、指導における最高度の統一性ときわめて厳しい党規律の発達である。(中略)もちろん実際に権力を握っているのは、経営の内部で継続的に仕事をしているものか、でなければ(中略)政党経営の根っこのところを金銭や人事の面で抑えている人間たちである。決定的なのは(中略)この装置を操縦する人間が、現職議員に挑戦して、自分の意思をかなり大幅に押しつけることができるという点である。そしてこのことは、党指導者の選択に対して特別に重要な意味をもつ。(中略)時には議会を無視しても指導者になれるからである。(中略)党員、とくに党職員や党企業家たちは、指導者の勝利から個人的な報酬――官職やその他の利益――を期待する。その際、指導者から、であって、個々の議員からではない、少なくとも個々の議員からだけではない、という点が重要である。彼らがとりわけ期待するのは、選挙戦における指導者個人のデマゴーグ的効果が党に得票と議席を、したがって権力をもたらし、その結果として自分たちの望んだ報酬を手に入れるチャンスが最大限に広がることである。》(p54〜55)

次の自民党総裁は、誰の、どういう思惑で決まるのか、というところですな。

以下のくだりも、おもしろかった。

《今日イギリスの国会議員は、二、三の閣僚(と若干の奇人)を除いて、一般に訓練の行き届いたイエス・マンに過ぎなくなっている。ドイツの国会では、自分の議席の机でせめて私用の手紙でも書いて、お国のために働いているようなふりだけはしたものである。こんなジェスチュアはイギリスでは無用である。議員は投票だけして党を裏切らなければよい。》(p61)

これが、19世紀末〜20世紀初頭の状況。さて、振り返って、現代の日本はどうなのか。

沖縄と東京との物価比較と、南風原のおじいちゃんと、国語力検定

[2007年09月14日(金) ]

昨日書いた、沖縄の居酒屋、「ぱいかじ」。

9月6日のレシートがあったので、東京の支店と値段を比較してみる。
量が違う、という場合もあるのかもしれないが、
とりあえず同じ品名のものを、単純に比較。

神泉古酒:沖縄5850円、東京7000円
ラフティー:沖縄680円、東京980円
ジーマーミー豆腐:沖縄380円、東京580円
ゴーヤーチャンプルー:沖縄500円、東京850円
どぅるてん:沖縄530円、東京850円
グルクン唐揚げ:沖縄580円、東京1450円!
ブルーシールアイス3点盛:沖縄380円、東京600円

……こんな感じである。

かなり違うね、やっぱり。地代や人件費や輸送費などなど、大変なんだろうね。

それを考えると、全国一律の値段でやってるファストフード、
大したもんだ。全国、という括りで見て、利益が出ればよし、
というふうにしているんだろうか。

ぼくは、たまーに、銀座のマックとかで、「100円バーガー2個」、
なんていう注文をしたりするんだが、ひょっとしたら、店長さんに、
「テメーなんか来んなよ!」と思われているのかもしれない。
スマヌスマヌ。と、chikurin先生の真似。

とか何とか書いていると、同僚A嬢の妹さんから、
新宿の「ぱいかじ」に行きました!というお便りが。

ふふ、どうよ、「ぱいかじ」本店。
本店でも、サンシン持ったアンチャンが、
テーブルまで生演奏しに来てくれるよ。
(オススメ本は、ちいと待て!)


さて。沖縄出張……のうちの、修学旅行部分のメインイベント。

高文研の『沖縄修学旅行』新版に、南風原の陸軍病院壕跡が、
2007年に一般公開予定、と書かれていたので、いろいろ調べてみると、
今年の6月18日から一般公開されていることがわかった。

これは、行かずばなるまい。

ということで、国語力検定営業活動の合間をぬって、訪問することに。

完全予約制なので、南風原文化センターというところに、予約の電話を入れる。
幸い、営業活動の合間の時間に、予約を入れることができた。

まずは、南風原文化センターで、事前学習をする。



コンパクトながら、なかなか内容の濃い展示がしてある。



上は、これから見学する、陸軍病院20号壕の、当時の様子を再現したもの。
展示されている人形が、すべて黒ののっぺらぼうで、
それがかえって、何とも言えない。

2階には、壕跡から掘り出された様々なものが、未分類のまま、
大量に保管されている。これから整理、なのだろう。



これは、2階への階段の踊り場に設置してある、
当時の陸軍病院壕をモチーフにした彫刻。

センターのロビーでは、大学生と思しき男女が、
平和学習について、熱心に話し合っておられました。

さて、南風原文化センターを出て、いよいよ、
20号壕跡に向かう。

入り口にある説明を読んでから、



壕に入る。



ガイドをしてくれたのは、沖縄戦当時、
小学生だったという、地元のおじいさん。

米軍上陸の直前に、北部へ避難したため、
なんとか生き延びることができたそうだ。

避難するかどうか迷っているうちに、
米軍上陸を迎えてしまった近所の人たちは、
かなりの確率でやられた、とおっしゃっていた。

戦争が終わって南風原に戻ったあと、
この20号壕のある山が遊び場だったのだが、
まだ骸骨がごろごろしていたそうな。

壕に入る前、入り口で合掌していらっしゃたのが、
印象的であった。



木製の、焼けた支柱が残っている。
火炎放射器攻撃を受けたのでは、
ということであった。



他壕へ通じる通路も残っているが、
内部は崩落してしまっている。

しかし、狭い。そして当然ながら、暗い。
この狭い通路の片側に2段ベッド置いて、
ということだからなあ。たまらんだろうなあ。

見学は1回につき10名まで、所要時間は30分ほど、
懐中電灯・ヘルメットは貸してくれる(見学料300円に込み)ので、
壕は初めて、という人によいのではないか、と思った。

ただし、革靴は避けたほうがよい。せめてスニーカーで。
床は濡れた泥なので、革靴だとすべるよ。

プレミアム神泉とてだこそばと、国語力検定

[2007年09月13日(木) ]

日本相撲協会の北の湖理事長、昨日の件の処分を撤回したそうですね。でも、新聞で読む限り、「評論家には取材証はやらない」という主張は変えてないようで。

ちょうど、というか、たまたま、というか、マックス・ウェーバーの『職業としての政治』を読んでいる。なかなかおもしろい。

昨日辞意を表明した安倍首相、「オマエらが辞めろ辞めろ言うから辞めることにしたのに、いざ辞めようとすると、『辞めるなんて無責任だ!』かよ。オレにどうしろっつーんだよ」という気持ちなんではないだろうか。

さて、9月6日夜、沖縄・新都心。

「ぱいかじ」という、東京にも支店がある、とってもキレイな居酒屋へ行く。観光客ももちろん行くお店だが、地元の人にも結構好評らしい。前夜一緒に飲んだO先生も、「ぱいかじ、おすすめだよ」とおっしゃっていた。

今夜も泡盛でしょ、ということで、泡盛をボトルで頼むことに。どれにするかなー、まあ、飲むのはほとんどおれ1人だから、安いやつにしとくか、ということで1500円(安!)の神泉という泡盛をオーダーする。

きたきた、来ましたよ。



グラスがまた、雰囲気あるじゃないですか!

泡盛1水1で割って、一口。

ん? この泡盛、メチャクチャ美味くねー? いつもスーパーで買うやつと、全然味違うぞ。土産物屋で、試飲させてくれる泡盛が、この味に近かったような。

……と思って、マジマジとボトルを見る。



うん、神泉は神泉だ。あれ? でも、アルコール度数43度ってあるぞ? あらら、もっとよく見ると、「古酒」なんて書いてあるぞ?

アルバイト君、間違えやがったな。メニューを見ると、このプレミアム神泉、なんと5850円もするではないか! おいおい! これ1500円にしとかんかい!と、激しくクレームをつけようと思ったが……というのはウソです。いや、クレームつけられなくもないんだろうけど、あまりに美味かったので、これはこれでよしとしよう、という気持ちになったわけです。へー、やっぱ高い泡盛は美味いわ、という感じで。

その高い泡盛を激しく飲みながら、沖縄料理をバクバク食らい、シメにポロポロジューシーとブルーシールアイス3点盛りまでつけて、3人で14000円ぐらい。うん、雰囲気も良いし、リーズナブルなお店だ。今度東京の支店も行ってみようっと。
(→東京の支店のメニューをさっき見ましたが、平均して、沖縄のお店の1.5倍くらいの値段がついているような印象を受けました。東京でああいうふうに飲み食いしたら、2万円以上したってことか。だとすると、そーんなにリーズナブルってわけでもないな、東京のお店は。)

翌9月7日。

午前中は激しく仕事。国語力検定の営業。

で、昼は、M先生おすすめの沖縄そば屋へ行く。



ここです。M先生は、



冷やしよもぎそば。まあ、これはわかる。しかし、同行のN君が頼んだのは、「タコスそば」なる、際物的メニュー。



沖縄そばのメンの上に、レタスやらチーズやらが乗っかっています。これ、沖縄そばじゃないだろ。何もここで、わざわざそんなもん食わんでもよかろうに。

ぼくは、ノーマルに、



沖縄そば。これが美味い! 今まで食べた沖縄そばの中で、ベストじゃないかな。宮古島にも、丸吉食堂という、宮古へ行けば必ず寄るそば屋があるが、この「てだこそば」も、沖縄本島へ行った際には、必ず寄る店とすることにしよう。とにかくメンが絶品。(中)にしたんだけど、(大)にすればよかったな。次は、ソーキそばと100円のお稲荷さんのセットにするか。

というわけで、非常に満足しつつ、沖縄ツアー終了。

M先生に、お土産をいただきました。



知る人ぞ知る、幻の泡盛、「泡波」。

それと、これは、某店で自ら購入した、



ドラゴンフルーツ、3コで158円。安いでしょ?

みんながそこに行っちゃうと、観光施設の人に迷惑がかかるので、どこで購入したかはヒミツ。

日本相撲協会とカツどんと、国語力検定

[2007年09月12日(水) ]

今朝の朝日新聞を見ると、《相撲協会/元アナの取材証没収/朝青龍問題で「批判した」》という見出しが。なになに、まだ朝青龍問題かよ、と思って記事を読むと、「朝青龍を」批判した、ではなく、「日本相撲協会を」批判した、という話らしい。

ほほう、批判の矛先が、微妙に変わってきたか。

日本相撲協会を批判した、と名指しされたのは、杉山さんという元アナウンサー氏。ワイドショーに(おそらくコメンテーターとして)出演した際の行動を、相撲協会に咎められたようだ。記事を引用しておく。

《北の湖理事長は「『朝青龍の処分を決めるのに弁護士など外部の人間をいれた方がよかった』とする他の出演者の発言に杉山さんが同調するようにうなずいた。協会批判だ」とし、「番組で相撲評論家の肩書を使っていた。取材記者でないなら取材証はいらないはず」などとして没収したとしている。》

このロジックを、どう評価するか。読者のみなさんに判断を委ねたいと思います。おそらく、朝日の記者氏も、そのつもりで書いたんではないかな。なお、ぼく自身は、「はっはっは!」と声を出して笑ってしまいました。一方で、理事長、大丈夫かいな、とも。ぼくは輪島ファンだったんだけど、北の湖も北の湖で好きだったんだけどなあ。まさに「憎らしいほど強い」ってところが。

さて、9月6日、沖縄。

浦添市・那覇市・南風原町をクルマでグルグル回り、仕事をテキパキこなしていく。うん、よく働いたっと。

では、昼飯でも食うか、と、寄った食堂が、南風原町役場横の、ラーメン屋というか大衆食堂。



ここは、まさに地元の人向けの食堂である。



「スタミナそば」というのも気になったのだが、沖縄の大衆食堂では、やはり一度はカツどんを食わねばなるまい、ということで、カツどんをオーダー。



でかいよ、これ。那覇港近くの波浮食堂ほどではないが、でも、女性に完食は難しいのではないか。メニューに「カツどん大600円、カツどん小300円」とあったのも、むべなるかな。もちろんこれは大ね。

薄めの味つけ、タマゴに完全に火が通っている、という難点もあり、具がなくなってご飯だけがまだふつうの茶碗一杯分ぐらい残っている、という事態に陥ったのだが、付いていたスープで無理やり流し込み、



見事完食! ……そういえば、オシンコぐらい付いててもよかったよな。

ところで、この食堂で、客のおっちゃんが、「相撲協会、絶対朝青龍クビにできないよ、できるわけないさー、クビになんかしたら、朝青龍、八百長してたって言っちゃうからさ!」と、店のオヤジさん相手に、激しく語っておりました。

なるほどー、そういう見方もあるのか。……って、日本相撲協会さん、これ、「ぼくの」見方じゃなくて、ぼくが「巷で耳にした」見方ですからね。ぼくを訴えないでくださいよ。

それよりも、日本相撲協会さん、力士のみなさんに、国語力検定団体受検はいかがですか? 国技館で国語力検定。なかなかいいと思うんですが。ご連絡お待ちしております。

明日は、9月6日夜と9月7日昼と、お土産編。明後日が、沖縄修学旅行メインイベント編。 

沖縄の夜のお仕事と、国語力検定

[2007年09月11日(火) ]

9月5日夜、沖縄。

仕事も終わり、だけどさらに夜のお仕事ということで、地元の私立一貫校のO先生と飲みに行く。

沖縄の人は、宵っ張りだと聞く。昼間は暑いから、自然と、比較的涼しい夜に活動時間がシフトするのであろう。

したがって、我々の場合、飲みに行く、というと、晩飯も兼ねていきなり飲み屋、というのが一般的だが、沖縄の人の場合、まず晩飯を自宅でふつうに食べて、しかる後に、9時頃から外へ飲みに行く、というパターンが多いという。

というわけで、我々も、まずはしっかり晩飯を食おう、ということに相成った。

O先生が学生時代によく通ったという、国際通りから平和通りに入ったところにある食堂へいく。



こういうところである。

同行のN君はAランチを(何時だろうがランチを食えるんですよ)、ぼくとO先生は、



ソーキ煮つけ定食を注文する。ついてくる汁物は、中味汁。

店構えは、一見、地元客相手の大衆食堂風である。O先生が学生のころは、まさしくそうだったのであろう。しかし、お客さんの大半は観光客、お店側もまた、観光客相手にシフトしているように思われた。

なぜそう思ったか。この定食を、かるーく完食できたからである。もちろん、美味しかったから、というのもあるが。地元客相手だと、もっと量がないと淘汰されるだろうね。

O先生いわく、国際通りは土産物屋ばっかりになったため、地元の人はあまり来なくなった、とのこと。地元の人は、いわゆる新都心に流れてしまっているらしい。サンエー那覇メインプレイス店には、巨大な無料駐車場があるもんなあ。

さて、晩飯をすませたあと、国際通りに出て、行き当たりばったりで居酒屋へ入る。ここも、観光客で一杯であった(夜10時を過ぎて、観光客がいなくなったころ、地元サラリーマンらしき人が、ぽつぽつ入ってはきたが)。

O先生、地元の人ならではの軽口を、店のおばちゃん相手に叩いていらっしゃる。

「泡盛2合ね、2合だけど、ほら、伝票には1合って書いてね!」
「……おにいちゃん、沖縄?」
「沖縄さあ」
「沖縄の、どこね?」
「浦添」

なんていう会話を聞きながら、



泡盛を飲む。付き出しは、ゆし豆腐。

そうそう、珍しいものを食べました。



これは、グルクンの姿造り。三島沼津あたりだと、アジをこういうふうに下ろして出すが、そのグルクン版。グルクンといえば、から揚げしか食べたことなかったからね。へー、刺身で食べられるんだー、という感じであった。これがまた、なかなかの美味。

それから、



豆腐ようをチビチビつまみながら、泡盛を激しく激しく飲み、国語力および教育について熱く語り合い、沖縄の夜は更けてゆくのでありました。



近々、ハッピーなことがあるというO先生です。強いね、やっぱ地元の人は。(続く)

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